俺の嫁?黒ずくめの二刀流剣士の子ですけどなにか?   作:シャラシャラン

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書いてくれて本当にうれしいです!

そんなうれしいことしてくれると、更新スピードが上がるかもよ?(期待の眼差し)




第二話 原作はじめ!

 

 

 

 

「やっとここまで来たか」

 

俺は携帯のカレンダーを見る。

 

 

なんと……

なんと今日こそがソードアート・オンラインの開始日なのだ。

 

 

今まで赤ちゃんからスタートして小学生になり、

中学になってからゲーム一筋で他の女子から告白されても断ってきたほどだ。

 

ん?うらやましい?

さすがに回数が30回超えたあたりからもう、めんどくさくなってきたよ。

モテ季ってこんなに疲れるイベントなのか?もうちょっと嬉しい事かと思ったかが……

 

そんな時携帯がなった。

スマートフォンの画面に映し出される名前。

かけてきたのは、和菜だった。

 

ああ、そうだこの子の説明をしなければ。

この女子の名前は桐ケ谷和菜だ。

 

誰だって?。

名字を見るとわかるだろあのキリトなんだよね。

俺はすごく驚いた、だって本来原作では男の子であるはずのキリトが女の子なんだもん。

ちなみに容姿は黒のロングストレートだ。むっちゃ美人。かっこいいし、可愛い。

 

通話ボタンを押し電話に出る。

 

「もしもし?」

『も、もしもし?和菜だけど』

「ああ、SAOの事だろ?」

『そう!一緒に遊ぼうよ!名前は一緒にするつもりなの?』

「うんカゼキでいくよ」

『じゃあ私もキリナでいくからひろばで会おうよ!』

「オッケーそれじゃあ、5分後」

『うん!じゃあね!』

 

電話を切る。

この様に本当に可愛い子なのだ。

ふつうの女子中学生なのだ。

 

これ原作通りに進むのか?

もう性別が違うけど。

 

壁にかけてある時計を見る。

もうすぐ始まるのか、あのデスゲームが。

 

俺はそのようなことをあらかじめ知っているが、

何もしなかった。原作が始まるまではもちろん事案は腐るほどあった。だが特にこれといって何もしなかった。茅場に会ってSAOをどうこうするとかもなかった。特にイベントがあったといえば和菜に会ったぐらいか。

 

「もうそろそろか」

 

ベッドに横になり、無心にナーヴギアを被った。

そしてつぶやく。

 

「リンク・スタート!!」

 

 

・言語設定。

・身体チェック。

などを終える。

 

名前はカゼキにする。

 

ああ、そうだった俺の名前は風鳴一輝。

それをもじってカゼキだ。

キリナも同じだ。

 

設定が終わり青色の光に包まれる。

目を開けるとそこは素晴らしいほど美しい世界だった。

βテストの時に腐るほど見たこの街の風景。

 

「ただいま」

 

俺はβテスターだったのでそう言う。

広場には次々とプレイヤーがログインしてきたので同じ光が点々と出てきた。

 

「カゼキ!」

「おお、キリナか」

 

長い艶のある黒髪に現実よりかちょっと背が高いアバターだ。

俺は長身の黒髪なナイスガイなのだが。

 

「やっぱ現実と違うな!」

「そ、そうだね。私もこんな感じになるとは」

 

キリナは自分の顔と体中を触る。

主に胸を、現実の彼女はまだ発展途中だからな……

と言っても現実の彼女は全て平均よりちょっと上である。

そこまで気にするほどのことなのかどうか。男の俺にはわからない。

 

「ま、まぁ俺もこんな感じになるとは思わなかったよ。こっちの顔はイケメンすぎるだろ」

「リアルの方が断然かっこいいと思うよ?」

 

キリナにそんな事を言われるが自信がない。

(※オリ主はテライケメンです)

 

「よっしゃ武器買いに行こうか」

「うん、私は片手剣だよ」

「βのときと一緒か、なら俺は槍だな」

 

スキルスロットに槍を入れる。

もう一つ空いているが、今は放置だ。

 

「それじゃ、さっそくレベル上げだな」

「どっか籠る?」

「しばらくは無しだな」

 

いきなり無茶するわけにはいかないしな。

俺はキリナの手を引き路地裏を抜けさっそく街からでて露店へと向かう。

道中で武器だけを買い門を出る。

 

 

 

ん?

 

 

 

あるぅえぇ?

クラインのイベントは?

ま、いっか。

 

クラインなんてどうでもいいんだ!

今はこの美少女キリナちゃんと一緒に今を楽しむぜ!

 

いや、なんか死亡フラッグっぽいな。

 

「よっしゃじゃあ、しばらく狩るか」

「うんそうだね!!」

 

目をキラキラさせ。

手を握り返してくる美少女。

 

ああ駄目だ。

キリナが可愛いすぎる。

ちょっとくらっときたかな。

 

「よっしゃ、がんばろうか」

 

このSAOに鼻血が存在しなくてよかった。

これは悩殺ものだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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