赤龍帝の幼なじみ達   作:THIS

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 本日最後の投稿です。

 短いですが本編のエピローグ。そして…次話の予告も兼ねています。

 
 ポルムさんが目立ち過ぎたかもしれませんね。


 ではどうぞ!!


エピローグ

SIDE ほむら

 

「・・・なん・・・だと。」

 

 あの後こっそり組織に戻った時、ぼろぼろのエルたちは闇の神へと報告をしていた。

 

 その手は震えている。

 

「あいつに手を出すのは危険です!!」

 

「もはやアギトの枠すら超えた存在。」

 

「挑んだら最後…間違いなく滅ぼされます。」

 

 闇の神は彼らの後ろにいる黒いモノリス――管制者を見る。

 

「あいつにはもう…関わりたくない。神である我が存在そのものの消滅の危機に瀕した。」

 

「・・・・・・。」

 

 あいつに手を出した。

 

 そう・・・まどかの息子―――兵藤 一誠。

 

「確かにあれは化け物ね。あれを封印できたのはもはや奇跡よ。」

 

 まさかおっぱいだなんて・・・。

 

 おっぱい・・・。

 

 私は自分の胸を触るが…悲しくなってすぐにやめた。

 

『・・・・・・・。』

 

 それをじっと見ている水のエルと闇の神共。

 

「…そう…あなたたち死にたいの。」

 

「まっ、まて!!話せば分かる!!」

 

 そうね、話せば分かり合えるかな?

 

「そうだ。いくらあのおっぱいというふざけた奇跡を見て、自分のおっぱいを見て空しくなっても我らは・・・ハッっ!?」

 

『バっ…馬鹿!!余計な事を!!』

 

「・・・そう。死にたいのね。」

 

 水のエルの失言に、私は大量の爆弾を召還。

 

「逝ってきなさい。」

 

『ぎゃああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

 背後で大爆発が起こるの振り向きもせずに私は歩き出す。

 

 私の目的は達した。

 

 まどかを見つけた。

 

 もう…神としての力を取り戻し、戦いに無縁な生活を送ることは不可能になっている。

 

 それでも幸せに暮らしている。

 

 それは本当に良かった。

 

 幸せそうな家庭。

 

「・・・ほむら?会いに行くのか?」

 

 傍らにいるオーフィスを撫でながら私は頷く。

 

「ええ。そしてそろそろ潮時ね。私も・・・。」

 

「なら・・・我を慕う者達も一緒に連れていきたい。」

 

 オーフィスを大切に思っている者達はこの組織にも多い。

 

 あの子達も確かに連れて行きたいわね。

 

「・・・まずはまどかに会わないと、まどかを幸せにして子持ちにしたあの人とじっくりと話し合いたいしね!!」

 

 まずは近いうちにまた会いに行かないといけないようだ。

 

「それに興味あるわ。まどかの息子・・・一誠にも。」

 

 これからのことを考えるためにも、まずは会いに行く必要がある。

 

 そう私は考えていた。

 

 

 

SIDE ポルム。

 

「これより・・・判決を言い渡す。」

 

 なんでこうなった?

 

 殴られ気を失っていた余は目が覚めると。十字架に貼り付けにされ、突っ立っていた。

 

「ちょっと待て!!何がなにやら!?」

 

「罪状は・・・・・・。」

 

 なんでいきなり裁判になって余は裁かれている!?

 

 裁判長は…キリエ殿だ。

 

「あなたの罪状は大変罪深いです。何しろ、こんなに良い子達の心をとっかえひっかえ奪いまくっているのですから!!」

 

『・・・・・・・。』

 

 横を見ると・・・ああ・・・あいつらがいる。

 

「状況を整理すると・・・全て話したな?」

 

「この世界では手を出していないのが分かって安心はしたけどね。」

 

 ヒュミナ達はどうやら事情説明をしたらしい。余が気を失っている間に。

 

「いや~父さん達の仲間の娘さんに会えるなんて大変光栄だったよ。」

 

 貼り付けにされた余の隣でサイガはうんうんと頷く。

 

「こっちも、ポルムが本来の目的を達成していたことにはびっくりよ。まあ・・・この世界で永住するつもりだったという点において、色々とお話ししたいところだけど?」

 

 どうやらかなり情報の整頓が行われたらしい。

 

「あの時話してくれたおかげでねえ。スムーズに話は進んだよ。」

 

 ハルトの奴が笑う。

 

「・・・・・・・。」

 

 ある意味幸いだったと言うことなのだろうか。

 

「…それで、どうしてお主達はここにいる?あの時死んだはずでは・・・。」

 

「あんたが残してくれた遺産のおかげで復活したのよ!!こんなおまけつきで!!」

 

 チェルシーの頬に走るステンドグラス状の文様。

 

「・・・・・・なんでファンガイア化している。おまけにその傍にいるのって・・・。」

 

「・・・失われしオリジン・キバの鎧。適合者が現れるなんてびっくりだよ。」

 

 渡殿が感心しているが、余もこればかりは訳が分からぬぞ。

 

「私はまあ・・・これのおかげ?」

 

 シェーレの腰には・・・アマダムのついているベルト。リバースドールに仕込んでいたやつが・・・。

 

「・・・そうか。救えたのか。」

 

 それを見て余は救えなかったと後悔していた二人を助けることが出来ていた事を悟る。

 

「良かった。まあ…人外にしてしまったのはすまないな。」

 

「別にいいわよ。感謝こそすれ、人でなくなったのは暗殺者として人を殺し続けた罰だと思っている。」

 

「生き返ったおかげで、革命には成功しましたよ。」

 

「当然私も手伝ったけど。」

 

「・・・お前、あの世界で暴れたのか。」

 

 こうして余は状況を整頓していく。

 

「それでリース。お前、国はどうした?まさか・・・。」

 

「ええ、弟に託しました。そうできるように憂いは全てなくしましたので。」

 

「…一国の王女様のハートを奪った罪が追加された瞬間だけどね。」

 

「・・・・・・。」

 

 あいつまで追いかけてくるなんて想定外もいいところだぞ。

 

「さて・・・次は私だな。この世界は凄いよな・・・。なんでダークサムスやゼーベス星人達がいて、一緒に仲良く暮らしているものそうだが・・・。」

 

 彼女の後ろに・・・あっ・・・ベビーが・・・。

 

「なんでベビーがいるのかな?」

 

「あっ・・・いや~・・・。」

 

 そして、サムスは余に掴みかかる。

 

「お前はいつもそうだ!!なんで私のために自分を犠牲にする!!私があれで喜ぶと思ったか!!?」

 

 涙を流して

 

 あいつが涙を見せるのは二度目だ。

 

 一度目は、あの最終決戦の時。

 

「…だから追いかけてきたの?」

 

「ああ!!悪いか!!そう思ったらスペースシップに次元渡航機能が発動してな。お前を追いかけ始めたということだ。初めに着いた世界でヒュミナと出会ったのが幸運だったな。」

 

「…それでヒュミナ、お前に渡したコンパスを使って余を追いかけたと言うことか。」

 

「ええ。流石にどうしてこうなったか分かった?」

 

 まさかスターシップに自己進化機能を付け、一つだけ新たな機能をつけれると設定したら、サムスの無念を察して並行世界へ渡る機能を・・・。

 

 それにヒュミナのコンパス。あの二つが加わると余を追いかけることは可能だわ。それで余の後を追う形で並行世界の旅をした為に、あの三人と合流してしまったと。

 

「それでこの狐耳の人は誰?」

 

「ある世界で聖杯戦争に参加して、そのとき召喚したのが縁で。だが、お前はどうやってここに・・・って!?」

 

 タマモの尻尾は九本になっている。

 

「・・・強引に世界の壁をぶち破ってきたのか。」

 

「はい。」

 

「単独で存在できるように魔力を生成するようにしたのが仇となったか。」

 

 余は余計なことをしてしまったことに頭を抱える。

 

「本来なら尻尾を切り離すところでしたが…流石に何が起こるのか分からないのでこのままでやってきました。どうやらそれが正解だったみたいですが。」

 

 日本三大化生の一人の力ならそうだな。

 

 この世界でも十分通用するだろうよ。

 

「それでアルトリアはどうして?」

 

「何って・・・一緒に旅した時に言いましたよね?やるべきことを終えたら、来世ではあなたと共にいるって。マーリンには感謝しないと。転生できる方法を探してくれたのだから。」

 

「・・・そうか。王としての務めは自らの死と共に終えたか。しかし転生とは・・・。」

 

「私も同じです。もっとも、自ら編み出しましたけど。」

 

 メディア・・・お前もか。

 

 この二人は本来進むはずだった歴史を余と出会ったことで変わってしまった者達だ。

 

 アルトリアは女であることを隠す必要をなくした。その結果修行の旅では騎士姫と呼ばれることになった。

 

 旅に付いて行ったが、人助けと言う名のトラブルに巻き込まれ続けた波乱万丈の旅だったぞ。マーリン殿とは良い交流になったが。

 

 メディアは・・・うん。あの男を抹殺したからのう・・・。

 

 呪いはこちらで解除したし。

 

 文句言ってきた神にはこちらが秘かに出向いてよく言って聞かせたから、どうやら幸せな一生を過ごしたようだな。

 

「あなたのおかげで私は裏切りの魔女ではなく、あの世界で巫女のままで過ごせました。まあ、あなたに魔女と呼ばれる経緯を追体験させられましたけどね。そのお礼のために私は転生と第二魔法の研究をさせてもらいました。その成果が今の私です。」

 

 確かにあいつらにはこちらも勉強になった。それ故に転生という概念とその手掛かりは教えたが・・・。

 

 転生した上で、追いかけてくるなんて想定外すぎる。

 

 その結果、こちらが体験した世界とは違うIFの二人が生まれた。

 

 二人とも…リリィと呼ばれる存在だ。

 

 余がもたらした可能性の二人。

 

 正史と違う二人を生み出してしまったのは間違いなく余のせいである。

 

「いや~ポルム。お前って凄い奴だったわけだな。」

 

 いや、余の隣で相方であるサイガが素晴らしい笑みを浮かべている。

 

「お前が前にセラさん達の責任を取らすために、色々と策を弄してくれたよな?結果としてこっちは良い感じになったわけだど、肝心のお前自身は放置しておいたわけだ。」

 

「あっ・・・いっ、いやな。」

 

 サイガ…まさかあの時嵌めたことをまだ根にもっているのか?!

 

「フフフ、僕達を助けるためにあえて反故にしてきたのは分かっている。」

 

「ええ、十分にね。でもその件はすでに解決済。もうポルム君の憂いは一切ないわけだ。」

 

 祐斗と良太郎もまた素晴らしい笑顔!?

 

「本当にごめんなさい。私達の所為で大変な迷惑を。」

 

「いえいえ。」

 

「助けたい人がいるというのは素敵なことですよ。その目的はもう達成されたみたいですし。」

 

 ユウナがこちらを見る。

 

「安心してください。私達があいつにしっかりと責任を取らせます!!」

 

「ちょっ!?」

 

 いきなり何を言い出す・・・って。

 

『・・・・・・・・・。』

 

 うん。反論したくても、こちらの身内の女子達の視線が大変痛いです。

 

 有無は言わせないようだ。

 

「いや~同志。」

 

 匙と仁藤がやってくる。

 

「お前さ…本当にイッセーの同志だな。」

 

「本当だぜ・・・。」

 

 二人は素晴らしい笑みを後に・・・

 

『てめえ、とんでもないハーレム野郎だったんだな。この馬鹿野郎!!』

 

 ハーレム野郎って言いますか。

 

 あっ・・・でも確かにそうだわ。

 

「安心しな。俺達もしっかりと監督する。」

 

「逃がすことはしない。」

 

 ネロとヴァ―リまでもが俺の隣で賛同してる。

 

「・・・アーシア。もしかして、これは予知していた?」

 

「はい。あえて言いませんでしたけど。」

 

 アーシア。君って子は・・・。

 

「だって可哀想じゃないですか。」

 

『うん。』

 

「私もそう思います。」

 

 まっ・・・まどかさんまで!?

 

「あなたはこの子達を泣かせました。それだけで大変大きな罪です!!」

 

 まいったのう。

 

「お主達の覚悟は…本物だろうな、やれやれ・・・。」

 

 余は覚悟することにした。

 

「降参だ。」

 

 白旗を上げることに。

 

「お主達の思い、受け入れる。だが、余はすでに悪魔として永遠に近い寿命を得た。お主達と共にいるためには・・・。」

 

「その点は安心したまえ。」

 

 サーゼクス様達がやってきただと!?

 

「特例とは言わない。だが、今回の件を鎮めた恩恵として満場一致で君に贈られるものだ。」

 

 それはチェスの駒。

 

「…味な真似をしてくれる。」

 

 それが何か分からぬ余ではない。

 

 余は皆の手際の良さに呆れ果てることしかできなかった。

 

「・・・んん?そして、この裁判に我が同志の姿がないな。」

 

 同志とは・・・もちろんイッセーのことだ。

 

 ハーレムという意味でも同志となってしまったのだ。

 

 彼とは更に絆を深めたい。

 

 命を賭けるに値するほどのな。

 

 あいつはまだ・・・。

 

 その発言で皆が押し黙ったことで分かってしまった。

 

 どうもテンションがおかしいと思った。

 

 どこか・・・無理していたような・・・。

 

「…まだ目覚めていないのか?」

 

 余は拘束を自力で解く。

 

 その点に皆は何も驚いてはいない。その気になればこの程度の拘束など抜け出せる。

 

「案内してくれ。あと容体も。」

 

「・・・えっ?」

 

「あやつは余の恩人にもなる人だぞ。この世界で得た大切な友。その身を案じないわけがないだろうが!!」

 

 余は久々に怒鳴ってしまった。

 

「…そんなに凄い人なの?」

 

 ヒュミナはそんな余に問いかける。

 

「ああ。あやつこそ神にふさわしい。余がそうが思うほどの漢だ。」

 

 余はイッセーのもとに駆け寄る。

 

 イッセーは眠っていた。

 

「起きたのね。」

 

 その側にはデフォルメ化したクレア。

 

「・・・まあ、見ての通りだ。」

 

「うかつに干渉できない。」

 

 その傍にはデフォルメ化したドライグと人型になったブランカの姿。

 

 あいつらが外に出ているのにどうして・・・。

 

「この子・・・私達に負荷がかからないようにしていたのよ。」

 

「我らに何かあったら娘達に合わせる顔がないと・・・くっ・・・。」

 

 余は手を仰いだ。

 

 あれだけの力の負担を己一人で背負ったのか。

 

「この・・馬鹿者が・・・。」

 

「相棒・・・目を覚ましてくれ・・・お前こそ何かあったら悲しむものは多いのだぞ!!」

 

「・・・私達だってそうなのに!!」

 

「目を覚まして・・・。」

 

 彼の相棒である三人のドラゴンたちが嘆き、涙を流している。

 

「・・・・・・。」

 

 余もまたそうだ。

 

 あいつ、内に存在するゴジラと決着をつけるつもりなのだろうな。

 

 だが・・・悲しんでもいられない。

 

「症状は?」

 

 アーシアに問う。

 

「極度の消耗です。寿命も魂の力もかなり使ってしまって・・・。今はただ眠らせています。まだ精神世界でどうやら対話中みたいですけど。」

 

「なら・・・まずは仙術、仙術の使い手を集めて気を練るように手配してくれ。そして・・・。」

 

 余は考え込みながら色々と出していく。

 

「メディア!!力を貸してくれ。君の知識と宝具の力を借りたい。アルトリア、君のアヴァロンもだ!!」

 

『はっ・・・はい。』

 

 死なせない。

 

 そして、このまま眠らせん。

 

 お前のことを待っている者達は多いのだぞ。

 

「後・・・ベビー、そしてサイガ。お前達の血を取らせてくれ。それとヤマタ殿に連絡を!!霊薬の試作品、それを使うぞ!!!あれは摩耗した魂を癒す効果もあったはずだ。」

 

 余は皆に指示を出す。

 

「皆!!嘆くのはできることを全て終えた後だ!!余もできることをする。皆も力を貸してくれ!!」

 

 余達の戦いはまだこれからだった。

 

 

 

 そして・・・。

 

 

「・・・ふう。何とかなるものだな。」

 

 余は一息ついていた。

 

 できる限りの処置を施したのだ。あとは目を覚ますのを待つだけ。

 

「だが・・・アーシアですら分からぬとは・・・。」

 

「はい。流石にゴジラ相手では予知がしにくくて。でも分かっていることはあります。イッセーさんは必ず目を覚まします。」

 

 アーシアの予言。

 

「新たな幼馴染達が集まったら・・・。その中にイリナさんや弦太郎さん、新さんが入っています。」

 

「・・・そうか。そして、それが揃う日は近い。行方が分からぬ者達もいるが・・・な。」

 

 それはイッセー達が言っていた皆が知る限り最も古い馴染み。

 

余は予感していた。

 

 イッセーが目覚める時は近い。だが、そこには必ず波乱が待っていると。

 

「・・・皆に休息を進めんとな。あれだけの激闘。消耗も激しいはずだ。…本当にこの世界は退屈せんよ。まだまだ何かあるようだしな。」

 

 新たな戦いが近い。それに備えないといけない。

 

 

 

 そして、それは現在、地球に迫っていた。

 

 

SIDE ???

 

「ふっ…これがあればラグナロクが起こせる!!」

 

 そこに乗り込むは一人の魔神。

 

「世界を滅ぼそうだなんて、あなたも面白いことを考えますね。」

 

「ふっ…宇宙犯罪組織にそう言われるなどとは・・・。光栄だな。」

 

 魔神と共にいるのは宇宙犯罪組織の一員。

 

「ふん。だが・・・我らがいる理由は・・・。」

 

 その隣には破壊大帝の名を持つ、転生せし金属生命体がいる。

 

「元々我がいるのはそういう神話だからな。だが、成就するには悔しいがこちらの自前の戦力だけでは圧倒的に足りない。何しろラグナロクを起こすには邪魔な存在が多すぎる。」

 

 その神の意思に従うように宇宙を飛ぶそれは唸る。

 

「さあ…メガへクスよ!!その力でラグナロクを!!」

 

冥界最大の危機の後・・今度は地球最大の危機が迫っていた。

 

 

 




 次の章は地球の危機です。かなり大規模な戦闘になるかもしれません。

 目覚めぬイッセー。彼が目覚めることが戦いのカギだったりします。

 次…放課後ラグナロクーー第二次幼馴染大戦編を楽しみにしてください。

 

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