赤龍帝の幼なじみ達   作:THIS

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 連続投稿第二弾。

 ここで彼らは過去の世界でとんでもない人物と出会います。

 過去に何があったのか明らかになる過去編第一弾です。

 どうぞ!!
 


過去の世界で出会うは黄金騎士と魔王様です。

SIDE 良太郎。

 

 余計なことを知ってしまった二人の事も何とかなって、僕達は目的地の時代に辿りついた。

 

 必死で逃げるのはまだ幼い木場君。その彼が倒れ、そこからイマジンが二体現れる。

 

「きゃははは!!予定通り!!」

 

「いくぞ。」

 

 彼らは倒れた木場に止めをさせようとするが・・・。

 

――――カノン。

 

『どぼぐはぁ!?』

 

「ダチに手を出すのは遠慮してもらおうか!!」

 

 二体のイマジンが、ネロ君の手にした銃から轟音と共に発射された砲弾にふっ飛ばされた。

 

 あれ?なんで拳銃から砲弾が出るの?おかしいな?

 

 僕はイッセ―君の方を見るよ。

 

「・・・なんでもありだな。」

 

 そうか。僕が見た光景は現実だったんだね。

 

「全く、素敵でなおかつ過激な奴になりやがって。」

 

 ネロ君は手にした銃を見てぼやいている。素敵で過激って、その言葉だけで済むの!?

 

「あれ、俺のせいで壊れてな。グレイフィアさんが修理に出してくれたんだけど、帰ってきてああなった。原型すら止めないびっくりドッキリメカみたいな銃に。」

 

 イッセ―君も一枚噛んでいるのか。でも、びっくりドッキリメカ。言い得て妙かも。

 

「ぐう・・・貴様ら・・・。」

 

 流石に頑丈だよね。でも・・・。

 

「おいおい。私の出番を取るなよ。良太郎。」

 

 あらら、姉さんがやるの?

 

 腰にゼロノスのベルトを巻いて、戦闘準備ですか。

 

「お前も変身するのか?」

 

「ああ・・・しかも回数制限無しって言うおまけ付きなんだ。うずうずしてな。」

 

 わくわくしている姉さん。

 

「さあ、ゼロノスの復活の時・・・。」

 

 そのベルトにチケットを指し込もうとした時だった

 

「がばら!?」

 

 兎のイマジンが蹴りとばされる。

 

「変な奴がいるな。悪魔でもねえ。それでいて・・・。」

 

 そこに別の人物が現れた。

 

「げっ!?」

 

 銀髪に赤いコートを着た男。何となくなんだけどネロ君と少し似たものを感じる。

 

「なっ、なんであんたがここにいるんだ!?」

 

 その言葉にその男はいたずらっぽい笑みを浮かべる。

 

「ほう・・・なんでここいるいるんだネロ?」

 

「ダンテなのか?」

 

「えっ?それってもしかして・・・ダンテ・スパーダ?五大魔王の?」

 

 それは・・・五大魔王の一人にして冥界最強の剣士。

 

 ダンテその人!?なんでそんなすごい人がこの世界に?

 

 そしてもう一人。

 

「くそ。変な奴め・・・ってがばっ!?」

 

 サイの姿をしたイマジンを斬りとばす金髪の男がいた。

 

 黒い服の上から白く長いコート。手には朱塗りの鞘に入った細身の剣。

 

「・・・こいつら、ホラーじゃないな。」

 

――――ああ。初めて見る怪物だ。こいつら何者だ?

 

 その男が左手にしている銀の指輪が喋る。あれって、魔道輪?

 

「この人、魔界騎士なのか?って、その朱色の剣!!そのコート、まさか黄金騎士牙狼。」

 

 話だけは聞いた事がある。最強の魔戒騎士。黄金騎士牙狼。

 

 その称号を継ぎ、数々の困難を乗り越えた男がいると。

 

「冴島・・・鋼牙。」

 

 それは魔戒騎士を知る物としては、あまりにも有名すぎる名前。

 

 そして、この人はサイガ君の・・・。

 

「俺の名前を知っているのか?」

 

―――――有名人だな。鋼牙。

 

 僕たちは過去を超え、とんでもない二人と出会ってしまった。

 

 

 

SIDE ネロ

 

 さて・・・状況を整理しよう。なんであいつがここにいる?

 

「久しぶりだなって・・・んん?可笑しいな?この時代ならお前はまだ小さいよな?」

 

 確かに飛んできた時間を見ればそうだろう。

 

 だが、その前に良太郎から聞き捨てならないセリフが聞こえてきたぞ。

 

 冥界の五大魔王の一人だと!?

 

 何がどうなっていやがる!?

 

「お前ら、どうやって時間を超えてきた?俺も経験があるんでな。そのおかげで魔王になったみたいなもんだが。」

 

 ダンテは軽く剣を振るう。時間を超えたって、何があったらそんな事に巻き込まれる?

 

―――時間を超えてきた?へえ・・・それは興味深い。

 

「ああ。だが、こいつらの目的は大方検討ついている。」

 

『がばっ!?』

 

 二人が剣を振るい背後から迫っていた二体のイマジンを吹き飛ばす。

 

「まさかこいつらを追ってか?」

 

「時を超える怪物。聞いた事がないな。」

 

 この二人・・・強い。イマジン達を斬り伏せた一太刀だけでわかる。

 

 ダンテの野郎はわかっていたが、あの鋼牙って奴もすごいぞ。

 

「それで、どうして黄金騎士がここにいる?」

 

「それはこっちのセリフだ。五大魔王の一人がどうしてこんな辺境に?」

 

「ちょっとまて。何であんたが冥界の魔王になってんだよ!しかもあんたも時間を超えたみたいな発言があったぞ!?」

 

 まず色々とツッコミたい。聞きたい事がたくさんあるぞ!?

 

「悪いが俺の用事はその怪物じゃない。そっちに任せる事にしよう。俺は急いでいる。」

 

「へえ?それっておまえもあの施設に用事があるってことかい?」

 

 ダンテと鋼牙が指した施設。

 

「あれって・・・。」

 

「聖剣計画。かつてバルパーが非道な実験を行った施設だ。実物は初めて見る。事故か何かで跡形もなく消滅したらしいからな。」

 

 ゼノヴィアがそう答えてくれる。

 

「あそこに息子がいる。」

 

―――――サイガ坊ちゃんがな。未知の因子を持っているがゆえに、バルパーが誘拐を。

 

『サイガだって!?』

 

 ザルバの言葉に俺達は揃って声を上げる。

 

「お前達、未来でのサイガの関係者か?」

 

「えっと・・・。」

 

「俺の友達だ。でも、未来に関わる事だからこれ以上は言えない。」

 

 イッセ―がそこでフォローを入れてくる。

 

「その未来でその息子生きている・・・。なら、助け出せるってことだな。」

 

 それだけで鋼牙の顔に笑みが宿る。

 

「・・・ああ。」

 

―――――だったら急ごう。

 

「っ・・・貴様ら。」

 

「よくもやってくれたな!!」

 

 斬りとばされた二体のイマジンが怒り狂い、武器を手に二人に襲いかかる。

 

 だが・・・。

 

 二人が一睨み。

 

『ヒッ!?』

 

「邪魔だ。」

 

 鋼牙さんが二体を剣で斬り飛ばし

 

「寝んねしてな。」

 

 ダンテが二丁拳銃を取り出し、撃ちまくる。

 

『がばぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』

 

 俺の上にトスのように飛んできたのでジャンプして・・・右手で掴み地面におもっきり叩きつけた。

 

『がば!?』

 

 二体とも、完全に気絶した。

 

「良太郎。今のうちこいつらやっておくぜ?」

 

「うん。でも、まさか変身もしないで一蹴なんて。」

 

「・・・変身できなかった。出番取られた。」

 

 後ろでゼノヴィアが三角座りをして落ち込んでいる。

 

「まあまあ・・・まだその時じゃないだけだって。」

 

 それをイッセ―が慰めている。

 

 でも、そこで一つ問題が起こる。

 

 深い霧が出てきたのだ。

 

―――――鋼牙。ホラーだ。

 

「何?」

 

―――――しかもこれは厄介だぞ。

 

「ほう・・・。美味しそうな獲物と不味そうな獲物がいるな。」

 

 そこに現れたのは一体の人間。白衣を来て眼鏡をかけ、不衛生に髭を伸ばした男だ。

 

 いや・・・見た目はそうだが、こいつは!!

 

 横を見るとイッセ―も嫌な物を感じているらしく鋭い目つきになっている。

 

――――――気をつけろ。こいつはミスガチィア。霧を操り、獲物を迷いこませてから喰らうホラーだ。しかも・・・とくに子供が好物。

 

『!!?』

 

「その通りです。・・・私を召喚してくれたあの人には感謝しないと。ここなら美味しそうに絶望に染まった子供がたくさんいますからねえ。ふふふふ・・・。」

 

「・・・外道が。」

 

 吐き気がするぜ。こいつ・・・。

 

「大方、逃げ出したこいつを狙っての事だろうな。」

 

 ダンテの後ろで倒れている木場の姿。

 

「ええ・・・。食べ残しはいけないといわれていますのでね!!」

 

 男の姿が代わる。白い幽霊のようなボロボロの布に赤い一つ目の付いた顔。そして刃のような三つ巨大な爪が付いた手が裾から出ている怪物へと。

 

 首には目玉の付いた不気味なネックレスがでている。

 

 これが、憑依体のホラーか。

 

「あなた達も霧の中で迷い・・・そして果てるがいい!!」

 

 あいつが白い布を気化させるようにして霧を生み出す。

 

 霧の濃度が一気に濃くなり、何も見えなくなった。

 

 

SIDE ミスガチィア

 

 さあ迷うが良い。恐れるがいい。

 

 この霧はただの霧じゃない。私の体の一部を使った霧。その中に私自身も霧となって同化してまぎれている。

 

 この霧は結界であり、私の体内にいるも同然でもあるのだ。

 

 ふはははは・・・さあ、まずは不味そうなあの二人の男からやろうか!!

 

 こいつらは獲物にならない。それでも・・・殺すだけでも十分楽しい。他の奴らは後でじっくりといただいてやる。特に、あの蒼髪の女。とても美味しそうな感じがする。

 

 ヒヒヒヒヒヒ・・・子供が好きですがたまにはいい。

 

 私は気配を消し、霧の中でランダムに実体化して、両手の爪を振るう。

 

 だが・・・・。

 

 あれ?攻撃が外れた?もう一人にもやったのにあれ?

 

 こうなったら体の一部である霧を半分実体化させてあいつらを拘束・・・。

 

「HEY!!」

 

「つまんねえの。」

 

 なんで二人ともそれを見切るのですか!!?

 

「無駄だ。」

 

――――おいおい。仮にも黄金騎士にその程度の攻撃が見切れないと?

 

 へっ?黄金騎士だってええぇぇぇぇぇぇぇ!?

 

 くそ、相手が悪い。

 

 だったら、あのガキと美味しそうな女、それとモヤシを。

 

「ふん!」

 

 女を背後から襲おうとして、振り向きながらの拳で殴られた!?痛てええぇぇぇ!!なんだ!?こいつ聖なる力を!!

 

「とりあえず避ける。」

 

 もやしはもやしで簡単にさけるし。

 

 こうなったら最後の一人に!!あのドラゴンの気配がするあいつに・・・。

 

 全速力で迫って爪を突き立てて・・・。

 

「がばら!?」

 

 いきなり蹴り飛ばされました。

 

 背後から迫ったところに、神業的なタイミングで振り向きながら上段回し蹴りを繰り出してきて・・・私は地面に叩きつけられる。

 

 とっさに霧に戻ってその場をやり過ごしますが、こいつら何だ?!

 

「殺気に反応してつい蹴っちゃったがまた姿を消したな」

 

 獲物としては不都合ということか。仕方ない。

 

 霧だけ残して逃げたあのガキを美味しく・・・。

 

「そうそう、イッセ―そこから動くなよ。あいつを今捉えたから。」

 

 あれ?不味そうな奴がなんか言っていやがる。

 

 私を捉えた?

 

「ようやく実戦でこれを使う事ができるか。うってつけの相手過ぎて笑えるぜ。・・・ここは俺にやらせてくれ。」

 

「?」

 

「何をする気だ?」

 

 あいつは目を閉じたまま剣をこっちに向けて突き出した!?

 

「アバン流刀殺法―――――空裂斬!」

 

 その剣先から光が放たれて私に真っ直ぐ向かって来て!!

 

「ぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

SIDE 鋼牙

 

 今俺は本来ならありえないはずの技の名前を聞いた。

 

――――おい。今の技ってアバンの書に乗っていた。

 

 サイガの両親が残した異世界の勇者が記したアバンの書。

 

 そこに記してあった「空」の技。

 

 心の眼で相手を捉え、そこに生命エネルギーである闘気を放ち、その邪悪を滅するという技。

 

 それを今、あいつがやったのだ。

 

「がが・・・私の霧化が解けただと!?」

 

―――――すごいな。あいつのペンダントが霧化の鍵だったのだが、それを打ち砕いたというのかい。

 

 ザルバの説明が入る前にあいつはそのペンダントを破壊した。

 

 そのおかげで自分達がホラーを視認できる程度に霧が薄くなった。

 

「だっ、だが私の体の一部である霧がまだ残って・・・。」

 

 おかげで、倒れたままの間抜けな姿のホラーが見える。

 

「・・・木場に悪いが、先にこっちは極めさせてもらったぜ。」

 

 あのネロって男が剣を逆手に構える。

 

―――――おいおい鋼牙!!あれは。

 

「ああ・・・。間違いない。アバンの書に記してあったアバン流刀殺法の奥義。」

 

 それは大地を斬り、海を斬り、そして空を斬る。三つを斬れたものだけが完全な形で放つ事ができる総てを斬る奥義。

 

「ついでだ。一工夫入れてやる。」

 

――――エレクトリック・・・マキシマムドライブ。

 

 その音声と共に、剣がまるで雷が落ちたかのような凄まじい電撃を発する。

 

 その電撃。離れていてもバチバチと俺達の周りでスパークが起こるほど。

 

「受けてみやがれ。」

 

―――――ジェット・・・アクセル!!

 

 そして、それをホラーに向けて凄まじい勢いで突進。

 

「これが俺式ギガスラッシュだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 そして、加速のままに斬りつけると共に凄まじい爆発が起こりホラーは悲鳴を上げる暇すらなく消滅。

 

 その爆発で霧がすべて吹っ飛ぶ。

 

「ひゅ~。いい感じにはじけてきたじゃねえか。いつのまにそんなすごくなった?」

 

 隣にいる魔王ダンテが心底驚いた様子で口笛を吹く。

 

「今の剣、まさかアバンストラッシュ。」

 

――――あの男も使い手。どういうことだ?

 

「何、師匠がいただけの事だ。やっと完成したぜ。」

 

「・・・・・・そういうことか。」

 

 未来でサイガの奴。あれを教えるほどの腕前になっているということか。

 

 神のような才能を秘めているとは思っていたが、そうか。

 

――――鋼牙。お前、未来であいつと剣を交えたいと思っているだろ?

 

 ザルバは俺の事をよく見ている。

 

「当たり前だ。あいつが弟子が持てるほどの強さは楽しみだ。まあ、お前とも剣を交えてみたいものだな。冥界最強の剣士。」

 

 ダンテは笑う。純粋に剣の使い手としても腕を競い合いたい。

 

 そこら辺、ダンテも分かっているようだ。

 

「ああ、いいね。だったら今度の再会の時にやろうじゃねえか。」

 

「楽しみにしている。」

 

 どうやら楽しみが一つ増えたようだ。まだまだ死ねんな。

 

「まあ、まずは突入しましょうか。あの施設にはこっちの因縁もある。」

 

「そうか。って、あのイマジン共が・・・。」

 

「がが・・・ごおおおおおおぉぉぉぉ!!」

 

 倒れていたウサギの怪物が巨大な牛、みたいな怪物へと変化する。

 

「イメージの暴走。こんな時に。」

 

 六つの目に三本の角を持つ怪物。

 

「チィ・・・俺は逃げるぜ。」

 

 サイの奴はよりによって施設に方に!?

 

「あいつを追わないと。」

 

―――――だがこいつは放置しておけない、倒すのは手間だぞ。

 

 そうザルバがつぶやいた時だった。

 

 いきなり空に穴が開き、そこから線路が敷かれて電車が現れたのだ。

 

 

――――なんだあれは?

 

「・・・今更驚くことか?」

 

 俺からしたらその程度驚くに値しない。一応そう言った類は乗った事はある。

 

 だが・・・。

 

「はああぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 その電車から女が飛び降り、その怪物をなぐり地面に叩きつけるという光景には流石に度肝を抜かれたが。

 

 殴られた怪物は地面にぐったりしている。

 

「はっ、ハナさん!?」

 

「ここは私が押さえる。早くイマジンを!!」

 

「でも、これ以上の干渉は時間に影響しないか?」

 

 ネロって言った青年が細身の青年、良太郎の方をみる。

 

 あいつらはそれなりに気をつけている様子だな。

 

 戸惑う良太郎。

 

でも、ハナと呼ばれた女性は、気絶から復活し、起き上がろうとする怪物を拳骨で再び黙らせながら叫ぶ。

 

 ものすごく重い打撃音が轟いたぞ。

 

「安心しなさい!!あなた達の干渉もすでに時間の正常な流れに組み込まれているってオーナーが言っていたから。」

 

『それってどういう事だ!?』

 

 ぐったりした怪物の上で喋るハナ。

 

―――――なあ、鋼牙。あいつは人間か?ホラーに憑依されてもあんなのできないぞ。

 

「俺に質問するな。」

 

 見ていて色々と頭が痛くなる。

 

 魔戒騎士でもあんなのできないぞ。何というパワーだ。

 

 再び復活した怪物が上に乗ってハナを跳ね飛ばそうとするが、余裕で耐えるのも可笑しい。

 

 そいつを今度は鈍い打撃音と共に踏みつけてハナは叫ぶ。

 

「い・い・か・ら・さっさと行きなさい!!」

 

 まかせて問題はなさそうだ。

 

 少なくてもあの怪物とあそこまで戦える程なら問題ない。むしろどこに問題があるのかそっちを探す方が大変だ。

 

「オーナー!!デンライナーを使わせてもらいます!!」

 

――仕方ないですね。

 

「リュウタロス、操縦まかせたわよ!」

 

――――了解!!

 

 電車の左側面が展開して色々とでてくる。

 

「俺達は施設に向かおうぜ。あれは専門家に任せた方がよさそうだわ。」

 

「そうだな。」

 

 ダンテの判断も適切だろうな。

 

―――――なんか、変なことに巻き込まれたな。

 

「そう言う事はいつもの事だ。」

 

 魔戒騎士をやっているとそれくらいたくさんある。

 

 今回は特に訳が分からなかったがな!!

 

 

 

 




 ここで過去のダンテと鋼牙と合流。

 そして、出てきたホラーは完全にいけにえになってしました。

 ネロの成長のためのです。


 この事件にこの二人はかなり関わっています。


 そして、この事件でもう一人巻き込まれちゃった人も判明しております。

 その彼からの視点で次は始まります。

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