刹那の軌跡 【完結】   作:天月白

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kingdomに嵌まりました。戦記物は好きですなぁ。盛り上がれる。盛り上がる話を書きたいです。


第10話 運命仕掛けの錬金術

 特務支援課が旧炭鉱の異変を調べた日の夜。前日の夜から死神を追いかけていた暗殺者の銀。彼女は今、雇い主のツァオに報告していた。

 

「死神が王様に危害を加えたと、そして貴方はその死神を追ったにも関わらず捕り逃してしまったと、そういう事ですか」

 

「ああ、そうだ」

 

 銀としての姿をして、彼女はツァオの前に立っている。死神を逃したと報告した彼女に返って来たのは辛辣な口調で纏め上げた彼の言葉だった。ツァオにしては珍しく人の良い笑顔を浮かべてはいなかった。それは彼女が死神を捕り逃したからなのか、それとも……。

 

「何故貴方が王様と一緒に居たのかは気になりますが……まぁ、いいでしょう」

 

 紙に報告を纏めていたツァオは僅かに机の向こう側に立つ銀へと視線を向けた。しかし、それも一瞬のこと。次の瞬間には再び手元の紙へと視線を戻していた。

 

「では銀、貴方には引き続き死神の捕縛をお願いします」

 

「……………………」

 

 無理難題の依頼を確認するようにツァオは言う。それに対して、銀は何も答えない。仮面を付けているから正確には分からないが、仮面の下の顔は顰め面をしていることだろう。依頼する側のツァオは当然といった態度で銀の方を見ようともしない。

 

「お願いしますね」

 

「……承知した」

 

 それでも、銀はツァオから依頼されれば頷くしか無かった。銀はそのまま室内から姿を消した。

 

「……行きましたか」

 

 建物内から銀の気配が完全に消えた事を察したツァオは薄く笑う。

 

「良い調子です。王様も関わり始めましたか。このまま、このまま……くはは、はははははははははは!」

 

 ツァオしかいない室内で彼の笑い声だけが響いていた。

 黒月クロスベル支部から出てきた銀はそのままクロスベルの東へと跳んで行く。向かう先は死神を捕り逃した場所。あの以前死神が王様に攻撃された場所。今もその時の斬撃でニ閃の切れ込みがある橋。その場所で銀は辿り着いた。

 

「奴が逃げたのはここから北」

 

 銀は全てを語らなかった。死神を捕り逃したのは確かだが、死神が何処へ逃げたのかは報告しなかった。そして、逃げた方向から場所も予想していた。銀は北へと駆ける。鬱蒼と生い茂る草や木々の間を走り、あの時の人が通れる程度の洞穴を目指す。

 

「……やはり最近誰かが通った跡がある」

 

 洞穴へと着いた彼女は入り口の地面に視線を向ける。そこには大きな何かを擦ったような跡と幾つかの足跡、そして血の跡が残されていた。

 

「擦った跡はケイくんだとして、血の酸化具合に大きな差がある。やっぱり此処を通ったのは確か」

 

 誰かがここを通ったことを確信した彼女は立ち上がる。誰が通ったのかは分からないが、死神もしくはそれに繋がる誰かと理解して洞穴の奥へと足を進める。風通しが悪いのか外気は濁っている。それに奥から漂ってくる臭いは血と腐敗。以前にアルクェイドが多くの魔獣を殺害したときの死体が残っているのだろう。誰も片付けていないのだからそれも当然だろう。それでも思ったよりもマシだと感じるのは僅かなりにも時間が立っていることと、それを食らうネズミのような小動物がいるお陰だろう。

 しかし、そんな希望的観測は儚く打ち砕かれた。

 

「うっ…………」

 

 アルクェイドが魔獣を殺戮したあの大きな空間に出る直前辺りから、裏稼業として暗殺をしてきた彼女でさえも思わず鼻を手で塞いでしまうような異臭が漂ってきた。光源があるのか、地面が反射して彼女の目へと光が飛び込んでくる。急な光を見たために彼女は目を細めて空間を覗く。

 そこには一面血の池だった。

 

「これは…………」

 

 血、血、血、血、血。光を反射していたのは地面一面の血の池。鼻を塞ぎたくなる原因の異臭はこの血の多さ。血の池へと足を踏み入れ、辺りを見渡すが、周りには誰もいない。しかし、この血には違和感がしていた。

 

「血生臭くない……?」

 

 血特有の鉄分の臭いと生臭さが感じられない。

 

「それに、ヌメっていない?」

 

 血のように肌に貼りつくようなヌメリがまるで無かった。まるで本当にただの水のような清涼感があった。

 

「これほどの量を一体何処から…………」

 

 浅いとはいえ、地面を覆うほどの大量の疑似血は何処から用意したのかと疑問に思う。一つ一つ手掛かりを探すためにまずは光源に意識を向けた。光源はこの空間にはなかった。正確には、この空間に来た道とは別の道から差し込んでいた。その道から疑似血も流れてきているようだ。

 

「ともかく、この先に行けば……」

 

 全てはこの先で分かると思い、彼女はその道へと足を進める。流れてくる疑似血を足で掻き分けて進む。この先に誰か居るのではあれば、出来る限り音を立てたくはないが、音を立てずには前には進めない。しかも道が段々と狭くなってきている。しゃがんで体を壁に擦りながらでなければ進めない。それでも、彼女は出来る限り進んでいくと奥から強い光が彼女の目に飛び込んできた。

 

「これは…………!?」

 

 そこの光景は目を疑うような物だった。列を成して並んでいるのは大人が入れそうなカプセルだった。数にして30程度はあるだろうか。所々、中には何も入っていないのが有るが、ほとんどが中性的な人間が入っていた。そして、入っていないカプセルはその全部が割れていた。足元の疑似血はそこから流れてきているのが分かる。

 

「人間……!? いえ、一見人間だけど違う様な……」

 

 漂うように入っている人型は少しだが動いていた。だが、呼気の気泡も出ていない。生きているのに呼吸をしていない。漂っているのが動いているように見えるだけの死体かと思えるが、そういう訳でも無いようだった。

 

「その通り」

 

「――――!?」

 

 突如、カプセルの中に入っている人型を見上げていた彼女の背後から人の声がした。彼女は慌てて振り返るとそこにはとても姿勢の良い嗄れた老人が立っていた。

 

「ここまで辿り着かれるとは流石と言うべきか」

 

 老人は銀がここまで辿り着いた原因や経緯を考察しているのか、口元を覆う髭を撫でながら呟いている。

 

「………………」

 

 背後に立たれ、声をかけられるまで全く気づかなかった事に脅威を覚えて、警戒する銀。目の前にいるはずなのに、何処か姿がよく攫めないでいた。霞に掛かっていると思うような、手を伸ばしても掴めないような、そんな気がしていた。

 

「ああ、そうか。君は彼の知人か。なるほどなるほど、ならば此処に辿り着いたのも必然と言えよう」

 

 老人は己の考えに納得がいったのか、何度も頷いていた。

 

「なればこそ、私が君に語るのも厭はない」

 

「何を……」

 

「言っている? か」

 

「…………………」

 

 自分が言うはずだった言葉の続きを言われ、彼女は口を閉じる。簡単な言葉とはいえ、自らの発言を先に言ったことで更に警戒を強める。

 

「君はホムンクルスという物を知っているかね?」

 

「ホムンクルス?」

 

「または人造人間、ともいうかな?」

 

「人を作るというのか!」

 

 敬虔に七耀教会の教えを敬っている訳でもない彼女にとっても、人を技術的に創りだすことを禁忌だと言うことは嫌でも分かる。彼女はただその事実に驚愕するしか無かった。

 

「嘗てこの地には錬金術を用いていた集団がいた」

 

「錬金術? 金を生み出したり賢者の石を創りだすという奴か」

 

「まぁ、概ねその認識で構わぬか。それとこの地には七つの至宝の内の一つが存在していた。その名を『幻の至宝』と言う」

 

「空の女神が授けたという七つの至宝。そのようなお伽話が何だという」

 

 日曜学校に通う者ならば、誰でも知っている古代ゼムリア文明時代の話。それが真実であれ虚構であれ、今はほぼお伽話としてしか認識されていない。彼女がそう言った時、老人は首を振って否定した。

 

「否、お伽話ではない。至宝は確かに存在していたのだ。故に人はそれを讃え、この地に人々が集まったのだ。クロイス家もその末裔の一つである」

 

「IBCのクロイス家がか」

 

「本題に戻ろう。至宝がどうなったか、教会でも語られているだろう」

 

「詳細は分からないが全て消え去ったと」

 

「そう。七つの至宝全てが地上から消え去った。それまで至宝に頼り切りだった人々は一体どうなったであろうな?」

 

「それは…………」

 

 仮に今であれば、導力が消え去るようなものであろう。光を生み出すことも出来なければ、遠くにいる人と会話することも出来ず、列車や車も動かなくなるだろう。少なくとも、突然使えなくなれば、まともに生活するのも大変になってしまうだろう。

 

「そこで人々が思いつくといえば、絶望感に囚われて廃人と化すか、それとも自らの手で至宝を生み出すか」

 

「そんな……馬鹿な!?」

 

「そう、馬鹿げた事だとも、自ら餌を与えられるだけの家畜に成り下がろうとするのだからな!」

 

 彼女が言った馬鹿なとは全く別の意味だと理解出来ずに自らの考えに同意したのだと思って老人は語る。

 

「何故自由になったというのに、自ら家畜などと弱者に堕ちようとするのか全く理解出来ん」

 

 過去の人々の考えに憤慨して息荒く自らの理想を語る老人。もはや彼には誰の声も届かないのだろう。それで彼女は理解した。

 

(この人もまた、狂者の一人なんだ)

 

 自らの理想のみを掲げ、それに全てを捧ぐ。アルクェイドや死神も狂者であるが、前者と後者の違いは、その理想を他者にばらまくか否かだろう。アルクェイドは自らをこうありたいと願う求道者。死神は理想を他者に押し付ける狂信者。

 

「だから私は、決めたのだ。そのような人を家畜に成り下げる物を認めないと、壊すのだと。今! 君の! 後ろに存在しているのは! その可能性だ!」

 

 老人は大きく手を広げ、自らの力を誇示するように高らかに叫ぶ。銀は背後に立ち並ぶカプセルに視線を向ける。

 

「これにそんな力が……?」

 

 カプセルに入っているのはただの人としか思えず、そんな強大な力があるとは思えなかった。

 

「今は未だ可能性でしかない。だが、それももう少しだ。もう少しで手に入るのだ…………」

 

「貴方は一体何を求めて……」

 

 理想が叶うと呟く老人。彼女は老人の目には狂気が宿っていることに気づいた。一体何が彼をそこまでさせるのかと。

 

「無論……」

 

 老人は仰々しく厳かに、けれど静かに自らの求める物を口にした。たった一言。

 

「神殺しの力」

 

「神を殺す……?」

 

 荒唐無稽な夢物語を口にした。そもそもこの世界の住民にとって神とは空の女神の事に他ならない。それは七耀教会ならず、この世界を敵にまわすということになる。

 

「勘違いはするなよ。あくまでも、至宝を壊すだけの力だ。だが、空の女神がそれを生み出したというのならば……」

 

「それを壊せるのは神殺しに等しい……」

 

「その通りだ」

 

「だが、それでも……!」

 

 そう、それだけでも空の女神の生み出した七つの至宝を壊すということは、七耀教会は敵に回るということになる。それがアーティファクトであれ何であれ、神に順ずる物の破壊を認めるわけがないだろう。仮に認めたとして、七耀教会星杯騎士団所属の『守護騎士(ドミニオン)』による監視の元で行われることが第一となる。勝手に壊すことは七耀教会としては認められない。

 

「その至宝が紛い物であるならば?」

 

 そう、倫理的にも論理的にも幼子を拉致し、人体実験を繰り広げ、その結果が至宝に至るために礎だったならば……話は変わる。

 

「つまり、D∴G教団の真の目的は空の女神の生み出した至宝の再現であると?」

 

「そうだ」

 

「それが事実として、何故貴方がそれを知っている? そんなことヨアヒムは資料に残すどころか発言すらもしてない」

 

 ヨアヒムはDに至る為としか言っていない。いや、そもそもD∴G教団の作られた真意など誰も知り得るはずがないのだ。何故ならば、誰も作られた時代に生きていないのだから。なのに、銀の目の前にいる老人はそうであると語る。

 

「当然だろう。彼には教えていないのだから」

 

「教え……? そもそも、貴方は誰だ?」

 

 銀はようやくその質問を問うた。今までその質問をしていなかったことすら不思議と思える当たり前の質問を。

 

「私か? 私はただの錬金術師だ」

 

「ただの錬金術師が教団の真意を知り得るわけがない。それではヨアヒムと同じだ」

 

「同じ、そう同じだ。私と彼には大きな差はない。ただ……」

 

「ただ……?」

 

 老人はそこで区切ると目を閉じて沈黙した。銀が言葉をオウム返しに口にするが、老人は沈黙したままで答えない。一分か、二分か、それくらい経ってからようやく口を開いた。

 

「私は500年くらい生き続けているだけだ」

 

「何……!?」

 

「荒唐無稽の狂言だと思うかね?」

 

 老人は目を開くと銀を見据える。その視線は仮面で遮られた彼女の顔すらも覗いているように見えた。

 

「……仮にそうだとして、何故500年も生き続けられる」

 

 当然の疑問を銀は尋ねる。返って来た言葉は驚愕するものだった。

 

「簡単な事だ。私は人間をやめた」

 

「――――ッ!!」

 

 刹那、銀の丁度背後にあったカプセルの中からホムンクルスが飛び出してきた。目の前の老人に気を取られていたが、のしかかって来たホムンクルスを避けることは出来た。

 

「どうやら此処迄のようだ。続きはまたの機会だ。あれば、だがな」

 

 老人が口元を歪めて笑った瞬間、飛び出してきたホムンクルスが更に銀へと跳びかかる。

 

「くっ……」

 

 ホムンクルスを避けつつ、得物を取り出そうとした銀に老人が声を掛ける。

 

「そうそう、そいつらに手を出さぬほうが良いぞ。君がケイと呼ぶ人物に何が起こるか分からぬぞ?」

 

「え……」

 

 突然老人から予想もしない人物の名が出てきたことで銀の動きが一瞬だが止まってしまった。その一瞬で、意外に俊敏なホムンクルスに銀は弾き飛ばされた。辛うじて得物の大剣で受け止めることは出来たが岩壁に背中を受身も取れずに打ち付けた。

 

「かはっ!」

 

 迫り出した岩があったのか、背中に突き刺さる感触が銀を襲う。如何に気功によって身体強化しているとは言え、痛みや苦痛は相応に感じてしまう。だが、それでも銀の体に違和感が存在していた。

 

「体が……重い?」

 

 疲労も怪我も特に無いはずなのに、体が重く感じていた。

 

「くっ……?」

 

 視界もブレて見え始めてきた。体が震えていないはずなのに、二重三重に手が見える。

 

「この場に空気には特殊な成分が混ざっていてな。それが肉体に影響で始めたようだな」

 

「この水か……」

 

「然り」

 

 この足元の水はカプセルの内容液なのだろう。それが今も足首にかかるほどの量がある。それが気化して呼吸として体内に入ったのだ。

 

「ここまで保ったことは評価しよう。だが……ここまでだ」

 

 三度、ホムンクルスが銀へ襲いかかってくる。

 

「ぐっ」

 

 それを辛うじて大剣で撥ね上げる。ホムンクルスは素手で襲いかかってきていた。しかし、その素手は鋼のように固い。それは、銀の大剣と交差する度に鳴り響く金属音からでも察せられる。

 

「なっ!?」

 

 突然ホムンクルスの動きがトリッキーになってきた。狭い空間内を所狭しとカプセルや岩壁を蹴って動き回り、銀を翻弄する。すれ違い様に腕が彼女へと伸びてくる。それだけならば、彼女は驚かなかっただろう。だが、その腕が奇怪な動きをしている。本来曲がらないはずの関節でない場所から曲がり伸びてくるのだ。今まで受けたことのない奇怪な攻撃に銀は翻弄されていた。体の調子も良くないせいで、攻撃に転じることも出来ない。今は耐えられているが、それも時間の問題だろう。

 

戦技(クラフト)――爆雷符!」

 

 銀はホムンクルスが距離を取った瞬間に、彼女の回りに円を描く様に短刀を投げて突き刺した。短刀に付けられた符が爆発を起こし、内容液を巻きあげてホムンクルスの視界を遮った。それによってホムンクルスが一瞬躊躇したが直ぐ様、銀が居た場所に一閃する。

 

「逃したか……」

 

 しかし、そこにはもう銀は居なかった。

 

「順繰りに爆発させたのは自らが逃げるときに水音を立てても掻き消されるようにか……」

 

 銀がいなくなったことでホムンクルスはその場で立ち尽くした。

 

「まぁ、コレで良いかもしれんな。彼の知人ならば、良い傾向を齎してくれるかもしれん。僥倖、なのかもしれぬな」

 

 老人は髭を撫でて呟く。これが彼の癖なのだろう。先程まで俊敏な動きを見せていたホムンクルスはじっと佇んでいた。

 

「行くぞ」

 

 老人は一言だけホムンクルスに向けて声をかけて背を向けて更に奥へと進んでいく。しかし、ホムンクルスは動かない。

 

「………………」

 

「何をしておる、行くぞ」

 

 動かないホムンクルスに背を向けたまま再度呼ぶ。それでようやくホムンクルスは老人の後に続いて歩き始めた。それに満足気に頷くと老人は再び歩き始める。

 

「お……にい……ちゃん…………」

 

 微かに、本当に微かにだが、初めてホムンクルスが言葉を発した。しかし、その声は彼らの歩く水音で掻き消されてしまい、老人には届かなかった。ホムンクルスは一体誰を兄と呼んだのか、それは老人の言うKの事なのか、それともまた別の何かがいるのか。

 結局、銀が探していた死神と出会うことは叶わなかった。死神が居た可能性はあったかも知れない。あの老人が知っていたかも知れない。だが、それを聞くことは出来なくなった。次にあの河にある洞穴に行ったが、そこはもう完璧に閉じられていた。それも、元からそんな穴など存在していなかったかのように。伝説の暗殺者である銀は――リーシャ・マオはこれからとてつもない事が起きると肌で感じた。あの老人の言う神殺しの力はこのクロスベルで大変な事を起こすと。疑似至宝が悪いことなのか良いことなのかそれは彼女にとって分からないが、それがこのクロスベルで作られていると、その情報は得ることが出来た。でなければ、あの老人がクロスベルで神殺しの力を作るわけがないのだから。とにかく、彼女は少なくとも疑似至宝と神殺しの力を作る者がいるとツァオに伝えるべきだと考え、彼に報告した。


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