アルクェイドが深淵へと辿り着く前。
ロイドたち支援課は最下層に佇むヨアヒム・ギュンターと対峙した。
「よもや、ここまで辿り着くとは思いもよらなかったよ」
最奥にある祭壇に立ち、上を見上げながら彼は言う。
支援課には背を向けて、物々しい雰囲気の一つの文様を見ている。
否、見ているのはそれの前にある球形の造形物だろう。
「まさか、彼が敗れるとは予想だにしなかったよ」
ヨアヒムはようやく支援課の方に振り向いた。
目は見開いて血走り、微かに瞳孔も開いていることが分かる。
「どうしてこんなことをした?」
ロイドは今更ながら、彼の目的を問う。
ヨアヒムは今まで明白な目的を語ったことは一度もない。
アルクェイドならば、聞いていた可能性もあるが、ロイドはこれだけは彼自身に問いたかった。
「キーア様をお迎えしたいがためだ」
「キー坊を?」
キーアをシュヴァルツ・オークションから救出した後に診察したのは彼で、その彼にキーアの記憶を戻すために入院を薦めていたのも彼だった。
通院していたときにも何度か入院を薦められていた。
そう幾度と、断られても何度も薦められていた。
キーアに固執しているとアルクェイドがそう言っていたのを彼らは覚えていた。
「御子をお迎えすることは我ら教団の悲願!
何故ルバーチェ等という組織が攫ったのかは分からないが、それも御子の試練といえる!」
「狂っています……」
最近そういう狂者と関わることが多かったティオが呟く。
ヨアヒムは大仰に動いて手に持つ杖を振るう。
「御子が我らを狂わしたのだよ!
君たちに理解してもらいたいとは思わないが、邪魔はしないでもらおう!」
ヨアヒムは杖を支援課に向けると、彼らの体は硬直する。
「なッ!?」
「グッ、体が……」
体が異常に重く感じる。
腕や足はおろか、指すら動かせない。
辛うじて顔を動かせる程度だった。
それすらも、古びてガタが来た扉を開けるように感じてしまう。
「御子は僕の下に来ることが幸福なのだ。
御子は我らが御身を見ることすら叶わないくらい尊ぶべき存在なのだ!」
ヨアヒムは恍惚とした表情で言う。
それは真にそれに心酔している姿だった。
死神という狂者を、以前見たことがあるティオはそう感じた。
「言いたいことはそれだけか?」
「何?」
体が動かなくなることで戸惑う支援課の中で、ロイドだけが小さな声でそう言った。
「そんな下らないことで、あの娘の…………」
ロイドは肩を震わせている。
「キーアの意志を軽んじるなあああァァァァ!」
ロイドはトンファーを両手に握りしめて、一気にヨアヒムへと駆ける。
体の硬直を厭わずに、ガムシャラに走り、目の前の敵へと肉薄する。
「何ッ!?」
予想外の行動に驚きつつも、ヨアヒムは握る杖でトンファーを受け止める。
両者の武器が鬩ぎ合い、ギリギリと軋みを上げる。
ロイドへと注意を向けたがために、他の三人の拘束も解ける。
ランディはヨアヒムへと駆け、ティオはアーツを駆動させる。
エリィは横に移動して導力銃でヨアヒムを狙える位置へと移動する。
ヨアヒムはグノーシスによって強化された筋力でトンファーを弾く。
「僕は軽んじてなどいない!
御子の為になることをしているのだ!
たとえそれが、今は理解できなくとも後に理解してもらえる!」
「誰かのためってのは都合の良い免罪符だな!」
ロイドはトンファーを弾かれるのと同時に一旦距離を取る。
その瞬間、ヨアヒムの振るった杖に目掛けてランディのハルバードが振り下ろされる。
「誰かのためって言葉は言い訳に使う言葉じゃありません」
アーツを練り上げていたティオがオーバルスタッフを掲げる。
アーツが発動し、ヨアヒムの頭上にエネルギーが収束する。
「ストーンスパイク!」
エネルギーはその身を岩へと変えて、ヨアヒムへと落下する。
重力と岩の自ら落下する力に岩の重さも加わり、ヨアヒムへとかなりの威力を持って迫る。
「うおおおおおおお!」
ヨアヒムは押さえ付けられた杖を力の限り引っ張り、岩へと振るう。
岩は杖が当たった瞬間に、粉々に砕け散る。
だが、それが一歩遅かったのか、ヨアヒムは多少の傷を負った。
岩が砕け、砂塵となって煙幕の様に視界を遮る。
微かにヨアヒムの姿が見えた瞬間に、エリィが銃で彼を撃つ。
ヨアヒムは杖で弾道を防ぎ、弾丸を弾いた。
「僕にその程度の攻撃は効きませんよ」
グノーシスによって大幅に強化された能力によって微かなダメージは与えられても有効打にはならない。
一連の攻撃を凌いだヨアヒムが支援課を祭壇の上から見下ろす。
「あなたの思い通りになんてさせない……
だから、キーアちゃんの素性を明らかにしなさい!
あの娘は本当の親に帰してあげるべきよ!」
「……………」
エリィの言葉にヨアヒムが若干呆れたような表情をする。
かつて、ヨアヒムが所属していた教団の行いに因る、攫われた子供だと彼らは考えていた。
レンやティオがそうであるように。
「くっ……ははは」
ヨアヒムはそれに堪え切れないように笑い声を零す。
「君たちはまだ御子がこの時代の生まれだと思っていたのか」
「時代だと!?」
「いいだろう、叡智に至らぬ者に教えるのは不本意だが、教えてあげようじゃないか」
ヨアヒムは彼らが来るまで見上げていた祭壇の一番上に存在する球形の造物に眼を向ける。
「御子はつい一月程前まであそこで眠りに就かれていたのだよ。
そう、500年もの年月の眠りにね!」
「なッッ!?」
「吹かしてんじゃねえぞ!?」
500年もの眠り。
そんなモノを人間が出来るわけもない。
その異常なことをヨアヒムは口にした。
その後も彼は得意げのように口にする。
500年ほど前に存在していた錬金術師の集団の技術でこの祭壇が建造されたと。
太陽の砦、月の寺院、星見の塔。
それが建造された時からキーアはここで眠っていたと。
故にキーアの素性を知る者は誰もいない。
正確には、素性を知る者はもう生きてはいないのだ。
「そんな…………」
家族も、友人も、彼女を知る者はもはや誰もいない。
それどころか、キーアの過去を知ることすらもはや叶わない。
過去を知らないというのは、酷く辛いことだ。
個性や意志を創り上げるのは過去であり、アイデンティティすらも不明に陥る。
確固たる自己が不安定なのは、異常なほど怖い。
それになったことがないものはそれを想像するしか無いが、真の怖さはそれを経験したことがある者だけだ。
その想いはどれだけ辛くても知らぬ他者に共感はできない。
「あの娘はずっと独りなのか……」
助けに成れない事実に彼らはとてつもない歯痒さを感じた。
だが、そんな思いすらもヨアヒムは笑い飛ばす。
「御子に過去など不要……
何故ならば、御子はこれから『神』になるのだから!」
その発言に支援課の四人は絶句した。
「君たちもいい加減気付くべきだ!
そんな物は存在しない、七耀教会のまやかしだと!」
「まじかよ……」
「空の女神の存在を疑う人がいるなんて……」
この世に生きる人間ならば、誰もがその存在を疑わず、敬拝する空の女神。
それをまやかしだ、幻想だとヨアヒムは宣う。
それを信じないことを異常だと感じることさえも七耀教会のまやかしだと彼は言う。
「しかし、よく間違われることだが、我々D∴G教団は悪魔を崇拝しているわけではない。
だが、空の女神の概念を否定するには丁度いい存在だから利用しているまでのこと」
ヨアヒムは理解しているのだろうか。
アルクェイドを操っていた時の言葉もそうだが、今己が言った言葉の意味を。
「ふざけないで!」
ヨアヒムの言葉にティオが一喝した。
「悪魔を崇拝していないというなら……
どうしてあんな酷いことを……」
ティオには未だにあの時の事が忘れられない。
いや、忘れようとしないだろう。
「わたしが居たロッジは比較的マシだと聞きました……」
彼女の聴覚を含めた五感が教団によって強化されている。
ロイドの兄、ガイが助けに来る前にその感覚は壁に隔たれた別の被験者の声を聞き取れるようになってしまっていた。
今でも彼女は思い出し、夢に見る。
他の被験者の悲鳴を、叫びを、救いを求める声を。
「ティオ・プラトー、君の名はよく覚えているよ。
アルタイル・ロッジで素晴らしい感応力に目覚めた検体。
いやはや、まさかこんな形で検体本人に出会うとは……」
ヨアヒムは実に感慨深そうに言う。
グノーシスの完成度を高めるために検体にしていた数々の実験。
己が利用しているグノーシスの礎になったことを感謝しているようでもあった。
「そうそう、検体に子供が多いのはとても都合が良かったからさ」
ヨアヒムは嘲笑う。
子供の方が力で押さえやすく、何よりも肉体的にも精神的にも未熟故に、実験での影響に振り幅が大きいからだ。
「それほどまでに実験の内容に詳しいってことは教団でも上位にいたってことか?」
まるで己が事を進めていたような発言にランディが食いついた。
彼らの心情としては今すぐにでもヨアヒムに斬りかかりたいが、出来るだけ情報を引き出そうと堪えていた。
その手に握るハルバートに力を入れすぎているのか、腕は微かに震えて摩擦音がしている。
「少しだけ違う。
僕の知り合いがそういうことを決めていたのだ。
もっとも、彼はアルタイル・ロッジで侵入者に殺されたので僕が引き継いだだけなのだ」
「――ッ!?」
その言葉に微かにティオが反応した。
ヨアヒムはアルタイル・ロッジの壊滅とは言わなかった。
そこにティオは一つの結論に達した。
それから思い浮かんだ彼ら。
彼らの言っていた言葉をティオは思い出した。
「【楽園】と呼ばれるロッジに覚えはありますか?」
つらつらと教団の教義を語るヨアヒムの言葉を遮ってティオは問う。
アルクェイドがレンを救い出したという楽園と呼ばれる場所。
ペドフィリアの快楽の為の施設。
ヨアヒムはその問いを肯定した。
「僕は全ての実験に目を通していたのでね。
最も、僕の趣旨からはかけ離れたものだったけど、そこの利用者に議長の名があったのは驚きだったけどね」
「アルが言っていたレンちゃんを連れてこれないというのはそういう意味か!」
シュバルツ・オークションの時にアルクェイドが言っていたレンを連れてこれないと言う言葉。
「被害者のレンちゃんを連れていけるわけがないわよね……」
「ああ、そういえばレンとか言う検体もいたな。
何故君たちが知っているかは知らないが、とても面白い検体だったよ。
グノーシスを与えたら、周りの検体の人格を模写出来るほどの感応力を示してね!
模写した人格をまるで自分の人格のように使えたんだよ!」
傑作だとヨアヒムは笑い、聞いてもいないことをペラペラと喋る。
「もう黙れよ……」
これまで情報の為にじっと耐えてきたが、もう限界だった。
ランディはとても冷たく低いで呟いた。
だが、ヨアヒムは気分がいいのか聞こえておらず、次々と他の実験内容を語り続ける。
「この場にアルさんとレンちゃんがいなくてよかったです」
ティオはアーツを駆動し始める。
先ほどのような弱いものではなく、エネルギー密度が高い物を練り上げていく。
「ヨアヒム・ギュンター、自治州法に基づき、傷害、騒乱、不法占拠、薬物使用、虐待、その他諸々の容疑で逮捕する!」
ロイドはトンファーを構えて疾走する。
気分良く語っていたヨアヒムは微かに反応に遅れた。
ロイドはヨアヒムが咄嗟に構えた杖をトンファーでかち上げるように叩く。
それに続くようにエリィが銃を構え狙いを定める。
「吹き飛びなさい……三点バースト!」
三連発の銃弾で手から抜けそうになっていた杖を完全に弾き飛ばした。
そこにランディがハルバートを振るう。
「くっ」
グノーシスによって強化された身体能力でそれを避けるが、ランディの連続で振るってくる。
ヨアヒムは服が裂けつつもまともに食わないようになんとか避ける。
ヨアヒムは避けると共に飛ばされた杖の方に向かい、足で踏んでその反動でそれを手元に寄せた。
ランディとロイドが迫るのがヨアヒムには見えていた。
彼はそれを避けるために術を発動させた。
「ダークミラージュ」
術が発動した瞬間、ヨアヒムの姿は屈折し、陽炎のように揺らめいた。
ロイドとランディはそれでもその捻れた姿のヨアヒムに武器を振るうが、空を切る。
そして、完全にヨアヒムの姿が見えなくなった。
「それで隠れたつもりですか!
幽世と現世を断絶する門を開き、怨嗟による咆哮にて敵を穿て―
中空に門が現れて、それが開かれる。
その中から白く鋭利な何かが空間を切り裂いていく。
「ぐああああああ!」
周囲の空間全てが切り刻まれ、姿を消して隠れていたヨアヒムにもその刃は届いた。
いくら姿は見えなくとも存在がなくなったわけではない。
故に、こうして周囲ごと攻撃されれば避けれはしない。
悲鳴が聞こえた後に、膝をついたヨアヒムが現れた。
「グノーシスと言うのは知っての通り、感応力の強化や潜在能力を引き出すものだ。
だが、それだけはない。
使い方を極めればこういうことも出来るのだ!」
ヨアヒムは勢い良く立ち上がると再び支援課の体が硬直された。
「これは……最初の……!」
「彼は面白い経験をしていてね。
実に興味深かったよ」
「さっきの……よりも……」
「動けない…………」
「それにこういうことも出来たかな?」
突如、彼らにキーンとした耳鳴りが襲う。
「ぐっ……」
「頭が……」
「割れ……そうです……」
「彼の全てを覗くことは出来なかったが、操っている時にしようとしていたことは分かったのでね」
「他人の技を再現だと!?」
「彼の記憶はとても興味深い。
君たちにはグノーシスを飲ませたら、彼と御子の迎えに行ってもらおう」
「なん……だとッ!?」
「いや、もしかしたら君たちでは彼は荷が重いかな?
彼の迎えは僕が行く事にしようか」
ヨアヒムはいい検体が手に入ったと悦んでいた。
そして、確保できるだろうと根拠もないのにそれが確定しているかのように笑う。
「あなたがアルさんを確保する?」
ティオがヨアヒムの発言に不満気に呟いた。
「この程度で…………
アルさんが負けるわけが………
ありません」
ティオは少しずつ、少しずつだが、体が動かしている。
「あなたは自分があの人よりも強いと思っているんですか?」
一歩ずつ、一歩ずつ、ティオは確かにヨアヒムの方へ歩み寄る。
「あなたの力を体験して理解しました。
何故あの人はあなたとの
体を拘束する不可視な術、脳を侵す音波。
それでも、ティオの歩みを止める力はない。
「元から操られてなどいない。
ただ、彼は操られていたふりをしていただけです」
「馬鹿なッ!?
確かに僕は彼に命令して御子を迎えに行かしたのだ!」
「だったら、何故今あの人を操れていないのですか!?
何故全ての記憶が覗けないのですか!?
何故彼が今どこで何しているか分からないのですか!?」
「何を言って……ッッ!?」
そこでヨアヒムは気づいた。
今まで自分が口にしていた言葉の意味を。
彼を操っている時になんて言った?
期待以上の働き?
有り得ない。
操っている以上、それ以下の行動は出来ても以上の行動が出来る訳がない。
操っている時に微かに知った記憶?
それは相手が知っても構わない記憶しか見せなかっただけ。
今どこで何をしているか?
知らない。
彼は知り得ない。
何故、操れていると思った彼が、今、この空間の入り口の壁に凭れているのかを。
「
そもそもそれがおかしいのですよ。
勝手に人の記憶を覗いて真似ただけじゃないですか」
「そもそも、そのグノーシスもティオやレンちゃんのような子供を弄り回して偶然発見した産物だろう」
ティオに続く様にロイドも硬直を振り払い、ヨアヒムに近づく。
「自ら発見することも出来ず、何かを為すことも出来ず、勝手に他人の物を奪う。
そのようなコソ泥のような行為しか出来ないような物が叡智など有り得ない!」
ロイドはトンファーをヨアヒムに突き付ける。
「グッ……」
その気迫にヨアヒムは少しだけ後退る。
「この程度の圧力……
まだアルクェイドに睨まれただけの方が強いぜ!」
「そうね……
今思えば、私達を試していたんでしょうね」
ロイドに続いてランディ、エリィと硬直を破って立ち上がる。
「馬鹿なッ…………」
「動揺した程度で解ける硬直で、よくもアルさんを確保するなどと妄言が吐けましたね」
「……ヒャハハハハ!」
突如ヨアヒムは笑い出した。
気でも触れたのかと思えるほどに弾けた笑い声だった。
「これじゃあ、切り札を使うしか無いじゃないか!」
ヨアヒムは胸元から紅い錠剤の入ったビンを取り出した。
「まさか……」
「秘書を悪魔にした奴じゃ……」
「その通りだ!」
ここに来るまでに異形の化物と戦闘をしていた。
その化物は倒すとアーネストに姿を変えた。
そのアーネストを異形の化け物に変えた錠剤をヨアヒムは一気に口に含む。
ビンに入っていた十数の錠剤を噛み砕きつつ、飲み込んでいく。
「グノーシスの完成形とも言えるコレを飲めば……」
「まずい!
すぐに吐かせないと……」
「ヒャハハハハ!」
全てを飲み込んだ瞬間、ヨアヒムは再び笑い出す。
そして、体が見る見る内に膨らみ、異形の化け物へと姿を変える。
「これは……」
その姿はまるで甲冑のような肉体をしているが、腹筋や腕の筋肉が躍動している。
頭には鋭利なツノが生え、顔の周りには翼を
下半身は埋まっているのか、存在していないのか上半身しか見えない。
「ワレは全テガ……見エル……
コノ世界ノ……真ノ姿モ……
御子ノ失踪モ……キサマガ望ム兄ノ死ノ真相モ……
コレカラ起コルくろすべるノ悲劇モ……」
「ハッタリを……!」
「みんな……これが恐らく最後だ……
覚悟を決めてかかるしか無いだろう」
「大丈夫よ。
アルよりも強い敵なんていないでしょう?」
「当然です。
アルさんよりも強いなんて有り得ません」
「だな。
アルクェイドには借りもあるし、さっさと倒してキー坊を安心させてやろうぜ」
「みんな……行くぞ!」
ロイドの声に続くように、残りの三人も応える。
特務支援課は異形の化け物へと駆ける。
そして、支援課の四人に目掛けて異形の化け物の口から閃光が煌めいた。
あまりにも文字数が多すぎたので分けました。
流石に数万字は多すぎた……
この話だけでも壱万近いです。
次回で零のエピローグかなぁ…
次回で零が終わり、碧まで多少(数話)のイベントって感じでしょうか?
アルクェイドの存在に触れていく予定です。
後、原作ではルバーチェとヨアヒムはガイが死ぬ前から関わっていますが、ここでは関わっていません。
そこら辺はオリキャラが居るために多少狂っているのです。
ヨアヒムとルバーチェが関わっていないのは主にちょっと出の老人のせいですが(笑)
存在しないアーツ名書いてました
アースハンマー→ストーンスパイク に訂正