俺が、”ザ・ワールド”だあっ!!    作:阿久間嬉嬉

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仁が主人公のネギま二次創作更新を優先しているので、中々上げられませんでした。


・・・が、お待たせしました皆さん! へたr・・・いやいや、ザ・ワールド更新です。


 少しばかりの急展開な、今回の本編をどうぞ


予想外からの予想外・・・って日本語になってねぇよコレ

(あ~よかった。逃げ切った。こういう時こそ、時間停止って役に立つよなぁ)

 

 

 

 記者達から無事に逃げ切ったザ・ワールドは、現在建物の屋根の上にいた。いつの間に戻したか、ローブを着た姿である。

 

 しかし、この格好だとネギ達にバレやすくなり、脱いでもネギ達は勿論マスコミにも追われると言う、めちゃくちゃ面倒くさい状況に、彼は置かれていた。

 

 

 取り敢えず後の事は後で考えようと一息つき、手元にある賞金を見て・・・渋い顔(傍目からはあまり変わらない)になる。

 

 

 

(そういや・・・この賞金どう使おう? 金は神様(笑)に貰った分はまだ十分にあるし、特に使いたいこともないし・・・元々、自分を鍛えるために大会に出たしなぁ・・・)

 

 

 

 大金というのは魅力的だが、いざ使うとなると今までと使い方が変わらなかったり、特に使いたいことがなかったりと、得たら得たで面倒なのだ。

 

 

 

(・・・ま、後々考えればいいか。今は学園祭を満喫することが先だ)

 

 

 

 ザ・ワールドはとりあえず方針を固めると、時を止めて屋根から飛び降り、裏路地から何食わぬ顔で人ごみへと混じった。

 

 

 

・・・すると、よく周りを確認していなかったのか、足もとに居た子供にぶつかってしまう。

 

 

 

「うわっ!?」

〔・・・!〕

 

 

 ザ・ワールドは咄嗟に、大丈夫か? と声を掛けようとするもののディオやDIOにディエゴの台詞じゃない為に、当然の事ながら喉から声は上がってこない。

 

 

 

(なんか・・・なんか良い台詞無いか!? こういう時にも使える台詞!)

 

 

 

 必死に考えるも全くと言っていい程浮かんでこないので、仕方無しにザ・ワールドはしゃがんでとりあえずその子供へ向けて手を差し出す。

 何も言わずに突っ立っているよりは、確かに良いだろう。

 

 

 ぶつかった相手がかなりの大男で有った為か、怯えて泣きかけながら恐る恐る手を動かす子供・・・・・が、子供がちょっと顔を上げ、ザ・ワールドが少し体勢を変えた瞬間、子供の顔に先程とは違う驚愕の色が現れた。

 

 

 

「あ、ああぁぁっ!!」

〔・・・?〕

 

 

 

 叫び出す子供に、周りの人達は勿論ザ・ワールドでさえも止まってしまう。・・・その硬直が、命取りだった。

 

 

 

「ディエゴ・ブランドーだ! すっごく強いヒーローみたいな人だ!」

(なぬっ!?)

 

 

 

 どうやら彼は、試合会場でザ・ワールドの試合を見ていたらしい。泣き顔から一転、テレビ特撮のヒーローにでも出会った様な顔で、子供はザ・ワールドを見つめている。

 

 しかし、騒ぎはそれだけにとどまらない。

 

 

 

「何!? あのディエゴ・ブランドー!?」

「余りの容赦の無さが逆に人気を呼んでいるあの!?」

「いや、あの大会は女の子でもマジ強かったんだ! 容赦無いとは言えないぜ!」

「優勝者が此処に居るの!?」

「スゲー本物か!? 本物なのか!?」

 

(やばい・・・ヤバいぞコレは!)

 

 

 

 子供の一言が着火剤であったかのように、周りにどんどんザ・ワールドの偽名であり、麻帆良武道会優勝者であるディエゴ・ブランドーの名が浸透していく。

 

 

 

「サイン下さい! 一目見てファンになりました!!」

「アメコミクラブに来てくれ! ディエゴ!!」

「握手させてくれ・・・いや、弟子にしてくれー!!」

 

(うおおおおっ!? 来るなアアア!)

 

 

 

 ドデカイ図体して弱気なのは何とも納得しがたいが、当の本人は旅の恥はかき捨てとばかりに逃げ回るのみ。時に時間停止も使って、右に左に外に中に屋根に逃げ回る。

 

 

 

「どうか! 如何か一言マイクに向けて!!」

「その格好はもしや自前なのですか!? それとも意思のあるロボットなのですか!」

「待ってくれ! せめて記念写真だけでも!」

「決勝最後の決め台詞を叫んでくれぇ!!」

 

 

(俺の・・・・俺の傍に近寄るなぁああっ!!!???)

 

 

 部違いのラストボスの断末魔・・・に近い台詞を心の中で叫びながら、ディエゴ・・・じゃなくて、ザ・ワールドはみっともなく逃げ回るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何とか無事に逃げ切った―――時間停止にスタンドパワーをフル活用なのだから当たり前―――ザ・ワールドは、ローブの意匠と色を変えてチョコレートシェイクとバナナクレープを買うと、人の数と人通りの少ない路地近くに座り込んでいた。

 

 滅茶苦茶でも足りない程の特注サイズのシェイクを啜りながら、かなり買い込んだらしいクレープを次から次へと口へ放り込んでいる。

 

 

 

(あ~良かった、逃げれた・・・疲れた後には甘いものだよなぁ!)

 

 

 

 大量の甘い物、ブラックホールの如くそれを平らげて行く光景、そして超がつくぐらいがっちりと筋肉の付いたが大き過ぎる男・・・ローブがあろうが無かろうが、えらくミスマッチな状況である。

 

 

 取りあえず買い込んだクレープを半分ほど平らげてから、ザ・ワールドハこれからの事に付いて考えた。

 

 

 大勢の観客の前であれほどの技を披露したのだから、もしかしたらどこぞの組織にでも追われるかもしれないし、喜びの余り最後に叫んだ所為でネギ達に思いっきり正体がばれたのだから、彼等も追ってくる事、請け合いである。

 

 

 あの時最後で叫ばなければと後悔しても、この状況を引き起こし終えてしまった今では、やっぱり所詮後の祭り。せめて学園祭が終わるまで出会いませんようにと願うのが、ザ・ワールドがこの状況でも取れる精一杯の抵抗だろう。

 

 

 

(取りあえず、人通りの少ない場所を・・・・・・・やべっ!?)

 

 

 と、何故だかいきなり姿を陰に隠したザ・ワールド。・・・でか過ぎる所為で隠れきれているか微妙だが、彼がそうした理由は彼に気付かず、目の前を通り過ぎていく。

 

 

 

「ちょ、ちょっと先生! 私は関係ないでしょう!? 降ろしてください! というか降ろせ!!」

「何で小太郎君まで逃げ回ってるの!?」

「ぬかせ! ディオの兄ちゃんやお前らが逃げ回るからやろ!!」

「向い側にも居るようです、迂回しましょう」

 

 

 

 ネギに似ている青年と、彼に抱っこされた眼鏡を掛けた少女。そして、少し遅れて来た小太郎と茶々丸だった。どうやら彼等から隠れたらしい。

 少し後ろをのぞくと、マスコミが何とか追いすがろうと必死に走って橋を渡ろうとしている光景も目に入った。

 

 

 

 マスコミが通り過ぎるのを待ってから、ザ・ワールドは隠れるのを(隠れきれてはいなかったが)止め、石畳に再び座る。

 

 

 

(何か悪いことしちまったなぁ・・・俺が逃げている所為で小太郎少年まで取材が来て、逃げ回らなけりゃいけないんだもんなぁ・・・でも捕まるのは嫌だな、これは試練だと思ってくれ、少年)

 

 

 

 今の彼の心の中での言葉は、仕方が無いとは言え酷いの一言に尽きる。おまけでヘタレも付けておこう。やっぱりこいつは、ヘタレ・ザ・ワールドである。

 

 

 

(なんか、めっちゃ嫌なこと言われた気もするが・・・気の所為だろ、ほっとけほっとけ)

 

 

 

 否定するように頭を数回横へ振ってから、半分ほど残っているクレープとシェイクに手を付ける。

 

 

 

 呑気に座り込んだまま、ザ・ワールドは欠伸を一発かますのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見つけました、ローブを被ってますが・・・ディエゴさんですね」

『リョーカイ、そのままポイントを残しておくヨ。予定していた物と『対ディエゴ・ブランドー』用の物・・・どちらも、もうすぐで調整が終わるネ』

「しかし・・・失敗作が役に立つ時が来るとは」

『ウム、世の中分からない物ヨ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 学際二日目も、武道会があった影響もあってか、感覚的にも時間的にも、あっという間に時が過ぎ去り夜となった。

 

 一日目に勝るとも劣らない花火が上がり、一日目こそ何も無かった場所もライトアップされている。

 

 

 暗いからこそローブもあまり目立たないが、過信しないようにとヘタr・・・・いやザ・ワールドは、なるべく人気のない場所へ人気のない場所へと移動していた。

 

 

 

(・・・さてと、今夜は何処で眠るか・・・一日目はそこら辺に寝っ転がってたけどよ・・・流石に今は駄目だろうしなぁ)

 

 

 

 噴水広場を通り抜け、やがて石畳と壊れかけの街頭以外何も無い場所へと出たザ・ワールドは、ふと足元に石ころが転がっているのを見て、そう言えばスタンドのパワーで石ころ蹴ったらどこまで飛ぶんだ? というちょっと単純な疑問が頭に浮かんだ。

 

 

 人も居ないし、今なら試せるだろうと、ザ・ワールドは足を思いっきり振り上げ――――

 

 

 

(おわっち!?)

 

 

 

 滑って決めていた方向とは見当違いの方向に蹴っ飛ばした。しくったなぁ・・・と思っていた、その時。

 

 

 

「のわ!? あ、危なかたネ~・・・」

(は?)

 

 

 

 何も無い空間からいきなり、バチバチと軽く帯電した超が、イリュージョンの如く現れたのだ。

 

 

 

 

「いや、流石優勝者と言った所カ・・・僅かに気配、漏れてたカナ?」

「び、ビックリしましたよ・・・魔法先生だって看破に時間がかかったステルス迷彩を、此処に来て数秒で見破るなんて・・・!」

 

(うっそーん・・・人が居ったんかいぃ・・・)

 

 

 

 侮れない、そういった雰囲気で呟く超とハカセ・・・・彼女等は関心しているようだが、残念ながらコレ、怪我の巧妙である。ザ・ワールドは完璧に気がついていなかったのだから。

 

 

 

「小細工は抜きにして正面から対峙するとしようカ・・・またあったネ、まほら武道会優勝者、ディエゴ・ブランドー・・・いや」

 

 

 

 そこでにやりと笑い、超は言いなおした。

 

 

 

「ディオ、と呼んだ方がいいかナ?」

〔・・・・!〕

 

 

 

 その名前も偽名とはいえ、何故それを知っているのか・・・ザ・ワールドは、駄目元で聞く事にした。無論、喋れないから筆談で、だが。

 

 

 

『何故その名前を知っている?』

「なに、私の協力者に茶々丸が居てネ・・・知ってはいるはずだ、緑色の髪を持った少女をネ」

『あの・・・ロボットか』

「その通り」

 

 

 

 そこでいったん会話を切り、超は指を立てて告げてきた、

 

 

 

 

「単刀直入に言う・・・我々の仲間になる気は無いカ?」

『仲間?』

「私の目的は、魔法使いの存在を世界にバラす事。言ってしまえば革命に近い物ヨ」

〔・・・!〕

 

 

 

 それを聞いたザ・ワールドは、魔法使いの存在をバラすと言う事を一瞬理解しかね・・・すぐにそれが、危険なものである事が分かった。

 

 彼がザ・ワールドとして転生したこの世界にも、未だ戦争は続き傷跡は残っている。現代の兵器を持ってすらそれなのだから、魔法の力を使ったらどうなるか、戦争以外でも混乱の続く世界に、さらなる混乱をもたらせばどうなるか・・・魔法使いの理念などは知らない彼でも、それは理解出来たのだ。

 

 

 勿論、彼女の『革命』にも悪い事ばかりじゃあ無いだろう。治癒魔法を覚えれば治療の難しい病気も治せるし、魔法の技術を転用すれば文明はより発展する。もしかしたら、見た目にも楽しい世界が出来るのかもしれない。

 

 

 それを踏まえてザ・ワールドは・・・

 

 

 

『断る』

 

 

 

 否定の意を返した。

 

 予感と言うのだろうか・・・革命を成功させてはいけないという予感が、彼の心中に、脳裏に走ったのだ。

 

 

 

「ふむ、ならば仕方が無いネ・・・ハカセ!」

「はい!」

 

 

 

 ハカセが下がり、何かを準備し始める。

 

 させるかとザ・ワールドが博士の方へ猛ダッシュを掛けるが、此方とて邪魔はさせないと、超が立ちはだかった。

 

 

 

「正直不安だガ・・・ちと乱暴に行く! 力付くで抑えてみせるヨ!」

〔・・・!〕

 

 

 

 体の体捌きと跳躍力を活かした、長拳の中国拳法で超は攻め立ててくる。防御の為にかざした腕に、超の拳が当たった瞬間、激しく電撃が爆ぜるものの、ダメージにもならず逆にザ・ワールドの掌底で超は吹き飛ばされた。

 

 

 

「ぬおっ!や、やぱり効かないみたいネ」

「無茶苦茶だ・・・どんな人間だってあの電撃をじかで喰らったら、体が動かなくなるのに・・・!」

「でも、対抗策はあるヨ!」

 

 

 

 再び飛び込んでくる超に対し、ザ・ワールドは連続攻撃で追い詰めてから、体勢が崩れた所に容赦無く拳を降りおろして、拘束を兼ねた一撃を繰り出した。

 

 

〔オオオオオッ!!〕

 

「うぐっ!」

「超さん!?」

 

〔・・・〕

 

「やー・・・軍用強化服が使い物にならなくなるかと思たヨ。攻撃と拘束を一度に兼ねるとは、流石の腕前―――」

 

 

 

 言葉が途切れたと思った途端、ザ・ワールドの拳の下から超が一瞬で消えうせる。

 

 

 

「ネ♪」

 

〔!〕

 

 

 

 そして、兆候皆無のまま背後に移った。彼女が打ちだした拳の衝撃で石畳に罅が入るが、打ちこまれた当の本人はピンピンしており、カウンターで蹴りを放ってくる。

 

 しかしこれも、瞬間移動で避けられた。

 

 

 

「う~む、幾ら背後を取れても、効かなければ意味は無しネ」

 

〔・・・〕

 

「なら、少々暑苦しい考えだが・・・効くまで打ちこんでやるヨ!」

 

 

 

 超は体勢を整えながらトントンとつま先で石畳を叩き、再び瞬間移動した。

 

 

 

「ん? ディオサンが消え―――でっ!?」

 

 

 

 背後に回った筈の超だったが、何時の間にやら目の前からザ・ワールドが消えた事に驚き、動きを止める。その隙を狙ったか、意趣返しだとばかりに背後から思いっきり殴り飛ばされた。

 

 

「カ、カシオペアの移動に、完璧に反応した!?」

 

「むぅ・・・これは・・・!」

 

〔・・・〕

 

 

 

 カシオペア。 そう呼ぶらしい技か道具を使い、超は瞬間移動を繰り返すものの、何度やろうと結果は同じ。仮に瞬間移動に対応しきれておらずとも、攻撃は全く通らない為実質的に意味が無い。

 

 

 

(有り得ない・・・! カシオペアは時間移動装置・・・それこそ時間でも止められない限り対応する事なんて・・・・・まって、時間を止める・・・?)

 

 

 

 戦いを見ているハカセは、ザ・ワールドの対応とまほら武道会での奇術を思い出し、ある結論に至った。

 

 

 

(待って、待ってよ!? そんな無茶苦茶な・・・幾らなんでも有り得ないわよ―――――

 

 

 

 

 

 本当に時間を止めているなんて!?)

 

 

 

 時間移動の先を行く、時間停止という結論に。

 

 

 実はカシオペアにも何度も同じ時間に移動することで疑似的に時を止めたかのような効果を得られる使い方もあるにはあるが、完璧に時間を止める能力では無い。

 

 超が立ち止まってザ・ワールドを睨み、しかしザ・ワールドは背後に回り込んで、拳が超の背部に入る。・・・恐らく疑似時間停止を行おうとしたが、疑似的では無い本物の時間停止によって、物理的に無効化されてしまったのだろう。

 

 

 この事からも、ザ・ワールドの奇術の正体が時を止める力である線は濃くなってくる。

 

 

 

「(本物の時間停止能力だなんて・・・そんな馬鹿げた力が)・・・キャッ!?」

 

「ぬ!? また消え―――ハカセ!?」

 

 

 

 

 今まで戦っていたのは油断を誘う罠であったらしく、ザ・ワールドは超の一瞬の隙を突いてハカセの前に瞬間移動・・・否、停止させた時間の中を移動してきた。

 

 時間を完璧に停止させるという特性上、一瞬でも隙が出来ればいいのだ。

 

 

 単なる脳筋では無く、先を見通す頭脳も持った、時間停止を操る強敵・・・超とハカセはそう認識し、そしてザ・ワールドの心中も正にそれに相応しい物である。

 

 

 

(やべ~・・・ウッカリ眼鏡少女忘れる所だった・・・)

 

 

 

 ・・・前言撤回。どうやら本気で忘れていたらしい。

 

 

 ともかく結果オーライだとばかりに、力技で魔法陣と機械を破壊して、強制的に準備を中断させた。

 

 

 

(何をやろうとしていたか知らないが・・・これで二人をノせば、後は万事解決だな!)

 

 

 

 そして振り向いたザ・ワールドは――――――視界の先に、あるものを目にした。

 

 

 それは・・・超の・・・・

 

 

 

「フフフ、引っかかったネ?」

 

 

 

 ・・・・・してやったりの、『笑み』だった。

 

 

 

 その瞬間に、ザ・ワールドは光に包まれ――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〔オオオオオオッ!?〕

 

 

 

 

 はるか上空に、投げ出された。

 

 




 ザ・ワールドは、一体どうなっちゃったのでしょうか?


 それはまた次回で。

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