こういう人もいていいんじゃないかと思う。
とある一等空尉の演説
「諸君
私はお節介が好きだ
諸君
私はお節介が好きだ
諸君
私はお節介が大好きだ
世話を焼くのが好きだ
困ってる人を助けるのが好きだ
他人の恋路の応援が好きだ
ボランティアに参加するのが好きだ
老人介護が好きだ
子供の世話が好きだ
募金が、寄付が、支援が好きだ。
街中で
地元で
隊舎で
艦内で
他世界で
母校で
職場で
局員寮で
訓練校で
全ての次元で行われるありとあらゆるお節介が大好きだ
世話を焼いた者から後にお礼を受けるのが好きだ
指導した新人が名を馳せた時など心がおどる
関係が進展しない男女の背中を押すのが好きだ
うだうだ言って想い人と進展しようとしない男を人生の墓場に蹴り込んでやった時など胸がすくような気持ちだった
想いを同じくする者達がお節介をするのが好きだ
かつて世話を焼いた者が他の者に同じ事をするのは感動すら覚える
身よりのない子達が大人になって孤児院で頑張る様などはもうたまらない
泣き叫ぶ子供達が私のお節介で僅かにでも笑顔になるのも最高だ
誰かに「余計なお世話」だと罵倒されるのが好きだ
必死に救うはずだった村々が飢餓や犯罪者に蹂躙され、女子供が命を落としていく様はとてもとても悲しいものだ
救えなかった者の遺族に石を投げられるのが好きだ
己の欲求のために我々のお節介を邪魔されるのは屈辱の極みだ
諸君
私はお節介を この上ない偽善に等しいお節介を望んでいる
諸君
私に付き従う次元航行部隊諸君
君達は一体何を望んでいる?
更なるお節介を望むか?
情け容赦しかない糞の様なお節介を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の罪人を殺す嵐の様なお節介を望むか?
『お節介! お節介! お節介!』
よろしい ならばお節介だ
我々は満身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の底で半世紀もの間堪え続けてきた我々にただのお節介ではもはや足りない!!
大お節介を!! 一心不乱の大お節介を!!
我らはわずかに一個部隊 百人に満たぬ一般局員に過ぎない
だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で総力10万と1人の軍集団とな る
我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう
連中にお節介を焼かれる味を思い出させてやる
連中に我々の軍靴の音を思い出させてやる
天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
第四次ユーなのCP成立作戦 状況を開始せよ
征くぞ 諸君」
「何をしようと構わんが、今は任務中だと言うことを忘れるなよ、お前達?」
「あ、すんません、ハラオウン提督」
名前:デューク・ディノア
一応、主人公。
赤髪碧眼。長めで、特に纏めたりはせずに無造作に伸ばしている。長身。
28歳。一等空尉で魔導師ランクはAランク。デバイスは汎用型ミッド式のインテリジェンス「ブラックウィドウ」。
戦法は正面から堂々ではなく、完全な策士タイプ。
相手の力量を逆手に取るタイプなため、近接ベルカ式には相性が良いが、なのはやフェイトの様なミッド式、ティアナのような幻術ガンナー、はやてのような広域殲滅型には太刀打ちできない。
今のところ、スバルにだけ勝ち越している(基本的に単純だから)。
甘党。ただしリンディ茶だけは願い下げ。
スバル、ヴィータ両名と「ひたすらにアイスを愛する会(非公式)」を結成しており、会長の座に就いている。
理由としては、二人の舌を唸らせるアイスを作れるから。
クロノやユーノ、ザフィーラ、ヴァイス、ヴェロッサ等とは年齢や立場の違いこそあれど、良い友人関係を築いている。
本文中の「人生の墓場に蹴り込んでやった男」とはクロノのこと。
無類の世話好きでお人好し。
入隊したばかりのフェイト、執務官見習いだったティアナ、その他男女問わず様々な新人の世話を焼いたりするのが好き。
現在はユーノとなのはをどうにかしてくっつけよつと色々画策している。
ちなみに
第一次→なのはの事故直前だったため何やかんやで有耶無耶に
第二次→なのは達が中学時代に始動。機動六課の話が上がったために頓挫。
第三次→StrikerS前後。ホテル・アグスタの一件で希望が生まれるも、ヴィヴィオ登場となのはとフェイトのダブルママ騒動につき失敗。
以上の経過を経て、今の第四次が開始されている。
ちまちまと続けていくつもりです。
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