そして切の良い所で切ったら長くなりました。
やはり安定しません。
レヴィと出会って(?)から数日。あれからは楽しい毎日だった。
レヴィは結構お茶目な面白い子で、私の知らない色んな話をしてくれた。
逆に私は自習の範囲だけど魔法、ミッド式の魔法についてレヴィに教えた。
そのままレヴィと同時に体を動かすこと―レヴィは50%の状態、とか言っていた時―の練習をしてみたり、二人でシューターを同時に作ってシューターを使った鬼ごっこをしてみたりと、一人でやるより楽しくて充実した時間が過ぎて行った。
そんなある日、私達が自習をしていると部屋に誰かがやってきた。
「失礼します」
その言葉と共に入ってきたのは女性だった。
この家―時の庭園―には私と母さん以外の人は私は見たことがない。
「あの、誰ですか?」
「初めまして、フェイト、ですよね?」
女性は挨拶しながらも私の事を確認してくる。
「あ、はい、初めまして。私がフェイト、ですけど……」
「よかった、私はリニス。プレシアの、あなたのお母さんの使い魔で今日からフェイトに魔法を教える事になりました」
「え、リニスって」
確か私が拾ってきた山猫の……。
「はい。山猫のリニスです。今日からよろしくお願いしますね、フェイト」
「あ、はい。お願いします。リニス、さん」
「リニスで良いですよ」
「じゃぁ……リニス」
「はい」
優しく笑うリニス。どうして人間になっているのか、とか使い魔の事とかよくわからないけど、優しそうでよかった。
(ねぇ、どう思う? レヴィ)
レヴィと秘密のお話をするために最近覚えた念話でレヴィに話を振る。
『んー? そうだなぁ。優しそうに見えるけど魔導師としての実力は相当ありそうだよ』
レヴィの声は浸食率―これもレヴィの言っていた言葉―が低いと私にしか聞こえないらしく、レヴィは普通に念話を使わずに話す。
(そうなの?)
『うん。感じる魔力が結構ある。今のフェイトより全然多いよ』
(そっか。良い先生だと良いね)
『どうだろうね~』
(もう! 不安になるような事言わないでよ!)
一瞬真面目になったかと思えば直ぐふざけた調子で言うレヴィ。
――ほんとにもう、無邪気なんだから。
そんな風に会話をしていたら、呆けているように見えたらしくリニスが心配したような様子で声をかけてきた。
「フェイト? 大丈夫ですか?」
「あ、うん。大丈夫だよ、リニス」
「そうですか。では今から魔法のお勉強をしますけど、大丈夫ですか?」
「うん! 私、頑張るよ。だから、よろしくお願いします。リニス」
心配そうに聞いてくるリニスを安心させるために元気よく返事をする。
すると、安心したのかリニスは笑いながら力こぶを作るように腕を曲げながら言った。
「はい。任せてください。フェイトを一流の魔道士にするのが、私の使命ですから」
この日から、優しくて厳しいリニスの元、私達―主に私―の魔法の特訓が始まった。
(がんばろうね。レヴィ)
『……』
ちゃんとした先生ができたことが嬉しくてレヴィに話しかけるが、黙ったまま答えてくれない。
(レヴィ?)
『ん? あぁ。そうだね! 頑張ろう! フェイト』
不安になった私が再度呼びかけてみると、今度は気づいてくれたのか元気な返事をしてくれるレヴィ。
(もう、しっかりしてよ!)
『あはは、ごめんごめん』
レヴィと一緒に笑うと、リニスが気付いたのかこちらを不思議そうな顔で見てくる。
「どうしました? フェイト。急に笑い出したりして」
「え、いや、なんでもないよ。ただ、嬉しかっただけで」
「……そうですか」
訝しげだが、なんとか納得したのかそれ以上追及してこないリニス。
――あ、焦った。
今度から自習の時はマルチタスクを重点的に練習しようと心に決めたのでした。
*
どうもみなさん初めまして。プレシアの使い魔のリニスと申します。
私はプレシアの娘であるフェイトの教育係としてプレシアの補佐をしながら日々を過ごしていますが、今回は少しその教え子であるフェイトについて話をしたいと思います。
フェイト・テスタロッサ。大魔道士プレシア・テスタロッサの娘として名に恥じぬ実力を持っている勤勉で良い子ですが、少しプレシアも知らない秘密があるような気がします。
その事を思い立ったのは彼女の行動からでした。
良く、特に家の中を歩いている時など呆けている時が多いのです。
それだけならば、気の抜けている子で済むのですが、この前フェイトの部屋を訪ねた時、誰もいない筈なのにまるで誰かがいるかのように独り言を呟いていました。
そして極めつけは、夜に魔法の練習をするのか外に向かっていこうとするフェイトを見かけたので注意しようとした時でした。
5歳の子供ではありえない速度で駆け出したと思ったら、すぐに見失ってしまったのです。
私はこれでも、プレシアが「維持するのですら大変だ」と呟いた程優秀な使い魔であると自負しています。
その私が知覚できない速度で“走った”フェイト。
今までの訓練ではそのような様子は見せなかったというのに。
その時は、探そうと思えばできたのですが、探すことはせず後日本人に確認しようと思いその場を去りました。
その後日が今日です。
フェイトが何を隠しているのかを本人に聞こうと思い、今私はフェイトの自室の前に居ます。
「―――うん。――――でね、―――――」
部屋の前で耳を澄ませばフェイトの楽しそうな歓談の声が聞こえます。
それでも相手の声は聞こえず、これだけを聞いたのならば狂ったのではないかと思うでしょう。
ですが私の勘が告げているのです。
――フェイトには重大な秘密がある。
と。
「フェイト? 少し良いですか?」
覚悟を決めた私は、扉をノックしながら中に居るであろうフェイトに声をかけました。
「え!? ど、どうぞ」
少し驚いたような声が聞こえてきましたが、気にせずに扉を開けて部屋に入ります。
「ど、どうしたの? リニス」
部屋に入るとベッドの上に腰かけているフェイトが。それ以外には特に何もなく、人や動物がいるわけでも、人形がある訳でもない。
「すこし、フェイトとお話ししようかと思いまして。大丈夫ですか?」
なるべく怖がらせないように柔らかい口調と言葉を選んで話す。
「お話し? うん。良いよ」
笑いながら場所を開けるかのように横にずれるフェイト。
折角なのでフェイトの隣に腰かける事に。
「それで、なんのお話し?」
「はい。実はフェイトに聞いておきたいことがありまして」
「なに?」
「フェイトは、プレシアの事どう思っていますか?」
最初は本題ではなくほかの話題から。
実際優先度は低くとも聞いてみたい事柄ではあった。
プレシアはフェイトを私に任せて研究三昧。
寝る間も、ご飯を食べる事も惜しんで研究に没頭している。
私は使い魔として今の意志を貰ってからフェイトとプレシアが一緒に居る場面を見たことが無かった。
「その、プレシアと会えなくて、その、寂しくないのか、とか」
「……」
私の問いに少しうつむくフェイト。
やはり、寂しかったのだろうか。
“見えもしない友人”を作り出してしまうほどには。
「寂しくは、無いよ」
うつむいたフェイトから出た答えはそれだった。
そんな筈は無いだろう。
5歳の少女が親と顔を合わせずに寂しくないわけがない。
それでもフェイトは、今度は顔をあげて言った。
「母さん忙しそうだもん。私がもっと頑張って母さんのお手伝いをできるように。って、リニスに魔法を教えてくれるように頼んだんだと思うから。だから私は頑張れるよ。だって、母さんの為だから」
そう言って笑うフェイト。
なんて、なんて気丈で優しい子なのか。
――プレシア、あなたの娘はとても良い子ですよ。
それでも、やはり寂しいという気持ちはあるのだろう。そうでなければ、5歳の子供が“頑張れる”なんて言葉を使うとは思えない。
――それでも、この子は気丈に振る舞っている。
いや、振る舞っているのではなく実際に大丈夫なのかもしれない。
“見えない友達”のおかげで――。
「そうですか。フェイトは、良い子ですね」
「えへへ」
頭を撫でると嬉しそうにはにかむフェイト。
――あぁ、なんて可愛らしい。
おっと、トリップしている場合ではありません。
早いかもしれませんが、本題に入りましょう。
「あのですね、フェイト。もう一つ聞いていいですか?」
「なに?」
「フェイト、私に何か隠し事がありませんか? 例えば、“見えないお友達”とか……」
私がそういった瞬間に今まで笑顔だったフェイトの表情が凍りついた。
*
「例えば、“見えないお友達”とか……」
部屋で寛いでいたらやってきたリニスとお話ししている時に出された質問に私は唖然とした。
――いつ、いつ、いつ、いつ、いつから気が付いていた。いつから知られていた。
(どうしよう。どうしようレヴィ!)
レヴィに念話で話しかける。
なぜ、気づかれた。誰かがいるときや部屋の外では細心の注意を払っていたはずだった。
それなのにどうして。
『フェイト落ち着いて』
(で、でも!)
これが落ち着いていられるだろうか。
今まで隠してきたレヴィと言う存在が知られてしまったのだ。
しかも“見えないお友達”なんて的を得た表現までされて。
『とりあえず、落ち着いてリニスに話を聞いてみよう? なんでそう思ったのか、とか』
レヴィの適切な指摘で少しだけ冷静になる。
レヴィはこういう時頼れるお姉さん的な感じになってきている。
普段は私より幼く感じられる言動が目立つが、私が困った時などは冷静に私を支えてくれる。
『がんばって、フェイト』
(うん。頑張る)
いったんレヴィとの念話を切ってリニスと話をする。
「リ、リニス」
「なんでしょう。フェイト」
リニスの調子はいつもと変わらないのに、なぜだが恐ろしさを感じる。
「な、なんで、そんな事、思ったの?」
やけに喉が渇く。
その所為か口の中が乾いてうまく喋れない。
「それはですね……」
そう言って始まったリニスの説明を纏めると、以下の通りになる。
1、 私の部屋の前で何か声のようなものが聞こえたから耳を澄ませたら私が一人で喋っていた。
2、 私が夜出歩くのを発見し、注意しようとしたらものすごい速度で走ってどこかへ行ってしまった。
以上の事から私に隠し事があると推測して、今日話を聞きに来たのだという。
「それで、どうなんですか? フェイト」
う~、どうしよう。素直に話してどう思われるか。
私が変に思われるならまだしも、レヴィが変な物だと思われるのは嫌だ。
『フェイト』
(どうしたの? レヴィ)
私が悩んでるとレヴィが優しく声をかけてくれた。こういう事ができるからレヴィは頼りになる。
『フェイト、ボクに任せて』
(え? でも)
『素直に話そう。そのためには一回ボクが実際に居るんだって証拠を見せたほうが良い』
(……わかった)
その後私はレヴィに、リニスに伝えて。と言われた言葉を言って、レヴィに体を明け渡した。
*
「リニス、今から起きる事は手品とかじゃないから。冷静になって受け止めてね」
ボクがフェイトに伝えてほしいといった言葉をフェイトが言う。
ボクの個人的な思いだが、リニスはなんだかんだ言ってきちんと受け止めて、認めてくれる気がする。
だったら、これから―プレシアやアリシア―の事を相談するのにも、手伝ってもらうのにもリニスにはボクの存在を知ってもらってボクとある程度の関係を構築してもらった方が良い。
「? いきなりなんです? フェイト」
不思議がるリニスをよそにフェイトと体を入れ替える。
この身体はフェイトのであるがフェイトではない。と言うのが最近の自主練でわかった事だ。
ボクの体は普段は存在していないが、フェイトを通じてのみこの世界に存在することができるらしい。
なので、フェイトがいくら傷ついていようがボクがフェイトから主導権をもらった瞬間にボクの体に変わる為、傷も消える。
だからこの状態では身体能力が上がるのだ。なにせフェイトの体ではなくボクの体なのだから。
身体が入れ替わったことを感じ取り、ゆっくりと瞑っていた目を開ける。
そうするとそこにはフェイトの瞳とは真逆の色をしたボクの瞳があるはずだ。
ボクの魔力光と同じ色のサファイアブルーの瞳が。
「!? フェイト、その瞳の色は……」
「リニス、初めましてになると思うよ」
リニスに言葉を言わせないようにしてボクが喋る。
「改めて、初めましてリニス。ボクはレヴィ。フェイトとはここ最近の付き合いで、リニスの言う“見えないお友達”だよ」
リニスの目をまっすぐ見て言うボクにリニスはだいぶ戸惑っているようだ。
「フェイ……いえ、レヴィですか。初めまして。そうですかあなたが」
あれ? 随分とあっさりしてるな
『随分とあっさりした反応だね』
精神体になってるフェイトも僕と同じことを考えていたらしく、声をかけてくる。
「あの、驚いたりとか、疑ったりだとか、しないの?」
「そうですね、驚いては居ますが疑っては居ません」
「それは、なんで?」
なぜ疑わないことができるのだろうか。はっきり言って瞳の色がいきなり変わっただけで別人とか、普通は信じられないと思う。
「そうですね、一つは勘でしょうか。なんとなくそんな気がしたという事です。まぁフェイトが妄想をするような子ではない、と私なりに思っていたからではありますが。二つ目は今のあなたを目の前にしているからです。目を閉じた瞬間にフェイトの魔力が跳ね上がりました。フェイトの魔力ランクは現在はA+~AA程度。ですがあなたはAAAは少なくともあります。ここまでの魔力の増幅は種も仕掛けも無くてできるはずがありません。なぜ、という疑問は残っていますが、ね」
そうか、そうなのか。リニスはボクが思っていたより聡明な人(?)らしい。
「それじゃぁ、リニス。ボクの事も」
「えぇ。あなたも私の大事な教え子ですよ。レヴィ」
――あ。
リニスのその言葉で胸の中に何かが落ちるような感触があった。
それと同時に目から暖かい何かが零れ落ちてくる。
『レ、レヴィ?』
「どうしたんですか? レヴィ、そんないきなり」
『レヴィ、大丈夫? どうしたの? なんで』
「『泣いてるの(ですか?)』」
二人の心配そうな声が重なる。
ボクは自分でも知らず間に泣いてしまっていたらしい。
「ん、大丈夫だよ。多分、フェイト以外で初めて、ボクを認めてくれた人だから。ボクを、認めてくれた人が居たから。だから……」
――だから、嬉しいんだ。
その言葉が出せずに、ボクは泣き続けた。
「大丈夫ですよレヴィ。私も、フェイトも側にいますから」
『うん。そうだよレヴィ。私はずっと側にいるから』
「『だから大丈夫』」
フェイトの声はボクにしか聞こえてない筈なのに、それでも重なる二人の言葉。
ボクはリニスとフェイトに抱かれながら、暫く泣き続けてしまった。
*
「ごめんなさい」
あの後しばらく胸の中で泣いていたのが恥ずかしくなってしまい。つい謝る。
「大丈夫ですよ」
『そうだよ。いつでも甘えていいんだからね』
なんだか、フェイトの甘やかしスキルが開花しつつあるが気にせずリニスと話すことにする。
「あの、リニス」
「なんですか? レヴィ」
「僕にも正式に魔法を教えてほしいんだ」
そう、今まではフェイトが学んでいることを横で見て覚えるだけだった。
自分とフェイトの体が別々なのだと気づいた時からは夜フェイトが寝るのとほぼ同時に主導権をもらい、外に行って身体能力の確認やトレーニング、魔法の練習を1,2時間していた。
しかしそれでは限界が来る。
その練習で使っている魔法があっているのか、変な癖がついては居ないのか等自分一人では確認できない事が多すぎるのだ。
「わかりました。それでは今度からレヴィの為にも時間を作りましょう」
そんなボクの要望をリニスは二つ返事で受けてくれる。
「ありがとう!」
『よかったね、レヴィ』
「うん! ありがとうフェイト。これからもよろしくね」
『うん。これからも一緒だよ』
「そうだ、少しフェイトとレヴィの体について確認させてもらっても良いですか?」
つい嬉しくて念話で話すことを忘れてしまったが、リニスはそれには触れずに話題を変えてきた。
(フェイト、大丈夫だよね)
一応基本的な主導権はフェイトにあるのでフェイトに確認を取る。
『うん。大丈夫だよ。レヴィが分かってること全部リニスに話して。私はいまいち理解してない事が多いから』
(うん。わかった。任せて)
フェイトの許可も貰ったので今わかっている事をリニスに話す。
「なるほど。そうですか……」
説明を聞いたリニスは少し考え込んでしまったがすぐに顔をあげて僕たちの方を見つめた。
「フェイト、レヴィ。あなた達の体についての確認は明日やりましょう。今日はもう遅いので二人とも寝なさい。特にレヴィは明日からちゃんと私が監督してあげるのでもう夜に抜け出したりしないように」
リニスはそう言うとベッドから立ち上がり扉を開ける。
「それでは、おやすみなさい。二人とも」
出る時にこちらに向き直り、挨拶をするリニス。
「うん。おやすみなさい」
『おやすみなさい。リニス』
「フェイトも『おやすみなさい。リニス』だって」
聞こえてないだろうからフェイトが言った言葉を通訳する。
「はい。おやすみなさい」
そう言うとリニスは扉を閉めて去っていく。
「ふぅ~」
それを確認したらベッドに倒れこむ。
『あはは、ちょっと怖かったね』
そんなボクに話しかけてくるフェイト。
「うん。そうだね」
『結構緊張しちゃった』
「ボクもボクも!」
『ふふふっ』「あははっ」
二人で笑いあう。
「それじゃぁ、フェイト身体返すね」
『うん』
目を閉じて体をフェイトに明け渡す。
すると、ボクの精神が幽体離脱でもするかのように視線が上がって行く。
そうして完全に身体を見下ろす目線になると、フェイトが目を開く。
ちゃんと綺麗なルビーレッドの瞳になっている。
「それじゃぁ、リニスにも注意されちゃったし。寝よっか」
『うん。そうだね』
お互いに見つめ合いながら布団に入る。
「お休み、レヴィ」
『お休み、フェイト』
そう言ってボク達は眠りについた。
そんなわけでリニスさんの登場と、レヴィの存在の告白でした。
いつになるかはわかりませんが、次回もよろしくお願いします。
※追伸
私の書き方が悪く、勘違いさせてしまったようですが、主導権がレヴィに変わったとしても、瞳の色は変わっても髪の色までは変わりません。
理由としまして、レヴィはフェイトの体を依り代にして存在していますが、それはあくまでフェイトの体であり、『マテリアルLの駆体』ではない。と言うのが主な理由からです。
レヴィが自分の体だと思っているのは、レヴィが主導権を握ることで暫定的にフェイトの体が『レヴィのもの』と認識されることで特典が少し適用されるからであって、実際は完全にレヴィのものではありません。
本来このような設定は作品の中で伝えられれば良いのでしょうが、私の実力不足で、勘違いさせてしまったことお詫び申し上げます。