らき☆すた~if~ たとえばこんな物語   作:岡崎ひでき

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第四十八話 みんなで過ごす、夏の1日 2日目

「ふわ~あ・・・」

「あ、おはようございます。黒井先生」

 

早朝の恒例行事(ランニング)を済ませて部屋に戻ると黒井先生がちょうど起きた所だった。

 

「おぅ、おはようさん、赤井。いや~、昨夜は少し飲みすぎたさかい、昼間までぐっすりやと思っとったけど・・・ふぁ。ウチもまだまだ若いんかな~」

 

ちなみに時間はまだ7時前。

普通に考えれば休日の朝としては確かに早い時間だろう。

そう、普通に考えれば。

 

「一応言っときますけど先生。今日はもう2日目ですよ?」

「・・・へ?」

 

つまり黒井先生はここに来た日の夜から昨日丸一日、そして今朝の大体7時まで、約30時間以上熟睡していた事になる。

 

「一応みんなには体調不良ってことで言ってあるので」

「え? え? あれ?」

 

黒井先生は状況が理解出来ずにいたようだが、その内分かるだろう。

ちなみに今日は朝起きた時から成実さんがいなくなってたりする。

ついでに言うと車も無い。

・・・無茶な事をして事故って無きゃ良いけど(汗)。

 

 

 

「本当に大した事無くてよかったです、黒井先生」

「あ、あはは、要らん心配かけてすまんかったな~」

「これで先生に教えてもらいながらお勉強できますね♪」

「柊~・・・て2人いるか。ウチのクラスの柊? ウチの受け持ちは社会ってか世界史やで? あんま期待すんなや~♪」

 

そういうことを平然と言うのは教師としてどうかと思います、黒井先生。

今日は全員揃っての朝食。

成実さんも満足げな顔で帰ってきており、黒井先生は誤魔化すので忙しい。

先生に何があったのか、勘が良い娘は何人か気付いてそうだ。

昨日は高良母娘が抜けていたが昨夜からこちらに泊まる事になっている。

にぎやかになるのは大歓迎だがやっぱり肩身は狭い。

・・・あんまり考えないようにしよう。

俺はそういう考えを頭の隅に追いやり、素直に今の状況を楽しむ事にした。

 

 

 

「にしてもさ~、私思うんだけど・・・」

「下らない事だったらはっ倒すわよ♪」

「怖!? いやいや、うちらを1つの家族だとしたら誰がどの役かと思って・・・」

「・・・天誅!」

 

メキャ!

 

「あいたぁ!? そんなにくだらない事じゃないじゃん!」

「とりあえず今する話じゃないね」

「まさきくんの言う通りよ。ほら、さっさと手を動かしなさい」

 

どこの家族○画だ・・・。

ちなみに今は午前の勉強中。

黒井先生も加わり、結構熱の入った勉強会となっている。

しかし・・・この場に父親役は男性保護者がいないので却下。

母親役は年功序列で・・・ゆかりさん?

後は上から順に・・・ってんな事どうでもいいっての!

あれ、成実さんといのりさんって何さい・・・いやだから!

 

「赤井君」

「まさくん」

「はい?」

 

突然洗い物や掃除の真っ最中の2人が顔を出す。

 

『今何か物凄く失礼な事考えてなかった?』

「何にも考えてません!」

 

ホント、こういう時の女性って勘が良いな~・・・女性ってもしかしてニュー○イプ?

そんな人類の革新なんて嫌すぎる、なんてアホな事を考えつつ英文の訳に取り掛かった。

 

 

 

その日の午後。

別荘の裏手にある小川でみんなで遊んでいた。

そんなに深い川じゃないし、山の中で綺麗な水と言う事で、全員用意しておいた水着に着替えて遊びまわっている。

あっちではゆたかさんにみなみさんが泳ぎ方を教えていたり、こっちではこなたさんに悪戯されたみさおさんがこなたさんを追い掛け回している。

みゆきさんはかがみさんと一緒に水をかけ合ってはしゃいでいる。

向こうでは何故か浮き輪持ちのパティさんがひよりさんと仲良く浮かんでいる・・・どっかで見た光景だな。

保護者組はパラソルとテーブルセットがあるのでお茶を飲みながら談笑中。

てかそこにいのりさんも混じってるのだが・・・違和感が無い(汗)。

ちなみに俺はと言うと・・・。

 

「ふんぬうぅおおおおああああ!!」

「・・・はっ・・・はっ!」

「まーくんがんばれ~!」

「やまとぉ! 負けるな~!」

 

やまとさんとガチで競泳中。

特に深い意味は無いが、話の成り行き上こうなってしまった。

ま、楽しければ良いんだけどね♪

しかし水泳が得意なのか、やまとさんも速い速い。

体育の授業で水泳がある・・・んだろうなぁ。

ちなみに陵桜には何故か無い。

プールはあるのに・・・謎っていうか、理不尽だ。

そして結果はというと・・・。

 

「ほとんど同着だね」

「2人ともお疲れ~!」

「はぁ、はぁ、女子とほぼ同じってのがちょっと悔しいけど・・・」

「ジョキングでは、遅れをとりましたが、こっちは負けませんよ」

 

基本的に夏が好きだと言うやまとさん。

天気の良い休日は、よくサイクリングに行ったり、同じ高校の友達と市民プールに遊びに行くと言う。

もっとも、こうさんの無茶に付き合わされることも多いようだが。

 

「しかしやまとさんもやるね~。俺は息が上がってるのに」

「まさき先輩の場合、何だか無駄に力が入ってるように見えましたよ? 適度に力を抜かないと」

 

いやこうさん、そうはいうけどね・・・。

保護者組は全員1枚上に羽織ってるが、学生組は全員水着・・・つまり俺以外みんな素肌が眩しい水着姿な女の子。

みゆきさんは去年もそうだったが露出の多いビキニ。

ついでスタイルの良いパティさんは何故かスクール水着である・・・しかも微妙に胸がはみdゲフンゲフン!

あ~、あまり目立たないが何気にこうさんも・・・まぁあれだ、脱いだら凄かったってことで。

正直な話、大人顔負けのスタイルを持つこの3人には目のやり場が非常に困ります、はい。

ついでに言うと他のみんなも歳相応のかわいらしい水着・・・あのこなたさんでさえ普通の水着を着用していた。

こんな状況で平常心を保てる男はある意味凄いと思う。

疲れきって何も考えられないようにしないとある意味身が持たん。

そんな時。

 

「みなさ~ん、集まってくださ~い!」

「みんなでゲームやろうよ~。先生達も参加しませんか?」

「あらあら、こんなおばさんが混ざってもいいのかしら?」

「ウチはまだまだ若いからやったるで!」

 

みゆきさんの呼びかけにより、全員が集まってゲームとやらの内容を聞いた。

内容は単純、雪合戦ならぬ水鉄砲合戦。

旗のような物がつけられた帽子をかぶって、用意されてる色々な種類の水鉄砲を使い、相手の旗を撃ち抜く。

旗は薄い網のような物・・・ぶっちゃけ金魚すくいとかに使うような薄いもので、あたったらすぐに穴が開くような代物だ。

見た目にかなり難があるのが欠点か。

そして4人1組による総当たり戦で勝ち残った1人が他の勝ち残った人と戦い、最後に残った人が優勝、と言った形になる。

水鉄砲はコンビニで売ってそうな小型の物から、圧縮空気を用いるポンプ式の大型のものまで色々ある中から好きなものを使える。

しかも使う水鉄砲の数に制限はナシ。

もっとも、開始直後はまず水を入れる事から始めるため、場合によっては数や機構が敗因になりかねない。

中には誰が用意したのか竹筒型の水鉄砲なんて物もあるが・・・誰か使うのかコレ(汗)。

ちなみに戦闘フィールドは小川周辺の芝生・・・水を汲む関係上動きにくくなるものの、浅い所なら川に浸かっても問題は無い。

 

「これって風○た○し城ちゃうんか?」

「懐かしいですね~・・・」

 

保護者組の呟き流しつつ、面倒なルールもコレくらいにして。

真夏の日差しの下、1回戦が始まる!

組み合わせはみなみさん、ゆたかさん、パティさん、ひよりさん。

レフェリーであるみゆきさんの合図で戦闘開始!

全員すばやく水を汲み、戦闘態勢に入る!

 

「ゆたか!」←小型2丁

「うん、みなみちゃん!」←小型1丁

 

みなみさんが一時的にゆたかさんと手を組んだようで共に行動開始。

ちなみにわざと負けないで正々堂々と勝負しよう、なんて言葉が聞こえたから、手を抜く事は無いだろう。

対してパティさんとひよりさんも手を組んだようだ。

 

「さぁ、パトリシアさん! 2人に腐女子パワーを見せてやるっすよ!」←空気圧式1丁

「OK、ヒヨリ! バックアップをタノミます!」上に同じ

 

射程の差がどうしても出てしまうが、ゆたかさんにはすばやく動いて狙いをつける、と言う芸当は難しいだろう。

そうなると彼女達が取る戦法は・・・。

 

「やぁぁぁぁぁっ!」

「ナント!?」

「えっ!?」

 

ゆたかさん自らが囮となって突っ込み、反応が遅れた2人に対して顔面に狙いをつけて水鉄砲を発射。

その一瞬ひるんだスキにみなみさんが2人の旗をねらう短期決戦。

だがひよりさんがとっさに撃った水鉄砲がゆたかさんの網に直撃してゆたかさん、アウト。

しかしそのすぐ後、懐に飛び込んで来たみなみさんが近距離から撃った水流がひよりさんの網を撃ちぬきひよりさんもアウト。

だがパティさんは横に飛んで直撃を免れた。

 

「ヤッテくれますネ、ミナミ・・・」

「ゆたかのためにも、負けない・・・!」

 

その後、射程の長さを活かしたパティさんが撃ちまくるも、みなみさんに中々あたらない。

業を煮やしたパティさんが接近を試みるもみなみさんが散発的に撃ってくるため中々近寄れない。

均衡してるかに見えるが・・・。

 

「そろそろ・・・かな?」

 

そう呟きパティさんに向かってみなみさんがダッシュ!

チャンスとばかりにパティさんが引き金を引くが・・・。

 

「ア、ポンプが・・・!」

「そこ!」

 

撃つ事に専念して空気を圧縮しなかったためにパティさんの水鉄砲は発射されず、みなみさんの放った正確な1撃でパティさん、アウト。

勝者はみなみさんとなった。

 

 

 

続いて2回戦。

組み合わせは俺、みさおさん、こうさん、やまとさん。

みゆきさんの合図で試合開始!

水鉄砲に水を入れて・・・。

 

「さ~て、まさき?」←空気圧式1丁

「お覚悟は・・・」←上に同じ

「出来ていますよね?」←上に同じ

「やっぱりこうなるのかよ!?」←小型2丁

 

ある程度予想はしていたが・・・やっぱり肩身が狭い(涙)。

てかこうさんは知らないが、他2人はアウトドア派で体力もある。

さっきのみなみさんの様な策は通じないだろうがまずは数を減らさなければ・・・。

 

「私がディフェンスをやるから、やまとはオフェンス、日下部先輩はバックアップ! いいですね!?」

「分かったわ」

「いくぜ、永森!」

Gehen(ゲーエン)!!」

「て、全員オフェンスになってるだろそれ!!」

 

どっかで聞いたようなやり取りをして3人揃っての一斉射撃。

飛び交う水流を何とかかわしてこうさんに一発威嚇射撃をして横に移動する。

 

「ぐ・・・! このぉ!」

 

こうさんが反撃をしてくるが・・・。

 

バシャ!

バシャ!

 

「あ・・・」

「へ・・・?」←状況に追いつけない

「・・・何となく、こうなるような気はしてたけどね」←半ば諦めた表情

 

俺がやった事はこうさんに向けて、適当に1発当てて3人の横に移動した事。

つまり、俺が狙ったこうさんが一番奥になって、且つ縦一列になる場所を選び、こうさんが反撃で撃った水がやまとさんとみさおさんの網をかすめて穴が開いてしまい、一気に2人脱落した。

・・・ココまで上手くいくとは思わなかったけど。

残ったこうさんはがむしゃらに撃ってきたが落ち着いて間合いを詰めた俺がこうさんの網を打ち抜き勝負あり。

その後、にこやかな顔で出迎えたみさおさんと無表情のやまとさんがこうさんを引きずっていった・・・南無。

 

 

 

3回戦。

組み合わせはこなたさん、柊姉妹、みゆきさん。

みゆきさんの代わりに俺が合図をして試合開始!

 

「やるわよ、つかさ!」←空気圧式1丁

「うん。がんばる!」←小型1丁

「こっちも負けてらんないね~・・・みゆきさん、つかさをヨロ!」←・・・カメラ型?

「分かりました・・・つかささん、お覚悟を」←小型2丁

 

地味に怖いぞみゆきさん(汗)。

おお、危なっかしい足取りだがつかささん、結構善戦してるぞ。

対してこなたさん達は・・・。

 

「とみ・・・じゃなくて、泉フラッシュ!」

「きゃあ! 何なのよそれ!?」

 

カメラ型の水鉄砲・・・どこから見つけてきたんだそんなモン(汗)。

どんな作りをしてるのか謎だが、何気に射程長いなあれ・・・。

壮絶な撃ち合いの結果、水鉄砲の数の差でみゆきさんがつかささんを下し、こなたさんがトリッキーな動きと意味不明で、なお且つ分かる人には分かる言動でかがみさんを下した。

 

「ふっふっふ・・・君のその笑顔とナイスボディ、いただk「辞世の句をどうぞ・・・」って怖!?」

 

確かに怖い(汗)。

周りの皆も若干引き気味である。

そしてそのみゆきさんのプレッシャーに圧倒される形でこなたさん、脱落。

勝者はみゆきさんとなった。

 

 

 

4回戦。

組み合わせは保護者組全員。

かがみさんの合図で試合開始!

 

「腕がなるね~♪」←小型2丁

「まだまだウチらはケツの青い学生には負けへんで!」←空気圧式1丁

「黒井先生、このメンバーの中には学生はいませんよ(汗)」←空気圧式1丁

「ふふふ・・・年甲斐もなくはしゃいじゃおうかしら♪」←竹筒型水鉄砲

 

・・・ゆかりさん、何使ってんですか(汗)。

古風の竹で出来た水鉄砲。

ピストンシリンダー式の物で中の水をピストンで押し出してしまうと全部噴射してしまう。

 

「いや~、ホントに使う人がいるとは・・・」

「こなたさんが選んだの?」

「ジョークでね~」

「アンタもアンタだけど・・・」

 

と用意した張本人に突っ込みを入れたところ・・・。

 

「・・・あなどれない」

「高良先輩のお母さんすご~い・・・」

『なにぃ!?』

 

勝負があっさりついていた!

見る限りじゃゆかりさんが川辺で佇んでるようにしか見えないんだが・・・。

いのりさん曰く、正確無比な射撃と直後にすばやく水を補給してさらに撃ってくるという・・・しかもその場からまったく動かずに。

あ、成実さんと先生がすっげぇ落ち込んでる。

 

 

 

そして休憩をはさんでの決勝戦。

組み合わせはみなみさん、俺、みゆきさん、ゆかりさん。

かがみさんの合図で決勝戦、スタート!

全員さっきと同じ水鉄砲を利用している。

俺はゆかりさんを警戒し、まずは・・・。

 

「あらあら、こんなおばさん相手にムキになっちゃって、まさきくんったらかわいぃわぁ~♪」

「ぶ、ちょっと何をっておわ!?」

 

あぶね~、見た目とセリフが正反対・・・笑いながら撃って来たぞこの人(汗)。

そしてこっちの体制が整う間にゆかりさんはすばやく水を補給する。

・・・脳ある鷹は爪を隠すってか?

普段の天然っぷりからは想像できないぞこの人の動き。

そして体勢を整えた俺はゆかりさんに対して構えるも向こうもこちらを変わらぬ笑顔で狙っていた。

こうなると迂闊に身動きが取れないな・・・。

しかも向こうの状況・・・みゆきさんとみなみさんの状況が解からない。

早めにケリつけないと・・・!

直後、嫌な予感がして俺は咄嗟にその場から離れる。

そして・・・。

 

バシャ!

 

「なんとぉっ!?」

「あらあら・・・やられちゃった♪」

 

あくまでのほほんとしてるゆかりさん・・・この人はホントに分からん。

俺はギリギリでかわしたが、ゆかりさんは直撃でアウト。

そして振り返った先には・・・。

 

「避けられちゃいましたね・・・次は外しませんよ?」

「・・・みゆきさんが来たか」

 

みなみさんがやられたらしく、帽子をはずして見物席に座ってる。

だがそのおかげでこっちとしてはみゆきさんを残すのみ。

ポーカーフェイスか余裕があるのか、みゆきさんの表情はいつも通り。

だが条件は同じ。

動かなきゃ始まらない。

俺とみゆきさんは同時に動き始めた。

お互いが放った水撃が頭をかすめる。

どこに当たろうがお構いなし。

ただ頭の旗に当たらなければ良い。

そして決定打を欠いたまま時間だけが流れていく。

お互い1丁は撃ちつくし、もう1丁はほぼ1発の水を残すのみ。

結構動き回ったんだがなぁ・・・お互いうっすらと笑ってたりする。

 

「まさきさん・・・決着をつけましょう」

「ああ・・・でも一言。コレで終わらせるのは何だか惜しいな」

「奇遇ですね。私もそう思います♪」

 

そんな言葉を交わして使い切った水鉄砲を捨てて、次の一撃に集中する。

そして互いに駆け出し、射程圏内に入った所でお互い最後の一発を撃った。

 

バシャ!

 

「・・・あっちゃ~」

「あ・・・勝ちました!」

 

勝負は、ついた。

俺が撃った一撃は的を外し、逆にみゆきさんが撃った一撃が見事に俺の的を撃ちぬいた。

 

パチパチパチパチパチ!

 

「スゴイ! 2人ともスゴイよ~!」

「遊びとは言え見入っちゃたわよ。」

「燃える展開・・・そして萌える展開! 使えるネタが満載っス!」

「みゆきさん、おめでとうございます」

「まさきお兄ちゃんもかっこよかったよ~♪」

 

勝ったみゆきさんはおろか、俺にも賞賛の嵐・・・悔しいやら嬉しいやら。

でもせっかくだから勝ちたかった・・・かな?

こうして本日の・・・突発だか予定されてたのか知らないが、水鉄砲大会はみゆきさんが優勝と言う事で幕を閉じた。

 

 

 

つづく・・・


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