転生先はNARUTOの世界~狐の姿を捨てたキツネ~   作:nagatsuki

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今回は短めです。
少し間違っているところがあるかもしれません。


古代編 第二話 時が流れるのは早い

あれから時が流れて4000年。

妖狐になってみると、時間の流れというものはあっという間だった。

10年が一日みたいな感覚だ。

兎に角、時間の流れの感覚は、早かった。白駒の隙を過ぐるが如しである。

 

相変わらず、人間たちは争い、戦い続けている。

この戦争は何時まで経っても収まらない。

 

なぜ人間たちは争うのか。私には到底理解できない。転生前は人間だったが。

しかしそれでも転生前の人間のほうがよっぽど穏やかだった。

なぜ、この世界の人々は、常に争い続けているのか。

十尾によって人間たちは常に争い続けているのは本当なのか。

 

私はもう、人間たちが争うことが、嫌になってしまった。自分のことじゃないのに。

 

そして私はこの4000年。チャクラというものを研究し続けた。

そう、私にもチャクラが流れているのだ。

だからこそ、研究した。

この4000年、母の手伝いをしながらも、チャクラというものを徹底的に研究した。

 

その御蔭で、チャクラを司る"力"を開発することができた。

そしてさらに写輪眼、及び万華鏡写輪眼を開発し、設計書まで書き上げてしまったのだ。

よし、これは極秘なものにしよう。

 

あと、母のお腹の中にいた子供たちは、無事に生まれた。

ふたりとも雄だった。私の可愛い弟たちだ。

 

名前は兄の方が白天。

弟の方が白仙。

 

白天は3000年前、私が生まれて1000年後に生まれた。

白仙は2000年前、私が生まれて2000年後に生まれた。

 

私の家族を年齢的に言うと、

 

母、白夜が9000歳。

 

長女、白空が4000歳。

 

長男、白天が3000歳。

 

次男、白仙が2000歳。

 

ちなみに母から生まれてきた子どもたちは全員九尾だった。

あと、1000年前に母も九尾になった。

 

オオババ様だが、私の母が九尾になったことによって、長の座を私の母、白夜に渡し、引退した。

引退したオオババ様は、なぜか元気が有り余っていた。煩いぐらいに元気になってしまったのである。

 

 

そして、私の体にとある変化が起きてしまった。

 

 

 

 

そう、人間の体になれるのだ。

 

 

 

 

といっても一時的なものだが。

 

人間の体になった私は、だいたい身長が130~140cmぐらいで、霜髪が腰まで伸び、

すごく幼女な体なのだ。

 

私は人間の体になれることを、オオババ様に話すと、

 

「それは、お主が空狐だからじゃ」

と返ってきた。

 

「空狐・・・ですか?」

 

「そうじゃ。お主は空狐の素質があったのじゃ。白狐でもいろんなキツネがいてな、お主が空狐、お主の弟たちの白天が天狐、白仙が仙狐じゃ。お主の空狐は、狐の姿を捨てることが出来る。まあ元の姿に戻れるがな」

 

私が空狐で、狐の姿を捨て、人間になれる。でもなぜか幼女。

 

「まあ、空狐は、神通力もかなり操れるしの。よかったの、お主」

 

「神通力・・・ですか?」

 

「そうじゃ。空狐は、神通力を操れると言うよりも司ることが出来る。神通力というのは、こう、ブーンってバーンな感じじゃ」

 

すごく分かりづらいです・・・。

 

 

「まあ、ワシも神通力を少しだけ操れるからな、少しは修行をつけてやろう」

 

「あっ、お願いしますね、オオババ様」

 

私はオオババ様に神通力の修行を付けさせてもらうことになった。

 




あ~、早く原作の時間軸に行きたいですね。

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