GS ヨコシマ IN HUNTER×HUNTER 作:OLDTELLER
ええっと、まあそういうわけで、つきあおうと思った方は次へいきましょう。
といっても以下は細かい設定ですので小説を自分で書きたいと思ったかたや設定LOVEなかたのみどうぞ。
そうでないかたは最後の三行までとばしてください。
さて、前述した基本設定から霊能者=GSと念能力者の比較を考えてみました。
クラピカを幻影旅団が狙わない理由として説明された“世界に数人しかいない除念師の最高峰でないと死者の念は除念不可能になるので ”という設定から。
GS美神世界で免許をとれる程度の雑魚GS=世界に数人しかいない除念師の最高峰、という設定が生まれました。
これは、GSの世界のほうがHUNTER世界より霊的には進化しているという設定ともあっています。
ただ、肉体的能力はHUNTER世界の人間のほうが優れています。
そこから、霊的に進化とはHUNTER世界の人間のような肉体的能力を捨ててオーラ量を多量に生成できるようになったという設定ができました。
この設定で考えるとおそらく強さが‘キメラアントの王メルエム’レベルでもGS世界の霊能者に呪い殺されそうなのでアレですが、まあ主人公がヨコシマなら大丈夫でしょう……たぶん。
さて、次はその主人公についての設定にいきましょう。
まずヨコシマのギャグ的な非常識さを念能力で説明してみると。
異常な素早さやうたれ強さは無意識の‘纏’。
異常な回復力は無意識の治癒能力の強化。
そしてそれを支える煩悩をオーラに変換させる能力。
などという感じになりますね。
つまり、ときたまですが彼は‘念’も使えてたということでしょうか。
無意識下でのことで本人も制御できない能力というのは実にヨコシマっぽいですね。
それに加えて意識的に使える能力、文珠などにこめられた霊力も低位霊ならまとめて消滅させるだけの力がありますから、ヨコシマのオーラ量を考えると莫大なものになりそうです。
基本設定から、霊力とはオーラを変換したものなので量の単位であるオーラと霊力のマイトの変換レートとヨコシマのオーラ量を考えてみましょう。
HUNTER世界の設定では、オーラは瞬間的に使えないものまで含めた最大オーラと能力行使時に使える量の顕在オーラがあるのでそれぞれ検証。
まず、オーラの最大容量ですが、ヨコシマだと文珠を10個分くらいでしょうか。
文珠にこめられた霊力が横島がパピオラに気に入られペットにされる切欠となった攻撃で300マイトほどという設定ですので3000マイトほどでしょうか。
文珠10個分という数字がどこから来たかといえば、文珠を横島が初めてだしたとき、修行で潜在霊力全てを絞って文珠を5つ生成するシーンがあったためです。
その後すぐの話で、文珠一個を生成するのに10日ほどかかるけど無理すればそれ以下で失敗作が作れたという話があったので、当時の横島の顕在オーラ量は300マイトの十分の一以上十分の二以下でで30~50マイト程度。
アシュタロス戦では美神との同期合体を可能とするために、霊力96.23869マイトの数値が確認されている美神と同等の霊能力を得たという設定があるので顕在オーラ量は少なくとも倍の成長です。
またGS美神の設定では霊能力の成長はマイトでしか現していないので、顕在オーラ量と最大オーラ量を同比率で成長させるのがデフォルトだと考えます。
これは、美神達の特訓シーンなどで、戦闘時間が短くなるような表現がなかったことや妙神山での試練で能力は平均して上げていったという場面があったからです。
そう考えると最大オーラ容量も、同比率で成長すると考えて倍の成長で10個分というとこです。
ゴン達の念の修行も最大オーラ容量と顕在オーラ量は同時に上げていたので両世界の正しい修行法なんだということで決定しました。
GS美神では原子力空母の原子炉を120%稼動させて数分チャージし、7000マイト以上の霊力に変換したシーンがあります。
ヨコシマの霊力を物理エネルギーに換算すると、原子炉を50%稼動させて数分チャージした量ですから桁違いですね。
顕在オーラ量については、アシュタロス戦後だと美神以上だと判ってますが、大して差がないとします。
この話の時点でのヨコシマは霊力は美神と同程度で100マイトほどでしょうか。
後は変換レートですが、除念というのはアガンペネやキメラアントの例でも判るように、文珠のように時間をかけてオーラを貯めて念を分解します。
それに対して除霊は、ほぼ一瞬で行えるものがほとんどです。
基本設定から最高峰の除念師が除念に用いるオーラ量というのはどのくらいか考えてみます。
それ以上の可能性が高いですが30日で除念できるとして、雑魚GSの顕在オーラ=超一流の除念師の最大オーラ×30として計算してみましょう。
実際はアガンペネが「ボマー捕まえた」といいに現れたので、死者の念でさえないただの除念に費やした時間が12/29から3月の半ばすぎ以上の日数、つまり最低3ヶ月かかります。
普通に考えれば100日かかっても不思議ではありませんが、最小でその2分の一としました。
GS世界で一流とよばれるには初期の美神の霊力=50マイトもあれば充分みたいですので、雑魚GSなら30マイトくらいでしょうか。
雑魚GSの霊力30マイト=30×超一流の除念師の最大オーラ量とすれば
超一流の除念師の最大オーラ量は1マイト。
だとすると、それはオーラ単位だとどれくらいになるのか。
ユピーを見たナックルの心の声からするとモラウは7万オーラだということなので低めで6万として。
1マイトは低く見積もって6万オーラで普通なら20万となります。
ここから導き出されるヨコシマの最大オーラ容量は最小で1億2000万オーラ。普通に考えれば6億オーラ
顕在オーラ量は最小で600万オーラ。普通に考えれば2000万。
文珠にこめられたオーラは最小でも1200万オーラ普通に考えれば6000万にも達する計算に。
覚醒後のメルエムの最大オーラ容量がユピーの70万×3以上で多めに250万として、その48倍~240倍。
ゴンの修行でビスケの硬にゴンが吹き飛ばされるシーンやナックルとの決闘シーンでの説明から、念に込められたオーラ量に比例する攻撃力+素手の攻撃力が能力者の攻撃力で、オーラ量に比例する攻撃力は修行による増減があり1~10倍くらいの差があるようです。
そして、ゴンのジャジャン拳グーに対する説明で解ったように、制約や誓約とは、最大オーラ容量を倍化させるのではなく、扱える顕在オーラ量を増やすことで効果を増すだけのもので最大オーラ容量を超えた効果や攻撃は発現しません。
つまり念による肉体強化は基本身体能力の何倍というふうに掛け算ではないので、顕在オーラ量が大きいほど単純な攻撃も必殺技になるというのがHUNTERの設定。
通常の念強化での攻撃力はナックルとの決闘シーンでの説明から顕在オーラ量の十分の一程度。
顕在オーラ量は最大オーラ容量の五分の一から五十分の一。
最低でも攻撃には60万オーラ以上のオーラが、栄光の手なら最低でも200万のオーラが込められているので、これでは、‘練’さえできれば顕在オーラ量からして、文珠を使わずに覚醒後メルエムも瞬殺です。
まあ、全てを費やして成長したゴンが死者の念をジャン拳グーで消しましたから、あれを10万オーラの強化系の攻撃として考えてみると、やはりそうなりますね。
しかも、変身の呪いが精霊石で防御できたり六道女学園のおキヌ達の戦いを見ると幻覚を見せる能力や身体を操る能力に抵抗したりすることから、GS美神の設定で霊的防御が高いと呪い=‘念’攻撃も無効化するというのがあるので、ナニカの呪いも効かないでしょう。
基本設定から考えて、ナニカでさえGS美神なら初期の小笠原エミ以下の2流呪術師程度の呪いしか発動できないでしょうから。
どうやらこの設定のヨコシマが念を覚えるとスペックだけなら主人公最強ものになりそうです。
まあ、とはいっても所詮はヨコシマ。
惚れた女の命でもかかっていなければ、ヘタレのギャグキャラですから、決してヒーローっぽく正面から戦ったりはしないでしょうが。
というわけで、HUNTER世界をヨコシマに蹂躙されたくないかたには、ここが引き返す最後のチャンスです。
「おまえ、設定とか、いちいちウザいわ! つきあってられねー」
とか
「ヨコシマなんかに私の○○が劣るわけないわ!!」(○○は貴方が愛するキャラです)
というかたは、
「あなたを傷つけることは本意でないので、哀しいけれどさようなら。またいつかどこかで」
「かまわない、そういうのも好みだぜ」
とか
「好みじゃないけど、軽いつきあいならいいわよ」
というかたは本編へどうぞ。