GS ヨコシマ IN HUNTER×HUNTER   作:OLDTELLER

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0. 好き嫌いの激しいかたへの注意書き または 自分で小説を書こうと思ったり独自設定を憎むかた以外は、とばして読んでも構わない設定説明

 GS美神 極楽大作戦と、HUNTER×HUNTERという二つのマンガ作品。

同時期にサンデーとジャンプに掲載されともにアニメ化もされていて。

 

 登場人物の能力は似ていながらギャグとシリアスという正反対の面白さを追求した作品です。

 

 GS美神は御都合主義で勧善懲悪のコメディマンガ。

 HUNTERはリアル志向で弱肉強食のシリアスマンガ。

 

 

 霊能力と念能力といった似た能力のバトルを描いているのに切り口は逆の二作。

 

 

 

 この話は、かなり無理があるその二つの世界を統合した話なので、HUNTER作品の精神的に荒廃した退廃的な雰囲気が好きなかたには向きません。

 

 また、GS美神作品の多彩なキャラによるたたみかけるようなギャグとアクションのスピーディーさもありません。

 

 そういった部分を好むかたは読んでも時間のムダになるので、あらかじめ御注意を。

 

 またキャラクターの性格は一応、マンガ単行本からの推測でアニメでの設定は考慮していません。

 

 更に本作で性格が変化していく場合もありますが、キャラ愛による非難は御遠慮ください。

 

 タイトルで一目瞭然でしょうが、統合した場合に無理が少ない原作終了後すぐのGS世界→1998年のHUNTER世界への話になります。

 

 主人公は、精神的にもろい面倒くさい女の象徴のような美神ではHUNTER作品に引きずられるので、ヨゴレ耐性の強いヨコシマとなりました。

 

 キレイなヒーロー横島でも超人YOKOSHIMAでもなく、煩悩のカタマリなギャグキャラの原作ヨコシマです。

 

 GS美神でルシオラの意識がヨコシマの中から消える時にいっていたように、アシュタロスを傷つけられたような強力な霊力や文珠を霊力と魔力でつくり二字を同時に浮かべる文珠なども、数日で使えなくなっているので、独自設定での超人化はなしのヨコシマ。

 

 未来の横島や一見ルシオラ一筋に見えた時でも美神も自分のものだと思ってたのを見れば判るように、機会があれば他の美女にも手を出して、そうなったら誰かを選ぶこともできないヨコシマ。

 

 アシュタロスの究極魔体との最終決戦で美神が気づいたように、シリアスだと霊力がガタ落ちする煩悩=霊力のシリアスブレイカーなヨコシマ。

 

 色々と劣等感が強いのにハーレム願望にふりまわされるダメ男の象徴のようなヨコシマでよければ是非お読みください。

 

 

 

 

 

 さて、ここからが世界観についての設定となります。

 

 

 この話は、神や悪魔という存在がそこらに存在しているGSの世界のほうがHUNTER世界より霊的には進化していると仮定して作られています。 

 

 これは、両作品の幾つかの設定が基になっています。

 

 GS美神の妙神山修行に行く理由としてでた“ 霊が害虫のように霊的攻撃に耐性をつけるよう進化する ”という設定とか。

 

 HUNTERでの旅団がクラピカを殺せなくなった理由として言った“ 世界に数人レベルの除念師しか解除できないほど死者の念は強力になって残ることがある ”という設定です。

 

 他にHUNTER世界では、クラピカ修行シーンででた“ 念は人間の限界を越えた物質を具現できない ”設定なのに対して、GS世界では文珠で現されるように、“霊力は時空移動という人間には不可能な現象さえ実現する力 ”という設定もそうです。

 

 そういった原作設定をもとに創った基本設定が以下になります。

 

 

 

 GS美神のシロが登場する話で出てきた星辰の彼方に去った古き神々という設定がありました。

 

 そこで、古き神々がGS世界から去った後でHUNTER世界を創ったという設定なら、つじつまもあうので、本作はそう設定。

 

 また、世界観を統一するために、この話ではGS世界の霊能力とHUNTER世界の念能力は基本的には同一の能力と設定しました。

 

 霊能力は強化系と正反対の肉体強化を捨てて霊的存在=‘念生命体’を破壊することに特化した特質系能力と設定。

 

 念能力との違いはオーラを体外に出して使わず、能力を使うときだけオーラを霊力に変換して出すために‘纏’の技術がない。(オーラ量が多いので暴走しやすく不用意に精孔を開くとポルターガイストなどを起こすせい)

 

 つまり霊能力は人間が魔物というHUNTER世界にはいない存在と戦うためだけに生まれた能力で、魔物との戦いに役立たない系統のそれ以外の念能力は、魔術などの秘匿された技術として廃れていったという話ですね。

 

 こういった設定は、GS美神では、魔族や霊体には霊力がこもらない単なる物理ダメージが通らない設定がありますし、ナックルの念能力で生まれるボッタクリンには念での攻撃も通らないので不自然ではないはずです。

 

 ただキメラアント編をみればHUNTER世界に霊がいないというのは可笑しいので、そこから、死者の念=悪霊、死者の念の除念=除霊 としました。

 

 なんか、サイキックより十六夜念法が凄いんだ理論ですね。

 あの小説を読んだことあるひとならたぶんそこから持ってきたかなどと思うかもしれませんがあちらのキャラや設定はいっさい出ませんので、この話は単純に、GS美神→HUNTER×HUNTER、ものです。

 でも、両作者達の年齢からいって、影響受けてるはずだからもともとのそれっぽさはあるからなあ。

 

 さて、ここらまでが基本設定です。

 

 

 

 

 これを不自然と感じたなら、この話は成り立たないので、この独自設定に嫌悪感があるなら、残念ですがここでお別れにしましょう。

 これから設定説明は、原作との変更点や設定が変わるたびに毎回追記されていきますので嫌悪感はましていくでしょう。

 

 まだ、やり直せるなどとずるずると続けてもお互いに不幸になるだけですから……って、これじゃ別れ話か。

 

 

 

 


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