バカと俺と召喚戦争   作:流離のコガラシ

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9話

以下の英文を訳しなさい

『This is the bookshelf that my grandmother had used regulary.』

 

姫路瑞希の答え

『これは私の祖母が愛用していた本棚です』

教師のコメント

正解です.きちんとできていますね。

 

土屋康太の答え

『これは』

教師のコメント

訳せたのはThisだけですか

 

吉井明久の答え

『☆●◆▽♪*― ―』

教師のコメント

出来れば地球上の言語で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次の日

 

「秀吉。これを着てくれ。」←坂本

そう言って“女子の”制服を渡す。なぜ女子の制服を持っている!?さすがこのクラスは変態ばっかりだな。

「分かったのじゃ」←秀吉

そんなことも普通のように着るている。そんなんだから女って思われるんだろ。なにが『ワシは男じゃ』だよ。

「着れたのじゃ。」←秀吉

って着替えるのはやっ!?流石は演劇部、早業だな。

 

「秀吉が女子の制服着てるぞ。」←バカ

「秀吉!!やっと自分が女の子だって分かったんだね。」←吉井

「これは売れる…」←ムッツリ―ニ

「明久よ。ワシは男じゃぞ。あとムッツリ―ニよ。カメラで撮るのはやめてもらえんかの。」←秀吉

流石はFクラス。バカたちはやっと秀吉が女の子って分かってくれたって喜んでるし、ムッツリ―ニは鼻血だしながら激写している。

「おーい。秀吉。作戦結構だ。頼んだぞ。」←坂本

「任せるのじゃ。」←秀吉

やっとなり済まし作戦が始まるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここからは、俺たちはついていけない。お前に任せた」←坂本

「できる限りのことはしてみるのじゃ。」←秀吉

結局、見に来たのは、俺、坂本、吉井、ムッツリ―ニ、島田だ。姫路は忙しいようだった。

「秀吉ってそんなにすごいのか?」←俺

「まあ見とっけて。」←坂本

いまさらだけど大丈夫なんだろうか。

 

「失礼するわ。」←秀吉

「なに?あなたはAクラスの木下さん。Aクラスが何か用?」←小山

見た目は大丈夫のようだ。そんなに似てるのだろうか?

「あなたたちのようなゴミが学校にあると思うと不愉快なの。」←秀吉

「なに!?」←小山

あれはホントに秀吉なんだろうか?俺の知ってる秀吉はあんなこと絶対に言わない。

「ちょっと頭が良いってだけで調子乗りすぎじゃないの。」←小山

「ゴミの分際で生意気だわ。ゴミはゴミのあるべき場所にあるべきだわ。面倒だけれど、近々、あなたたちゴミに宣戦布告するわ。ゴミはゴミらしく生きればいいのよ。じゃあね。」←秀吉

「みんな!!FクラスなんかにかまってないでAクラスに宣戦布告するわよ!!」←小山

 

どうやらうまくいったようだ。それにしても秀吉、全然違和感なかったな。だてに演劇部のエースじゃないようだ。

「秀吉、お疲れ。」←吉井

「どうやらうまくいったようじゃ。」←秀吉

いつもの秀吉に戻っている。

「フッ、短気な代表で助かるぜ。」←坂本

「お前は相変わらず外道だな。」←俺

「まあな。それよりもう少しで俺たちの召喚戦争が始まる。教室に一旦戻るぞ。」←坂本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まあ昨日と同じで苦戦だ。

「よし、そろそろやるか。おー「雄二!!」←吉井

「なんだゴミ。戻ってくんな。死ぬまで戦え。」←坂本

おい、それは戦時中の日本と同じだぞ。それよりなぜ戻ってきた?吉井は前線部隊の隊長のはずだ。

「そんなことより、あっ今姫路さんいないよね。」←吉井

見渡してみたがいない。どこいったんだろ?

「トイレじゃねいか?そんなことより要件を言え。」←坂本

「わかった。今回の召喚戦争から姫路さんをはずしてほしい。」←吉井

姫路を戦線から外す?一体何のつもりだ?

「姫路を戦線から外す?一体何のつもりだ!」←坂本

坂本が一字一句同じで言ってくれた。最後のビックリマークだけ違うが。

「それは言えない。けど外してほしい。あと根元くんの制服がほしい。」←吉井

「吉井、お前そんな趣味に…」←俺

「違うよ。僕はちゃんと女の子が好きだよ。お願いだよ雄二」←吉井

「チッ、仕方がねえ。お前がそこまで頼むんだったらよっぽどのことだろう。しかしその代わりお前が姫路の代わりをしろ」←坂本

「ありがとう、任せてよ」←吉井

「真田。念のためついていけ。」←坂本

「いいのか?俺がいったらどう闘うんだ?」←俺

「いやもうお前たち託した。俺たちは時間稼ぎでもしよう。」

「死ぬなよ。」←俺

「任せろ。おーい須川これを放送で…」←坂本

まあ大丈夫だろう。そんなことより

「吉井、行くぞ。」←俺

「分かったよ。」←吉井

 

 

 

 

 

 

というわけで俺たちはCクラスにきている。なぜだって?吉井いうに

「ここの隣はBクラスだからこの壁を破れば奇襲ができるよ。」←吉井

っと言うことらしい。しかもCクラスはAクラスと召喚戦争中だ。人はだれもいない。

「壁を破るっていったてコンクリートだぞ。」←俺

「あまいな昴君。僕の召喚獣は物理干渉を持ってるからね。」←吉井

ドヤ顔がうざい。確かに召喚獣は1点でも人間の10倍から20倍はあるらしい。

「真田君は、見張りをしといて。」←吉井

そんなとき、ついに例の作戦だ。

「全FFF団員に告ぐ!!根本ははCクラス代表小山と付き合っている!!この異端者を抹殺せよ。繰り返す全FFF団員に告ぐ!!根本はCクラス代表小山と付き合っている!!この異端者を抹殺せよ。」←放送(須川)

「「「「殺せーーーーーー」」」

「ゆるさん、彼女がいるなんて!!」←バカ

「絶対殺す。」←バカ

「敵はBクラスにあり。」←バカ

ガサッ

「おい、吉井。どこ行くんだ。」←俺

「いやね、ちょっと用事を思い出して…」←吉井

間違いなく根元のところに行くんだろう。坂本が吉井について行かせた理由は逃がさないためだろう。ならその期待にこたえますか。

「お前の用事はこの壁を壊すことだ。」←俺

「けど、昴。根元君に彼女がいて悔しくないの。」←吉井

「なんで俺が赤の他人の恋愛に、首を突っ込まなきゃならないんだよ。それより姫路がどうなってもいいのか?」←俺

「ど、どうしてそのことを!?」←姫路

こいつばれてないとでも、思ったのか?誰でも、お前の様子を見れば、姫路に何かあったのかって思うぞ。

「早く壁を壊すぞ。じゃないと根元の制服がゲットできないぞ。」←俺

「そうだね。根元君を殺したいけど、まずはこの壁を壊すことのするよ。」←吉井

っと言い忘れたがちゃんとここには、立ち会いの教師がいる。

「なにブツブツ言ってるの?早く始めるから見張りよろしくね。遠藤先生召喚許可お願いします。」←吉井

「今回だけですからね。」←遠藤先生

遠藤先生は生徒に甘い先生として有名だ。でなきゃこんな作戦できない。

「試験召喚獣サモン!!」←吉井 

Fクラス 英語

吉井 24点

相変わらず低いな。俺も見張りでもするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハロハロー。流離のコガラシだよ。今回から好きな武将を紹介するコーナーだよ。さて今回は、今作主人公、真田昴君の先祖、真田幸村だよ。「真田幸村」の名で広く知られているけどね、この頃の史料では「幸村」の名が使われているものは無く、実名においては「信繁」が正しいんだよ。幸村親子はね、徳川家康の野郎を何度も苦しめたすごい人なんだよ。大坂の陣では、豊臣がたについてね、特に冬の陣では真田丸と呼ばれる土作りの出城を作って、鉄砲隊を用いて、徳川勢に大打撃を与えたんだよ。

真田家の家紋である六文銭はね、冥銭を表しているといわれているんだよ。冥銭とは、、三途の川を渡るときの船の渡し賃なんだって。これから分かるように、幸村たちはいつ死んでも構わないという信念を持っていたんだね~。


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