バカと俺と召喚戦争   作:流離のコガラシ

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15話 バカと俺と危険な休日

質問

ナンパされている人がいて、その人が嫌がってるときあなたはどうしますか。

 

真田昴の答え

その人の彼氏のふりして「待った―?」とか言ってその場から一緒に立ち去る。

教師のコメント

なるほど。うまい方法ですね。

 

土屋康太の答え

ナンパした奴に死の鉄槌を。

 

吉井明久の答え

ナンパした奴に死の鉄槌を加え、その女の子をナンパする

 

須川涼の答え

ナンパした奴に死の鉄槌を加え、その女の子をナンパする

 

武藤モブ太の答え

ナンパした奴に死の鉄槌を加え、その女の子をナンパする

 

教師のコメント

学校外の人に迷惑をかけないで下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

召喚戦争も終わり休日だ。忙しかったニ週間だったな。今日はバカどもに遭わなくて済むから平和に過ごせるな…

「ちょっとそこの姉ちゃん。俺らと一緒に遊ばない。」

「え…あっその…。」←木下

おっあれは秀吉?いやスカート履いてるから木下の方か。たぶんナンパされてるのだろう。知り合いじゃなかったら助けないかもしれないが一応知ってるし、それに困ってるぽいしな。いっちょ助けてやりますか。

 

「木下。待った?」←俺

「真田君!!…えっ…あっ、うん遅いよー」←木下

木下も俺の意図をさっしてくれたようだ。これなら…

「木下。この人たち知り合い?」←俺

「違うわよ。話しかけられただけよ。」←木下

「じゃいいね。これから遊びに行くんでそれでは~」←俺

よしこの調子でここから離れれば…

「おい、ちょっと待ち―」←モヒカン

チッ、なんだばれたか?

「俺らこの姉ちゃんと今から遊ぶわけ、だからどっか行ってくれない。」←モヒカン

「何言ってんのよ。何であんたたちとなんか遊ばないといけないわけ。」←木下

「こう言ってるが?」←俺

「俺らと遊ぶの。お前ら連れて行け。」←モヒカン

「「OKっす」」←モブ

 

「いやっ、やめて。」←木下

「お前ら恥ずかしくないのか。こんな可愛い女の子をそんなふうにして。」←俺

「っふ、お前は見逃してやろうと思ったが、そんなふうに言われるんじゃな―。お前ら俺達の力を見せてやれ」←モヒカン

「「OKっす」」←モブ

ったくやれやれ。どうしてすぐ暴力になるのか。俺の平和な休日はどうしたんだよ。まあ良かったはFクラスがあんなんだから、念のため木刀持っといて。

「「背中から木刀!?だったらこっちも使わせてもらうぜ。」」←モブ

ナイフか~。けどそういうのって

「負けフラグって知ってる?」←俺

「なんだ言いわけか?いまから土下座して、許してくださいって言えばお前は許してやってもいいぜ。」←モブ

ったくまた負けフラグをつくってやがる。

「主人公なそういうふうに来る悪役ってな負けるんだよ。知らない?」←俺

「なんだと貴様。強がりやがって…これでもどうだ。オリャー」←モブ

ひょいっやっと

「痛ってえ。」←モブ

「弱すぎって話にならない。剣道6段をなめってもらちゃ困るな。」←俺

「チッ、オメーラ行くぞ。」←モヒカン

「「OK-っす」」←モブ

 

ふう去ってくれてよかった。

「ありがとう。お礼をするわ。」←木下

「いやべついいよ。これぐらい。」←俺

「いや、お礼しないと私がなんだか行けない気がして。」←木下

「そう?じゃあお言葉に甘えて。」←俺

 

 

 

 

 

という訳で、喫茶店にいる。紅茶とアップルパイをおごってもらっている。

「さっきあんなところで、可愛いとか言わないでよね。」←木下

さっき?ああ、あのときか。

「いや別に本当のこと言っただけだから問題ないだろ。実際可愛いし。」←俺

「可愛いって…けど秀吉の方が可愛いでしょ?」←木下

「どっちも可愛いと思うぞ。人はそれぞれ違うからな。秀吉は秀吉でお前はお前でいいと思うぞ。しかも秀吉は男だからな。好きになるんだったらお前の方だと思うぞ。」←俺

「すっ、好きになるほうって…(テレテレ)」←木下

どうして赤くなってるんだ?俺変なこと言ったっけ?まあいいや。それより

「秀吉には助かってるな。」←俺

「助かってるって?(テレテレ)」←木下

「秀吉はFクラス、俺除くと唯一まともだからな。」←俺

「確かにそうわね。けど秀吉、“ワシ”とか一人称で使ってるのよ。(テレテレ)」←木下

「けどそれぐらいならましな方だぞ。」←俺

「それぐらいがましな方って、Fクラスはすごいのね。(テレテレ)」←木下

「ああ吉井を筆頭として、坂本、ムッツリ―ニ、FFF団、それに姫路に島田だ。」←俺

「姫路さんや島田さんもなの?(テレテレ)」←木下

「ああ、姫路に料理を作らせれば、天下一品の破壊力だし、島田は吉井の関節曲げてるし。」←俺

ちなみに俺は姫路の料理を一回しかたべてない。

「たいへんなのね。なんで頭いいのに真田君Fクラスなの?(テレテレ)」←木下

「あっああそれはだな、ちょっとな。」←俺

「ちょっと何よ(テレテレ)」←木下

「それはだな振り分け試験のときにな、寝坊しちゃってな…」←俺

「寝坊!?真田君でもそういうことあるんだね。(テレテレ)」←木下

「仕方ないだろ。朝苦手なんだから。それよりお前さっきから顔赤いぞ。熱でもあるんじゃないか?」←俺

「ちっ違うわよ!別に真田君と話していて楽しいからとか、好きになるならお前の方だ。とか言われたからじゃ絶対無いからね。ちょっと暑いだけよ。(テレテレ)」←木下

あまりの早口でほとんど聞こえなかったぞ。

「とりあえず大丈夫ってことだな。」←俺

 

「あっ、あれは真田に木下優子!!抜け駆けしたな。」←バカ

モヒカンの次はFクラスのバカか。

「木下。とりあえず逃げるぞ。」←俺

「分かったわ。あっお金お願いします。」←木下

 

 

「逃げ切れたか?」←俺

「見つけたぞ、真田!!」←バカ

流石FFF団の会員だけはある。執念だけは人一倍か。

「さあ優子さんこっちくるんだ。」←バカ

「なんであんたの方に行かなきゃいけないといけないのよ。下の名前で呼ばれたくないし。」←木下

「仕方ないここは真田を倒し…」

ゴスッ ドカ

「ふう、片付いた。」←俺

「ありがとね、一度だけじゃなくニ度も助けてくれてありがとね。(テレテレ)」←木下

「いや別に今回は俺に対する恨みだったし。」←俺

「けどFクラスってホントクズね。真田君とは大違いね。(テレテレ)」←木下

「じゃあもうそろそろ帰るかな。」←俺

「えっもう帰るの。」←木下

「ああ、お礼もしてもらったし、これ以上悪いだろ。」←俺

「悪いなんて…まあ予定とかあるよね。じゃあ、じゃあねー。」←木下

「あっちょっち待ち。携帯貸して。」←俺

「えっ…あっいいわよ。はい」←木下

カチャカチャ

「はい、俺のメアドいれておいたから。」←俺

「えっ…ありがとう。(テレテレ)」←木下

「じゃこれで、じゃあねー」←俺

「じゃっ、じゃあねー。(テレテレ)」←木下

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後の木下優子

「ただいま。」←木下

「お帰りなのじゃ。」←秀吉

「秀吉、真田君ってどう人?」←木下

「真田じゃと、真田は歴史好きで頭が良くて、前の召喚戦争も、真田と雄二の作戦でもあるんじゃよ。それよりどうして真田のことを知りたいのじゃ。まさか薄い本の妄想に…姉上関節はそっちに曲らんのじゃ。」←秀吉

「秀吉、それ以上言ったら殺すわよ。そんなんじゃなくてただ今日、ナンパされたときに助けてくれたのよ。」←木下

「真田がじゃと。ワシからもお礼を言っておくのじゃ。」←秀吉

 

 

 

 

(真田君は私のほうが秀吉よりいいっていってくれた。こんなの初めて。いつも秀吉と私だと、秀吉の方ばっかに人気があった。真田君といると心がポカポカする感じ。こんな感覚初めて、これって私、真田君のこと好きってこと?分かんない。あっ、そういえばメアド登録してもらったんだ。なんて送ろう。今まで、メールなんてAクラスの人たちぐらいだったから、しかも送ったことほとんどないし。どうしよう。)

「真田君…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はろはろ流離のコガラシだよ。真田君と優子ちゃん気になるね。それより今日は、三国志から諸葛亮だよ。諸葛孔明の方が分かりやすいかな。蜀の劉備さんに仕えていたんだよ。諸葛亮は優秀な策士だったんだよ。この人は奇策があまり好きじゃなくてね、ほぼ確実に勝てると踏んだ時にしか攻めなかったらしいよ。だからよく魏延と対立してたらしいよ。そんなことより身長が180以上ったらしよ!!なんかみんなすごいね。身長高かったり、美少年だったり、天才だったり、どこまで本当のことなのか疑わしくなちゃうね。




どうでもいいけど、バカテスのネタがホントなくなってきた。どうしようなー。

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