バカと俺と召喚戦争   作:流離のコガラシ

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14話  第一次試験召喚戦争編 閉幕

問題 英語

次の単語を訳しなさい。

alien

 

姫路瑞希の答え

異星人

教師のコメント

簡単ですね。

 

土屋康太の答え

アリエン

教師のコメント

確かにありえないかもしれないけど…

 

吉井明久

!(”(’(”%%(!

教師のコメント

異星人っているんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「坂本、頼んだぞ。」←俺

「ああ、任せろ。ここまでしてくれたことに感謝するぞ。」←坂本

「頑張るのじゃぞ。」←秀吉

「お願いします。」←姫路

「後は任せた…」←ムッツリ―ニ

「ああ、任せろ。」←坂本

 

「次の人来てください。」←高橋先生

「私はAクラス代表、霧島翔子。」←霧島

「俺はFクラス代表、坂本雄二だ。科目は日本史。小学校レベルの100点満点のペーパーテストだ。」←坂本

何言ってんだなどの声がAクラスから聞こえてくる。まあこれが勝つための唯一の方法だ。

「分かりました。では二人は付いてきてください。」←高橋先生

 

 

テストは視聴覚室でやるようだ。向こうの様子はカメラを通して分かる。

「では、始めてください。」←高橋先生

 

 

問題 日本史

()内に当てはまる年号を書きなさい。

 

①(  )年に源頼朝は鎌倉幕府を開いた。

 

②(  )年に遣唐使を廃止した。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

⑧(  )年に大化の改新が始まった。

 

 

よし勝った。これでボロイFクラスは終わりだ。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「結果を発表します。Aクラス霧島翔子 99点」←高橋先生

まっ、まさか、俺達が負けるなんて、そんな声が聞こえてくる。

「やったこれで俺たちもシステムデスクだ。」←バカ

「これでモテモテだ!!」←バカ

「ホテルの予約しとかなきゃ。」←バカ

安心しろ。お前らはモテないし、ホテルの予約も無駄だ。

 

「Fクラス坂本雄二 54点」←高橋先生

「「「「「ほぇ?」」」」」

「雄二、どういうことだ。」←吉井

「おい、お前…小学校レベルで54点かよ。」←俺

「すまん。思ったよりも難しかった。」←坂本

「何が思ったよりも難しかっただよ。この糞ゴリラ。」←吉井

お前だって別に勝ってないだろ…

「あーこれで俺達のモテモテライフが…」←バカ

「っち、こんなことなら俺が行くべきだった。」←バカ

いやお前らは結局モテないし、お前が行っても結果は変わらないと思うぞ。て言うかFクラスのレベルはこんなもんだったか。やっぱりな。今頃だがまた振り分け試験、寝坊したことを後悔するぜ。

 

 

「雄二、約束覚えてるよね。」←霧島

おっとそうだった。そういやそんなことがあったな。

「約束?負けた方が言うこと聴くだろ。」←坂本

「雄二、それは姫路さんに許可取ってから…ムッツリ―ニ撮影の準備早いよ。…一枚買うよ…」←吉井

「ボタボタ。カメラの準備よし。光かげんよし…」←ムッツリ―ニ

「何気に頼むな。」←俺

しかし霧島はなにを頼むんだろう?

 

「雄二、私と付き合って。」←霧島

・・・

「全員構え!!!」←吉井

ザッ

「お前ら一旦スリッパを下せ。翔子、お前まだあきらめて無かったのか。」←坂本

あれ?坂本はこの展開を予想してたのか?

「うん…」←霧島

「ったくあれはお前の勘違いだろ。」←坂本

「でも約束は約束。雄二は私と付き合う。」←霧島

ブチッ

おや吉井から何か音がしたぞ

「雄二!!負けたくせに一人だけ良い目に!!全員放て―」←吉井

「「「「死ねーーーー」」」」

 

 

 

 

その後のFクラス。

 

スリッパを放った後、坂本は霧島にこれからデートということで、なぜか手錠につながれていた。霧島が言うに、「雄二は照れ屋だから。」らしい。

「っく、クソ、雄二め。」←吉井

「戦死者は補習!!」←鉄人

「「「えっ?」」」

 

 

 

そして補習室にて

「真田君ね。今度こそ負けないから。」←木下

 

「ムッツリ―ニ君か。ふっ面白いね。今度こそ負けないよ。」←工藤

 

 

「っく雄二め。悠々とデートなんて。」←吉井

「吉井君、教えてあげようか?」←久保

「久保君、いいの?ありがとう。」←吉井

「礼を言いたいのは僕の方だよ。     吉井君と一緒に勉強できるて。」←久保

「???」←吉井

 

 

 

 

「あーもう何で負けちゃうのよ。」←島田

「お姉様。豚野郎のことは忘れてしまいましょう。」←清水

「それもそうね…って美春!?なんであんたがここにいるのよ!!」←島田

「お姉様が補習と聞いて入れてもらいました。さあ保健体育の実技をしましょう。そして元気な女の子を産みましょう。」←清水

「美春、何度も言うけどウチと美春じゃ、子どもは産めないのよ!!」←島田

「愛さえあれば関係ありませんわー。」←清水

「ウチと美春に愛なんてなーい!!」←島田

「お前らうるさいぞ。補習2時間追加!!」←鉄人

「何でいつもこうなのーー」←島田

「お姉様とならへっちゃらですわーー」←清水

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はろはろ流離のコガラシだよ。今日は雑賀孫一さんだよ。雑賀孫一はね雑賀衆の頭領なんだよ。この雑賀衆っていうのはね当時珍しかった鉄砲を、ふんだんに使い高い技術を、持った人たちだよ。でねこの雑賀孫一さんはね織田信長が台頭してくると信長勢を苦しめ、豊臣秀吉が台頭してくると秀吉を、関ヶ原の戦いでは西軍にっと必ず敵の方にいるんだよ。けどね雑賀孫一って不明な点が多いらしいよ。その原因の一つに“孫一”って言うのを複数で使う通し名だったらしいよ。だけどこういうふうに敵の方にいて、有名な武将を苦しめた人って応援してあげたくなっちゃうね。


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