バカと俺と召喚戦争   作:流離のコガラシ

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11話

問題(国語)

次の漢字を読みなさい。

馬鹿

 

姫路瑞樹の解答

ばか

教師のコメント

姫路さんとは正反対のことですね。

 

吉井明久の解答

うましか

教師のコメント

あなたのことです。

 

坂本雄二の解答

よしいあきひさ

教師のコメント

・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてAクラス戦が始まった。えっ?いきなりなんだって。回想シーンをくれだって?分かった。

 

 

回想シーン

 

 

「よし、いよいよ今日はAクラスに、試験召喚戦争を挑む。これで俺たちもシステムデスクだ。」←坂本

時間としては一週間だか、色々ありすぎて長かったな。

「まずはAクラスに宣戦布告してくるぞ。」←坂本

「雄二。今度こそヤダからね。」←吉井

「当り前だ。誰がお前なんかに頼むか。お前みたいな脳なしに、頼んだら勝てるもんも勝てるか。」←坂本

「そういうことだ吉井。お前がいると作戦に支障をきたす。留守番でもしとくんだな。」←俺

吉井がいたら作戦がばれるかもしれない。

「もうみんな嫌い!!」←吉井

「ほっといて行くぞ。」←坂本

「ちょっと待ってよ―。誰も慰めてくれないのー。」←吉井

 

 

向こうの交渉相手は木下優子だ。双子でも普通ここまで似てるか?秀吉が女子の制服着れば、全く分からんぞ。

「Cクラス戦お疲れさまよ。」←坂本

「ふん、あんなのAクラスにとって敵じゃないわ。」←木下

「流石はAクラス様ってわけか。」←坂本

「そんなことより、さっさと用件言いなさいよ。」←木下

「ああそうだな。俺たちFクラスはAクラスに召喚戦争を申し込む。」←坂本

あらかじめ分かっているから、動揺はしない。ていうか、性格が全然秀吉と違うな。秀吉は穏やかだが、木下はツンツンしている。

「召喚戦争は7対7で申し込みたい。」←坂本

「ダメに決まってるじゃない。AクラスがFクラスに負けることは絶対にないけど、万が一って言うのがあるから。」←木下

木下も交渉としてきている訳だから、下手な交渉はできない。

「俺たちはDクラスともBクラスとも和平で試験召喚戦争を終わらしている。しかもその二つともAクラスをねらっているんだぞ。これからのことも考えてるんだぜ。」←坂本

「でも…」←木下

「それでいい。雄二の言うとおり7対7でいい。」

おっ、やっとAクラス代表のお出ましか。このAクラス代表霧島翔子は噂では、男子に興味がなく、姫路のことが好きらしい、あくまで噂だけど…

「代表!?」←木下

「雄二、条件はそれでいい。その代わり勝った方の言うことを、何でも一つ聞くならいい。」←霧島

「分かったそれでいいぞ。」←坂本

「ちょっと待ってよ。姫路さんの許可を得てから…。ムッツリ―ニ、準備はまだ早いよ。」←吉井

「ボタボタ、、カメラの準備、完璧…」←ムッツリ―ニ

相変わらずエロに関しては早いな。鼻血が出るのもそうだけど。

「ムッツリ―ニ、負ける気満々じゃないか。…うまく取れたら頂戴ね…」←吉井

「吉井、何気に頼んでるぞ。」←俺

「お前ら何言ってんだ?まあいい、今日の2時からスタートな。」←坂本

「分かった…」←翔子

 

 

 

「坂本、7対7なら誰が出るんだ。」←俺

「俺にお前それに姫路にムッツリ―ニは決定だ。」←坂本

「仮に俺と姫路とムッツリ―ニが勝てたとしよう。あと一勝はどうするんだ。それに何で5対5にしなかった?」←俺

「5対5にしなかったのは作品の都合だ。深追いしてはいけない。」←坂本

何言ってんだ。作品の都合って?深追い禁止ってどういうことだ。

「それに後一勝は俺が取る。」←坂本

「あれ、お前って何か特別すごいのってあったっけ?」←俺

俺が知ってる限り無いはずだ。

「そんなのはない。だが翔子への必勝法はある。」←坂本

「霧島への必勝法?」←俺

「ああそうだ。あいつはあの問題が出れば確実に間違う。」←坂本

「その問題ってなんなんじゃ。」←秀吉

「大化の改新だ。」←坂本

「大化の改新じゃと?中臣鎌足と中大兄皇子と言うことかの?」←秀吉

「いやもっと簡単だ。」←坂本

「じゃあ645年に起きたとかか?」←俺

「正解だ。この問題が出れば確実にあいつは間違える。」←坂本

「なんでなんじゃ?」←秀吉

確かにそうだ。学年一位で覚えたことは、絶対に忘れないとまで言われるのにどうして…

「昔、俺が翔子に間違えて教えてしまって。」←坂本

なるほど分かった。

「坂本、お前、霧島とはどんな関係なんだ。名前で呼び合っていたが。」←俺

「ああ、ただの幼馴染だ。」←坂本

「全員構え!!」←吉井

ガサッ

何で全員、坂本に向けてスリッパを向けている。ああ、分かったそういうことか。幼馴染が妬ましいだけか。

「雄二、一人だけ抜け駆けして、死の鉄槌を加えなきゃいけないね。」←吉井

ったく幼馴染がいるだけで殺されなきゃいけないのかこのクラスは。

「全員放て―」←吉井

「「「「「「「死ねーーーーーーーー」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流離のコガラシだよ。今日も三国志からで呂布だよ。呂布はねー三国志最強の男らしいよ。なんかね数十人と戦ったり、素手で戦ったり、チ―トな人らしいよ。しかもこの人時代がそうさせたとはいえ、裏切る人だったんだよ。董卓を裏切り切り捨て、劉備の元に身を寄せつつもその劉備も裏切ったんだよ。けどこの呂布男らしくて魅力的でね、最近は三国志の魅力を高める一人になってるらしいよ~。「人中に呂布あり、馬中に赤兎あり」、と言われてることからも最強の男にふさわしいよねー。


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