「ねぇねぇ、クィレル先生クィレル先生♪」   作:寺桜

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相変わらず主人公はウザイです。
ダメな方はお止め下さい。
ハリーはまた名前しかでてきません。
前話に比べて長いです。

さて、今回の一番の被害者は誰なんでしょう。


~ついでの被害者がT.R~

こんにちは皆さん、私の名前はキャサリー・リサムベールっていうわ。

はじめましての方もいるかもしれないけど、よろしくね☆

どうでもいいけど、一年生でコネでクィディッチ選手になったハリーと同学年よ。

私ってっばとっても好奇心旺盛なの。

去年もたくさんの事を調べてきたわ。

 

え?例えばって、ピーブスを捕獲して実験できないかとか、ハーマイオニーは何故ボッチなのかとか、床をローションまみれにすると何人気付いて回避できるかとか様々よ。

 

そんな調べ物の中でちょっと悔しかったものがあるの。

クィレル先生のターバンの中を確認できなかった事と、スネイプ先生のハリー嫌いについてよ!

クィレル先生はいなくなっちゃったから無理だけど、スネイプ先生の方は諦めないんだからね。

 

 

 

ところで、最近私、とっても気になることができちゃった♥

 

そ・れ・は、ロックハート先生の文章力はどうしてあんなに酷いのか!

 

皆もすごく気になるでしょう?

私なりに一生懸命に調べたのよ。

噂では誰かに代筆させてるとか、顔が良ければ関係ないとか、自分用に出版して読者の事を考えていなかったとかあったわ。

でも、どれも信憑性が無いの。

私的には自分用出版説がニヤピンの様な気がするわ。

 

だってそれ以外にあんな酷い文章で世間に出してるんだもん☆

もしかしたら妄想で書いてるのかしら?

 

学校準備のために仕方がなくロックハート先生の本を買いに行ったわ。

そしたらね、いかにも偉そうなおじさんが庶民の女の子のカバンに古臭いノートを入れてるのを見てしまったの。

ゴミくらい自分で捨てればいいのに女の子に押し付けるなんて最低ね。

おじさんが離れた後、私は何も言わずに女の子からノートをそっと引き取ってあげて、私のカバンの中に♥

 

学校が始って、さっそくロックハート先生にアタックよ。

 

「ねぇねぇ、ロックハート先生ロックハート先生♪

  どうして先生の本はあんなに文章が酷いんですか?妄想ですか?」

 

 

「ハ、ハハハ。何を言っているか分からないよ。

 それに私の本が酷いだって?そんなことあるわけがない。

 ミス・リサムベール、もっと私の素晴らしさが分かるまで読み込むべきだね。」

 

 

あらら、ロックハート先生少し速足でどこかへ行ってしまったわ。

素晴らしさって何かしら?顔?

生徒の疑問に答えるのも教師の仕事よね(ニヤリ)

 

 

「ねぇねぇ、ロックハート先生ロックハート先生♪」「ねぇねぇ、ロックハート先生ロックハート先生♪」「ねぇねぇ、ロックハート先生ロックハート先生♪」「ねぇねぇ、ロックハート先生ロックハート先生♪」「ねぇねぇ、ロックハート先生ロックハート先生♪」「ねぇねぇ、ロックハート先生ロックハート先生♪」「ねぇねぇ、ロックハート先生ロックハート先生♪」「ねぇねぇ、ロックハート先生ロックハート先生♪」「ねぇねぇ、ロックハート先生ロックハート先生♪」

 

 

本当は朝も昼も夜も聞きに行きたかったけど、クイレル先生に学んだ私は朝と昼と休み時間に何度も何度も聞きに行ったんだ。

 

夜はやることが無かったからいただいた(スッた)ノートに、ロックハート先生を見習って妄想小説を書くことにしたの。

でもその前にノートをデコることからはじめたわ♥

だってこんな古臭いノートを使うなんて私のプライドが許さないだもん。

マグルの世界から持ち込んだキラキラシール☆、どんな材質にも書けるラメラメ・ペン♢、かわいいカラーのリボン♡

さぁ、頑張るわ!

 

 

 

なんということでしょう、数日前まで古臭かったノートは何処にもありません。

今あるのは現代少女の女の子が持つに相応しい一品に生まれ変わったのです。(劇的○○風)

 

 

あら、私とした事がデコるのに夢中で徹夜しちゃった。

早くロックハート先生の所にいかなくちゃ!

 

最近のロックハート先生ってば、少し陰ができてるわ何故かしら?

相も変わらず質問には答えてくれないの、意地悪だわ。

 

夜の日課にはノートにスネイプ先生のハリー嫌いの原因を妄想小説で書き始めたわ。

昔好きだった男の子を嫌いだった女の子に盗られたとかだと面白いわねww

でも文字が消えてしまう不良品だったけど、トム君が憑いてるから研究・実験のために魔法薬学で使った袋を何重にもして保管してるの。

 

 

でも、そんなことよりロックハート先生に私の質問に答えてもらうんだから。

 

 

「ねぇねぇ、ロックハート先生ロックハート先生♪

  どうして先生の本の文章はあんなに酷いんですか?妄想ですか?」

 

 

「私は疲れたよ、ミス・リサムベール。

 明後日、私の部屋に来てくれ。面白い事を教えてあげよう。」

 

 

って私に言ってくれたわ。

 

でもどうしようかしら、気のせいかもしれないけどロックハート先生の眼が仄暗い様な気がしたの。

もしセクハラだったら私が言っても信じてもらえないわよね。

考えてるうちに約束の日になってしまったわorz

 

…、そうだ!

ダンブルドア校長先生にこっそり着いて来てもらいましょ☆

私が信じてもらえなくてもダンブルドア先生なら間違いないわよね。

また、後ろからこっそり着いて来てもらったわ。

 

ロックハート先生のお部屋に行くと私の質問に答えてもらえてラッキー♪

やっぱりあの本は先生の妄想でできていたらしいの、ビックリ!

でもね、そのあとロックハート先生ったら私の頭をパーにしようとしたのよ。

間一髪でダンブルドア先生が助けてくれて、カッコよかったの♥

 

 

ところでトム君の事だけど、分からない事だらけ。

まだ知覚検査、聴覚検査、味覚検査、痛覚耐性、汚れ耐性、精神汚染(BL)いろいろやり残してるの♥

ときどき私の意識がトビかけるけど、何故かトム君をデコると意識が回復するわ。

これも要研究ね☆

 

 

 

 

私の名前はキャサリー・リサムベールっていうわ。

ところで最近私、気になることができちゃった♥

 

そ・れ・は、トム君が教えてくれた秘密のお部屋!

 

皆もすごく気になるでしょ。

今日も元気に噂から調べてみるわ☆

 

 

 

 




今回ももちろんノリだけで書きました。
はじめは1話で秘密の部屋を終えようとしたのですが、キャサリーが自由過ぎて無理でした。
誰かキャサリーを止めて下さい。


キャサリーに絡ませたいキャラ募集中。

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