「ねぇねぇ、クィレル先生クィレル先生♪」   作:寺桜

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お久しぶりです。
5月に完結し今日まで何故かアクセス数が0になった日が無い事に、驚きと感謝をこめて書きます!
今回はあくまで予告です!!

死神関係だという事を念頭において読んで下さいw
普通の人間って何だろう?


番外編予告 ~ネタの詰め合わせセット~

ある青年の後ろをバサバサと音をたてて憑いて来るモノがいる。

漆黒の羽をもち、人ではありえない肌の色。

知性を持っていても面白い事が優先される性格。

普通の人間が彼を見たら、まず間違いなく化物と呼ぶだろう。

 

青年の後ろに居るにもかかわらず、周りの人間が騒ぎ立てないのには訳がある。

彼の姿は誰にも見えないのだ。

いや、誰もというのは正確ではない。

ある特定条件の人間しか、彼の姿を見る事が出来ないのだ。

 

その条件とは、彼のデスノートつまり死のノートを触った者。

デスノートを持つ彼の名は死神リューク。

そして彼の眼の前にいる青年は死のノートを拾い、新世界の神になると豪語する夜神月だ。

デスノートとは、ノートに名前をかきこむだけでの人間を殺す事の出来る代物である。

もちろん、複数の条件は存在するがそれでも凶悪なモノだ。

死神はノートを人間に拾われたのならば、ノートの行く末を見届けなければならない。

とは言っても、リュークは自分で人間界にノートを落としたのだが。

 

夜神月は自身の無力を嘆いていた。

世界には裁かれる事無く、のうのうと生きる悪人が多すぎる。

なのに自分は何もできないのだと。

けれど、それはデスノートを拾うまでの話だ。

はじめはその力に怯えていたが、次第に怯えることは無くなり犯罪者達を殺し始めた。

 

世間は罪人だけを次々と殺す、姿の見えない殺人鬼をキラと呼んだ。

月はまだ知らないが、Lという後のライバルは調査をし始めていた。

 

 

月は今日も授業を終えて帰宅する。

その途中、目麗しい少女がずっと追いかけてくる。

少女の眼はキラキラと輝き、月とリュークを見つめ続けた。

 

 

「リューク、お前は本当にノートに触った人間にしか見えないんだよな。」

 

「のはずだが…自信が無くなってきた。」

 

 

 

 

♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢ ♢

 

 

 

胸に穴のあいた化物がいる。

そいつらは人の魂魄を食べ、時に同族すらも喰う。

元は人間の霊だったのだが、それぞれ色々な切っ掛けで化物へと変わってしまった。

化物は野放しにされることは無く、黒の死装束を纏った者に駆逐される。

 

化物は虚

死装束の者は死神

 

 

「これで終わりだ!」

 

「グヲォォォオオ!!」

 

空座町ではオレンジ色の髪の死神が今まさに虚を一匹倒した所だ。

彼の名前は黒埼一護、ルキアという死神の代わりに虚と戦う死神代行である。

はじめは彼一人で戦っていたが、次第に仲間が増えて良き友人達だ。

 

一護は自分の肉体に帰ろうと帰路についていた。

すると前から変わった服装の美少女が歩いて来る。

今の一護は死神の状態なので、普通の人間には見えない。

美少女とすれ違う間際…、グッと袖が引っ張られる感覚がした。

 

 

何かに引っかけたかと振りかえると、

 

美少女が一護の袖を力一杯握っていた!

 

 

繰り返すが一護は今死神状態であり、普通の人間は見えない触れない。

一瞬驚くものの、少女もかなりの力の持ち主なのだろうと解釈する。

さて、どう説明したものか。

 

 

 

 

 

 

 

 




次の更新はもう一方の作品のシリアスに耐えきれなくなったくらいです←

番外編がもう必要ないと言う方は教えて下さい、予告を削除して書かないので…。
もっとヤレでも良いですよ!

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