魔法少女リリカルなのは~カレイドの魔法…少年?~   作:朱羽総長

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お久しぶりです。
リリなの4dx行ってきました。1stと2nd両方。

その話は後書きで。
短いですが、どうぞ。




魔女の終わり1

魔女の終わり

 

 

「なのは、このまま真っ直ぐ!」

 

 

ユーノ君の指示を受けつつ周囲の骸骨を倒していく。

駆動炉からアルフさんの所へ向かおうとした所、急に数が増えた。

 

「この数っ、まるで僕らを行かせないようにしてるみたいな…!」

 

 

その通りだと思った。攻撃もそこそこに、ただ壁になるかのように集まってくる。けど、それなら!

 

 

「ディバイン、バスター!」

 

 

固まった所を砲撃で一掃する。

勢いのまま、壁を貫き別の部屋と通路を繋げてしまった。

 

 

「ここは、書斎…?」

 

 

壊した壁の先には、多くの本を仕舞った部屋だった。

 

 

「プレシアのものみたいだね。研究書や、実験のレポートが沢山ある」

 

「ユーノくん!これって!」

 

 

机の上に置かれていたのは、数枚のカード。これは悠人くんの……。

 

 

 

 

 

 

「んっ……」

 

 

身体に響く振動により、意識が戻り始めた。重い目蓋を開け………

 

 

(あれ…私は母さんに……)

 

「フェイト!目が覚めた!?大丈夫!?」

 

「アルフ…?」

 

 

痛む身体を起こすと、横で壁に寄りかかりながら座るアルフがいた。顔はとても心配だけどホッとしたように、身体は傷だらけ。

視線を前に移すと、そこには連鎖的に輝く光弾と、その隙間を縫うように舞う影だった。

 

 

 

 

魔力弾を剣で弾き、斬り、少しずつ寄っていく。魔力砲は極力避ける。

ただ身体強化しただけではこうはいかない。

 

 

(これが夢幻召喚(インストール)…英霊の力)

 

 

いや…英霊(?)だけども。

さて、このまま続けても仕方ない。

斬って、寄って、一撃かまして防がれて。そして、離れてこれの繰り返し。

…仕方ない、状況を変えるには防御を叩き壊す位の一撃で切り込むしかない。仮にもこの手にある剣は聖剣に等しい。

けどそれだと殺しかねない。出来ることなら生かしたまま、終わらせたいけど。

 

 

(となると、こうするかな…!)

 

 

地面を蹴り加速。迫る魔力弾を片手の聖剣ともう片手の短剣で斬り、弾く。

プレシアの目前まで迫り、

 

 

「!?」

 

 

正面に展開された障壁を足場に後ろへと一回転した。

僅かに空いた距離。着地と同時に迫る攻撃を両手で握り直した聖剣で防ぐ。

 

「はぁぁぁぁ!」

 

 

駆け出し、片手に持ち直した聖剣で障壁を叩き切る。

そのプレシアの顔は不思議な物を見るような顔をしていた。

当然だ。空いた片手を横へと伸ばしながら片手で斬るといった変な体勢だからだ。

しかし、プレシアの反応も早くすぐさま破戒すべき全ての符を構え、そして、表情を変えた。

 

 

「エメラルド!!」

 

 

腕を伸ばした方へ身体を倒す。

振り下ろされた破戒すべき全ての符は、腕をに刺さり夢幻召喚が解かれる。

そんな事は気にしない。伸ばした手へと、相棒が飛んできたのだから。

 

 

 

戦っている内にそれぞれの位置が変わり、いつの間にか遠く後ろにエメラルドを入れた籠が形になった。

 

一回転し、後ろを向いたと同時に短剣を籠めがけて全力で投擲。プレシアには、見えないように、尚且つ背を見せる時間をほんの僅かにしたかったからだ。

 

そして、一気に近寄り視線を自分に集めさせる。

 

後はもう賭けだ。

 

(エメラルドなら来てくれると信じた。)

 

 

そして、賭けは勝ちだ。

 

 

飛んできたエメラルドを掴み転身。

横へと倒れる身体のまま、エメラルドの先端をプレシアの腹部へ。

 

 

「ッ!?」

 

 

遅い。

 

 

「全力の……砲撃(シュート)!!!」

 

 

 

視界を埋め尽くす程の光と共に、放たれた一撃はプレシアを吹き飛ばした。

 

 




4dx
SLBで50回は頭座椅子にぶつけました。いや、あれはマジで兵器、魔王様流石です。
2ndは、久々に見たのもあったのか泣きました。


やっぱりやろうかなぁ、2nd……

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