魔法少女リリカルなのは~カレイドの魔法…少年?~   作:朱羽総長

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どうも、お久しぶりです。
サブタイトル、これからこんな感じなのでいこうかと思ってますがどうでしょう?
そして7月中に2本は無理そうです。すいません

とりあえず今回、どうぞ!


前回の話でよくわからない表現をしてしまい上手く伝わらなかった箇所があったことを謝罪させていただきます。
すいませんでした。


姉さん、スゲーby悠斗

 

 

アースラでの話し合いの2日経った。

 

 

「ふっ!はっ!」

 

 

朝からクロスレンジモード(仮)にしたエメラルドを素振りしていた。

学校は昨日は行ったが、今日は休むことにした。

 

 

(昨日、というか帰ってきてから散々だったなぁ)

 

 

思い返すのは2日前の夜。

家に帰ってドアを開けると、ガチギレ状態のはやてによる『車椅子アタックJSカスタム』(ベルレフォーンもどき)をモロにくらい気絶。

目を覚ましたら覚ましたで謝られたのと、説教を頂いた。

数日間レンに餌もやらないでいたことと、勝手に消えてたことに怒っていた。

もっとも、消えてた理由は「あの狂人博士のせいなんだ」と、勝手に今はいない居候を犯人にして言ってみたらあっさりと信じられた。

…帰ってきたら実験に付き合ってあげよう。

ちなみにレンは拗ねてるのか、近寄ると離れ抱き上げると暴れて逃げ出す。

爪をたてないとこだけはありがたかったけど。

翌日、高級なキャットフードを買ってきて2時間ほど撫でてあげたら元に戻った。

 

 

 

翌日、学校へ行くとアリサにもブチギレされながらビンタを貰った。痛い。

なのははいなかった間に貰ったらしい。

そしてすずかからは、寒気がするほどのニコニコ笑顔を頂きました。正直、一番怖い。

 

学校からは何してたかの説明を求められたが、なんと言っていいのか分からなかったし、嘘ついて追求されても困るから最後の切り札を使うことにした。

 

 

「姉に呼ばれて」

 

「よし、わかった。もう行っていいぞ」

 

 

…やっておいてなんだけど、姉さんの力凄い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今日は朝から神様(仮)から連絡、もとい通信が来た。

 

 

『お久しぶりです』

 

「今日はなんですか?」

 

 

そもそもこんなに連絡してきていいのかな。

 

 

『いえいえ。ちょっとテストしてもらいたい物とロックの確認です』

 

 

ロック…夢幻召喚(インストール)のことだろう。

 

 

『見た所3分の1しか条件解放出来てないみたいですね』

 

「その条件を教えてくれたりは……」

 

『駄目です』

 

「なんで?」

 

『あのですね、漫画の主人公が最初から覚醒のやり方を知ってたらつまらないですよね。土壇場で、偶然的に覚醒したほうが恰好いいじゃないですか』

 

「いや、こっちマジメに命かかってるんですけど」

 

 

特に上位ともいえる、セイバーやアルクェイドと戦ったことも含めて訴えかけるが、

 

 

『セイバーは中位ですよ?』

 

「なん…だと…」

 

憑依召喚(ゴーストインストール)はともかくセイバーは中位です。上位のは特徴がありますから』

 

「特徴?」

 

『はい。彼らは、言葉を話せる、会話が成り立つだけの理性と意識があります。それでいて人間のように自由気ままに過ごしています。魔力を意図的に隠せるのもいますね』

 

 

マズイ。何がマズイってそんな存在がいることがだ。

理性と意識があるってことは、黒化英霊と違って英霊としての知識や経験、それらを思考して闘うことが出来るというこどだ。

多少スペックダウンしてようと関係ない。それだけで実力を埋めてしまえるのが英霊だろう。

 

 

『とりあえずその話は置いておきましょうか。それでテストしてもらいたい物はこちらです』

 

「いやいや、置いておかないでって、この箱?」

 

 

目の前に転移された箱の蓋を開けると、中にはT字型をした持ち手が3つ入っていた。

 

 

『黒鍵。こちらでカスタムした物でシステムの一部を変えましたが魔力で刃を形成するのは変わりません。詳しくは付属の説明書をご覧ください』

 

 

箱の底に紙が折りたたまれている。

 

 

『とりあえずサンプルということで3本お渡しします』

 

(ダジャレのつもり?)

 

『必要があればエメラルドに伝えて下さい。一週間以内にお届けします』

 

「わかりました」

 

『それじゃあ死なないで下さいね♪』

 

「不吉!?」

 

 

通信は切られた。

しかし黒鍵か。投擲用の物とはいえありがたいな。

エメラルドを除いて近接戦に使えるのはアゾット剣だけだったから。

 

上位の黒化英霊。

今の僕じゃあ勝てないだろうな。

…よし、久しぶりに基礎から鍛え治そう!

 

 

 

 

 

ということで休んで鍛錬してる。

 

 

♪〜〜

 

 

「ん?アリサ?」

 

 

携帯に着信が入った。表示画面を見るとアリサの名前が。

 

 

「もしもし?」

 

『なんで学校休んでるのよ!?声からしてピンピンしてるじゃない!』

 

「あー、えっと、さっきまで風邪引いてた」

 

『…なんかそこまでバレバレの嘘つかれたらどうでもよくなったわ。ところで、これから家に来れる?』

 

「どうかしたの?」

 

『新しいゲーム買ったけど大人数向けで、アンタとなのはが居なかったから今日やろうってなったのよ。来れるなら来なさい。見せたいものもあるし』

 

「見せたいもの?」

 

『昨日珍しい犬…多分犬を拾ったのよ。オレンジで額に宝石の付いてる犬』

 

 

 

 

 

 

 

 




悠斗の姉は二期から本格的に参加です。
ところで私は受験生なのですが、本格的に勉強しなければいけなくなるので来年の三月まで投稿速度が下がると思われます。
コツコツ書いて出来次第投稿します。

感想、アドバイス、頂けたらありがたいです。

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