魔法少女リリカルなのは~カレイドの魔法…少年?~   作:朱羽総長

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お久しぶりです。

タイトル…疲れてるのかな、俺?

次は今までのタイトルに戻ります。
こういうのが良いって人がいたら考えますが。

それではどうぞ


……いませんよね?|ω•)チラッ




久しぶりに見た地元は海が荒れていた

 

管理局からの接触の日から、悠斗君が消えた。もう今日で一週間だ。

その間に状況は色々変わっていた。

 

ユーノくんが人間だったり、ジュエルシードがロストロギアという危険物だったり、管理局に協力することになったりと大忙しだった。

その間に手に入れられたジュエルシードは1つ。これで私達の所持数は5つ。

フェイトちゃんが持ってる数はわからないけど、最低でも2つは持ってることがわかってる。

 

今日も管理局の飛行船…飛行艦かな?そのアースラに乗ってジュエルシードを探してたんだけど、突然アラームが響いた。

 

 

「なんだ!?どうした!」

 

「海上にて膨大な魔力反応!モニターに出します!」

 

 

モニターに映ったのは海上を暴れる竜巻と、それを押さえつけようとするフェイトちゃんがいた。

 

 

「フェイトちゃん!?」

 

「無謀ね。あれじゃあすぐに魔力が限界を迎えます」

 

「私もあそこに…!」

 

「いや、必要ない」

 

 

アースラの艦長であるリンディさんに私も行くと伝えようとしたら、クロノくんが止めた。

 

 

「彼女は放っておいても自滅する。例え自滅しなくても、弱ったところを確保すればいい」

 

「そんな…!?」

 

「市街地より魔力反応!3つです!」

 

 

新たにモニターに映されたのはマップのような図面。

そこに3ヶ所に点が付いていた。

 

 

「観測魔力AA相当。移動していることからなんらかの生命体かと!」

 

「それが3ヶ所か…こちらも数名魔導師はいるが足止めすら出来るか怪しいぞ」

 

「この現れ方、まるで海上の魔力に引かれたみたいね」

 

 

その突然現れたという魔力反応には心辺りがあった。

悠斗君の探してる黒化英霊とかいうのだ。

 

 

(悠斗君…今何をしてるの?)

 

♪〜

 

「にゃっ!?」

 

 

携帯が急に鳴り、思わず変な声が出てしまった。

相手は…悠斗君!?

部屋の隅へと移動して電話に出る。

 

 

「も、もしもし?」

 

『あ、なのは?ユーノもいる?』

 

「悠斗君、何してたの!?心配したんだよ!」

 

『あ、うん、ごめん。後でちゃんと説明するから。今の状況教えてくれる』

 

「なのは、僕がするよ」

 

 

ユーノくん(フェレットモード)が肩に乗って携帯へとわかり易く纏められた説明をしてくれてた。

そして、それを聞いた悠斗君は。

 

『わかった。ユーノ、どうにかなのはをフェイトの所へ送り出せない?』

 

「…隙が出来ればやれないことはないよ。けど、少し、ほんの少し時間がほしいかな」

 

『なら、その隙と時間稼ぎはなんとか出来ると思う。なのははユーノの指示に従って』

 

「わかったの」

 

 

そうして通話が切れる。

リンディさん達の近くへ戻る。

 

 

「今度は、街中から魔力反応!高速で付近の魔力反応に向かって…いっ、一箇所消失!」

 

「そのままの速度で別ポイントへ移動して…また消失しました!」

 

「何が起きてるの!?」

 

 

 

 

 

――――少し時間は遡り――――

 

 

 

 

 

「……………………」

 

「お、お疲れ様でした」

 

 

ようやく、ホントにようやく終わった。

謎の訓練システムに囚われて約…一週間?

とにかくようやく7体を倒しきれた。

 

 

「トータル697戦。エメラルドがいなければ廃人だったよ」

 

「新機能その1、対ストレス用音波治療が

効いて良かったです。髪が白くなったときはどうしようかと…」

 

 

激痛やら、クリア出来ないイライラでストレス溜まり、髪が某眼帯の喰種になるとこだった。

 

 

「ところで、なんか海の方が凄いことになってるんだけど」

 

「魔力反応凄いですね。試しになのはさんに聞いてみますか?」

 

 

まぁ、なのはとユーノ以外にこの街で魔法関係の人はいないだろうし…カイトさんは連絡先知らないし。

 

 

「さて出るかな…」

 

 

携帯で電話するとあまり待たずに電話に出た。

 

 

『も、もしもし?』

 

「あ、なのは?ユーノもいる?」

 

『悠斗君、何してたの!?心配したんだよ!』

 

「あ、うん、ごめん。後でちゃんと説明するから。今の状況教えてくれる」

 

『なのは、僕がするよ』

 

ユーノが今起きてることや、いなかった間のことを簡単に教えたくれた。

 

 

「わかった。ユーノ、どうにかなのはをフェイトの所へ送り出せない?」

 

『…隙が出来ればやれないことはないよ。けど、少し、ほんの少し時間がほしいかな』

 

「なら、その隙と時間稼ぎはなんとか出来ると思う。なのははユーノの指示に従って」

 

『わかったの』

 

 

通話を切り伸びをする。

 

 

「ん、じゃあ派手に行こうか」

 

「具体的には?」

 

「黒化英霊をなぎ倒しつつ、フェイトのとこへ行く。突然そんなことをする奴が出てくれば多少なりとも動揺してくれるだろうし」

 

「そこをついてなのはさん達が転移出来る隙を造ると?」

 

「うん、じゃあサクッと行くよ。多元転身(プリズムトランス)!」

 

 

 

転身をして、宙へと浮く。

屋根を蹴り一気に加速する。

 

一番近かった出現点。

黒ずくめの骸骨お面がうじゃうじゃいたが、収束砲からの散弾、トドメの魔力刃を使い殲滅する。

この間、約3秒。『アサシン』ゲット。

 

 

 

 

 

次のポイント、黒いコートを着た男にも女にも見える中性的な顔立ちの相手がいた。

接近させるのもするのも面倒だ、そう考えた僕は銃撃してくる相手へと宝石を幾つか投げつけ、砲撃を放つ。

相手の上空へ飛来していった宝石は、合図と同時に爆発し下の相手を麻痺させる術式が起動した。

ほんの一瞬の麻痺。それでも隙だ。

急降下し、通り抜けながら首をはねる。

これで18秒。

またもや『アサシン』をゲット。

 

 

 

 

 

最後の一体。それを確認した瞬間、自分が嫌な顔をしたのを自覚した。

そこにいたのは踊り子。

屋根の上で踊ってる…?

背中から切り抜けてカードを回収する。

何だったんだ?

『キャスター』ゲット。

 

 

 

 

そして海へと向かう。

フェイトを助けるために。

 

 




この世界、喰種は漫画であります。
人気です。


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