魔法少女リリカルなのは~カレイドの魔法…少年?~ 作:朱羽総長
これは、一つの可能性のお話。
「来たれ、天秤の守り手よ!」
「えっと、あなたがぼくのマスターですか?」
目覚めると、fate/zeroの世界。
衛宮切嗣によって、キャスターとして召還された。
「これからどうしよう?」
「原作ブレイクしちゃいましょう」
冬木市へ。
「外に出るの初めてなのよ」
「じゃあ、色々見て回りますか?お、お母さん…」
「あー、もう!可愛いわね!」
子供の姿のままだからか、イリヤには兄として、その母親のアイリスフィールからは息子として可愛がられる。
「貴様、キャスターか?」
「そうだよ。あなたはランサー?」
「如何にも。しかし、珍しいな。キャスターが前線に出てくるとは」
「まぁ、マスターに許可貰ってるし。後ろでチマチマやるのは慣れて無いんだ」
二本の槍を持つランサーとの遭遇戦。
「我こそは、征服王イスカンダル!」
「ほぅ、そこの小娘…いや、男か。力を見せてみよ」
「セイバーのサーヴァント。名は……名乗ってはいけないのでしたね。危ない所でした」
(あれ?あのセイバー、まさか……)
乱入するライダー、その呼びかけに集まるアーチャーとセイバー。
「ooooooouuuuuu!」
「狂戦士め!」
「どっかで会ったような、ってこっち来たー!?」
炎を纏いながら襲い掛かるバーサーカー。
そして、原作ブレイクのために動き出す。
「馬鹿な、蟲が……」
「ほんとに効いたよ、このアーチャーのカード」
「えっと、救いに来たよ?」
「……………誰…ですか?」
「ここに呼び出して、なんのようかな?」
「あなたに、幾つか言いたいことがあったのでお呼びしました。遠坂時幹さん」
「くっ!?…何故、私を…」
「さよならだ、綺礼」
「ランサーのその体質、どうにか出来る……かも」
「「お願いします!」」
月夜の晩。自分のマスターと。
「正義の味方…になりたかったんだ。僕は」
「今もそう思ってますか?」
「………………」
「正義の味方なんて、辛い道です。それを覚悟して、なりたいと思ってるならまだ間に合います。切り捨てる覚悟と、貫く覚悟を持てるなら」
そして、戦いは最終局面へ。
「さぁ、セイバー。一騎打ちだ」
「いいでしょう、ランサー。受けてたちます!」
「oooooobbuuuu!」
「騎英の手綱《ベルレ・フォーン》!」
「我らが覇道を示そうぞ!」
「来るがいい、覇軍の王よ」
「どうした?その程度か?」
「悠斗様!?」
「くっ、やっぱ強いなぁ。アーチャーは。どの道消えるなら、やってみようか」
「ほう?何か策があるようだな」
「行くよ、エメラルド」
「…はい。お覚悟を」
「「リミッター解除!!」」
外伝『fate/zero編』開始。
「はっ!変な夢見たような…」
聖杯戦争に呼ばれて、色々やらかしてるような夢を見た…気がする。
「えっと、今は2時か」
明日、いや今日は海鳴温泉へなのは達と旅行だ。
もう一眠りしないと、身体が保たないだろう。
「おやすみー」
布団に入り、すぐに眠りに着いた。
いや、もう分かったと思いますがエイプリルフールです。
本編進めろよ、とか思われそうですがやってみたかったので…。
ちなみに要望あれば、外伝でやろうかなぁとか考えてます。
まぁ、ないでしょうけど。
本編は5日に投稿予定です。