魔法少女リリカルなのは~カレイドの魔法…少年?~   作:朱羽総長

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あけましておめでとうございますm(_ _)m
…2月ですが。

遅くなってしまい申しわけありませんでした。
理由としては、活動報告に書いてあることがほとんどですので気になる方はどうかそちらをご覧ください。
今年もどうかよろしくお願いします。
では、新年一発目、どうぞ!


猫に追われるお茶会

 現在僕は、月村家へお邪魔している。

 すずかからお茶会のお誘いがあったからだ。

 メンバーは何時もの四人。後は、別の部屋(多分)に恭也さんと、恭也さんの彼女の月村忍さん、後は月村家のメイドさん二人がこの家にはいる(他は知らない…)。

 

「昨日ね…」

「それで?…」

「それほんと!…」

 

 三人娘は何か話して盛り上がっているが、内容を聞いている余裕はない。

 

「……………………………………」

「「「「「…………………………」」」」」

 

スッ(身体を右へ)

ザッ(右へ移動)

 

「……………………………………」

「「「「「…………………………」」」」」

 

スッ(身体を左へ)

ザッ(左へ移動)

 

「……………………………………(・・;)」

「「「「「………………………… ( ・_・)ジッ 」」」」」

 

ダッ!(後ろへ駆け出す)

ダダダッ!(追いかける)

 

「なんなのさーーー!」

「「「「「ニャーーーーー!」」」」」

 

 何故か猫に狙われてます。

 なんかした!?…何時も通りだけど。

 そして、そのまま部屋を出た。

 

 

三人娘side

「相変わらずなんであんなに好かれてるのかしらねぇ」

「それも毛並みが金色の子たちだけにね」

 

 アリサとすずかは悠斗が走り去って行った方角を見ながら言った。

 それになのはも苦笑しながら頷いた。

 

「さすが金色殺し(ゴールドキラー)

「「金色殺し(ゴールドキラー)?」」

 

 すずかが呟いた単語に疑問を浮かべるなのはとアリサ。

 

「お姉ちゃんが考えたの。ほら、悠斗君って何故か金髪の人に好かれやすいと思わない?」チラッ

「そうなの」チラッ

「うっ…な、何よ」

 

 ちらちらとアリサを見ながら話をするなのはとすずか。

 

「でも、確かに私の親も気に入ってるし」

「翠屋に来る金髪の外人さんとか、ハーフの人に気に入られてるの」

「「………」」

 

 アリサが自分の家を悠斗が来たときのことを思い出して、言うとなのはも翠屋を手伝って貰ったときのことを思い出した。

 そして、沈黙。

 

「あ、紅音さんはどうなのかしら」

 

 空気を変えようと、アリサが別の話題を出す。

 

「どうなんだろう」

「……」

「なのは?」

「なのはちゃん?」

 

 無言のままのなのはに二人は話し掛ける。

 

「紅音さんなら、何が起こってもおかしくないの」

「えっと…」

 

 ちょっと遠い目をしながら話始めたなのは。

 

「話すようなことじゃないと思って話さなかったけど、あれは一年生の冬のことなの。珍しく雪が1日降った日に紅音さんは帰ってきたらしいの」

「あ、あったね。1日中雪が降った日」

「去年はあまり降らなかったわね。で、何があったのよ」

 

 アリサが続きを促す。

 

「その次の日に家に帰ってきた挨拶をしに来て、お土産くれたの」

「…なんだったの?」

「…イタチの骨」

「「イタチ!?」」

 

 さすがに予想外だったのか驚く二人。

 

「うん。骨格標本っていうのかな。まるまる一匹」

「そんなの持ってきて大丈夫なの…?」

 

 本人の知る由もないが、その骨はラーテルという動物であり、「世界で最も勇敢な動物」でギネスブックに載っている。

 不屈の精神力を持つともいわれている。

 ちなみに骨にそっくりな模型である。本物ではない。

 

「…今どこなんだろ?」

「そもそも何してるのかしら」

「ほんと謎な人だよね」

 

 そんな話をして笑ってると、なのはは強力な魔力を感じた。

 ユーノからの念話がきた。

 

『なのは!』

『ユーノくん!』

『ジュエルシードだ』

『うん。でもアリサちゃんとすずかちゃんが。それに悠斗君も』

『僕に考えがある。悠斗も気づいただろうし遅れて来るよ』

 

 ユーノは鳴き声を軽くあげて、ジュエルシードの方角へ走り出す。

 なのははユーノの考えを悟り、ユーノを追うといって二人から離れた。

 

 

悠斗side

 

「助かった…。ノエルさんが来てくれて本当に良かった」

 

 猫に追われてた状況を途中であったノエルさんがなんとかしてくれたので、今はゆっくりとみんなのところへ戻っている。

 

「災難でしたね」

「まぁね…ん?」

 

 視界に猫が映った。こんなところにもいるんだなぁ、と思いながら抱き上げる。

 

「あぁ、これくらいの人なつっこさがいいなぁ」

(おや?この猫、たしか原作でジュエルシードを発動させたのでは?)

 

 猫を抱っこしながら進もうとすると、大きな魔力を感じた。

 

「これは!」

「ジュエルシードだね」

 

 猫を地面に下ろして、感じた方角へ向かう。

 

 

なのはside

 

 どんな時も油断しない。

 悠斗君が前にそんなこと言ってたのを思い出し、バリアジャケットを展開して向かった先には

 

「「……………………」」

 

 猫さんがいた。巨大な金の毛で所々に白い線の入った猫が。

 唖然としてしまう。

 

「えっと…」

「多分大きくなりたいって願いが叶ったんじゃないかな?襲ってくる気配はないし、結界も張ったから早く封印しよう」

「う、うん。レイジングハート」

 

 レイジングハートの先端を猫に向けた。その時、背後から金の光が猫さんに命中した。

 

「ニャァァァァ!」

 

 苦しそうな声を上げ、倒れていく。

 背後を振り返ると、そこには金の髪をしてマントを羽織ったツインテールの女の子と、赤いコートを着て、オレンジの帽子を被った男の子がいた。

 

「魔導師?」

 

 女の子のほうが私を見て、何か言ったがそれよりも私はその子を見て思ったことがあった。

 

(悠斗君に、会わせないようにしないと!)

「あの杖に、魔法形態。間違いない、僕と同じ世界の住人だ」

 

 ユーノ君が横で呟いた。

 

「ロストロギア、ジュエルシード」

 

 女の子の持つ杖が金の刃の鎌に変わる。

 

「申し訳ないけど、貰っていきます」

 

 そう言って、襲いかかってきた。

 後ろへ跳び、回避する。

 けれどもそれを読んでいたかのようにすぐに距離を詰めてくる。

 

『プロテクション』

 

 レイジングハートがとっさに障壁を張って守ってくれた。

 一度下がったのを見計らって、空へ上がる。

 そのまま猫さんのほうへ向かう。

 

火銃(ひがん)!」

 

 今まで何もしてなかった男の子が指先から火の玉を撃ちだしてきた。

 急停止し、障壁で防ぐ。

 

「なぁ、フェイト。まずは、な…この子から倒しとこうぜ。邪魔されても面倒だし」

「…そうだね」

 

 鎌を持った女の子(フェイトって名前みたい)と指先に火を灯した男の子が攻撃をしてきた。

 

そのころ。

 

「あれ?どっち行けばいいんだ?」

「ここさっき通りましたね」

 

 主人公は迷っていた。

 

 




ここがいつも同じことでつまらないとリアルの友達に言われたため、試しに色々してみたいとおもいます。
まず今回は、各ヒロインの悠斗への好感度メーターみたいなのを。
基準としては50以上で友達、100以上で親友、150以上で親友以上恋愛対象未満、200以上で恋愛対象です。
ついでに500以上でヤンデレ初期です(^_^;

なのは 260
アリサ 250
すずか 155

これは現状のです。
感想、アドバイスお願いします!

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