本当に反省してます
道場に着くと剣道部の部員が立っていた。
「よく逃げなかったな、褒めてやるぞ。」
ゴミ共(剣道部)は偉そうな態度で出迎えてきた。ここは舐められ無いようにように一発かましてやる。
「おい、ゴミ共。こんな事をしてタダですむと思っているのか、地獄を見せてやる。」
僕は一発かましてやった。すると後ろから恐ろしい人物がやって来た。
「よく言った我が弟子よ。そいつらを血まみれにして生きる希望を打ち砕いてやる。いかに自分達がてを出してはいけない人物に手をだしたか体で感じるがいい。」
「師匠はゴミ共の相手をお願いします。僕はゴミ共のトップをヤってくるので。」
そう言うと師匠はうなずいた。そして僕は道場の中に入った。
道場の中を見ると、僕は衝撃を受けた。
姉さんが椅子に縛られて目隠しをされていたのだ。
ゴミ共め、姉さんを縛るなんて……。僕の姉さんとやりたいプレイランキング23位の縛って目隠しをする。そのあとは言うと18禁になりそうなので控えよう。
とりあえず、この光景を携帯に残して置かないと後悔しそうなので、写真を撮っておこう。
僕がケータイで写真を撮っていると空気の読めない奴が叫んできた。
「お前、場の空気が読めないのか。」
空気が読めないのはお前だ。こんな機会は滅多に無いのに写真を撮る邪魔をしやがって死ねばいいのに………、あっ、僕はこのゴミ(剣道部)を掃除に来たのだった。姉さんの縛られた姿が美しすぎて、本来の目的を忘れていた。
「うるさい、とにかくお前達は僕に恨みでもあるのか?」
とりあえず僕はゴミに質問をした。姉さんを解放させるためには、こいつらを興奮させないようにしないと。僕はとにかく大人の対応をしないと。
「お前、忘れているのか。俺たちにあんな仕打ちをしておいて。」
ゴミ(剣道部)のトップは真っ赤になって怒っていた。あれ?何にか剣道部にしたかな?
すると剣道部部長は、さらに怒りながら僕に話てきた。
「生徒会が学校の部活動の予算を決めているだろ、特に会計のお前が。俺たち剣道部の部費を お前は百円にしただろ。百円でどうやって遠征の費用や大会のバスを準備しろと言うんだ。」
剣道部部長は泣きながら、僕に訴えてきた。
そういえば、そんなこともあったな。でも僕が百円にした理由は………。
「だって君たちは去年まで全国大会にまで行ってのに、今年の春の大会は地区予選一回戦負けだろ。僕にはミカドが抜けたからこうなったと思った。それにミカドは僕の親友でね、個人的にも彼が竹刀を持てなくなった理由を作った君たちには少し考えて欲しかったんだけど、逆効果だったみたいだね。」
僕の発言に剣道部部長は驚いていた。
ミカドは周りの期待や先輩達の嫉妬によるイジメによって竹刀を持つことを止めたのだ。だから僕は剣道部の部費を削ったのだ。
別にミカドと組長達に徹夜で魔法少女の幼女が出てくるアニメを見せられて、次の日に生徒会の仕事が忙しすぎてイライラしていて八つ当たりにミカドの古巣の剣道部の部費を百円にしたわけではない。多分違ったと思う。恐らく違ったはず。あれ、本当は八つ当たりだったかな?
とにかく、そんな事で姉さんを拉致するとは万死に値する。どうやって掃除しようかな?
僕がどうやって始末しようか考えていると剣道部部長は僕に宣言してきた。
「ここで勝負しろ小鷹、ここで貴様が勝てば会長は解放しよう。しかし、お前が負ければ会長の命はない。」
剣道部部長は時代遅れの発言をしていた。
何が勝負だ。素手と剣ではどちらが有利なのかは子供でも解る。それに僕は人質を取られているのだぞ。剣道をやるなら正々堂々戦えよ。本当にこいつら、空気は読めないし、正々堂々戦わないなんて本当にこいつら剣道部なのか?
「おい、勝敗の基準は?」
仕方がないので僕は勝負を受けることにした。なぜなら姉さんの首にゴミの一人がナイフを当てているのだ。姉さんを傷物にする訳にはいかない。このゴミ共め、姉さんを解放したら師匠と一緒にボコボコにしてやる。
「じゃあ、始めようか。」
僕達の戦いが始まった。
「あの生徒会会計は強いのか?」
剣道部員は疑問に思った。なぜなら生徒会会計は竹刀を持った部長を相手にしても余裕のようだから。
普通は人質を取られて相手は剣を持っている状況であそこまで冷静でいられるのか?
その答えは剣道部員の大半を半殺しにした生徒会副会長が答えてくれた。
「多分強いよ、私の弟子だし、私は今の所負け越しだ。」
副会長の言葉に衝撃を受けた。副会長は純粋な戦闘能力では学校ではトップ5に入る実力者だ。その彼女を倒した事があるだと。
「でも、多分私が相性が悪いだけかもしれない。」
剣道部部長の剣の腕はかなり凄かった。油断していた。師匠と戦いで多分実力がついたと思ったけど、剣道を相手にするのでは全然違うな、間合いなど色んな問題もあるし、姉さんが人質に取られているためゴミから目を離せないために本気が出せない。
「貴様、舐めているのか。戦闘中によそ見をするとは。」
当たり前のご指摘ありがとうございます。さてと、そろそろ本気で倒しにいきますか。師匠には極力使うなと言われている必殺技だけど。
「次の一撃で倒しますよ。」
剣道部部長は構えを直した。恐らく僕の必殺技を警戒してだろうが無駄だ。
僕は必殺技名を宣言した。
「性欲拳最終奥義ー女神の裸体ー」
この技をくりだすと剣道部部長は大量の血を出して倒れた。どうやら必殺技は成功したようだ。
姉さんを解放できた僕達は下校していた。
「我が弟子よ。剣道部部長が可哀想だな。」
「そうですか?僕はそう思いませんけど。」
「奴は今、病院で大量の輸血を受けているそうだ。」
「そうなんですか?大変ですね。」
「お前の必殺技のせいだろ。」
僕はとっさに目をそらした。
僕の必殺技。性欲拳最終奥義ー女神の裸体ー
この技は僕が色んな時に見ることが可能だった姉さんの裸をひたすらイメージして、そのイメージを相手に見せる事ができる技だ。この技で師匠を倒す事ができた。
「お前の技は危険だから使うなと言っただろ。」
「まぁ、百合。事件も無事に解決したんだから。」
「咲は甘い、いつか出血多量で人が死ぬよ。」
「姉さん早く帰ろう、お腹すいた。」
「お前、話をそらそうと。」
僕は走って逃げた。師匠と姉さんは後ろから追いかけてきた。平和な光景だ。
こんな光景ずっと続けばいいのに。
しかし、そんな事は神様が許さないようだ。
「組長とミカドの実力はこんなものか、ガッカリだな。彼はもっと強いのかな?千条 小鷹。」
暗闇の中、倒れている組長とミカドを踏みつけて立っている男は不気味に笑った。
この組長とミカドを倒した男が僕のライバルになるとは、この時の僕はまだ知らない。
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あと駄文ですみません。