双星の雫   作:千両花火

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Act.17 「戦いの予兆」

 やってきた一夏とシャルルを含め、一部屋に総勢七名の人間がいるというのはやはりいささか窮屈であった。そのため、小柄な鈴とアイズは部屋の隅に移動し、鈴はアイズを後ろから抱きしめるような形でくつろいでいる。そんな鈴を少し羨ましそうにしながら簪と本音がベッドの上に座っていて、神妙な面持ちで座る一夏とシャルルの前に代表としてセシリアがいる。

 本当ならセシリアとアイズを残して退室しようとしたのだが、一夏とシャルルがみんなにも聞いて欲しいということでその場にいる全員が二人の話に耳を傾けることとなった。

 

「その、僕は、実は女なんです……」

 

 そう告白した彼、いや彼女はうつむいてみんなの反応を待つが、驚きの声は上がらない。セシリアとアイズは「そうだろうな」と頷いているし、本音も「あ~、やっぱり~?」と納得している。面識がそれほどなかった鈴と簪も「そうなんだ」程度の反応で終わる。

 

「で、それが一夏さんにバレた、と。お風呂でも覗きましたか、一夏さん?」

「うっ! い、いやあれは不可抗力だ!」

 

 どうやら本当にそんなことがあったらしい。いかに男装していても裸を見られればごまかしなどできないだろう。

 

「おりむー……それはないよ」

「引くわ~、一夏、あんたマジで引くわ」

「これは責任を取らないとね」

「しばらくアイズに近づかないでくださいますか?」

 

 ジト目で睨む簪以外が辛辣な言葉を投げる。目が笑っているので冗談だとわかるのだが、一夏の焦りは収まらない。少々拗ねたように口を尖らせながら説明を続ける。

 

「それで、そのあとシャルから事情を聞いてな……」

 

 そうして聞いたという彼女の事情を話そうとする一夏をセシリアが止める。

 

「それでしたらだいたいわかっていますよ」

「え?」

「世界初とされる男性適合者の一夏さん専用機のデータが目的でしょう? そしてあわよくば、他の機体も、といったところですか」

「………その通りだよ。僕が命じられたのは、一夏の専用機のデータ、そして可能な限り他のISのデータを取ること……」

「それを命じたのは誰ですか?」

「………僕の父親だよ。デュノア社の社長、といったほうがわかりやすいかな」

 

 その後もさまざまな事情を語ってくれた。

 愛人の娘であり、現在の本妻から拒絶され叩かれたこと。父親として接したこともなく、ただ上司と部下の関係でしかないこと。すでに実の母は他界し、他に頼る人も場所もないこと。

 バレれば本国に戻されてよくて牢屋だろうと半ば諦めるように笑いながら話していた。

 

 実際に諦めているのだろう。本人は来るべき時が来た、という様子で神妙にしている。セシリアはそこで口を挟む。

 

「事情はわかりました。まずは……そうですね、あなたの本名は?」

「あ、シャルロット、です。シャルロット・デュノア」

「やはりそうですか。ではシャルロットさん。なぜ、この話を私たちに?」

「………一夏の提案、というのが大きいけど……僕自身もどうしたらいいかわからなくて、誰かに聞いて欲しかった、っていう気持ちもあって……でも、まずは騙していたことを謝りたい、です。ごめんなさい」

 

 シャルロットはうまく整理できていないように心中を吐露していた。セシリアは黙ってそれらを聞き、一同を軽く見渡した。

 一夏はシャルロットを心配そうに気遣っており、本音や簪も彼女の境遇に同情しているように眉を落としている。鈴はやや不機嫌そうな顔をしている。シャルロットよりも、彼女の境遇を作った親に怒りを感じているようだ。そしてそんな鈴に頭を撫でられながら抱きしめられているアイズは、ただじっとシャルロットの気配を感じ取っているようだった。

 セシリアは改めて彼女に向き直ると彼女の真意を問いただそうと口を開く。

 

「シャルロットさん、あなたはどうしたいのですか? たしかに、少なくとも現状維持にする手段はいくらでもあります。しかし、あくまで維持です。好転はしません。もって、あと三年。それ以上はあなたは本国へ送還されるでしょう。そうなったら、もはや私たちにできることはありません」

「三年なら維持できるのか?」

「この学園にいる、ということを利用するんだと思う。この学園はどこにも属さない中立だから」

「ま、抜け道はいくらでもありそうだけど」

 

 先延ばしにしても三年。その三年の間に事態が好転するかは誰にも保証できないし、その期限がいつ終わってもおかしくはない。難しい状況にシャルロットは諦めの色を強くしていく。

 

「やはり根本をどうにかしなければ、どうにもなりませんね」

「根本ってなんだ?」

「そうですね。やはりシャルロットさんの立場、でしょうね。つまり、言い方は悪いですが今の彼女はデュノア社、さらに言えば父親である社長の所有物と同じ扱いです。彼に親権がある限り、シャルロットさんの境遇は変わらないでしょう」

「親権って、こんな扱いをしているのにか?」

「確かに今の扱いを訴えて裁判で親権放棄にもっていくということもできなくはないでしょうが、現実的ではないでしょう」

 

 裁判をするにしても、時間も金もかかる。シャルロット個人で起こすにはそれこそそれだけでもいくつもの条件をクリアする必要があるし、たとえ裁判を起こせても負けるリスクのほうが大きい。この案は考えるだけ無駄だろう。

 

「なら、現実的な方法は限られますね。一番手っ取り早いのは……二択、ですかね」

「二択?」

「まず一つ目、……逃亡ですね。身をくらまし、行方不明として隠れて生き続けること」

「そんな無茶な!」

「そう、無茶です。社会的な立場は無に等しくなりますし、身を隠せても日の光を避ける生き方しかできなくなります。自由とは程遠いでしょう」

「じゃあ、もう一つの案は?」

「シャルロットさんの身を保証する後ろ盾を得ることです。そうすればあらかたの問題はクリアできます。親権もまた悪い言い方をすれば金を積んだり、裏事情で脅せばどうにかなりますし」

 

 お嬢様の口からでた過激な意見にシャルロットはびっくりした顔をしている。一夏や鈴は慣れてきたのでそうでもないが、セシリアはけっこう過激な考えをすることが多い。それでも見た目麗しく言うものだからそのギャップが凄まじい。いい笑顔のときほどセシリアはぶっとんでいる。

 

「無理だよ。僕には、そんな後ろ盾になってくれる人なんて……」

「人、ではダメでしょう。ある程度大きな組織、世界的に知名度があればなおいいですね。個人の力では限界がありますし」

 

 それに個人なら暗殺でも誘拐でもしてしまえばいいだけだ、という意見はさすがに口には出さなかったが、セシリアはそこまで考えていた。そこまでされかけたことのあるセシリアには、その危険性を無視できない。

 

「そんなの、なおさら無理だよ……僕はそんなパイプなんて……」

「まぁ、アテがなくはないんですけど、ね」

「そうなのか!?」

「私とアイズが、どこに所属しているか忘れてませんか? 私たちは、カレイドマテリアル社の専属テストパイロットでもあります。それなりに強い繋がりを持っていますよ」

 

 一夏とシャルロットがハッとなってセシリアとアイズを見る。

 カレイドマテリアル社。IS関連事業に参入したのは近年のことだが、知名度でいえばデュノア社を遥かに上回る大企業だ。

 家庭用品からISまで、ありとあらゆるものを生み出すクリエイター。どんなものでも作る会社。それがカレイドマテリアル社のイメージであり、ポリシーだ。その傘下にある子会社まで含めれば、規模はまさに全世界に広がる超巨大複合会社。その本社のあるイギリスはもちろん、ヨーロッパでは知らない者はいない企業。

 しかも近年になって扱いはじめたIS関連も、精密パーツからオーダーメイドの武装まで、その質の高さはこの業界でも注目の的となっている。その最新鋭の技術の結晶といえるIS関連技術をさらに日用品や医療関係に派生・転用させることに関しては他の追随を許さない。

 

 中でもその功績が大きいものが量子コンピュータによる超長距離、高速、大容量の通信技術である。これは従来のコンピュータを遥かに超え、しかも原理的に盗聴不可能である量子通信を可能とした。特にこの秘匿性は凄まじく、現在の通信技術では解決不可能な通信の安全性、信頼性の問題をすべて解決してしまった。しかも大容量、超高速な上に空間伝達のために例え地上から月の間でも安全で高速に大容量の通信を可能とする、まさに革命といえる技術を生み出した。

 

 そしてこの技術の雛形は束の作り上げたIS間に存在するISコアネットワークである。もともと宇宙での活動を視野にいれていたために、必然的に量子通信を実装していた。しかし、これはコアの相互通信のみという制限があった。

 もともとはISコア間だけにしか適用されていなかったもので、それを元に統括する量子コンピュータを介することでISがなくても使用可能な域に落とし込んだのがカレイドマテリアル社の技術者たちであった。

 

 宇宙空間での相互通信を目的としたコアネットワークは、その活動域の特性上、量子通信が最適であった。理論上は高速化に限度がなく、宇宙まで視野にいれた遠距離通信に適しているためである。

 しかし、オーパーツ級の技術結晶であるコアを解析できずに遅々として研究が進まなかった分野でもある。そのため、カレイドマテリアル社はISコアの解析すらしてしまったのではないか、という疑念も持たれている。これについてはイリーナは「時間と努力があれば誰でもできる」と挑発のようなコメントを残している。

 

 さすがに量子通信機なんて代物は価格もとんでもない額であるため、今はまだ国連を通して軍や政府の一部に卸しているだけであるが、いずれは一般家庭のコンピュータにも実装できるようにしてみせると豪語している。

 ちなみにIS委員会ではなく国連である理由は、雛形がISコアのものとはいえ、ISに限定された技術ではないためである。しかし、未だにIS委員会はこの量子通信技術の裁量権を得ようとちょっかいをかけている。

 

 これだけでも莫大な利潤を得ているため、その傘下に収まりたいという企業も多い。もしそんな企業が、一個人であるシャルロットの後ろ盾となるならば、いかに親権を盾にデュノア社が訴えてきてもあっさり跳ね返すことが可能だ。もっとも、そんなことになれば黙認するしかないだろう。この世界において金を持ち、影響力の大きい企業を敵に回すことの愚かしさはよくわかっているはずである。

 

「それじゃあ……!」

「もちろん、そう簡単にはいかないでしょう。私たちはあくまでも所属しているだけ。社長の許可が下りなければ私たちにできることはありません。まぁ、アポイントメントは確実に取れますが」

「イリーナさんは優しいけど厳しいから、うーん、気に入れられば十分可能性はあるけど………ボクやセシィも、ただ温情で養ってもらってるわけじゃないし」

 

 セシリアもアイズも確かにプライベートではイリーナとの仲は良好だが、ビジネスではきっかりとギブアンドテイクの関係を結んでいる。ゆえに、なんの見返りもなく保護してくれと頼んでもおそらくは無駄だろう。シャルロット自身がちゃんと価値を売り込まなければイリーナは見向きもしないはずだ。

 

「なんか冷たくないか?」

「社会とはそういうものですよ。誰もが努力してお金を稼いでいるのです。他人からの温情で生活するような人間は社会人にはなれません。それとも、おんぶにだっこされて生きることをお望みですか?」

「そうじゃないが……」

「まぁ、渡りだけならつけてさしあげましょう。そのあと媚を売るかどうかはお好きなように」

「セシリア!」

 

 あまりの言葉に一夏が言い過ぎだと言うが、アイズも鈴も簪も本音も、そしてシャルロットもなにも言わない。そうした面があることを全員が知っているのだ。

 セシリアは微笑を浮かべたまま、一夏の意見を流す。

 

「ああ、そういえば………話は変わりますが、テストパイロットが不足しているんですよ」

「え?」

「どなたか、腕のいい操縦者を探しているんですが………誰かいませんか、シャルロットさん?」

 

 そのセシリアの言葉にシャルロットが呆気にとられるが、その意図を察したのか、別種の驚きの顔を見せる。周囲の面々も笑顔を浮かべている。

 

「僕に、そのパイロットを………?」

「私は不足していると言っただけです。それを聞いてどうするかは、あなた次第です」

 

 あくまでシャルロットの自主性に委ねるセシリア。セシリアはいつもこうだ。困っている人がいたら助けようとするくせに、その人が本当に助けを求めなければなにもしないのだ。手を差し伸べても、その手を掴むか、はねのけるかはいつもその人に任せる。好意の押し売りはせず、しかし意思を持つ者には最大限の助力をする。それがセシリアの持つ気位の高さだった。

 

「しかし、よく考えることです。カレイドマテリアル社に所属するということは、デュノア社から消えるということです。どんな人物であれ、父親との接点を社会的に抹殺することになります。当然、後戻りはできません。そしてそうなれば、代表候補生という立場すら辞退せざるを得ない状況に追い込まれることも考えられます」

 

 今持っているものを捨てることになる。そう告げるセシリアに対し、シャルロットはうつむいてなにかを考えている。これまでの思い出でも思い返しているのだろうか。しばらくそうしていたが、やがて決意の込められた目をセシリアへと向けた。

 そのまま手を床に付き、頭を下げる。

 

「セシリアさん、アイズさん。よろしくお願いします」

 

 シャルロットの覚悟を感じ取ったセシリアは微笑んでそれを受け入れた。

 

 しかし、シャルロットの試練は、ここから始まる。

 

「ではテストといたしましょう?」

「テスト?」

「そうです。本当にテストパイロットが務まるのかどうか試験いたします」

「………もし、ダメだったら?」

「そのときは私にできることはもはやありません」

 

 一転して突き放すような言葉を言うセシリアに一夏は唖然とするが、しかし当然のことだ。シャルロットの実力がなければこんなやり方はできるはずもない。その確認のためにもそうしたことは必要だった。

 

「内容は………そうですね、やはり模擬戦といたしましょう。対戦相手は、私とアイズを同時に相手取ってもらいます」

「二人がかりで!? そんな無茶な!」

 

 一夏が抗議の声をあげる。セシリアとアイズといえば、一組のみならず、学年、もしかしたらこの学園内でも上位五指に入る実力者だ。それにセシリアはどんな距離でも戦えるとはいえ、複数のビットによる攪乱と遠距離から正確無比な狙撃を行う射撃タイプ。アイズは近接戦に特化し、相手の機敏を悟り隙を突くという超能力も真っ青な才を持つ近接タイプ。相性も抜群によく、この二人が組んで負ける姿を一夏も鈴も想像できない。

 

「もちろん一対二とは言いません。相方を選んでいただいて結構です。………一夏さん、いかがです?」

「っ! ……俺がシャルと組んで、戦えっていうのか?」

「シャルロットさんを助けたいのでしょう? ならば、ここで戦うのが男ではなくて?」

「…………わかった。俺がシャルと組んで戦う」

「一夏……」

 

 想定通りの行動に出た一夏に満足しながらセシリアは立ち上がる。

 あとはこの二人次第だ。自由になりたいという意思、それを助けたいという意思。その強さを見てみたい。努力なき願いなどただの我侭でしかない。

 シャルロットが本当に自由になりたいというのならば、一夏がそんなシャルロットを救いたいというのならば、自分は喜んで壁となろう。それも、とびきり大きな。

 

「模擬戦は一週間後です。アリーナの手配はこちらでしておきます」

「わかった」

「よろしくお願いします」

「ふふ、いつかの戦いを思い出しますね。あれからどれくらい成長したか、楽しみにしておきますよ、一夏さん。それに……」

 

 セシリアはシャルロットをもう一度見据える。先のような怯えたような、不安に沈んだ顔はもうしていない。そこには決意を胸に闘志を燃やす少女がいた。

 

「…………」

「…………」

 

 互いに無言で見つめ合うセシリアとシャルロット。シャルロットからは徐々に敵意が混ざり始めている。それでいい、とセシリアは思う。それでこそ、戦う意味もあるだろう。

 

 かくして、タッグトーナメントを待たずしてシャルロット・一夏ペア対セシリア・アイズペアによる戦いが決定した。

 

 

 

 

 ***

 

 

 

 一夏とシャルロットが退室し、再び五人になったところで今まで珍しく黙っていた鈴が口を開く。

 

「あんた、けっこう詐欺とか得意かもね」

「あら、いきなりなんです?」

「誘導してたじゃん。あれじゃあ死に物狂いで勝ちに来るわよ、あの二人。でも、合格条件は言ってないじゃない。どうせ勝敗は関係ないんでしょ?」

 

 セシリアはテストとして戦うとは言ったが、勝てば合格などと一言も言っていない。それに一夏やシャルロットが気づいているかはわからないが、どうせなら勝ちに来て欲しいとセシリアはあえて合格条件を勝利だと誤解するように誘導した。

 

「私はがんばってる人を見るのが好きなんですよ。たまに悪趣味と言われますけど、そういう人は見ていて美しいじゃないですか」

「もう、セシィったらボクをほっぽいて話を進めちゃうんだから。でもセシィと組んで試合なんて久しぶりだなぁ……わくわくするね!」

 

 呆れたようにしながら感心する鈴と無邪気にはしゃぐアイズ。そして完全に観客となっていた簪と本音も素直じゃないセシリアの好意に苦笑いしている。

 

「それにタッグトーナメントのいい予行練習になるでしょう。まぁ、本番はアイズとは組めませんけど」

「うーん、残念。じゃあ………簪ちゃん、ボクと組まない?」

「えっ?」

 

 唐突に誘われて簪がびっくりして聞き返す。

 

「わ、私と?」

「嫌かな?」

「い、嫌じゃないよ! で、でもいいの? それに私の機体は……」

「本番まで時間があるし、それまでになんとか仕上げよう。もちろん、ボクは全力で手伝うよ!」

 

 やる気を見せるアイズに簪も徐々にその気になってくる。アイズと一緒に戦いたい。そのためにも、絶対に自身の専用機を仕上げると心に誓うのであった。

 

 そして、こちらでも強力なペアが決まっていた。

 

「セシリア、本番はあたしと組まない?」

「構いませんよ。鈴さんなら文句などあるはずもありません」

「決定ね。敵として戦うのも魅力的だけど、今回はアイズと戦うことにするわ。あの眼鏡の子もなかなか強そうだし、これは楽しくなってきたわね」

 

 獰猛な笑みを浮かべる鈴と、いつものように絵画のような美しい笑みを浮かべるセシリア。対象的でありながら、どこか似通った二人のペアもここに決定した。

 

「お~、どっちもすっごいタッグだね! これはおりむー達との戦いも、トーナメント本番も、楽しみになってきたね~」

 

 そしてこの本音が言うように、公式・非公式問わず、これまでにない好カードによる激戦が繰り広げられることになる。

 

 戦いの時は、すぐそこまで迫っていた。




今回は影の薄かったアイズはずっと鈴に愛でられていました。そしてずっと簪が羨ましがっていました。

これからしばらくはタッグ戦となります。





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