(略)のはAce -或る名無しの風-   作:Hydrangea

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※当話は後篇パートです※


    希望の未来よレディ・ゴー!!【雨あられ】

724:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   完 全 論 破

 

725:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   圧 倒 的 勝 利

 

726:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   敗 北 を 知 り た い

 

727:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   はやてのぐぬぬコラ画像マダー?

 

728:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   例え相手が幼女であっても情け無用の男!

 

729:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   しかしこればかりは譲れんのよ

   我々が奪ってきた命に誓ってもな

 

730:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   然り

   例えはやてが相手でも、その為ならどんな手も使う、何だってする

 

731:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>730

   ん?

 

733:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   まぁだからって泣かせる必要までは無いと思うけどな

 

734:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   やーい泣かせた泣かせた

 

735:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   別に泣かせる意図は無いだろ

   むしろ「泣いてくれている」って方が正しいじゃないか?

 

736:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>735

   その辺もまたはやての持つ「魔法」の一端だな

   どうか失くさないでほしいもんだ

 

738:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   まぁその強さも翻せば危うさに同義なんだがな

 

739:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>738

   しかし彼女達には支えてくれる人がいるではないか

 

740:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   昨日の敵は明日の友ってか

 

741:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   帰れる場所がある……それ程嬉しい事はそうあるまい

 

 

 

 

 天翔ける流星。魔力を帯びた星々の煌めきが、空を埋め尽くす。幻想的なるその光景に、孫も自分も言葉を忘れて見入る。

 けれど、こと自分の場合に関しては、単に目の前のそれに心奪われているだけではなかった。もしかしたら、焔と共に果てる星々の姿を、その輝きを、無意識の内に瞳の奥へ焼きついた“翼”の姿へ重ねていたのかもしれない。

 現実を見ているのか、過去(ゆめ)懐古()ているのかも定かでなく、只々空を見上げ続けていた――

 

 

 

 

750:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   ではそろそろ行こうかね

 

751:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   だな。夜明けも近いし

 

752:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   何より我々自身そろそろ限界だ

 

753:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   屍を晒す訳にはいかんものな

   動けるうちに去ろうぞ

 

754:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   うむ

 

757:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   はやての方は大丈夫かい?

 

758:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   お一人様専用結界張ってあるからな

   ギリギリまで大丈夫な筈

 

759:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   その内はやてを探しに誰かしら来るだろうしな

   それまで保てれば勝利条件はクリアよ

 

760:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   そんな方針で大丈夫か?

 

761:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>760

   一番良い結界(やつ)を頼む

 

762:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   あらゆる害意の遮断と内部の治癒促進に加え暖房機能まで完備してますぜ

 

763:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   破壊と殺戮の為に生まれた存在が最後に残すのが結界というのもね

 

764:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   皮肉が効いていて良いじゃないか

 

765:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   一体誰に向けてなのやら

 

766:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   誰に充てるでもなく さ

 

769:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   まぁ結界だけじゃなく「約束」もあるしな

   きっと大丈夫だろ

 

770:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   そうとも

   それがある限り、はやてとの縁は決して消えはしない

   はやてが信じる限り。我々が信じ続ける限り な

 

771:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   やれる事は全部やった

   後はもう朝日と共に去りゆく感じかね

 

772:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   それこそが「夜天」に相応しい幕引きよ

 

773:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   御誂え向きに雲一つないしな

   このまま満天の星空へ還ろうぞ

 

774:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   俺にはもう星も見えんけどな

 

775:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>774

   気にするな

   正直俺もさっきから視界はゼロだ

 

776:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   俺は聴覚の方が逝ってるな

   スレ進行の把握は第六感で賄えてるみたいだが

 

777:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   流石にここまで来て嘘吐く輩もいないだろうしな

   遂に実害は広がり始めたって事か

 

778:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   飛行機能が息してるのが奇跡なぐらいさ

 

780:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   まぁでもこのまましみったれ続けるのもらしくないし

   最後に各々溜まってるものを盛大に吐き出そうじゃないか

 

781:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   スーパー懺悔タイムだ

 

782:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   黒歴史でも掘り起こそうってのかい

 

783:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   他人の傷口を抉る……圧倒的愉悦

 

784:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>783

   そんな事言ったら誰も吐かなくなるだろうが

 

785:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   しかし敢えて火中へ参るッ!

 

786:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   やだこの>>785イケメン

 

787:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   では>>785氏何をぶっちゃけるのかね

 

788:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   おうあくしろよ

 

790:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   実はだな……某はその、以前ヴィータ嬢の着替えシーンをこっそり……

 

791:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>790

   通報

 

792:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>790

   逮捕

 

793:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>790

   有罪

 

794:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>790||Φ|(|´|Д|`|)|Φ||

 

795:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>791>>793

   なんという三連星

 

796:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   即断即決やな

 

797:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   通報後即逮捕とか真っ赤やな

 

798:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>797

   おう特定の主義主張への中傷やめろ

 

799:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   ===このスレは同志達に監視されています===

 

800:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>797

   (´・ω・`)(´・ω・`)【シベリア行き】(´・ω・`)(´・ω・`)

 

 

   #####

 

 

805:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   なんかスレ落ちする度住人の霊圧が消えてる気がするんだがマジで

 

806:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   これは本当に消えてるんじゃないのか状況的にも

 

807:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   まぁスレという形式上中々表面化しづらいから判りにくいよな

 

808:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   そら死人に口あったら阿鼻叫喚よ

 

809:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   落ちる事自体は今までも何度かあったが、「次が無い」のは初めてだよな

   まぁそれが本来生物としてのあるべき姿なんだが

 

810:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   終わりがあるからこそ限りある生は輝くものさ

   絶対不変の生存が始めから約束されたものなんざ生物じゃなくて生物(なまもの)

 

812:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   これでも良く保った方だろ

   まぁ何かあれば今nou

 

813:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>812

   さらばだ盟友、私も直其方へ行く

 

814:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   サラダバー

 

815:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   最後だから思い切って言っとくわ

 

 

 

   実は俺……ホモなんだ

 

816:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>815

   ほーん、で?

 

817:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>815

   知ってた

 

818:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>815

   今更そんな情報が何だというんだ!

 

 

   #####

 

 

830:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   また落ちてたな

 

831:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   心なしか頻度が上がっている気がしないでもない

 

832:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   いよいよお別れが近いって事だろ

   正直もう右も左もわからん

 

833:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   飛んでいるのか墜ちているのかも定かではないない

 

834:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   案ずるな、例え何があっても我々は共にある。此処に居る

 

837:001管制:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   カーチャンおる?

 

838:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   どうした急に

 

839:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   何かあったんか管制氏

 

840:001管制:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   いや最後に挨拶くらいしておこうかと思ってね

 

841:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   良い心がけだな

 

842:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   やるべき事やりたい事は全部やっとけ

   直後悔すらできなくなるからな

 

844:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   して母君の方はいるのかね

 

845:J( 'ー`)し:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   ここにいるよ

 

846:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   良かったまだ居たのか

 

847:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   では我々は暫し席を外そうかね

 

848:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   おk

 

850:J( 'ー`)し:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   なんだい急に改まったりしてらしくもない

   今更私に言う事なんて無いだろうに

 

851:001管制:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   あるよ。言いたい事なんてそれこそ数えきれないよ

   父さんの事とか、母さんの足の事とか

 

852:J( 'ー`)し:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   子どもが気にする事じゃありません

   私もあの人も自分の心に従って動いた。唯それだけの事さね

 

853:001管制:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   でも……

 

854:J( 'ー`)し:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   それにこれは勲章だよ、お前を守り抜いたね

 

855:001管制:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

 

 

856:001管制:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   うん、解った

   それでね、今まで言えなかったけど……その……

   私を生んでくれて、育ててくれて、あr

 

857:J( 'ー`)し:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

 

 

858:J( 'ー`)し:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   どうもすみませんね皆さん

   親不孝者がスレ汚ししてしまって

 

859:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   とんでもねぇ

   ちょっとばかし先に行ってるだけさ

 

860:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   また直に会えるさ

   今度は3人揃ってな

 

 

 

   #####

 

 

 

871:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   しかしいざ終わるとなると名残惜しくもあるな少しだけ

 

872:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   本当に少しだけな

 

874:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   振り返ってみれば中々にエキサイティン!な生涯だったな

   流石にもうコンティニューは御免だが

 

875:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   1000なら二週目開始

 

876:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>875

   やめんか馬鹿

 

877:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   これが次なる物語の始まりになるとは、この時の>>875は知る由も(ry

 

878:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   というか既に二週目な気がしないでもないでもないんだが気の所為?

 

879:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   気の所為

 

880:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   こんな阿呆達が二回も三回もリメイクされてたまるか

 

 

 

 

   #####

 

 

 

 

905:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   そういや管制氏もういないのにどうやってスレは保持されてるのかね

 

906:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>905

   「管制人格」ってのはあくまでも我々が勝手に決めた役割だからな

   システムの維持は良心ちゃんが本体だろうし、その良心ちゃんの正体は我々の集合体

   つまりここに居る全員がスレを支えている訳よ

 

907:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   それにもう此処に居る全員が「祝福の風」な訳だからな

 

908:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   そういやそうだったな

 

909:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   三つの心が一つになると100万パワーと聞くが我々はどうなのだろうかね

 

910:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>909

   無敵の(チート)は自分の為に

   正義は二の次三の次 さ

 

911:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   >>910

   まぁそんなもんだろうな住人なんて

 

 

 

 

 

   #####

 

 

 

 

 

926:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   まだ息している奴挙手

 

927:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   ノ

 

928:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   ノ

 

929:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

   n

 

930:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

 

 

931:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

 

 

 

 

 

   #####

 

 

 

 

 

942:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

 

 

943:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

 

 

944:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

 

 

945:―――:0000/00/00( ) 00:00:00 ID--------

 

 

 

 

   #####

 

 

 

 

950:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   おろ?

 

951:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   何ぞ?

 

952:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   何か明るくなったと言うか、スレが復旧したような感じだな

   名前欄とかも戻ってるし

 

953:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   誰が直したってのさ

   何故にどうやって

 

954:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   そんなの知ら管

 

955:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   おいお前ら……外見てみろ

   今度はマジだ

 

956:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   今更そんなレスに釣られくm

 

 

 

 

 ――ふと、自身を呼ぶ孫の声で目を覚ました。見上げれば祭の方はすっかり止んでおり、僅かにあった周囲の人影も殆ど見られない。

 どうやら、今度は自分の方が居眠りをしていたらしい。尤も、口元を伝う一筋の跡からして、孫の方も「先に起きた」だけであるのだが、それは言わない方が良いのだろう。

 何より、孫自身がそれに気づかない程に“何か”をしきりに指さしていたのだ。未だ少しぼんやりとする頭で、しかし疑う事も無く、促されるままにそちらを見て――

 

 

 

 

957:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   おお……これは……

 

958:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   なんという……

 

959:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   ふつくしい

   ただその一言に尽きるな

 

960:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   よもや最期に正真正銘本物のライジングサンを拝めるとはな

 

962:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   そして見よ、朝日に照らされる街並みのなんと美しき事を

 

963:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   これがあの子達の勝ち得た今日(みらい)という訳か

 

964:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   よきかなよきかな

 

965:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   そうだ、もう心配もいらないし悲しむ必要なんてなかったんや

 

966:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   我々は帰ってこれたんだよな

   この国へ。我々の日常(せかい)

 

967:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   随分と寄り道しちまったがな

   しかもとんでもない土産付きで

 

968:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   >>967

   それも全てこの世界の一部よ

   これまではただ気付けなかっただけさ

 

969:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   んだんだ

   我々の視野が少しばかり広がっただけで、世界は何も変わっちゃいない

 

970:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   今までも、そしてこれからもな

   ずっとずっと

 

 

 

 

 美しい

 神々しさすら感じさせるその光景――仄暗い水平線に映る、黄金の夜明け――は、ただその一言に尽きるものであった。成程、孫が言葉すら浮かばなかったのも自然。生半可な修辞では追いつけないものが、そこにはあったのだ――在りし日の自分が見たものが。“彼女”と別れた夜明けが。

 星も、世界も違うけれど、世の理に差異は無い。夜が終われば朝が訪れ、また日が昇る。永遠なる闇など存在する筈もなく、輝ける太陽は必ず蘇る――そして太陽没し月満ちる刻、黒き夜天は再び舞い降りる。その繰り返し。

 

 ああそうだ、忘れはしない。忘れるものか。朝日と共に星空へ還った彼女の事を。この世の全てに否定され、そうある事を願った悲しき魔導書の事を。

 けど、決して恨みなどはしない。だってそれは、他でも無い彼女自身の願いだから。大切なヒトの幸せを欲した、何よりも貴き祈りであるから。

 

 だから私は、忘れない事を選ぶ。時の流れに逆らい、その刹那を永遠のものとする。何よりもおぞましき、誰よりも蔑まれるその称号を戴く。

 例え世界の全てが彼女を、その存在を否定し敵になっても構わない。私が、私だけが彼女の――彼女達の王で在り続ける。その魂が百億年の螺旋に囚われていても関係無い。自らが生み与えた魔法の言葉、彼女だけの真名(なまえ)を以て呼び続ける。私だけのもう一人の家族、永遠なる零番目の騎士(ナイト・オブ・ゼロ)を。あの微笑みと共に。

 

 

 感慨に浸っていた自分の心を、引く孫の掌が呼び戻す。見れば、此方へと向かう二つの影……随分霞むようになった視界だが、それを見間違える筈も無し。

 これからも、あと少しであっても、自分は精一杯生き続ける。そして、彼女が残した呪い(やくそく)を果たしてゆく。この子達と共に、未来へ種をまき続けるのだ――嘗て、彼女がそうしたように。

 

 

 懐かしむのはここまで。これでお終い。

 ――さぁ帰ろう、私達の生きる世界へ。彼女が守り抜いた未来(いま)へ。

 

 

 

 

977:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   なんやかんやで1000まで到達しそうだよな

 

978:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   いつ崩壊しても可笑しく無いスレでよく頑張った

   ほめてつかわす

 

979:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   思えば長かったようでもあっという間だったな

 

980:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   まぁ目的も何もなくダラダラ過ごしてたのが大半ですしおすし

 

981:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   使命だ何だがあった訳でもないしな

   最後の奮起だって自己満足と言われればそれまでだし

 

982:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   自己満足大いに結構

   例えそうでも、今此処には666の満足(サティスファクション)があるじゃないか

 

983:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   >>982

   態々ルビ振んな

 

984:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   しかし間違っちゃいない

 

985:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   せやで

   それに満足してるのが我々だけでも何ら問題ないだろ

 

986:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   「不満足さ」は人を動かす原動力の一つ

   まだこの先の未来がある彼女達にこの程度で満足してもらってちゃ困るな

 

987:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   まだ……満足できねぇぜ

 

988:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   満足がゲシュタルト崩壊しかけたが珍しく良い事言ったな

 

989:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   流石は伝説の(ry

 

990:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   まぁ兎に角乙

   今までありがとな

 

991:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   こっちこそ

 

992:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   こんな我々を受け入れ生かしてくれた世界に感謝を

   大きな試練を乗り越えた少女達に幸多かれ

 

993:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   そして数多の苦楽を共にした同胞達に喝采を

 

994:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   過程も成果も関係無い

   一つの生を全うした。それだけでも生命としての誉れだ

 

995:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   遥かなる旅路 さらば友よ

 

996:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   乙

   とりあえず今はゆっくり休もう

   何時か再び出会える日を夢見てな

 

997:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   乙

   来世があったらまた会おう

 

998:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   乙

 

999:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   乙でしたー

 

1000:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

   1000なら魔法少女は永久に不滅

 

1001:以下名無し改め祝福の風でござる:2004/12/26(晴)00:00:01 ID:c@11-m-n

     ∩∩俺 達 の 満 足 は こ れ か ら だ ! V∩

    (7ヌ)                       (/ /

    / /            ∧_∧           ||

   / /  ∧_∧    ∧_∧_ (´∀`) ∧_∧    ||

   \ \( ´∀`)―(´∀`) ̄   ⌒ヽ(´∀`) //

    \      /⌒   ⌒ ̄ヽロリ  /~⌒  ⌒ /

     \ 人妻  |ー、  犬  / ̄|   //`i ニート/

     |    | |     / (ミ  ミ)|    |

     |   ヴ ォ ル ケ ン リ ッ タ ― |

     |    |  )    / /\  \|     ヽ

     /  ノ | /  ヽ ヽ_/)(\   )  ゝ  |

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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