死神達の恋歌   作:yatenyue

60 / 74
今までで一番甘いです。

くっついたあと設定なのでGLキスシーンがあります。

海依さんが男らしすぎてNLに見えますが・・・・


バレンタイン当日 version海依(×砕蜂)

いつものように二番隊に訪れた海依。

 

 いつもと違う点がひとつ。

 

 現世での習慣であるバレンタイン。

 

 もちろん流行に敏感な女性死神は知っている。

 

 なので、

 

 

 女なんだけど、女なんだけど、下手な男より男らしい

 

 というかかっこいいので

 

 たくさんもらっているのだ。

 

 これでもダンボール3個分隊舎においてきたのだが、手にはまた新しい段ボールにいっぱい入っていた。

 

 

 

 「砕蜂。」

 

 「ああ、海依。来たのか。」

 

 特別な会話はない。

 

 ただそこにいる雰囲気だけで

 

 二人とも表情が和らいだ、しかし、海依に視線を向けた砕蜂はダンボールの中のチョコの存在に気づく。

 

 

 「たくさんもらったんだな、海依」

 

 「あー、チョコばっかだぜ、」

 

 「そうか、」

 

 引き出しに入れてあった綺麗に包装された箱を見て、包装を破り中のものを口に入れる。

 

 「っておいそれ、俺にだろ、何自分で食べてるんだよ」

 

 「それだけもらってるんだからいいだろう。っ」

 

 言葉終わりもそこそこで息が途切れる。

 

 唇を貪る。

 

 歯列をなぞって歯列と歯列の間に舌を割り込ませて舌を奪う

 

 

 そのまま何度も何度も違う角度から求められて

 

 胸を叩かれた海依はぺロッと色っぽく舌を唇で舐めると笑った。

 

 「なに? ギブアップなわけ。

 

   うん、甘いな。」

 

 砕蜂の手元にあったチョコを口に含み、再び唇を合わせる。

 

 チョコは自らをすり減らしつつお互いの舌で互の口の中を行き来する。

 

 お互いの息すら吸い付くし、

 

 唇を甘く噛む。

 

 そして、口の中の甘みがようやく消えたくらいのとき唇は離れ、銀の糸がつながれきれる。

 

 「っはぁはあ、海依、いきなりなんで・・」

 

 「ん? 俺のためのチョコなんだろ?

 

   それをわたさず、じぶんでたべようとしらおしおき。」

 

  

 

 砕蜂を抱きあげ自分がその椅子に座り膝に載せる。

 

 そしてようやく、自分へのチョコをみた。

 

 「ふーん、トリュフか。

 

  俺のために作ってくれたんだよな。」

 

 「/// ああ。」

 

 「サンキュ、 ちょっと給湯室借りていいか?」

 

  「?いいが、何をする気だ?」

 

 

 

 数分後

 

 

  マグカップを持って、それを砕蜂に渡す。

 

 「俺からお前へのバレンタインだ。」

 

 その中は少し薄くなった茶色の液体で満たされていた。

  

 砕蜂はおそるおそるそれに口を付ける。

 

 「・・甘い」

 

 「ホットショコラっていうんだ。

 

 少しミルクを多めにしといたけどな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      愛してるぜ、 俺の恋人(アイレン)」

 

 

 

 「っ///」

 

 

    砕蜂は自分の顔を真っ赤に染めた。

 

 

 

 

 

 

 

(馬鹿が)

     (本当のこと言っただけだぜ)

 (女ったらし)

 

     (だから愛してるのはお前だけだぜ)

 

 (/////)

 

 

 

 (よくそんなことが言えるな ユエ)

 

 

 

http://www.choco-recipe.jp/milk/recipe/224.html?ref=level_low

 

 

 

http://www.choco-recipe.jp/milk/recipe/213.html?ref=level_first

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだろう。このラブラブさ。

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。