狭間に生きる   作:神話好き

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五話(カドスの喉笛~闘技場都市ノードポリカ)

「……なんか聞こえなかった?」

澄明の刻晶を奪って逃走したラーギィを追って、カドスの喉笛と呼ばれる洞窟まで来ていたユーリたち。その耳に、どこかで聞いたことのある声が聞こえてきた。

「よっこいせ」

「うわっ!……てパティ?」

道なき道から這い出てきたのは、何かと縁のある金髪の少女だった。冒険家を自称するだけあって、いろいろなところを巡って宝探しをしているようだ。

「おっ……また会ったの」

「そんなところから出て来て、やっぱりアイフリードのお宝を探してるのか」

「うむうむ」

「ねえ、そのお宝ってどんなものなの?」

軽い挨拶を済ませると、カロルがわくわくた様子で口を開いた。年相応に少年らしく、冒険やお宝と言ったものには憧れや夢があるのだ。聞かれた方も満更ではないようで、ふふん、と胸を張って答える。

「聞いて驚け、それは麗しの星なのじゃ!」

「何それ……?」

「え……えっと、さあ……」

「博識なエステルも知らないなんて……」

「うむうむ。知らなくても無理はないのじゃ!うちもトートに会うまで、知ってる人を見たことが無かったからのう」

この上なく得意げに、先ほどよりも反りあえるように胸を張りながらパティは言った。

「トートって……まさか?」

「俺たちの知らないことを知ってるトートさんと言えば、一人しかいないだろうな」

「あの変人学長、今どこにいんのよ?ガルファロストで使った馬鹿でかい手甲と言い、あいつ確実に『リゾマータの公式』に到達してるわ!とっ捕まえて吐かせてやらないと……」

「リタっち、落ち着いて!なんか魔力漏れてるわよ」

それぞれトートの名前に対して多種多様な反応を示したが、中でも一番反応が大きかったのは、意外にもエステルだった。

「トートなら、あの話す魔物の事や、私の事も知ってるんでしょうか?」

「……ああ、そりゃ盲点だったわ。確かにあいつなら何か知ってるかも知れなかったな。教えてくれるかは別として」

「難しいと思うけどなあ。旦那って、謎が服を着て歩いてるみたいな人だし。昔、『天を射る矢』の魔導士が、奥の書庫で一冊本を読んだだけで発狂したって言う伝説もあるもんね」

「なんか、有り得そうなのが怖いね……」

テーブルを囲むように輪になって、トートについて考えだす。思えば、重要な立場にいる人物なのに、彼の事はほとんど何も知られていないのだ。

「そういや、ジュディも知り合いなんだっけ?」

「ええ。でも、何年か前に一度会った事があるだけよ。その時も特にこれと言って話をしたわけでもないの」

「なら、リタは何か知らねえか?」

「アスピオには学長の謎を追い求める謎の組織があるわ」

「……おっさん」

「んー。あんまり知られてないところだと、ずば抜けて治癒術が得意だとか。後は、本気出すと金髪になるとかなんとか」

「治癒術!」

それまで何かを考え込んでいたエステルが唐突に大声を上げた。

「そうです!トートは特殊な治癒術を使えるって本で読みました。もしかしたら……」

「多分違うと思うわよ。一回だけ目の当たりにしたことあるけど、あれは治癒術なんて生易しいものじゃなかったから」

「どういうことです……?」

「ごめんね嬢ちゃん。旦那との約束で、これ以上は話せないの。おっさん、旦那との約束は破らないって決めてるのよね」

「なんだか難しい話じゃのう」

蚊帳の外状態だったパティの声が清涼剤のように響き、議論の熱を少しだけ冷ましてくれる。

「ま、兎に角、旦那から情報を引き出そうとするのはやめた方がいいってこと。あの人が本気だしたら、ドンと互角に戦うって話だし」

「確かに、あの爪は厄介そうだったな。動きも独特だったし、やりにくそうな戦い方してたぜ」

「それ、ユーリが言うんだ」

カロルの言葉に頷いたのはエステル一人。カロル自身も言ってから気が付いたようだが、このパーティでセオリー通りの戦い方してるのはエステルのみなのだ。ジュディスの槍術はよく分からないが、世間一般で言う定石とは程遠いだろうということだけは分かる。

「あの爪、術式を改変して強制的に自分のものにするって感じだった……。現代魔導学では、どう足掻いたってあんなことは不可能よ。悔しいけど、あいつがどれだけ先にいるのかすら分からないわ」

「リタ……」

「でもいつか……いつかはあの人を超えてやるの。それが私の夢よ」

ぐっと拳を握りしめ顔を上げたリタは、大きな目標を心から喜んでいるかのような表情だった。

 

 

・・・

砂漠をただひたすらに歩いていると、上空より大きな影が僕を覆った。見上げてみれば、四足歩行の猛禽類の姿をした始祖の隷長、つまりはクロームが舞い降りていたところだった。

「トート様。お久しぶりです」

「様はいらないって言ってるだろう、クローム」

直接会うのはかれこれ数年ぶりだろうか。帝都に行くことなど滅多にないので、連絡は取っていても、デュークを使わせる口実程度のものしかない。

「これからどちらへ行かれるのですか?」

「ヨームゲンだ。デュークとフェローに会っておこうと思ってな。特にフェローとは満月の子について話し合わなきゃならんし」

「そうですか……。ならば、背に乗ってください。ヨームゲンまでお送りしましょう」

「いいのか?そこはデューク専用だとばかり思ってたんだが」

上りやすいように低くかがむクロームへと向けて問いかける。

「確かに、あの人以外に誰かを乗せるつもりはありませんが、貴方は例外です。きっと、どの始祖の隷長も口をそろえてそう言うでしょう」

「……それは尊敬とかじゃなくて畏怖でだ。僕はエルシフルのようにはなれないよ」

「確かに大半の若い者はそうでしょう。人魔戦争で人に着いた貴方を忌み嫌い、そしてその力を恐れた。けれどフェローやベリウスを筆頭に、理解者もかなりの数いるのです」

砂嵐と見紛うほどの突風が吹き荒れ、それと同時にクロームの巨体が宙に浮いた。重量を感じさせない優雅な動きで、悠々と天高く舞い上がると、目的地へ向けてぐんぐんスピードを上げていく。

「僕は……たとえ置いて行かれるとしても、僕が好きな者の終わりを見届けるために世界が必要だから、そうしているに過ぎない。代償もなく世界を救っている崇高な始祖の隷長とは、やっぱり違うよ」

「永遠を生きる貴方が、摩耗せずにその想いを持てたことが奇跡だと、エルシフルは言っていました」

「なら、あながち間違った生き方じゃないのかもな」

景色が歪んで見えるほどの速さまで達した時、視界の端に灼熱の砂漠に倒れ伏す一団が映った。

「……トート様」

「構わないよ。僕の友人もいることだしね」

僕たちは、ピクリとも動かないユーリたちが干からびてしまう前に、担ぎ上げてヨームゲンへと向かうことにした。

 

○○○

古慕の郷ヨームゲン。フェローの作り出した幻によって存在し続けるこの町は、来るたびに懐かしい雰囲気を感じさせてくれる場所だ。今も、こうして三人。人魔戦争以前に戻ったかのようにテーブルを囲む。

「ここで、こうして会うのも後何回あるのかね……」

「そうですね……。三人とも生きる時間が違う者達。一時、その運命が交差しているにすぎません」

「しかし、それでも友となった事実に変わりはあるまい」

「お前ら、もう少し砕けた言葉使いとか出来ないのか?」

浮世離れした雰囲気の二人は貴族のようなので、というよりもデュークは元貴族なので、僕の俗っぽい話し方が際立ってしょうがない。

「それはそうと、あいつらそろそろ起きるんじゃない?」

「確かに。ならば、名残惜しいですが此度の会合はこれまでですね」

「……すまない。迷惑をかける」

「いいのです、デューク。私がやりたくてやっていることですから」

クロームがアレクセイの監視を始めてから、解散の時の定型文のようになったやり取り。正直、夫婦の会話にしか見えないのだが、デュークからはその気が感じられないのがもどかしい。

「それでは、私はこれで」

「デューク、見送りくらいして来い。それくらいの時間はあるだろ」

こくり、と小さく頷くと、デュークはクロームを連れて外へと出ていった。さてと。

「レイヴン。盗み聞きはあまり感心しないな」

「げっ。ばれてたのね……」

すっと柱の陰から現れたのは、他のメンバーよりも一足先に目を覚ましてきたレイヴンだった。

「心臓を再生したときに僕の血を使ったんだぞ。近づけばどこにいるかくらいは分かる」

「あら。おっさん、そいつは初耳なんだけど」

「言う必要も無かったからな。それに、その程度の代償なら安いもんだろ」

「ま、旦那の言う通りか。あの時の俺、生きながらにして死んでたしね」

しみじみと首を縦に振りながら唸っている様は、実に胡散臭い。昔はもう少し騎士らしかった気がしたのだけれど。

「それで、態々隠れてまで会いに来たのは、なんか報告でもあるってことでいいのか?」

「話が早くて助かるねえ。このまま嬢ちゃんがフェローに会っちゃったら、旦那の事も芋づる式になるんじゃないかと思ってさ」

「フェローが話したのなら、その時はその時だ。それよりも暫くの間、ベリウスに気を回しておいてくれ。大事な約束があるんだ」

「……ありゃりゃ、旦那のそんな顔初めて見たわよ。よっぽど大事な約束なのね」

指摘され、自分の顔を触ってみて気が付いた。知らず知らずの内に顔に出てしまっていたらしい。

「想像に任せるよ。それじゃあ、早いとこ戻っておけ。そろそろ全員目を覚ます頃だ」

「あいあい」

踵を返して手を振りながら、レイヴンは外へと出ていき、入れ違いになるようにデュークが、そして、それから一刻も経たないうちにユーリたちが入ってきた。知れっとした顔で混じっているレイヴンは、やはり本心を隠すことにかけてはずば抜けている。まあ、あまり褒められた特技ではないのだが。

「なるほど。あんたら、謎が多いの同士でお友達だったって訳だ」

何かを聞きたそうにうずうずしているエステリーゼと、今にも跳びかかって来そうなリタを制して、ユーリがこちらへ皮肉交じりの挨拶を投げかける。

「僕としては、あんたらがフェローに会いに行きたがることの方が、よっぽど謎なんだけどね」

「……あんた、やっぱりフェローの事も知ってたのね。いったい何を―――」

「リタ、落ち着いて下さい」

隠してるの。と言おうとしたリタだが、落ち着いた物腰のエステリーゼに諭されて唇を尖らせながらも引き下がる。

「知っていることを、教えてもらえませんか?わたし、フェローに忌まわしき毒だと言われました」

「そうか……。やはりトート見立てに間違いはなかったようだな」

話の合間にちらりと、僕の方を見たデューク。その目に映っていたのは、信頼と羨望を混ぜたような視線。

「この世界には、始祖の隷長が忌み嫌う力の使い手がいる」

「それが、わたし……?」

「だから、フェローが動き出す前にケーブ・モックで一度警告してあげたんだ。まあ、意味は無かったみたいだけど」

顔を顰めたのはユーリとリタ。特にリタは、僕の言葉を追及しなかったことを深く後悔しているようで、手が微かに震えている。

「その力の使い手の事を、満月の子と言う」

「……満月の子って、伝承の……。もしかして、始祖の隷長と言うのはフェローの事、ですか……?」

「その通りだ」

「どうして、始祖の隷長はわたしを……、満月の子を嫌うんです?始祖の隷長が嫌う、満月の子の力って何のことですか?」

「……トート」

この野郎、最悪のタイミングでこっちに振りやがった。

「そうだな。始祖の隷長が満月の子を忌み嫌う訳は、フェローの言葉が全てを物語っている。その力は毒なんだよ。それも比類ないくらい強力な」

デュークは静かに目をつぶり、ユーリたちは固唾をのんで僕を見る。

「そもそも、始祖の隷長と言うのは、世界を守る存在だ。姿かたちが魔物のそれと区別が付きにくいため、人からは迫害を受けているが、始祖の隷長が滅びれば世界は滅びる」

「だったらなんで、それが世界に知られてないんだ?」

「都合が悪い事実を隠蔽するのは、いつの時代も変わらないということさ。それに、知ったところですぐ忘れ去るなら、これほど無意味なことも無い」

「それは……」

「だから、僕の話はここまで。どうしても続きを聞きたいのならばフェローに直接聞くといい。激高してなければ理知的な奴だから、少し会話するくらいなら出来ると思うよ」

遠回しな拒絶。何かを期待していたエステリーゼたちからは落胆の色が隠せないが、だからと言って自分を曲げるつもりもない。僕が正しいと思うのは僕。そう割り切って生きてきたのだから。

「どうしてもダメなのかの?」

「すまないね、パティ。手垢のついた言葉だが、世界には知らなくてもいいことがあるんだ」

「でも、トートはアイフリードと友達だったんじゃろう?」

「なら、言い方を変えよう。その事実を今のエステリーゼに受け止められるとは、僕には到底思えない。だから今は話さない」

「あんたがエステルの何を知ってるって言うのよ、学長」

「なら、示して見せればいい。ドンやアイフリード、僕の友に並び立つほどの器と意思をその身に宿しているならね」

目の前にアイフリード本人がいるのが何と無しに間抜けな感じもするが、ドンと並ぶ、というフレーズは効果抜群だったようで、どうにも言い返すことが出来ないでいる。

「……この話は終わりにしようか」

いつになく張り詰めた空気を弛緩させるために、苦笑しながらやれやれと首を横に振る。

「それで、あんたら何で砂漠で行き倒れなんて危ないことしてたのさ?」

「好きで行き倒れてたわけじゃねえって。届けもんがあんだよ」

そう言って、取り出した赤い箱から出てきたのは、聖核だった。デュークに目配せをして、対応を任せる。あれはある意味で同法の死体でもある。見せつけられるのは、あまり気分の良いものではない。

「……わざわざ、悪いことをした」

「いや……まあなりゆきだしな」

「そうか……だとすれば奇跡だな」

「ちょっと、まさか学長が変な術式の魔導器を作ってるんじゃないでしょうね。それも、魔核でもないそんな怪しいものを使って」

義憤からか、リタが一歩前に進み出て口を開く。

「魔核ではないが、魔核と同じエアルの塊だ。術式が刻まれていないだけのこと」

「術式が刻まれていない魔核……?どういうこと!?」

「一般的には聖核と呼ばれている。澄明の刻晶はその一つだ」

説明をしながらも、よどみない動きで澄明の刻晶を足元に安置し、立ち上がる。

「それに、結界魔導器を作る賢人は、トートではない。彼の者はすでに死んだ」

「そりゃ、困ったな。そしたら、そいつ、あんたには渡せねえんだけど」

「そうだな、私には、そして人の世にも、必要のないものだ」

真芯の数センチ上でピタリと固定された宙の戒典が光を放ち、展開された術式によって澄明の刻晶をエアルへと還す。光が収まると、そこには元から何も無かったかのように聖核は消え去っていた。

「聖核は人の世に混乱をもたらす。エアルに還した方がいい」

あくまで諭すように、穏やかな声音を変えることなく言い切ると、ユーリたちに対し背を向ける。

「立ち去れ。もはや、ここには用はなかろう」

一切を拒絶するようなデュークの言葉を最後に、ヨームゲンでの邂逅は幕を下ろした。

 

○○○

夢を見た。遠い遠い、まだ、僕が他者を全て敵と見なし、ただ感情の赴くままに力を振るっていた頃の夢。暴君と蔑まれ、禁忌の子と疎まれ、これが永遠に続くのだろうと思うと、気が狂いそうだった。いや、事実狂っていたのだろう。でなければ、僕の正気はどこにもありはしないことになる。

「なぜ、暴君と呼ばれし者がが妾などを庇護に置く。なぜ、そのような虚ろな目をしている」

「お前みたいなのは、初めてなんだ。なぜ、僕を嫌わない。なぜ、そんなにも憐みの目を向ける」

奥底に眠る大事な記憶。今でも決して色あせることなく、未来永劫摩耗させてはならない僕の根源。

「そなたは何も知らぬ。この世界で最も無垢な赤子と変わらぬではないか」

「知っているぞ。他者とは迫害するためにある存在。生きるとは、誰かを忌み嫌うということ」

何故、今この夢を見るのか。嫌な予感だけが募っていくが、覚めることが出来ない。最後まで見ろと言われているように、夢だと分かっていながら、どうすることもできない。

「そなたを暴君としたのは、これまでにそなたと関わった全ての者達。その無機質な慟哭を、誰一人として聞こうとはせんかったのじゃな……」

「お前は、何を言っている?分からないぞ。理解できない」

ドクンドクンと心臓の音がうるさいほどに聞こえる。

「今日から、妾たちは家族じゃ。まず手始めに、おぬしの世界を広げるために旅をせんとな」

にっこりと微笑んでくれたのは、彼女が初めてだった。たまたま、ベリウスが僕を忌み嫌わなかった。そんな些細な偶然が、たまらなく幸運だったのだ。大事なことは、いつだってベリウスが教えてくれたから。

「おお、見てみるがいい、トート。これが海だ。いずれは船でも作って航海してみるのも良いかもしれぬな」

二百年を超える旅路の中で、僕は変わった。誰よりも人らしさを持った始祖の隷長。その言葉を中傷ではなく、畏敬へと。永遠の生と言う苦悩も、膨大な感謝の念の前では塵芥も同然だった。

「やはり、人は良い。その生は、短いながらも輝きに満ちておる」

彼女がそう言うから、僕は人としての血が誇らしかった。一度は黒く濁った僕を再び白紙に戻して、暖かい色をくれた。そのお礼を返せないままに。

「トート。そろそろ旅はおしまいじゃ。最後の教えは、物事には終わりがあるという事。そなたには酷な話かもしれんが……」

これも覚えている。旅の最後、出会った場所での別れの言葉だ。

「血は繋がっていなくとも、妾とそなたは家族じゃ。そなたが永遠だと言うのならば、妾はその事実を永遠のものとすることで、そなたと共に歩もうぞ」

夢が終わる。そして、予感があった。これは走馬灯のようではないか。では、いったい、誰の。決まっている。僕が死なない以上、これを共有しているのはベリウスだけ。ああ、だからこそ夢が終わると表現したのだ。僕の大半を占めるこの想いも、僕にとっては泡沫の夢。段々と真っ暗闇に落ちていき、次の刹那に目が覚めた。

「……約束、果たせなかったな……」

流れ星が涙のように降り注ぐ下で、僕はそう呟くのが精いっぱいだった。

 




今まで使った魔術を、全部オリジナル技に差し替えました。
術の描写も修正を加えてあるので、お手数ですが、もう一度読んで下さると助かります。

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