鎮守府の日常   作:弥識

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今回は番外編……というより、以前からやるやる言って一向にやらなかった『人物設定』纏め+αです。
只の設定纏めなので、読み飛ばしても問題はありません。一応新規の事柄も載せましたが。
正直な話、筆者の頭を整理する意味もありますので。

※今回の説明は所謂『提督サイド』のみです。早い話がオリキャラの説明ですので、艦娘の出番は無いです。
まぁ、『秘書艦』が誰なのかを明記はしていますが。
なお、階級は『蠢く思惑』時点で統一しています。


人物設定

○提督と愉快な面々

 

 

●神林貴仁 (かんばやし たかひと)

舞鶴鎮守府所属。28歳。階級は大佐。

本作の主人公で、この話は彼を中心に回っているといっても過言ではない。

 

自他共に認める『軍人』で、常に冷静沈着。与えられた任務を(基本)忠実にこなす実直な人物である。

性格は至って真面目……と見せかけて、意外や色々としょうもない事を考えていたりする。滅多に口には出さないが。

意図的な『諧謔』を用いた会話を楽しむ程度のユーモアを持っている。本人曰く『周りに似た』。

 

本人も意識している事だが、基本女性に優しい所謂『フェミニスト』。実は元上官の教えだったり。

目下の悩みは『目付きが悪い』事。曰く『何も考えていないとこういう目付きになる』との事。無意識の無表情が怖いという損な体質である。

 

艦娘達の評価は上記の『軍人としての優秀さ』や『フェミニスト』な事も在って概ね良好。但し顔はのぞく。

 

本編でも何度か語られているが、元は陸軍の特殊部隊所属。

とある任務で所属部隊が壊滅し、陸軍を除隊、『予備役』扱いになっていた所を古賀に引き抜かれる。

実は陸軍除隊~予備役~鎮守府採用まで数年の空白がある。いずれ本編(もしくは番外編)で。

 

陸軍時代に培った『神城式斬術』と『間合いを盗む技術』で非常に高い戦闘能力を持っている。

因みに本気の神林を見た某軽巡のTは『マジで半端ねぇ』と評価していた。

 

名実共に『鎮守府最強の一角』だが、艦娘のように艤装を装備したり海面を浮いたりは出来ない。

あくまで『陸(おか)で強い』だけなのであしからず。

 

秘書艦は『航空戦艦:扶桑』。だが諸々の理由で艦隊所属の艦娘はほぼ全て秘書艦経験済みである。

 

先程も書いた通り艦娘との関係は概ね良好だが、本人に『その気が無い』為特定の親しい艦娘はいない。

あえて言うなら扶桑(その他諸々)だろうが、しかし彼女達にすら一本線を引いている。

その真意は、彼が語らない限り明らかになることは無いだろう。

 

○メタネタ色々

何か書いて動かし易いんだか動かし難いんだか良く判らない人。

執筆が滞るのは大体この人の動かし方を決めかねているため。要は『大体こいつのせい』

話が進むうちに複数の女性(艦娘の扶桑や冴香)との仲がよくなったりなかったり。ホントどうしよう。

因みに冴香が言っていた昔の通り名『鬼人』だの『死神シキ』だのは味方が面白がって色々言ってたのが敵に伝言ゲーム的な感じで広まった物。

 

『貴仁(たかひと)』→『貴仁(きじん)』→『鬼人(きじん)』

『神林貴仁(かんばやしたかひと)』→『神林貴仁(かんばやしきじん)』→『かんばや しき じん』→『シキ』

 

最早本名の面影もないね。でも格好良いからいいんじゃないかな。

 

今後、彼の過去を知るキャラをもうちょっと出す予定。彼の過去はこの作品の柱の一つなので。

 

 

●宮林冴香 (みやばやし:さえか)

横須賀鎮守府所属。自称2X歳(神林より一つ上)。階級は中将。

 

自他共に認める『変人』で、多くの通り名・伝説(主に悪い意味で)を持つ。

仕事ぶり(のみ)を見れば非常に優秀な人物なのだが、その面倒に過ぎる人格で横須賀内でも扱いに苦心している。

好むのは『強いモノ』『楽しいモノ』、嫌うのは『弱いモノ』と『退屈なモノ』であり、神林は『とびっきり』らしい。

 

見た目は黒髪の似合うスレンダーな美女で、見た目(のみ)の人気は非常に高い。しかしその面倒に過ぎる(ry

尚、彼女の体型について語るのは横須賀において『禁忌』とされ、誰も触れない。因みに某軽空母のRが『……フフ、ウチといい勝負やな』と言ったとか言ってないとか。

 

艦娘によくちょっかいを出しているので、所謂『同性愛者』ではと言われていたが、曰く『ドッチもイケる』との事。

艦娘の尻を追いかけるのは単に『周りに好みの男がいない』&『周りに好みの美女が沢山いる』からである。

 

過去に神林との縁談もあったが、本人の主張で破談に。

その割には未だに彼に好意を示していたり、そうかと思えば艦娘の扶桑たちに色々やらかしたりと、その行動に一貫性がない。

どうも複雑な感情を神林に抱いているようだが、本心は彼女のみぞ知る。

 

秘書艦は『重巡洋艦:摩耶』。最近は補佐に『駆逐艦:雪風』をおいている。摩耶とは長い付き合いのようだ。

 

○メタネタ色々

筆者が書いてて一番楽しい人。この人が絡むと執筆が超進む。

しかし、読者の反応で『この人嫌い』と明確に言われたほぼ唯一のキャラでもあり、ままならぬものです。

初期案では神林のメインヒロインでした。どうしてこうなったし。

作中で『美少年もボーイッシュな美少女と思えばイケると思う』と言わせようとして止めたのは此処だけの秘密。

 

一応『神林が鎮守府に敵対したときのカウンター』的な位置づけをしてました。序盤で『彼を敵に回したくない』と言ってたのはその名残。

何時の間にやら共闘する立ち位置に。どうしてこうなった。

今後も彼女の出番は増えていく事でしょう。

 

 

●古賀聡史(こが:さとし)

舞鶴鎮守府所属。45歳。階級は大将。

 

舞鶴鎮守府の幹部であり、神林を舞鶴に引き込んだ張本人。

また、神林の『育ての親』や冴香の『父親』とも面識がある。

現時点で『次期元帥に最も近い人物』の一人であり、その発言力は高い。

 

秘書艦は『戦艦:大和』と『戦艦:武蔵』をつけている。

 

 

○メタネタ色々

限りなくモブに近いレギュラー。

どれくらいかと言うと、『筆者が下の名前を過去作さらって確認する』位にモブ。

一応凄く偉い人なんですが、作中でその描写を書けるのは何時になるやら。

 

因みに、作中内での階級・及び人数は実際のゲームとは違うのであしからず。ゲームでは元帥だけで600人以上いるし。

具体的には

 

元帥:1 大将:5 中将:10 少将:20 大佐:40 中佐:50 少佐:70 新人&下っ端:沢山

 

と言った感じです。数字は人数。

 

 

 

 

●その他

 

○名無し少将

かませその一。

見た目のイメージは『天空の城○ピュタ』に出てくる偉い人。『モウロ将軍』で検索すべし。

出番は……恐らくないでしょう。

 

○猿渡武士(さるわたり:たけし)

かませその二。階級は中佐。

本編では神林に瞬殺されましたが、曲りなりにも剣道有段者。常人を圧倒する程度の腕はありました。相手が悪かったね。

見た目は軽薄な笑顔が似合う『イケメン(笑)』。

但し作中にもある通り艦娘に慕われず、それに伴い戦果も微妙に。なので中佐。

 

実は、今後も出番を用意してます。

まぁ、かませですけどね。

 

 

 

 

今後、加筆修正していくと思いますが、大体はこんな感じで。

なお、提督サイドはまだまだ追加キャラを出す予定です。

もうちょっと『提督×艦娘』の描写をしたいので。お楽しみに。




●おまけ

○弥識提督(筆者)
舞鶴鎮守府所属。28歳。階級は中佐~少将を行ったり来たり。
去年目出度く舞鶴に着任するも、なんやかんやで海域攻略はキス島でほったらかし。駆逐艦育てないと。
暦はそこそこ長いものの、最高練度が扶桑の68と何とも中途半端。
改二を終えたのは未だに『北上』『千代田』のみ。一体何やってんだ。

神林の目付きが悪いのは筆者譲り。無意識の無表情がアレなのも一緒。ちょっと顎引いて前見れば三白眼の出来上がり。
その昔、同級生(女)に『何考えてるかわかんないし、何時か人を刺しそう』と言われて結構本気で落ち込んだ。
『何考えているか判らない』時は『大体何も考えていない』時だと知る人は極一部。

因みにフェミニストなのも一緒。女性は大切に。

どういう訳かタイミングに恵まれず、イベント海域中に予定が入る。今年のGWイベは9割出張で潰された。
今回の『AL作戦/MI作戦』では!と意気込むも、E1海域で二軍相当の艦娘をフルボッコにされ、
『あ、コレ戦力温存とか言ってる場合じゃねぇや』
と確信した。大淀、手に入るかな……

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