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鈴の見えない攻撃に注目
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鈴=甲龍=見えない攻撃=スタンド
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加藤良三。鈴ちゃんを百九十五センチの大女に決定。
言っておくが、僕はこの話に関しては謝らないぞ!!マジで最終話だからね!!
――――恵まれている人生の終わりとはなんだろうか。
夢を見る。子供に囲まれ、隣には奥さん。自分はベットに寝込み、これまでの人生を振り返りながら死んでいく。そんな最後を迎えられればと願い。
結局は自殺に終わった。
妹が俺の全てだった。八歳で両親を亡くし、妹と二人で親戚を巡り、妹が心臓病だと発覚して、十二歳で捨てられた。
妹はまだ六歳。あの時の妹はまだ自分に起きたことを気付かなかっただろう。
周りの人間に恵まれていたこともあり、俺は十三で働き出す。喫茶店のアルバイト。マスターは気の利く元ヤクザ。色んな世界を知っているから、俺が一人前に働けるなら十分な稼ぎを貰った。
朝は新聞配達。昼は喫茶店。夜は違法ホスト。
楽しかったと笑えるような生活でも無かったし、日々に募る疲労と不安は俺を着々と追い詰めていった。
俺が十九。妹が十三。
生活が安定し、労働も喫茶店だけで充分になり、やっとまともに暮らせると思ったある日。妹の心臓病が悪化。
途方も無い治療費と、移植の心臓が無ければあと二年だと医者に告げられた。
一年。
俺は働き、移植の心臓が見付かることを祈り、治療費を貯める生活。
喫茶店で働くと良く家族連れを見かける。楽しそうに笑いながら、メニューを決め、他愛もない話で褒められ頭を撫でられる子供を見ながら、自分の人生を恨んだ。
妹が全てだったのに、世界は俺から妹を奪おうとする。堪らなく泣きたくなり、堪らなく死にたくなる。
そんな時だ。
妹の病室を訪ねると、妹と気の良い少年が楽しそうに話していた。妹に話を聞くと、彼は妹が通うはずの学校に通っていて、もうすぐ退院だと。
『私が退院したら、色んな遊びを教えてくれるってさ。ねぇ、お兄ちゃん。私って何時に退院出来るの?』
言葉が突き刺さるとは、ああ言ったことを言うんだろう。
妹には何も告げていない。もうすぐ退院出来ると言い続けたのは自分だ。だから妹の言葉に悪意なんか無いし、俺を信じ続けている。
自分の人生なんて、何も残っていない。妹にはまだ明るい未来が待っているんだ。
世界が俺を呪うなら、俺は呪われたままで良い。
妹は。妹だけはせめて。笑える未来を与えてくれ。
今思えば、馬鹿な事だろう。
その日に遺書を書き、俺は妹にじゃあなと告げ、病室の屋上で喉にナイフを突き立てた。
俺の前世はそれで終わり。
妹がその後、どうなったのか。それを知るすべはもう無い。結局のところ、人生を諦めた俺の独りよがりな自殺だ。目が覚めれば子供で、俺は束姉さんに拾われた。
新たな幸せの人生を俺は歩んでいる。
願わくば。悠里に幸せな人生が訪れていることを切に。
世界が違っていても、俺は君の兄でいるよ。
◆ ◆ ◆
「やべぇなこれ。格好良すぎて泣いちゃうレベルの日記じゃね?」
「つかゆうちゃん、ホストなんかやってたの!? お姉ちゃん、ゆうちゃんの妙な女性慣れの神髄を見たよ!?」
「ホストやってたって言ってもあの日々は酒飲んで記憶無くしの毎日だったからなぁ……今思えば十三のホストって意味不明だよね」
結婚式の一日前。
リハーサルのために集まり、折角だからとウェディングドレスを着替えるらしいラウラを待ちながら、俺は控室で束姉と他愛もない話をしていた。
「それよかゆうちゃんの過去が予想よりキツくて途中から耳ふさぎたくなったよ……」
「そう? 世界を見ればありがちな話じゃない?」
「ま、まぁいいや。深く突っ込むともっとエグイ話が出てきそうだし……いやぁ、しっかし。ゆうちゃんも明日から既婚者かぁ……なんだか感慨深いねぇ」
「もう既婚者なんですけどね」
「うっさい!! お姉ちゃんは結婚式しないと既婚者だって認めないからなっ!!」
「なんなのその拘り……」
ぷんすか怒る束姉を置いておき、俺はゼクシ○を速読していた。これで二十冊目ぐらいだけど、やはりどんなウェディングドレスもラウラに似合いそうだ。金ならあるし全部買おうかな(錯乱)ラウラの為なら端金だ。でも毎日指輪をプレゼントしていたら怒られた。貢がれてるみたいで嫌なんだってさ天使(語尾感)
「新郎の方、お茶です」
「あぁ、ありがとうございます」
ゼク○ィをテーブルに置き、俺はお茶を手にとる。
「んじゃお姉ちゃんはちょっとラウラちゃんを見てくるねー」
「あぁ、よろしく」
扉から駆け足で出て行く束姉の背中が見えなくなると俺はお茶を一口飲む。
「ぁぁ…………っ」
瞬時に身体が麻痺し、机に倒れ込んだ。ん? なんだこれ?
「お客様、大丈夫ですか」
「ぁぁ……いやちょっと……――――ッッッッ!?」
「此方のソファへ、どうぞ」
一夏だ。
「おま……えっ……なにや……えっ……」
久しく会っていなかった(会いたくなかった)元親友が従業員姿で俺をお姫様抱っこし、ソファに寝かせる。いやちょっと待って。あの紳士オブ紳士の一夏が俺に盛りやがった(意味深)どれだけ即効性の薬だよ。身体が麻痺してろくに動けないし喋れない。
馬鹿な。何をやっているんだ一夏。
「よし、とりあえず予定通り服を脱がせよう。結城、ちょっと我慢してくれよ」
「やめっ……おいッ!? 洒落に…やめ、やめ、やめてくださいッ!?」
「暴れんなよ……暴れんなよ……」
「あっ……ちょ……――――――――――――ああぁぁぁぁぁんんッ!?」
上半身を脱ぎ捨てられる。瞬間。
「――――オラァッ!!」
可愛らしい聞き覚えのある声が聞こえ、一夏が見えない衝撃に吹き飛ばされる。こ、このニャンニャン萌えボイスはまさか。
「この気配……り、り………んん?」
「久しぶりね、ユウキ………」
その背百九十五センチはあろうかという大女ッ! 丸太のような太い腕、鍛え抜かれた腹筋。筋肉、筋肉、筋肉。学園の制服がピチピチになり、超ショートスカートになっている(※本作一番のセクシーシーン)
瞬間。瞬きをすると見慣れた小さい姿になっていた。
「えっ……?」
何が起きたのか頭が可笑しくなりそうだった。
「り。鈴ッ!? お前裏切ったのかァッ!?」
「裏切ったァぁ……? 可笑しな事を言うわね。貴方、今裏切ったと言ったわ。裏切ったって言うのは元々仲間だった奴に向かって言う言葉なのよォ……ねぇ……一夏……?」
「き、貴様ァッ!?」
「遅いぞダボがァッ!!」
「ぐぎゃぁッ!?」
鈴が人差し指を向けるとまた百九十五センチになり、見えない衝撃が一夏をぶっ飛ばした。い、一体何が起きているんだ。今、鈴は
「分からないわよね、一夏ぁ……今何をされたのか!! 貴様には分からないでしょぉっ!!」
「い、いや!!
「くっくっくっ……そうッ! これが私のISッ!! “甲龍”の力よぉぉッ!!」
ユラリと鈴の背中に現れるIS。いや、ISなんだろうけど何かが違う気がしてならない。なんでだろう。何か違う。見えない攻撃を繰り出せる兵器を積んでいるのか。
てかどうしたの鈴ちゃん。一夏。僕、全く話に着いていけないんだけど。
「と、兎に角……鈴が気を引いてる間に逃げなくちゃ……」
「おぉっと! ユウキ……何処に行くのかしら?」
「うおっ!?」
また見えない何かに掴まれる。多分ISなんだろうが、部分展開が上手すぎて良く分からない。
「貴方はこれから病院に行って治療よ……」
「び、病院なら一人で…」
「くっくっくっ……えぇ? なんだってユウキぃ? 喉が渇いたぁ?」
「や、やめ、これ以上麻痺薬は……ごふっ!?」
「くっはぁはははははァーッ!! 大丈夫よユウキ! 気が付いた頃には全部終わっているわ!!」
薬入りのお茶を無理矢理飲まされ、少量ながら呑み込んでしまう。意識はハッキリしているが身体がピクリとも動かなくなってしまった。これは一体なんの薬を盛られたのか。
「り、リィィンンーーッ!! 貴様、最初からこれを狙っていたなァッ!!」
「くっはぁははははは!! 束博士の罠をかいくぐれる人間はこの世に三人! 貴方が居てくれたお陰で易々と潜り込めた! 感謝するわぁ! イ・チ・カくぅん……!」
「―――――雪羅ァッ!!」
「甘いわァッ!! 甲龍ッ!!」
ドギャァァァァーーーーーーンッッッ!!とISを纏う一夏を見えない攻撃が襲う。鈴は妙に反りながら立ち上がると、一夏を指差した。
「ぎゃあぎゃあぎゃあぎゃあ騒ぐなら、私とユウキのウェディングメロディーでも歌っていろォォッ!!」
「こ、この……ッ! 悔しいが、強い……ッ!?」
「ふんっ。飽きたわ。そろそろトドメを刺して上げる……」
ドドドと覇気を溢れさせながら一夏にゆっくりと人差し指を向ける。あれ? 待てよ。これ一夏が負けたら俺って凄いヤバイ状態なんじゃ無いか。
マズイ。平和な場所に居すぎたせいで身体が鈍ってしまったようだ。こんな危険にも気付かないなんて。日本にいた頃の俺ならお茶の臭いで分かった(オリ主らしく有能)
「これで最後だァッ!! 一夏ァーーーッ!!」
「くっ……!?」
「――――ミストルティンの槍」
「なっ、なんだとォォーーぐぎゃぁッ!?」
突如後ろから現れた見覚えのある影が鈴を後ろから突き飛ばした。水色の髪。まさか、まさか貴女は。
「お姉ちゃん!!」
「生お姉ちゃ……ゲフンゲフン……待たせたわね結城!!」
頼れるヒーロー楯無お姉ちゃんだ。勝った。これは迷い無く勝った。学園にて最強の人が来てくれた。お姉ちゃんは俺の頬を優しく包みこみ、ゆっくりとその顔を近付けて。
「なにやってんのッ!?」
「暴れんなよ……暴れんなよ……大丈夫よ結城。お姉ちゃん気付いたの。結婚式会場でキスすればもう大丈夫かなって」
「何が!?」
「家の力で後はどうにでもなるからとりあえず先にキスだけ…」
「甲龍ッ!!」
後ろからの見えない攻撃をお姉ちゃんは難無く躱し、目を細めて鈴を睨んだ。
「あら、誰かしら貴女は?」
「ユウキの幼馴染み! 返して貰うわ……先にキスするのは私よォォッ!! 甲龍ッ!!」
「甘い!!」
お姉ちゃんは俺を抱えたまま鈴の攻撃を避け、一階の式場へと壁をぶち破り逃れる。屋上の鐘が鳴り響く。
いや、ホントにさ。
なにこれぇ?(遊戯)
何がどうなって、どうなんの。俺は何に巻き込まれているの。
「――――ユウキ! 無事か!?」
「――――ラウラ!!」
「きゃっ!?」
上から誰かが壁をぶち破り降りてきたと思ったら、我が愛しのラウラがお姉ちゃんの腕を銃で撃ち、俺は為す術無く地面に転がる。ラウラは自らもISを展開させているが、ウェディングドレスを着ている為か闘い難そうだ。
そんなラウラを追い掛けるようにさらに上から紅いISが飛び出してくる。
「――――ハァァァッ!!」
「くっ! 一体誰なんだ貴様は!?」
箒ちゃんです。
「ゆうちゃん、お姉ちゃんどうしたら良いか分からないよ……」
さらに後ろから目が死んでいる束姉が飛び出してきた。俺も分からないよこれ。なんなんだこれ。
一夏、鈴、お姉ちゃん、箒の四人が睨み合うように武器を構える。本当になんなんだこれ。
「ふっ……弟をかけて最後の闘いって訳ね。本当に結城が求めてるのは姉である私と教えてあげるわ」
お姉ちゃんが槍を構えながらいう。
「俺は、結城が幸せなら良いと想っていた……でも違う! 結城を幸せに出来るのは俺だ!」
一夏が刀を構えながら言う。
「私の物になってこそ幸せの道を歩むのよッ!! 貴方達じゃ役不足も良いところ! 結城は満足しないわァッ!!」
鈴が指を立てながら言う。
「ゆうちゃんを完璧に分かっているのは私だ。理解者である私がゆうちゃんのお世話をして愛し合う権利があるんだ……くひっ」
箒が刀を構えながら此方をギロリと睨む。
「ちょっと待てお前ら!! 法律的にも個人的にも私達は夫婦だぞ!! 争う以前に幸せだし愛し合っているし求め合っているだろうが!? 大体お前ら誰だ!? 人の結婚式に乗り込むとか頭沸いてるのか!?」
凄くまともな事を良いながら銃を構えるラウラ。
なんなんだこれ。俺の喋る隙が全く無いだと。何の因果がこんな結果を呼び寄せてしまったんだ。俺はドイツ生活で鍛えた匍匐前進で安全圏まで逃げる。兎に角、身体が自由に動けるようになるまで耐えなくては。
「ふん。弟を掠めとった泥棒兎に何を言われようとも動じないわ!」
「結城との付き合いなら俺が一番長いんだなよ!」
「私が一番不思議なのは男のお前がいることだ!! ホモは百歩譲って認めよう、しかし他人の結婚式に乗り込むホモなど居るかッ!?」
「俺は、ホモじゃないッ!!」
ラウラの言葉に一夏が激高する。尋常じゃない様子にお姉ちゃんや箒、鈴までもが闘いを辞め一夏を見つめた。なんだ、何を言うのだ。
――――薄々気付いていた。一夏に何かがあるとは。含みを持たせた千冬さんの物言い。一夏のホモ否定。身体を見ろだなんだと、思い返せば色々あった。そう。最近の技術はISを見る限りとんでもなく優れている。
今まで気付かなかったが、もしかして。もしかして。一夏は女な
「――――俺は手術済みだああああああああああああああああああああああああああああああァァァァッ!!」
「」
「」
「」
「」
「」
え。
「……………………………………そ、そうか」
凄く気まずそうにラウラが肯く。
「あぁッ! だから男じゃ無いんだ、取り外し出来るし、今は着けていない!!」
「………取り外し出来るんだ……」
一夏の股間をマジマジと見つめるお姉ちゃん。
「……幼馴染みが手術済みって……」
箒ちゃんがまともに戻るほど衝撃的だった。
そうか。千冬さん、あの日(一話)の時、一夏が手術済みって。あっ(察し)なるほど、だから「お前も気付いていなかった……」とか言いだしたのか。あぁ。うん。なるほどね~。分かるか。
「……い、何時手術したのよ?」
鈴が小っちゃくなり怖ず怖ずと訪ねる。
「八年前」
「あぁ、ふぅん……八年前か……八年前ッ!? 一桁の歳で手術済みって何があったのよッ!? ていうか、えッ!? 嘘でしょアンタッ!? 出来るのッ!?」
気が動転し壁に激突しながら一夏を二度見する鈴。八年前ってなんだよ。全然気が付かなかったわ。いや疑いもしねぇよ。なんだよ手術済みって。取り外しってなんだよ。頭が壊れそうだ。
千冬さんがあんなに疲れ切っていた理由が今分かったよ。
「……その、聞いて良いか、一夏」
「なんだ、箒!!」
「……性別はどちらになるんだ、そう言う場合……あっ、いやデリケートな問題なら別に良いんだ……」
「女だ」
「………そ。そうか」
箒ですら戸惑っている。なぜ一夏はあんなに冷静なんだ。最高にカオスとなる場で一夏以外の皆が武器を下ろす。
「なんか冷静に考えたら凄い馬鹿な事してたわ。結婚した後だってお姉ちゃんが頑張れば二人目でいけるし……」
「……え、それ三人目とか行けるの?」
「行けるんじゃないかしら」
「……それで行こう」
「おいまてお前……妻の前で良くそんな相談できるな……なんか今日だけで凄く疲れたぞ」
酷く疲れたように溜め息を吐き、四人は完全に武装の解除をする。
――――――――その時、俺は一夏の動きを分かっていた。瞬時加速で此方に突っ込んでくる姿はあまりにスローで。
今に想えば既に遅すぎて、今に想えば必然に訪れることだったのかも知れない。闇と光が同一されているように、やはり世界には一夏のような人は必ずいる。別にホモが悪いって訳じゃ無い。ホモは悪では無い。だが、ホモであろうと恋愛関係と言う過程を忘れちゃ駄目なんだ。それを忘れてしまったらホモはホモとして扱われない。悪と正義が同一されているように、気持ちを抑えられない部分があるのかも知れない。
でも、やっぱり過程を忘れちゃ駄目なんだ。それをしてしまったら。君はホモとは呼ばれない。なんて呼ばれると想う。
――――ズキュュュュュュュュュュュュュュュュュンンンッッッ!!
“野獣と呼ばれるのさ”
「「「「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!?」」」」
俺の頭上で幸せの鐘が鳴り響く。
◆◆◆
暗闇に紛れながら彼は愛銃の感触を確かめて、目の前の扉を睨む。此処までの道はかなり長かった、そして苦痛でもあった。だが、怨みを糧に何度でも立ち上がり刃を向けてきたのだ。
「それがお前のアイツと闘う理由か」
そんな青年に隣で共に歩む少女は何でも無い風に呟いた。確かに他人にすればどうでも良いことかも知れない。だが、彼にとっては一生消えない傷になってしまったのだ。他人が理解出来ない痛み。彼は冗談なら許せたかもなと笑う。だがと言葉を続けた。
「舌を……ふむ。熱烈だな。五分間もか」
冗談で許せないだろうと彼は笑う。少女は小さく頷き同意を返すと目の前の扉を見つめた。行かないのかと彼は言う。
「引き返すなら、今だ」
引き返さないさと彼は言う。扉を手にかけ、愛する妻から預かったネックレスを握り締めると、扉を開け放った。眩い日差しと共に中にいる女性が深い深い笑みを浮かべ、此方を見つめた。横にあるテレビには八時の踊りを踊るビデオ。相変わらずだとほくそ笑み、彼は女性を見つめ返す。
「貴方の目的は?」
女性は彼に問う。彼は言う。
「――――一夏への復讐だ」
武川結城。
THE ENDッッッ!!
此処までご愛読頂いたホモの皆さん、ありがとうございます。一夏君はちゃんと結城に想いを伝えられたエンディング。皆様の期待した通りに書けたかと思います。ぺこり。
さて、私の唯一の心残りは最後のキスシーン。さすがに書いててR18になったので誤魔化しました。皆様のご想像にお任せします。流石に四回目の非公開は消されます。
では、また次回作にてお会いしましょう。といってもネタが無いからこんなの書いてみたいな感想貰えたら短編で書きます。ネタ下さい。
マジで最終話だよ。次話はif話だからね。