神無月家―――西洋でいうところのカルト思想に染まり、何百年もの永きに亘り研鑽を続けてきた日本の呪術師一族のことである。
その一族がある日、とある秘儀を敢行した。
秘儀の名を―――『まつろわぬ神』招来の儀式という。
これはその果てに誕生した、現代に生きる八人目のカンピオーネの物語である。
その一族がある日、とある秘儀を敢行した。
秘儀の名を―――『まつろわぬ神』招来の儀式という。
これはその果てに誕生した、現代に生きる八人目のカンピオーネの物語である。
第一章 | |
序 二度目の依頼 | |
一話 邂逅の調べ | |
二話 兄と妹 | |
三話 月下の戦い 上 | |
三話 月下の戦い 下 | |
四話 白き巫女姫と黒王子 | |
五話 密会 | |
六話 分かれた枝の浅瀬 | |
七話 魔女たちの戦い | |
八話 浅瀬の一騎打ち | |
九話 紅い死 | |
十話 後悔 | |
十一話 覚悟を刃に変えて | |
十二話 まつろわぬクー・フリン | |
終 獣たちの謝肉祭 | |
第二章 | |
序 不幸&幸福 | |
一話 幸運な一人&不幸な二人 | |
二話 魔王相打つ | |
三話 やはり彼は幸運だった | |
四話 ギリシアの神々と日本の魔王たち | |
五話 収束する逆縁 | |
六話 勇者推参 | |
七話 王と騎士 | |
八話 地中海の女神 | |
終 懲りない愚者たち |