童話?と英雄記?に変態が介入するようです   作:鳩神

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ごめんなさい

盛大に予告詐欺しました

今回はブリーフィング回です

ではでは本編に


第五話~赤白戦争中盤

〜自陣〜

 

第一目標は敵陣営に潜入。

 

第二目標は敵大将とのコンタクト。

 

第三目標は対象の防衛。

 

敵陣

・黒のトランプ兵

・白の女王

 

「これが今回の大雑把に纏めた進行予定だ」

シンプルに作戦を書き記し、全員に見せる。

「第一目標をクリアするのに、まわりにいる黒のトランプ?兵隊を何とかし無いといけないのね」

そう、まずは敵の絶対数を減らす必要がある。

「そんな面倒なことをせずに一気に突っ込んじゃだめなんですか?」

「それもまたありだけど、いくら此処にいるのが一人一人一個部隊並の強さを持っていたとしても、流石にあの数を相手取るのは疲れる。だから自軍の兵隊を使い、相手の兵を効率よく減らすことで、作戦の達成率があがる」

全軍突撃なんて愚の骨頂だ。

「あちらの軍隊配列はチャシャのおかげでわかったけど、敵軍師の実力は?」

「あちらの軍隊は全て白が管理してるよ、前回の戦争から考えると、基本は守りの姿勢で、攻撃してくることもあるけど挑発程度、攻撃してくるのを迎撃する感じかな、徐々に兵力を削って行って一気に攻めてくる感じだね、今回の兵の配置もそんな形になってるよ」

成程、ならばその守りを崩せる切っ掛けがあればいいのか。

ということは敵のテリトリーの前でスタンバイして、敵を錯乱させてから一気に突撃するのがベストか。

「それなら俺が爆薬を作って、それをチャシャがばら撒き、合図と共に爆破する、なんて作戦はどうかな?」

「ふむ、奇襲か・・・なら奇襲部隊と本部隊に分けて一気に叩くってことかい?」

「いや奇襲は初戦を取るのが目的で、本戦はその後しばらく待つべきかな」

「なんで?一気に叩いたほうが奇襲の効果が一番いいんじゃないか?」

「確かにね、でも今回の目的は女王同士を合わせることだ、なら初戦で伏兵の粗方を潰して、本部隊同士をぶつけながら遊撃部隊(スカッド)としてここの陣で女王を直接叩きに行く」

まあこんなところが今回考えてきた作戦かな。

一応、保険もかけておくけど。

「そういえば、なんで昔赤と白で戦争したの?」

「あ〜、あの頃は私も若かったのよ」

いやいや、今でも充分若いですよ。

「昔ねぇ、赤以外の色が許せなかったときがあったのよ。その時、全国民の服の色と家屋の色を赤に染めあげようとした事があってね。赤に染まらないならお前の血で染めてやる!、なんて言ってたっけなぁ。懐かしいことだよ」

もう常識に縛られることがこの世界では間違ってるのだね!

どこぞの2Pカラー巫女ならやっていけそうだ。

・・・こんな王達でよく成り立ってるな、この国。

これがワンダーランド補正か。

「凄いね・・・、なんかもう色々価値観が壊れたよ」

「そんなことよりこれで作戦会議は、終わりかい?」

「そんなことか?あと一つ、これは保険なんだけど・・・」

戦争が始まる様です。

 

 

 

フィールド

 

敵陣営と自陣営の間には林及び森がある

 

さらにその中心部には川があり、丁度真ん中の位置にある

 

敵陣営は丘の上にあり、単騎で行くとなるとすぐに気づかれてしまう

 

基本は先程の作戦に準じて進行する

 

以上

 

追記、三日月うさぎは森の中にある最も高い木に登っておくこと

 

 




作戦練るのって楽しいですよね

書くのが楽しかったです

それと今回のストラテジーは是非皆さんも戦略を考えてはいかがでしょうか?

よかったら皆さんの考えも聞きたいです

次こそはバトル回に!

フィールドに関しての質問受け付けます

ではではまた明日!

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