童話?と英雄記?に変態が介入するようです   作:鳩神

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スマホで書くより

パソコンで書いたほうが楽ですね

米くれ~(笑)

なんてね

ではでは本編に!


第四話~赤白戦争前編~

お茶会に入って三日三晩遊び続けた。

 

お茶を飲んだり、寝落ちしたり、なぜかなくならないおかしを食べたり、寝落ちしたり、dorink me! って書かれた薬を飲んで巨大化したり、eat me!って書かれたケーキを食べて縮んだり、エリクサーちょうだいって言ってくるチューリップ?にアセチルサリチル酸(アスピリン)をあげたり、そしたら魔法薬くれたり。

 

まぁなんていうか・・・。

 

楽しかったね。

 

ワンダーランドに行ったらやりたいことのすべてはやったのではないかな?

 

まぁ俺はたのしかったけれど・・・

 

「あはは~ちょうちょ~」

 

・・・アリサがこわれたね。

 

SAN値直送だね。

 

まぁ後でアンモニアでも嗅がして起こすか。

 

ここまでが今まで三日分くらいの回想かな。

 

 

 

「そう言えば、そろそろ女王の城に戻っても平気かな?」

俺はお菓子をほおばりながら言う。

「まぁ、そろそろいいんじゃない?」

どうやら気付け薬が効いたらしく、元通りのアリサ。

「そうですね、ここにいるのも楽しいのですが・・・そろそろ戻らないと」

三日月うさぎにうさ耳をつけられたアリスちゃん。

「おやおや行ってしまうのかい?」

半分寝ぼけたような、イケメンの帽子屋。

「それは残念だ、またいつでも来るといい。ここはいつでもいつまでもお茶会を開いているからね」

にまーと口を広げるチャシャ猫。

と、ここまできて。

「ああ!思い出した!」

アリサがいきなり叫んだ。

この子まだ狂っているのか?

「チャシャ!あなたに協力して欲しいのよ」

「なにをだい?」

「私の憂さ晴らし」

「いろいろ説明してくれるかな?」

にまっとチャシャ猫は笑い、そう言った。

 

説明中・・・

 

「なるほど・・・クーデターねぇ、楽しそうではないか」

帽子屋はカラカラ笑っている。

「確かにそれは私が適任だねぇ」

「じゃあ協力してくれる!?」

「もちろん・・・といいたいところだけど、なにか面倒事が起きるきがしてね」

チャシャ猫はそう言いながら森を見つめている。

すると、森の中からゆっくりと三日月うさぎが出てきた。

三日月うさぎには赤い城が、もう大丈夫かどうかを見てきてもらった。

おちついた動作で椅子に座ると。

「たいへんだ、たいへんだ~」

とお茶を飲みながら言った。

「あなた全然大変そうには見えないわよ?」

「それは別に私が大変なわけじゃないからね」

「じゃあ何が大変なんだい?」

俺がそう言うと。

 

「赤と白の国が戦争するらしいよ」

 

へ~大変だねぇ。

ん?

ちょっと待てよ?

それってまずくね?

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!それって一大事じゃない!」

「そうなのかい?我々にはあまり関係ない気がするけど?」

帽子屋はだるそうな表情でどうでもよさそうに言う。

「それがそうでもないんだなぁ、赤の女王から助っ人たのまれたんだよねぇ」

「貴方達に関係ありまくりじゃない!」

「その戦争の原因は?」

「なんでも白の女王が駄々をこねたせいらしいよ」

駄々かよ!

駄々こねて戦争おきるのかよ!

どんな国だよ!

ワンダーランドか。

「じゃあ行かなきゃならんの?」

「帽子屋はせっかく赤の女王に恩を売れる機会を逃すのかい?」

「成程それは勿体無い、よし行こう」

そんなこんなで戦争に参加するようです。

 

〜赤の城〜

 

「よく来た勇ましき勇者たちよ!」

玉座がある部屋に入ると、そんな声が聞こえた。

「間違えました」

さて、痛い人はほっといて女王に会いに行こう。

「ちょっと待ちなさい!今のは、かりにも一国の王に対して失礼じゃない!?」

「いや、そんな痛いこという人にアリスちゃんを会わせるのは、教育上よくないので」

「ごめんなさい調子乗ってました」

「お詫びにおっぱいを揉ませなさい」

 

ゴッ

 

「そこの馬鹿はほっといて、何故私達に助っ人を頼んだの?」

うう・・・痛い、頭をなでなでしてくれるアリスちゃんまじ天使。

「実は前一度戦争したことがあるの、その時に負けちゃったのだけど・・・負けた理由が白側に貴方達にがついたからなの」

話が見えん。

こいつらはただの狂人じゃないのか?

「帽子屋、表面はへらへらしているけど実質は笑う剣豪(ラッテンソルジャー)と言われるほどの剣豪、日本刀を使えば円卓の騎士にも劣らない程の使い手」

まじでか!?

狂人じゃなければ凄い人なのかよ・・・。

人は見かけによらないな。

「三日月うさぎ、帽子屋と並んで狂人として有名だが、銃の扱いにおいては天下一品、狙撃乱射白兵戦、遠近共に敵なしの乱射狂(トリガーハッピー)

いやキャラが違いすがるでしょ!?

おかしいよねぇ!?なんか間違ってるよねぇ!?

「いやはやそんな大層なもんじゃないさぁ、昔ジークフリートとちょっとグラム取り合ってただけさ」

今、さらっとビッグネームがでてきた希ガス。

「そこにいるのは黒い魔女だよね、また黒魔法の大御所が来たもんだ」

「えっ!?そんなにアリサって凄かったの!?」

「そこでじゃないけど、あなたと会ったときに追いかけてきた奴ら以外に100人くらいいたけど、全部倒したよ?、まぁ魔力が切れて二人殺りそこなったけど」

・・・これからふざけるのも少し自重しよう。

「それで、そこのあなたはどれほど強いの?」

「少なくとも私よりは強いわ」

あまりプレッシャーをかけないでもらえますかねぇ、アリサさん。

「そうだねぇ、じゃあ好きな魔法を俺にかけていいよ」

「そう、これでも魔法はかなり得意よ?」

「遠慮せずにどうぞ」

「じゃあ遠慮せず《水牢(アクアプリズン)》!」

女王が呪文を唱えると周りに水が集まってきた。

まぁなんとなく名前から言って効果はわかるけど。

少しすると完全に俺の周りを水が囲った。

 

(まぁ別に口の中に発生する二酸化炭素を酸素と窒素にかえれば平気だが)

水か・・・

簡単にやるなら水分子間にある水素結合を無くすのが手っ取り早いが・・・。

エタンの分子量は30であり気体だ、水の分子量は18であるにもかかわらず液体だ。

同じ共有結合のぶんしであるのに何故沸点にこうも違いがあるのか?

理由は簡単だ、水は共有結合の他に水素結合という特殊な結合をもっているから。

それならその結合を消してしまえば間単に蒸発できるはず。

(だが、それだけだと芸がないよな・・・)

では他の手段を使おう。

水を取り除く別の方法というと。

脱水剤というものがある。

濃硫酸、ソーダ石灰、塩化カルシウム、五酸化二リン、シリカゲル、無水塩化亜鉛、ってとろか。

この中でいうとシリカゲルが一番安全か。

 

(シリカゲルを大量に生成)

 

すると、あっという間に水が消えた。

 

「いったい何をしたの?わたしのこの術から逃げられた人なんて今までいなかったのだけど」

驚愕しながら女王は言う。

「別にたいしたことじゃない、ただ単に水を取り除いただけだ他にも何通りも手段はあったよ」

「頼もしいけど、こう易々と私の呪文を抜けられと悔しいわね」

「まぁまぁいいじゃないか、ところでアリスちゃんはどうする?」

さすがに戦場に連れ出すわけにはいかないだろう。

「さすがにお留守番ね」

女王がそういうと。

「私は戦えます!私のせいで起きた戦争に私だけのうのうとしてはいられません!」

「そうはいいっても「大丈夫だと思うよ」っえ?」

突然帽子屋が発言してきた。

「この世界にいるのはそれなりに危険だからね、剣の使い方なら僕が教えておいたよ」

「そうだね、私もあらゆる銃の使い方を教えたからたぶん大丈夫だよ」

・・・剣豪と乱射狂に教わったなら大丈夫か。

「でも・・・」

それでもまだ女王はしぶる。

「大丈夫です!もうワイバーンくらいなら一人で狩りました!」

すけぇな。

「・・・ごめんなさい、少し見くびっていたわ。」

「でもひとつ問題があるとしたら、武器がないことくらいじゃないかな?」

「うっ・・・はい」

武器がないのか。

「よかったら俺が作ろうか?」

「優って武器まで作れるの!?」

「俺は一度読んだ本を忘れないんだ、昔武器系統の本を一通り読んでね」

「あなたって本当に何者なの?」

「さぁね、さてアリスちゃんはどんな武器がいいかい?」

鉄原子を構成しながら聞く。

「ナイフが二本、ハルバードが一つ、ショートソードを一本、ハンドガンを二丁、ショットガンを一つお願いします」

「オーケー明日までにはつくっておくよ、それでいつ戦争は始まるのかい?」

「明日の午後よ」

急すぎるな、おい。

 

~次の日~

 

約束どおり少し細工はしたがつくっておいた

「アリスちゃん取り合えずこれがナイフの一本、これはただのナイフだよ。そしてこれがもう一つ、刀身を青酸カリウムでかためておいたから猛毒の剣だよ、扱いには注意して。これがハルバード重力操作をしたから、もっている間は木の棒みたいに軽いけど叩きつける時、象の体重分の重さになってインパクト時にとんでもない衝撃がはしるようにしたよ。あとは三点バーストフルオートショットガンとグロックとイーグルってところかな」

徹夜しただけあってなかなかのものが作れたとおもう。

「ありがとうございます!大切にします!」

幼女の笑顔は素敵だね、武器持ちながらにっこり笑うのもどうかとおもうが。

それにしても、幼女が体格に似合わない武器を持っているのって中々に萌えるね。

「さぁ作戦会議としゃれ込もうじゃぁないか」

帽子屋はそう言いながら、どこからだしたのか、ティーカップにお茶を注いでいる。

「取り敢えず目標は、私を白ちゃんの所に連れて行って。そしたら私が白ちゃんとO・HA・NA・SI☆している間邪魔が入らないようにして」

なるほどそれが達成条件か。

つまり、敵陣に攻め入り、相手の大将の所まで行き、女王バトっている間守ればいいのか。

難易度が高いな、だがこれからやる国落としの予行演習だとおもえばいいか。

「やっと帰ってこれた」

どこからともなくチャシャが現れた。

「どこ行ってたのチャシャ?」

「そこの猫使いの荒い女王様に頼まれてたことをしてきたのさ、はいこれ」

チャシャは首輪の間に挟んであった紙を女王に渡す。

「よくやったわ、これで相手の陣地が丸分かりね」

ハイレベルな偵察兵に一流狙撃士、最強のゲリラ兵ってそりゃ勝てないわな。

 

さぁゲームスタートだ

 




疲れた長かった・・・

後半戦もがんばろっと

次回はバトル!

ではでは明日

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