『αナンバーズ』
【組織・団体】
旧SDFロンド・ベル隊を母体に、地球圏(最終的には全銀河規模)の特記戦力を一つに集めたトンでも部隊。
非営利団体であり、宇宙規模のお人好し集団。神が泣いて土下座し、悪魔が裸足で逃げ出す究極最強の機動部隊である。
特筆すべきはその絶大な戦力だけではなく、現銀河連邦政府を構成する惑星国家の指導者、王族が多数所属していたこと。善良で有能な彼らの不断の努力が、今日の銀河の平和を形作っていると言っていいだろう。
銀河大戦後は解散、メンバーはそれぞれの場所に帰っていったが、宇宙の危機的な事件とあれば続々と集結してくる。
最近の集合は、「ギャラクシーの反乱」によるヴァジュラの大規模襲撃時。銀河各所で元メンバー等が一斉決起、ヴァジュラ・クイーンをフルボッコにした。
『BF団』
【組織・団体】
ビッグ・ファイアことバビル及び、その後を継いだバビル二世の率いる秘密結社。
初代ビッグ・ファイア時代は世界各地で悪事を働いていたが、現在はボスの意向で正義の秘密結社となっている。
地球、バベルの塔を拠点に、銀河全体を股に掛けて活動中。平和を乱す悪党を懲らしめて回っている。
また、現在は少数精鋭で、A級以下のエージェントをもっていない。
マオ社から提供されたゲシュペンストシリーズ及びヒュッケバインシリーズ、秘密工場で生産したリオンシリーズ、ヴァルシオンシリーズが主力兵器。
『アキレス』
【人物?】
バビルに従うみっつのしもべ。護衛師団のひとつ。
戦の神の名を持つ黒い大豹。スライム状の不定形生命体であり変身能力を持ち、潜入・調査に長ける。また、BF団のエージェント、コ・エンシャクの正体であり、戦闘力は高い。
普段はイングらの身の回りの世話や護衛を務め、時には専用のマシンアニマリートに搭乗して主とともに戦う。
『秋津マサト』
【人物】
元αナンバーズのメンバー。
中学・高校卒業後、美久と静かに暮らしていたが、銀河連邦政府からの半ば強引な勧誘などを受ける。そんな世俗の柵が煩わしく思え、マサキのようになりかけていると自覚し、気心の知れたイングやある意味恩師のビアンを頼り、BF団に加わった。
現在はビアン率いる科学班の一人として、天才的頭脳を遺憾なく発揮している。しかし、いざとなれば烈のグレートゼオライマーで戦うことも辞さない。
なお、十傑集でないのは本人の意向とイングの決定によるもの。イング曰く「マサキならともかく、マサトじゃインパクトが足りない」。
『紅髪の姉妹』
【人物】
ルナマリア・ホークとメイリン・ホークのこと。
戦艦ミネルバ所属の元プラント国防軍の兵士で、紛争後にヘッドハンティングされて姉妹でBF団に加入する。
どうやら気になる男の子(姉妹で違う)と一緒にいたいから入団した模様。
姉、ルナマリアはアカデミーの次席(本来の主席が不在なため)で、インパルスガンダム二号機を任されていた。なんやかんやあってシン(後述)が気になっているらしい。
妹、メイリンはスティング(後述)といい仲。
なお、メイリンの主な職務はオペレーター業であり、特に戦闘力があるわけでもないが便宜上A級エージェントに数えられている。
『赤く長い髪を首のあたりで結った女性』
【人物】
マリーダ・クルスのこと。またの名をプル・トゥエルブ。
エルピー・プルのクローンの一人。バルマー戦役時、当時のロンド・ベルと戦い撃墜されるも生き残る。
BF団に回収され、エージェントとして密かに養育、主にジオン系の組織に対しての潜入工作員として活動していた。
ミネバ誘拐から始まった「ラプラス事件」では、ミネバの身辺警護をしつつ事態の収拾に尽力。最終決戦では、BF団が奪取したユニコーンガンダム三号機フェネクスで参加して奮戦するものの、機体を大破させ大怪我を負った。
なお事件中、銀河連邦軍地球駐留軍に拘束され、再強化されかけるもセレーナとルネにより無事解放されている。
そのためか、二人を慕っている模様。
木星にいる姉二人との仲も良好。量子通信で頻繁に連絡を取り合っている。
『アホ毛の女の子』
【人物・機動兵器】
第六世代型恒星間航行決戦兵器バスターマシン七号のこと。またの名をノノ。
かつての所属は、銀河連邦宇宙軍太陽系直掩部隊直属。
現在の所属は、BF団新十傑集。
アカシックレコードのコントロール下を離れ、見境なく破壊を繰り返す宇宙怪獣を銀河から完全に駆逐することを目的に開発された。
特に記憶喪失になることもなく、銀河連邦軍の一員として宇宙怪獣駆逐の任務を遂行する。
銀河大戦の英雄、タカヤ・ノリコを「お姉様」として慕っており、彼女が操るグレートガンバスターとともに《イナズマダブルキック》をエグゼリオ変動重力源にぶち込んだ。
事件後はその強力すぎる性能を問題視され、去就が取り出される。結果、素性の確か?なイングが面倒を見ることとなり、BF団に迎え入れられた。
なお、エグゼリオ変動重力源の特異点はエグゼクスバイン・メヴィウスインフィニティにより完膚なきまでに無効化されている。
『紅目の少年』
【人物】
シン・アスカのこと。
家族旅行で訪れたプラントでテロに巻き込まれ、偶然最新鋭のMS「インパルスガンダム」二号機に乗ってしまう。
成りゆきで、旧ザラ派ザフト脱走兵によるユニウスセブン落とし未遂事件「ブレイク・ザ・ワールド」を経験、それを皮切りにした紛争を戦い抜く。
事件後は、仲間たちとともにBF団に参加した。
美少女二人とブラコンな妹に囲まれるモテ男。「ハーレム野郎三号」。
なお、家族は皆生存しており、家族仲も良好である。
『アーマラ・バートン』
【人物】
本作メインヒロイン。
桃色の髪のクールビューティー。おでこかわいい。
その正体はユーゼス・ゴッツォにより産み出されたバルシェムの一人。便宜上、ヴェート(二番)の名を与えられているが、実際の順番は不明である。
また、メタ的な視点においては「ロストチルドレン」のヒロイン、ジュラの代役に当たる。
元ティターンズのPTパイロットで、イージス事件ではイングと激闘を繰り広げた。
和解した後は終始彼のパートナーとして銀河大戦の最前線を戦い抜き、終戦へと導いた立役者の一人。
冷静を絵に描いたような性格で皮肉屋、ニヒリスト。また自信家だが、生い立ち(偽りとはいえ)によるものか、密かにメンタル面が弱かったりする。
恋愛に関してはやや奥手で、イング曰く「ツンデレではなくクーデレ」。恋人関係になったイングとは、なんだかんだでラブラブ。恥ずかしいセリフにも照れずに余裕を持って返せるようになった模様。
正規の訓練を受けた歴とした兵士であり、またバルシェムとあって機動兵器のパイロットとしての適性は高く、身体能力も常人を遙かに凌ぐ。一方、念能力の資質は低く、かつては「出来損ないの念動力者」とさげすまれていたが、イングと深い領域で念を共有したためか、銀河大戦後は準サイコドライバーレベルの強念といくつかの超能力を得ている。
馬鹿でかいマグナム銃を軽々操る姿から、付いたあだ名は『レディ・マグナム』。コールサインもそれに因んで『マグナム2』と誇称される(本編未使用)。
あまり社交的な方ではないが、ラクス・クラインとは親友同士の間柄。また、テレサ・テスタロッサとも仲がいい。
趣味は模型制作。イングを凌ぐプロモデラー級の腕前の持ち主である。
なお、髪の色は染めているのではなく遺伝子調整による後天的なもの。イングラムらとの関係を隠すための偽装である。
搭乗機体は、ガリルナガン、ビルトファルケン・タイプL、エグゼクスバイン・メヴィウスなど。
精神コマンド【加速 集中 努力 直感 直撃 魂
※OG2ndでの彼女とほぼ同じラインナップ。「加速」、「直撃」、「努力」により小隊を組んだ
小隊長能力 『最終命中率+20%、受ける最終ダメージ-10%』
※OGでのエースボーナス。可もなく不可もなく。一方……。
固有エースボーナス 『気力160以上で自軍フェイズ開始時に精神コマンド「覚醒」がかかる』
※アルテウルこと、創造主ユーゼスと共通のボーナス。デフォルトでは発動できないが、メヴィウスに同乗すると猛威を振るう。
『アラド・バランガ』
【人物】
元αナンバーズのメンバー。
αナンバーズの一員として封印戦争、銀河大戦を戦い抜く。その後は兄貴分のイングを頼ってBF団の一員に。
スクール時代の仲間との再会を果たし、現在は女子四人に囲まれて生活している。「ハーレム野郎一号」とはイング談。
旧式化した愛機ビルトビルガーに代わり、現在は専用の量産型ゲシュペンストMkーII改・改を乗機とする。
六年経って腕を上げ、エースというよりはベテラン的な戦いをするようになった。しかし、突撃癖は相変わらず。
『アスラ・システム』
【設定・特殊能力】
エグゼクスバイン・メヴィウスに搭載された、新世代型マン・マシン・インターフェイスのこと。
念動力研究の第一人者、ケンゾウ・コバヤシ博士主導により開発された究極のTーLINKシステム。ネーミングは拝火教の神、アフラ・マズダより。
搭乗者二名以上の念をGストーンを介して安定的に同調・増幅させ、フルTーLINKフレームに余すことなく伝えることで機動兵器を真の意味で人機一体とする。また、ラプラスデモンコンピュータによる因果律の観測及び、アカシックレコードへの円滑なアクセスを可能とする一種の「クロスゲート・パラダイム・システム」。
TーLINKシステム及びウラヌスシステムの方向性、機械により強制的に念を引き出すことを完全に捨て去り、サイコドライバーの絶大な念を完全に受け止めることを第一に設計されている。
事実上、イングとアーマラ、イルイ専用のマン・マシン・インターフェイスである。
アスラ・システム
気力130以上で発動
各搭乗パイロットの最も高い数値の能力値を参照し、特殊技能の効果を全員に及ぼす。また技能Lvを合算する。このとき、特殊技能の限界Lvは無効化される
さらに、小隊長能力および固有エースボーナスが同時に発動する
※ぶっちゃけエレメントシステムの上位互換。つまり、イング念動力Lv9+アーマラ念動力Lv6=Lv15(!)。サイコドライバーが発動すると、アーマラもその恩恵を受けることに。単純にスキルの育成枠が増えたとも考えられる。
『アッシュ』
【機動兵器】
型式番号PTXーEXH、正式名称「エクスバイン・アッシュ」。
凶鳥の眷属。灰から甦った新たな剣。
BF団の襲撃により破壊されたブラックホールエンジン搭載型ヒュッケバインMkーIIIの心臓部をベースに、エクスバイン、ヒュッケバインMkーIIのパーツを組み合わせて完成された。
急造機だが、優秀なベース機のスペックにより最新鋭(当時)のPTに相応しい性能を秘める。イング専用機として近接戦闘、特に剣戟戦向けに調整されており、彼との相性は抜群。
後に、成長するイングの念に追従できなくなっため、TーLINKフレームやGSライド、ラ・ギアスで入手したラプラスデモンタイプコンピュータとゾル・オリハルコニウムを用いてアッシュ改にアップデートされている。
ビルトファルケン・タイプLとの合体乱舞攻撃《ストライク・デッド・エンド》は強力無比。
イングの愛機としてバルマー戦役から封印戦争中盤までを戦い抜くが、ズール皇帝により破壊、エグゼクスバインに進化する。
主武装は《TーLINKセイバー》、《グラビトン・ライフル》など。
必殺技は《極大念動破斬剣》、《念動破斬剣・光刃閃》、《ストライク・デッド・エンド》。
『イルイ・ガンエデン・ウィンチェスター』
【人物】
本作サブヒロインその1。
金髪ツインテの(元)ロリっ子。地球圏最強クラスのサイコドライバーにして、元ナシム・ガンエデンのマシアフ。
封印戦争時、ガンエデンの代行者としてαナンバーズと接触、激闘の末、彼らによって役目から解放された。
銀河大戦では同居させていたナシムの導きによってアポカリュプシスを乗り越え、ファースト・サイコドライバーの魂の救済に多大な貢献をした。
銀河大戦以後もその強念を保持し、地球と銀河の平和のために力を振るっている。
ファースト・サイコドライバー、ナシムの遺伝子を色濃く受け継ぐ存在で、バビルのクローンであるイングとは兄妹に近い関係。
銀河大戦後、正式?にイングの妹としてウィンチェスターの姓を名乗っている。ガンエデンを残しているのは、ナシムに対しても相当の思い入れがあるから。
立派なブラコンであり、「お兄ちゃん大好きっ」と公言してはばからない。また、アーマラにも大変なついており、こちらも「お姉ちゃん」と呼ぶようになった。
二人に倣って「ガイア3」のコールサインを用いる。由来はバーストとかグレートになる黄龍から。
イングの影響を多大に受け、アニメ・特撮に一家言持つように。現在はどちらかというと魔法少女系アニメが好きらしい。
某超銀河シンデレラの熱烈なファン。
αナンバーズ非戦闘員系年少組と仲が良く、一時期部隊に滞在していたミネバ・ラオ・ザビとは親友同士。『ラプラス事件』の際には、陣頭に立って事件解決に奔走した。
なお、当時はミネバを妹分扱いしていたが、実際の見た目は同い年くらいである。
搭乗機体は、《ナシム・ガンエデン》、《エグゼクスバイン・メヴィウス》、《黄龍皇》など。
精神コマンド【愛 感応 信頼 祝福 激励 期待
※第二次α時のものと同様。消費SPも同じであるため、「愛」「期待」で悪用が可能。
小隊長能力 『マップ兵器無効』
※同上。
固有エースボーナス 『気力160以上で自軍フェイズ開始時に精神コマンド「絆」を使う』
※サイコドライバーの力の現れ。一度ではなく毎ターン発動するので、こうなればもう負ける気がしない。
『イング・ウィンチェスター』
【人物】
本作ヒーロー。
スパロボ宇宙を観測できる上位次元からやってきたトリッパー。マシンナリー・チルドレン、イーグレット・イングの身体に憑依した。
その正体はファースト・サイコドライバー、バビルの同位体でありクローン。ビッグ・ファイアの名を継ぐバビル二世。
本名、山野浩一。サイコドライバーモード時に髪が紅く染まるのは、彼が“バビル二世”だからである。
名実ともに銀河最強の
上位世界の存在である彼の前に不可能はなく、万物全てが膝を突く。
性格は基本的に楽天家のお調子者、年長者には畏まるなど常識的な面も。(た正義感に篤いタイプで、邪悪に対しては存在を許さない。ただし、ある程度の必要悪についても理解を示し、許容している模様で「邪悪じゃない奴は殺さない」と公言し、実行している。
年相応にスケベでおっぱい星人。一時期クスハに横恋慕していたり、シーラ姫に熱を上げていたりなど、わりとミーハー。最終的には相方と呼ぶアーマラと恋人関係になる。
マシンナリー・チルドレンとして植え付けられた知識と、バビルのクローンとして彼の能力の全てを受け継いでおり、機動兵器のパイロットとして破格の才能を持つ。
また、凡そあらゆる超能力を使いこなすサイコドライバーであるため、生身での戦闘力も極めて高い。光子を念動力により刀剣状に束ねた「ライトセイバー」を主武装に戦い、強敵に相手には紅いマフラーを靡かせる黒い異形の騎士に
国際警察機構時代の
趣味は模型制作。自分で複雑な設計図を引けるのは、マシンナリー・チルドレンの能力が所以。
アニメ・特撮番組の愛好家で、特に特撮ヒーローをこよなく愛するヒーローオタク。好きなヒーローはレッド全般。
極度の甘党で、味覚音痴。ただし、レシピ通りに作るので料理は人並みにできる。
αナンバーズ古参メンバーの一人であり、同じく古参の兜甲児、カミーユ・ビダンとは本人曰くダチ。また、リョウト・ヒカワ、リュウセイ・ダテ、マサキ・アンドーの三人とよく連む。
交流関係は広く、様々な場所から集まったαナンバーズの全メンバーと何らかの面識・交流を持つなど、隊の象徴的存在である。
搭乗機体は、《エクスバイン》、《アッシュ》、《エグゼクスバイン》、《エグゼクスバイン・メヴィウス》など。
精神コマンド【集中 直感 気合 熱血 覚醒 奇跡
※どちらかといえばスーパー系寄りの構成。直接戦闘での隙はほぼないが、補助系・経験値アップ系のコマンドを持たないため、サポートは必須か。どんな状況でも最後に修得する「奇跡」は、彼のサイコドライバーの力を象徴している。
小隊長能力 『移動力+1、念動力系武装の最終ダメージ+10%』
※無難に強力。「加速」がないイングには必須の効果。また、最終後継機は念動力系の武装を多く持つのでさらなる真価を発揮する。
固有エースボーナス 『精神コマンド「奇跡」のSP消費が80から40になる』
※バランス崩壊の必至の効果。集中力、サイコドライバーと重複するため、ますます手が着けられなくなる。40なのは過去作のオマージュ。
『エクス』
【人物】
本作サブヒロインその2。
アッシュ改のGストーンに偶発的に生まれた超AIの名前及び、イング作のマスコットロボのこと。
アッシュ改、エグゼクスバインの意志でありそのものとも言える存在。
人格のベースは中学生ほどの少女と思われ、ときおり古風な表現をする。決めゼリフは「わたし、堪忍袋の尾が切れました!」。
とある無限の楽園にいる妖精姫とよく似た声をしており、お約束的に歌が得意。イングがアカシックレコードからダウンロードしてきた歌詞を記録して、しょっちゅう歌っている。
基本的に温厚穏和な性格だが、イングが自分以外の機体に乗ると激しく嫉妬する。ヒュッケバイン系列の機体ならギリギリセーフとのこと。
最近は、人型の擬体を作ってもらおうか本気で悩んでいたりする。
イルイとは種族を越えた親友同士で、よく抱き抱えられている。また光竜闇竜姉妹と仲がよく、フェイ・イェンHDとも気が合う模様。
本体がエグゼクスバイン・メヴィウスに移されたのと同時に外装を一部変更、本人曰く「すーぱーしるえっと」にパワーアップ?した。
精神コマンド【応援 不屈 鉄壁 幸運 ド根性 勇気(パワーアップ後、愛に変更
※サポート、防御に特化。イング、アーマラの持っていない精神コマンドで二人を献身的に支える。
『エクスバイン』
【機動兵器】
形式番号PTXーEX。
大破したヒュッケバインEXに、先行試作されたヒュッケバインMkーIIIのパーツ、武装を組み合わせて建造された改造機。
改造にあたり、TーLINKシステムを搭載されたことにより十分な追従性・操作性を獲得。テスラ・ドライブによる高い機動性と空戦能力、さらに当時としては最新鋭の防御システム「グラビティ・テリトリー」が試験的に導入されており、高いサバイバリティを誇る。
バルマー戦役中盤、上海は梁山泊で龍王機により破壊された後、エクスバイン・アッシュに生まれ変わる。
また、銀河大戦時にはブラックホールエンジンを採用した上で再生産され、リン・マオ専用機として参戦している。
主な武装は、《フォトン・ライフル》、《ファング・スラッシャー》など。
『エグゼクスバイン』
【機動兵器】
形式番号PTXーDEX。
冥府から甦った六番目の凶鳥。MkーX。
リョウト・ヒカワの原案を、ロバート・A・オオミヤとカーク・ハミルの両名がブラッシュアップして完成させた、史上初のスーパー・パーソナルトルーパー。
アッシュの機体をベースに設計されたため互換性があり、月面決戦では念動力でパーツを呼び出して戦場で直接換装している。
TーLINKフレームによる高い追従性と強念を引き出し増幅する特異性。GSライド、ブラックホールエンジン、トロニウム・レヴの三つの動力源による絶大なパワー。アッシュから受け継いだ《TーLINKセイバー》《ストライク・シールド》のみならず、攻防一体の超念動フィールドと全身に備えた《TーLINKスライダー》、ヒュッケバインシリーズ伝統の重力兵器《ブラックホールバスターキャノン》を持つ。
MkーIIIのコンセプトを受け継ぎ、PTサイズのSRXと呼ぶに相応しい凄まじい性能を誇る。
また、ビッグ・ファイアとの決戦では《スライダー》のコネクタ部から強念の刃を発生させ、超高速ですれ違いざまに切り裂く戦法を披露した。
このイレギュラーな状態を「エクストリーム・フェーズ」と呼び、後の調整で機体が余剰エネルギーの発散で紅く発色するようになる。
ヒュッケバインMkーIVとの合体攻撃《ダブル・エクストリーム》は、強烈な同時キック攻撃である。
主な武装は、《TーLINKスライダー》、《TーLINKセイバー》、《ブラックホールバスターキャノン》。
必殺技は、《TーLINKレボリューター》、《エクストリームフェーズ》、《ストライク・デッド・エンド》、《ダブル・エクストリーム》。
『エグゼクスバイン・メヴィウス』
【機動兵器】
形式番号SRTXー00DEX。
八番目の凶鳥にして無限の名を冠した救世の担い手、不死鳥の勇者。全銀河の英知を結集して生み出された究極のスーパー・パーソナルトルーパー。
次世代のガンエデンと呼べる存在で、ビアン・ゾルダーク指揮の下、銀河を代表する科学者たちが一堂に会して建造した対アポカリュプシス決戦兵器である。
別名「一人スーパーヒーロータイム」。
バベルの塔にて極秘裏に建造され、大破したエグゼクスバインのコクピットの一部、TーLINKフレーム、トロニウム・レヴなどを移植されて誕生した。
全身をTーLINKフレーム化した「
――など、画期的かつ規格外の超技術が大量にかつ野放図に投入されている。
ヒュッケバインMkーIのアーリーカラーに、エクスバイン譲りのゴーグル、HIIフレーム上を走るエネルギーラインや頭部デザインなどはガリルナガンを意識させる。その姿はまさしく、イングとアーマラ――“サイコドライバーズ”の乗機に相応しい凶鳥の集大成である。
単体でも優秀すぎる性能を持つPTだが、支援メカ「マシンアニマリート」と合体することでさらなる真価を発揮する。
主な武装は、《フォトン・バルカン》、《ロシュダガー》、《ハイ・グラビトン・ライフル》。
必殺技は、《TーLINKナックル》。
『エグゼクスバイン・メヴィウスR』
【機動兵器】
形式番号SRTXー00DEX/R。
《エグゼクスバイン・メヴィウス》が《MAアキレス》とフォームアップした形態。
主なモチーフは「仮面ライダー(ディケイド以降の平成二期)」及び、「ヴァイサーガ」、「ツヴァイザーゲイン」、「アシュクリーフ」などの非主流派バンプレストオリジナル。
アッシュに酷似した姿をしており、全身をMAアキレスのヒヒイロカネの増加装甲が覆う。背中には攻防一体の紅いマント、「メタル・クローク」を備える。
陸上戦闘を得意とするオールマイティーな形態であり、走行速度は真・ゲッター2と同等の亜光速。タキオン粒子から生成した《TーLINKセイバーver2》による、超高速剣撃を主な戦闘手段とする。
また、「メタル・クローク」を散布・変化させることで実体を持つ分身を作り出したり、《TーLINKスプラッシュ》、《ファイナル・ストライク・エンド》などの必殺技に用いる。
主な武装は、《ハイ・グラビトン・ライフル》、《ロシュ・ダガー》、《ストライクシールド》、《TーLINKセイバーver2》など。
必殺技は、《TーLINKスプラッシュ》、《リボルスパーク》、《ファイナル・ストライク・エンド》、《光刃閃・極》、《エグゼクスダイナミック》(本編未使用)、《ダブル・エクストリーム》(本編未使用)。
『エグゼクスバイン・メヴィウスG』
【機動兵器】
形式番号SRTXー00DEX/G。
エグゼクスバイン・メヴィウスがMAガルーダとフォームアップした形態。
主なモチーフは、「エクストリームガンダムEXAフェース」と歴代ガンダム及び、各リアル系ロボットと魔装機、「ヒュッケバイン・ガンナー」。
MAガルーダ由来の巨大な翼が目を惹くトリコロールカラーの機動兵器。
全身各所に無数の火器と念動誘導兵器を備えた空飛ぶ兵器庫であり、その最大火力は圧倒的。下手な物量差をものともしない。
空中戦に秀でた形態であり、最高速度や巡航距離は三形態のうちで最も優れる。一対多数の戦闘を念頭に置かれている反面、一対一のガチンコは苦手。また、防衛戦についても不得意。
ラ・ギアスの魔術・錬金術の影響を最も受けた形態でもある。
未使用の武装として、《ツイン・タキオン・ライフル》を胸部に接続して超重力波を放ち拘束した後、圧壊・粉砕する《アキシオン・ディザスター》。サイバードに騎乗し、光を纏って突撃する《アカシック・レイ・ウィング》がある。
主な武装は、《ツイン・タキオン・ライフル》、《カロリック・クラスター・ミサイル》、《TーLINKスライダー》、《タオー・ステイル》、《ハイパー・サテライトキャノン》、《フェルミオン・ブラスター》など多数。
必殺技は、《オペレィション・ビクトリー》、《アキシオン・ディザスター》(本編未使用)、《アカシック・レイ・ウィング》(本編未使用)。
『エグゼクスバイン・メヴィウスU』
【機動兵器】
形式番号SRTXー00DEX/U。
エグゼクスバイン・メヴィウスがMAネプチューンとフォームアップした形態。
主なモチーフは、「ウルトラマンゼロ」及び「ウルトラマンギンガ」、「エクスカイザー」、「グルンガスト」と「ヒュッケバイン・ボクサー」。
全長四九メートル。MAネプチューンとエグゼクスバイン・メヴィウスが「天動合体」することによって誕生するスーパーロボット。頭部に水晶の角飾り、赤と青、そして銀色のボディを持つ。
三形態の内、最も打撃力と防御力に優れた形態である反面、機動性にはやや劣る良くも悪くもスーパーロボットらしいスーパーロボット。しかし、VG合金をも超えるヒヒイロカネの柔軟性により、人体とほぼ同等の可動域を獲得しているため、ダイナミックによく動く。
オウル・レヴのプラズマスパークのエネルギーを最も引き出すことが可能で、攻撃のみならず「オーロラ・エフェクト」による絶対じみた防御効果を発揮する。
胸部の「エナジーコア」は残りの戦闘時間を示すランプ、ではなく、プラズマスパークのエネルギーが込められたヒヒイロカネの結晶である。
ガチガチのスーパーロボットであるためか、この形態のときのイングはテンションが上がる模様。最大攻撃《スペリオルフラッシュ》は星をも砕く。
なお、MAネプチューンと合体しているため水中戦が得意だが、おまけのようなもの。
主な武装は、《バニシングマグナム》、《コスモ・スラッガー》(本編未使用)、《光量子ビーム》(本編未使用)、《天地神明剣》など。
必殺技は、《ウルティメイトバニッシャー》、《ビッグバンスマッシュ》、《スパイラルマグナム》(本編未使用)、《プラズマスパークラッシュ》(本編未使用)、《バーニングダイナマイト》(自爆技。本編未使用)、《スペリオルフラッシュ》、《超級念動拳》など。
『エグゼクスバイン・メヴィウスインフィニティ』
【機動兵器・神】
生命賛歌「GONG」と銀河中の人々の祈りを受けたエグゼクスバイン・メヴィウスに、みっつのしもべと二柱のガンエデン、そして三人のファースト・サイコドライバーの魂が融合して生まれた
主なモチーフは、「ウルトラマンサーガ」と「ウルトラマンノア」、「ウルトラマンメビウスインフィニティー」、「仮面ライダーウィザードインフィニティドラゴンゴールド」と「仮面ライダーBLACKRX」、「スペリオルカイザーZ」と「ファイナルフォーミュラー」、「無限プリキュア」他。
人呼んで「一人スーパーヒーロータイム超劇場版」。
イングの思う「おれのかんがえたきゅうきょくのひーろー」を形にしており、もはや何でもありのチートを超えた
まさしく一機超神・至高天。
例を挙げると、進化による宇宙の終焉なんてへっちゃらだし、エントロピーの増大による宇宙の寿命も片手間でなかったことになる。BETA?珪素生命体?相手にならない。
イングの生誕世界(つまり、我々の世界に極めて近い世界)から観測できる下位世界においては無敵。ルール無用、問答無用で無敵。そうでなくてもだいたい無敵。つまるところ敵なし。
すなわち「負ける気がしない」。
なお、銀河大戦後、バベルらの魂は因果地平の彼方に消えたものの、イルイがエグゼクスバイン・メヴィウスに同乗してガンエデンの力をアカシックレコードから喚起すれば、わりといつでも変身可能である。バベルたちは未来とイングたちのために、TーLINKフレームに力を遺していったらしい。
ただし、何でありすぎるのでイング自身が使用に制限をかけている。「全知全能の存在が積極的に力を貸せば、ヒトは簡単に堕落する」とのこと。
なお、究極最大攻撃《アークインパルス//000》の威力は∞(!)+即死判定(!!)。問答無用のカンストダメージとフルブロックすら貫通して必中する特殊効果で相手は死ぬ。もとい、因果地平送り。
GONGが銀河に流れ、人々の協力がなければ放てない特別な攻撃なのが幸いである。
『エ・テメン・アン・キ』
【機動兵器・戦艦】
全長約一五〇〇メートル。正式名称「第八世代型次元航行艦エ・テメン・アン・キ」。
新生BF団の拠点であり要塞、そして助けを求める者のもとへとたどり着くための方舟である。
バビルの遺した超古代遺跡「バベルの塔」の機能・施設のほぼ全てを何らかの形で移設されており、まさにバビル二世のための
国家規模(恒星系レベル)の予算を投入されたヱルトリウムの後継艦であり、装甲に人工素粒子エルトリウム、防御兵装には歪曲フィールド、光子魚雷発射管と無数の迎撃用ホーミングレーザー、副砲
通常空間をマキシマ・オーバー・ドライブにより超光速で航行し、オーバー・クロスゲート・ドライブにより次元の壁を突破する。
メガロード級とほぼ同サイズであるため、内部には空間操作技術で拡張された小規模の都市を持っている。
元素転換装置など移民船に必要な機能を一通り完備しているため、下手な地方都市や開拓惑星よりもずっと快適。
なお、エ・テメン・アン・キとは、古代シュメール語で「天と地の基礎となる建物」という意味。ぶっちゃけ、バベルの塔のこと。
『黄龍皇』
【機動兵器】
鋼機人を素体に、応龍皇の魂が宿った最も新しい超機人。
読みは「オウリュウオー」。
五行思想による土行、中央を護る黄龍の超機人である。
操者と肉体を失い、魂だけとなって悪龍と化した応龍皇が生まれ変わった姿で
、西洋竜形態の「黄龍機」とスーパーロボット形態の「黄龍皇」に変形する。
大まかなスタイルは、分離合体しない黄色のバクリュウオー。
蚩尤塚にて再びの眠りについた真・龍虎王から受け継いだ《龍王破山剣・
『オウル・レヴ』
【技術】
エグゼクスバイン・メヴィウスの動力。トロニウム・レヴ、光量子波動エンジン、新型縮退炉の三つを総称した呼び名。
天の光、地の闇、人の心、三つの力を統合することにより、無限かつ超常的なパワーを発揮する。
銀河大戦後はあらゆる人の心の光に繋がったため、さらにパワーアップを果たしている。
『ガリルナガン』
【機動兵器】
未来世界でのアーマラの乗機。黒焔の狩人。
アンセスターによって確保されたアストラナガンの解析データを元に、ヒュッケバインEXが変貌を遂げた機体。
アンセスターにとってはあくまでもバルマー系の技術習得が目的であったためか、彼ら独自のマシン・セルは用いられておらず、性能的にもアストラナガンには遠く及ばない。
だが、メインエンジン「トロニウム・レヴ」には月のマウンテンサイクルから入手したトロニウムを使用しており、バルマー系の魔術を用いた攻撃は強力。
イージス事件後は解体・封印処置を受けて月のムーン・クレイドルに眠っていたが、心臓部であるトロニウム・レヴはエグゼクスバインへと受け継がれている。
『黒髪の美女』
【人物】
オウカ・ナギサのこと。
ティターンズ崩壊後は連邦軍のPTパイロットとして妹分と一緒に銀河大戦を戦っていたらしく、最終決戦にも参加していた。
銀河大戦後、イングの采配によりアラドらと再会、恩義を感じて妹分ともどもBF団に加入する。
『カナード・パルス』
【人物】
地球連邦の元兵士。スーパーコーディネーターのなり損ない。
ゼーレからの刺客としてαナンバーズの前に現れ、キラ・ヤマトと激闘を繰り広げる。
和解した後もスーパーコーディネイターのことに拘っていたが、αナンバーズに入ってその規格外っぷりにどうでもよくなった模様。
なお、キラとは兄弟としてわりとうまくやっている。
銀河大戦後、元部下の少女とともに傭兵をしていたが、イングにスカウトされてBF団に加入した。
『ガルーダ』
【機動兵器】
バビルに従うみっつのしもべ。護衛師団のうちのひとつ。
神の鳥の名を持ち、大空を行く巨大な怪鳥。新たな主、イングに従うためにマシンアニマリートに生まれ変わる。
『ガンエデン』
【機動兵器】
遙か太古の昔、先史文明により建造された人造の神。
地球とバルマー、それぞれに存在し、どちらにもファースト・サイコドライバーの魂が封入されている。
封印戦争、銀河大戦の最中に両機は破壊されたが、その力はエグゼクスバイン・メヴィウスへと受け継がれた。
『ガンジェネシス』
【機動兵器】
神体ガイアーと六機のロボットが「七神合体」して誕生するバベルの座。
またの名を真・ゴッドマーズ。ギシン星の神話に残る破壊神である。
先史文明によりガンエデンの護衛・守護を目的に建造され、その存在理由から両機を遙かに上回る驚異的な戦闘力を誇る念動兵器。
ズフィルードクリスタルとはまた別の、マシンセルのオリジナルとなった特殊なナノマシンによる驚異的な修復能力を持ち、サイコドライバーたるバビルの恐るべき強念と併せたその戦闘力は、封印戦争当時の銀河最強と言えるだろう。
単騎で宇宙怪獣の群を壊滅させることも可能だったが、それでもアポカリュプシスによる滅びを食い止めるには至らなかった。
『金髪の少年』
【人物】
レイ・ザ・バレルのこと。
遺伝子の欠陥をバルマー系の超科学によりあっさりと治療、ザフトの兵士として活動しており、紛争時にはインパルスガンダム一号機のパイロットとしてシンのライバル役をしていた。
紛争後、養父の勧めでシンらとBF団に参加する。
ラウ・ル・クルーゼについては「気持ちはわかるが、手段も選択も致命的に間違っていた」と断じている。
『ゲベル・ガンエデン』
【人物・機動兵器】
ファースト・サイコドライバーの一人、あるいは男性型ガンエデンのこと。
霊帝ケイサル・エフェスの正体。
遙か太古、無限力に選ばれてサイコドライバーの力を与えられた強念者。
かつてのアポカリュプシスで心に深い傷を負い、何者にも奪われない絶対的な力を欲した。それこそが、彼を霊帝へと変貌させた原因である。
なお、当時の彼はルアフによく似た少年だったらしい。
『サイコドライバー』
【能力・特殊技能】
またの名を「汎超能力者」。念動力、精神感応能力、透視能力、予知能力など様々な超能力を持つ者を指す。
その力は神にも喩えられるほど絶大で、アカシックレコードに干渉して無限力を引き出し、極まれば因果律さえ自在に操る。
要するに「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」。
念動力、超能力のみならず、ニュータイプ、オーラ力、野生、フォールド波、忍者などの異能は全てサイコドライバーに至る可能性を持つ。人類の可能性の一つの到達点。
ただし、有史以来真にサイコドライバーの領域に到達した者はバビル、ナシム、ゲベル、イング、イルイの五名のみ。
サイコドライバー
気力140以上で発動
全ステータス+20、全地形適応S、毎ターンSP20%回復、SP消費80%、気力最大値+30、EP時回避率30%up、
攻撃力+1500、CT率10%up、サイズ差無視、最終ダメージ1.3倍、移動時のコスト無効
※開幕「気合」「奇跡」で発動して無双が可能。気力限界突破、集中力、SP回復と重複するため、これらの養成は必須だろう。OGイングのPDモードのオマージュであり、効果の一部は念動力、超能力、予知能力等の効果になっている。
強力極まりないが、バベルらも収得しているため地獄を見ることに。
『サイコドライバーズ』
【用語】
イング、アーマラの小隊の通称、デフォルトネーム。または本作題名。
『諸葛亮孔明』
【人物】
先代から“バビル”に仕えるBF団の軍師・策士。その正体は、バベルの塔統括コンピュータの対話用アバター。
先代の頃は胡散臭い髭のおっさんだったが、現在は「はわわ」が口癖の幼い少女の姿を取っている。その理由は
本体がエ・テメン・アン・キに移されてからは、艦の統括や艦内都市の運営を一手に握っている。内政、軍略に優れたBF団の頭脳的存在。
なお、リ・ガズィな孔明先生にもなれるが、νな天翔竜には
『ゼオラ・シュバイツァー』
【人物】
元αナンバーズのPTパイロット。
アラドのパートナーで、銀河大戦後は彼とともにBF団に。元ティターンズ、同型機のパイロットという共通点からアーマラには大変懐いている。
真面目で委員長気質であるためか、後輩(と相方)のまとめ役をする苦労人。また、セレーナから悪の女戦士スタイルを継承させられそうになっていたりする。
現在はアラドと同じく専用の量産型ゲシュペンストMkーII改・改を使用している。
『セレーナ・レシタール』
【人物】
元αナンバーズメンバー。
新十傑集のNINJAもといスパイ担当。
六年たって熟れ熟れの美女となったが、相変わらず色仕掛けは苦手らしい。
復讐を果たし、スレイらの旅立ちを見送った後、イングのスカウトを承諾して相棒のエルマとともにBF団入り。かつての十傑集、マスク・ザ・レッドに師事して業を磨き、晴れて新十傑集に名を連ねた。元々備えていたスキルに、忍者の業を修得してさらに超人化している。
なお、依然としてトゲトゲ過多の古い悪の女戦士スタイル。
度重なるダメージにより破棄されたASアレグリアスに代わり、かつての愛機、ゲシュテルベルン改の再生産機を主に使用している。が、基本的にスパイなので現地でモビルスーツなどを奪って乗り回すことの方が多い。
なお、BF団では新たなASを建造中。
仮称「ASレッドシャドー」。飛影、零影の解析データを用いたNINJAである。
『セニア・グラニア・ビルセニア』
【人物】
ラ・ギアス、ラングラン神聖王国の王女。生粋のメカフェチにして愉快犯的ハッカー。
魔力的に適正がないために王位を継げないことを幸いとして、シュウや
現在は、ハッカーとしての腕を生かした諜報活動、魔術・錬金術の分野の知識を用いた機体設計・改造を主に担当している。
趣味はヒュッケバインタイプの魔改造。本人曰く「やっぱり地上は天国ねっ!」とのこと。
なお、破壊的な料理の腕前の持ち主だが、イング曰く「普通にイケる」。味覚音痴の言うことなので、実体は不明である。
『ソルダートJ』
【人物】
赤き星の戦士。大空の勇者。
αナンバーズの元メンバーであり、新十傑集に名を連ねる。
銀河大戦後、戒道少年と別れ、ルネとともにジェイアークで銀河を放浪していたが、イングに請われてBF団に参加した。
本人としては、あらゆる空を護ることに異存はないらしい。密かに、根無し草の生活に飽きた
『吊り目の少年、水色の髪の少年、金髪の少女の三人組』
【人物】
それぞれ、スティング・オークレー、アウル・ニーダ、ステラ・ルーシュのこと。
銀河大戦当時、地球連邦軍の非合法研究施設をビアンらが襲撃した際に保護された。
以来、ビアンのことを父と慕っており、BF団で活動しているのも主に養父のためである。
「ブレイク・ザ・ワールド」事件の際には、BF団のエージェントとして旧ザラ派のテロリストの動向を追っていた。
なお、急に弟妹が三人もできてリューネは大いに困惑したようである。
『渚カヲル』
【人物】
新十傑集のメンバー、第13使徒タブリス。シンカしたシトであり、無限力に連なる時の観測者。
銀河大戦後も、依然α宇宙に留まる。イングが間違わないように監視するのが目的としているが、実体はシンジに絡むためでしかない。
生身でも相応に強力だが、機動兵器戦ではエヴァンゲリオン参号機を自身の分身としてシンカさせ、魔改造を施したエヴァンゲリオン虚号機(見た目は参号機カラーのMkー6)を操る。
自身と虚号機のS2機関を補完し合うことでほぼ不死身。
『ナシム・ガンエデン』
【人物】
ファースト・サイコドライバーの一人、あるいは女性型ガンエデンのこと。
遙か太古、無限力に選ばれてサイコドライバーの力を与えられた強念者。
かつてのアポカリュプシスで全てを失った恐怖で、心に深い傷を負う。彼女が地球を封印し、引きこもろうと考えたそもそもの原因である。
封印戦争で座を破壊された後はイルイの身に宿り、αナンバーズを導く。最後はバビル、ゲベルとともに因果地平の彼方へと旅立った。
なお、生前の彼女はイルイによく似た容姿をしていた。またバビルとは実の兄妹で、とても仲がよかったらしい。
『ネプチューン』
【機動兵器】
バビルに従うみっつのしもべ。護衛師団のうちのひとつ。
海の神の名の通り、水中戦を得意とする巨大ロボ。新たな主、イングに従うためにマシンアニマリートに生まれ変わる。
『白髪の老人』
【人物】
東方不敗マスターアジアのこと。
流派東方不敗の創始者で、おそらく宇宙最強クラスの武人。
とある星出身の異星人で、武者修行中に立ち寄った地球の美しさに魅せられて以来定住した。武者修行中には、天空宙心拳のキライ・ストールと手合わせしたことも。
かつてはシャッフル同盟の一員であり、裏社会でBF団と激闘を繰り広げていた。当時、シャッフルの後援者だった黄帝・ライセ、ビアンは固い絆で結ばれた盟友。
第一回ガンダムファイト時、地球人類抹殺を企んで暗躍していたが、愛弟子ドモン・カッシュに敗れ、暁に死する。
が、黄帝・ライセとビアンにより密かに蘇生されてガンダム連合に馳せ参じている。
なお、旧十傑集、衝撃のアルベルトとは宿命のライバルであり、長きに渡って激突してきた。
事件後、盟友二人の依頼で新十傑集の一員となった際には「よもや、ワシが十傑集に名を連ねることになろうとはな」と感想を漏らしている。
搭乗機は、ネオ・マシンセルにより再現されたマスターガンダム。肩と腰のアーマーが金色だったりする。
『バビル』
【人物】
三人のファースト・サイコドライバーのうちの一人。
BF団の首領、ビッグ・ファイア。
かつて、アポカリュプシスに直面した先史文明人の中から生まれたサイコドライバーの一人であり、三人のうちでもっとも年長かつ最強の念を持つ。
地球圏のみならず、銀河最強の汎超能力者と呼べる存在である。
彼のみが肉体を遺していたのは、その生来の強大な念故。
幼かった当時のナシム、ゲベルにはサイコドライバーの力は多大な負担であり、ガンエデンシステムを十全に稼働させるには肉体を捨てざるを得なかった。
BF団を操り、自身の後継者を現世に招くGR計画を遂行、イングやαナンバーズに銀河の命運を託して壮絶に散る。
その後もケイサル・エフェスによる因果律の操作を逆手にとって未来組や異世界組を招き入れるなど、因果地平からイングたちをサポートした。
銀河大戦終結後、ナシム、ゲベルとともに因果地平の彼方へと旅だった彼は、輪廻の先で新たな生命を歩んでいるだろう。
精神コマンド【集中 直感 気合 熱血 覚醒 奇跡
※イングと同一の構成。しかし、ボスキャラらしく消費ポイントが軒並み低く、「奇跡」にいたっては40と破格。
小隊長能力 『全地形適応S』
※ラストボスらしく死に能力。これまでイングと同じだったら地獄じゃすまないだろう。
『ビアン・ゾルダーク』
【人物】
元DC総帥。現十傑集筆頭。
地球を代表する天才的科学者であり、政治・戦略に優れた偉大な指導者であり、超一流のパイロットであり、厳しくも優しい一人の父親である。
いわゆる超人で、「新西暦のダ・ヴィンチ」の異名を取るとか取らないとか。
銀河大戦終結から六年が経ち、五二歳になったが全く老けていない。天才だから。
木星圏で行方不明になるが、バルマー戦役半ば、極秘裏に地球に舞い戻る。
オーブに潜伏し、ロンド・ベルの活動を国際警察機構を通じて陰ながら助ける。また、このときロンド姉弟と知己を得る。
ヒュッケバインMkーIII及びグルンガスト参式、エクスバイン・アッシュの開発・完成にも関与している模様。
イージス事件以後も、αナンバーズの活躍を裏方として支援していた。
またその際、ビッグ・ファイアの意を受けた孔明と接触、来る宇宙の終焉に対抗するため、BF団に協力する。
表舞台に姿を現した銀河大戦では、八面六臂の活躍でαナンバーズを支援し、輪廻の輪を解き放つという偉業に多大な寄与をした。彼のカリスマと天才的頭脳が銀河を救ったと言っても過言ではない。
銀河大戦後もBF団に引き続き協力しており、イングなどからは父のように慕われている。
ビアン自身もイングには特に目をかけており、彼が道を誤らぬよう“大人”として導いている。趣味の面も含めて、実の娘が呆れるほど意気投合している模様。
特筆するような異能を持っているわけではないが、新十傑集筆頭を務める。無論、身体能力も超人的ではあるものの、彼の天才的頭脳とその強き心こそが十傑集入りした最大の要因である。
ちなみに一年戦争後、シャッフル同盟のために専用モビルスーツを開発・提供した。このとき開発されたモビルスーツが後のガンダムファイターの雛形となっており、またヴァルシオーネ、ダイゼンガーのダイレクト・モーション・リンクの発祥ともなっている。
現在の乗機はネオ・ヴァルシオン。
光量子波動エンジンを始めとしたオーバー・テクノロジーをこれでもかと投入した真の究極ロボだ。
『ヒュッケバインEX』
【機動兵器】
形式番号RTXー009C/RTXー008LC。
ヒュッケバインMkーIの改造機で、外見上は紅いMkーII。
RTXー009C。イング機である。
ヒュッケバイン008Rの暴走事故を経て、通常エンジン搭載型の009は後継機開発のテストベッドとして改良を受けた。MkーIIと外見が酷似しているのはこのため。
量産試作型ヒュッケバインMkーIIが完成を見た後、本機はアースクレイドルに研究目的で譲渡された。
保管されていたEXはイングにより奪取され、グルンガスト零式との戦闘で大破。エクスバインに改修され、以後姿を幾度も変えながらイングの愛機として戦った。
一方のRTXー008LC。アーマラの使用した機体だ。
消滅した008Rと同じ仕様で生産された008Lはブラックホールエンジンの危険性を鑑みて一時封印されるが、地球連邦軍極東支部のSRX計画がそれに目を付け、預かることとなる。
009C完成と時を同じくして、縮退機関の解析が進み、ブラックホールエンジンの欠陥を修正することに成功。008LもまたSRX計画の一環として、近代化改修を受けてEXへと生まれ変わる。
バルマー戦役後、半ば死蔵されていた本機は実権を握ったティターンズにより接収され、TーLINKシステムを搭載された上でアーマラへと渡された。当時、最強の念動者と目されていたイングへの刺客とするためである。
最終的にはアンセスターによりガリルナガンへと変貌し、現代に戻ってからは解体・封印の憂き目にあった。
だがその心臓部、トロニウム・レヴはエグゼクスバインに受け継がれ、ついにはエグゼクスバイン・メヴィウスへと到達した。
数奇な運命を辿った二機のEXは、イングとアーマラを引き合わせたきっかけであり、言わばエグゼクスバイン・メヴィウスの生みの両親である。
『ヒュッケバインMkーIV』
【機動兵器】
形式番号RTXー015。
MkーII、MkーIIIに続くヒュッケバインシリーズ正当後継機。
リョウト・ヒカワ、リオ・メイロンの専用機でリョウト自身が設計した。
エグゼクスバインの運用データを受けて開発された機体であり、TーLINKフレームを発展させたフルTーLINKフレーム「HIIフレーム」に、レイオス・プランにより安定化したトロニウムエンジン、ブラックホールエンジンを搭載。プロジェクトTDの成果、新型テスラ・ドライブ。そして、量産型ゲシュペンストMkーII改とストライクガンダムの換装システムに着想を得た「ネオ・コアトルーパーシステム」による汎用性など、「パーフェクト・ヒュッケバイン」と呼ぶに相応しい超高性能機。
先代機MkーIIIのコンセプトをそのまま引き継ぐ、何気にシリーズの異端であったりもする。
専用のアーマード・モジュール「AMガンナーII」と常時合体しており、近接戦闘時において随時分離。強化装甲「AMボクサーII」による打撃戦を得意とする。
また「AMサーバント」の要素、最大の特徴である念動誘導兵器《TーLINKビット》は、ビーム砲、ビームソード、リフレクターの三種に使い分け出来、数ある念動誘導兵器の決定版と言える。
最大武装は六本の《Gインパクトキャノン》から重力波を一斉に放つ《オーバー・フルインパクトキャノン》。その純粋な破壊力は、グランゾンの《ブラックホールクラスター》に匹敵する。
『ビルトファルケン・タイプL』
【機動兵器】
型式番号PTXー016LC。
月のマオ・インダストリー社でロールアウトした次期量産試作機ビルトファルケン・タイプLに、簡易改造を施した機体。形式番号のCはカスタムのC。
簡易改造とはいえ、パイロットであるアーマラに最適化されているため、その性能は改造元を遙かに上回る。
当時では最新式のTーLINKシステムを思念操作と念動フィールド、念動誘導兵器《TーLINKリッパー》に用いて戦術に幅を持たせている他、メイン武装を《オクスタン・ライフル》からガリルナガンの《バスタックス・ガン》のレプリカに変更したことで、一撃の破壊力が大幅に上昇している。
アーマラの愛機として封印戦争、銀河大戦を戦うが、ゴラー・ゴレム隊により大破させられた。
搭乗者の思い入れもあり修復され、現在は予備機としてエ・テメン・アン・キの格納庫で出番を静かに待っている。
主な武装は、《ロシュセイバー》、《バスタックス・ガン》、《TーLINKリッパー》など。
必殺技は、《バスタックス・マッシャー》、《バスタックス・シーケンス》、《ストライク・デッド・エンド》。
『フェイ・イェンHD』
【人物・機動兵器?】
バーチャロン、フェイ・イェンの一種。
熱気バサラ、アニマスピリチュアと並び立つ宇宙最大のイレギュラー。HDは「ハート・オブ・ディーヴァ」の略。
どこかの宇宙から、歌に導かれて現れた緑の歌姫。バサラとともに様々な歌を歌い上げ、αナンバーズを勇気づけた。
銀河大戦終結後もα宇宙にいるのは、この宇宙が気に入ったため。放置しているといろいろ問題があるので、組織的に身軽なイングが面倒を見ている。
銀河に張り巡らされた霊子ネットワーク上で、素人さんが作詞・作曲した歌を歌ったりして、アイドルの名を欲しいままとしている。
その際には、フェイ・イェンの特性で緑色の髪の少女の姿を取る。もちろん名義はまんま「初音ミク」。
『紫の髪の女性』
【人物】
ラトゥーニ・スゥボータのこと。
オウカとともにBF団に入団した現在二十歳のメガネっ
発育があまりよろしくなく、今でもゴスロリが似合う体格。本人は嫌がっているが、キャラ付けのために着させた方がいいのではないかとオウカとイングは常々思っている。
なお、「スゥボータ」の姓はイングが再有性的にピッタリだと名付けている。それまではただのラトゥーニだった。
『元ギャラクシー所属のサイボーグ』
【人物】
ブレラ・スターン、あるいはブレラ・メイのこと。
現在人気上昇中のアイドル、ランカ・リーの実兄。
身体の大部分をインプラント化している機装強化兵と呼ばれるサイボーグ。ヴァジュラを巡る一連の争いで失っていた過去の記憶を取り戻し、以後はブレラ・メイを名乗っている。
洗脳されていたとはいえ仮にも戦争犯罪者であり、それなりの刑罰は免れない立場だった。そこで、銀河連邦政府に顔の利くイングが取りなし、BF団で保護観察という体で引き取ることに成功した。
なお、密偵時代に何度かイングと生身で交戦している。勝敗はお察しである。
また、援軍に来たらランカスレイヤーをやってもいないのにぶっ飛ばされたことも。
そんなこんなでイングと絡むとギャグキャラにされるので、苦手らしい。
『ルネ・カーディフ・獅子王』
【人物】
元αナンバーズのメンバー。
父、獅子王雷牙博士により、不完全なサイボーグの身体を一新。排熱等の不具合はなくなった。
ボディを新しくした現在も厚着は健在。癖になってしまったとのことだが、「熱い」の口癖も残ってしまっている。
シャッセールの捜査官だったこともあり、潜入・調査はお手の物。そのため、
BF団ではセレーナとよくコンビを組んで行動している。
『ロンド姉弟』
【人物】
ロンド・ミナ・サハクとロンド・ギナ・サハクのこと。
元オーブの五大氏族、サハク家の者。コーディネーター。
かねてからウズミ・ナラ・アスハの独善的な政治思想に反感を覚えており、密かに様々な策謀を行っていたが、偶然遭遇したビアンの思想に共鳴して国を離れる決意をする。
本格的に国元を離れたのは、へリオポリス崩壊後。ウズミのやり方についに愛想が尽きたとのこと。
政戦両略に秀でているため、わりと脳筋揃いな新生BF団の頭脳労働を担当する。ビアン、孔明と共謀して日夜様々な謀略を張り巡らせている。
イングがポロッとこぼしたせいで完成してしまったヴァルシオーネ・ミナ、ヴァルシオン・ギナが現在の愛機。
随時更新。
活動報告のコメント欄に知りたい項目などのリクエストがあれば、加筆とかするかも?