俺らは学校に出るとそのまま俺らは秘密基地に向かった、とその前に
彰人
「飯買いにいこうぜ、このままいけばちょうど昼飯の時につくぞ秘密基地」
終業式は午前中に終わり百代を待っていた時間を含めても現在、午後11時半だった。これは完全に昼前だ。だから俺らはどこかで食べることにした
百代
「そうだな、しかしこの時間だとゴストはもう混んでいると思うぞ。そうなると」
彰人
「ワックだろ、ここは無難に」
百代
「そうだな、ここならばそれが一番近いか。それじゃあお持ち帰りで秘密基地で食おうではないか」
彰人
「はいはい、それじゃあとりあえずそっちに向かうとするか」
俺らはそのまま商店街の方に向かった。そして俺らはファーストフード店に到着し、レジの列に並んだ。さすがにこの時間は混む様だ、そんな時俺らの後ろから聞き慣れた声が聞こえた
羽黒
「だから、それぐらいがいいんじゃねぇ~」
千花
「ありえないっつぅーの、それにあの合コンだってはずれだったしさ。はぁ~」
真与
「千花ちゃんにはもっといい人がいるはずですよ。モモ先輩と御剣君のようになれる様な人がきっと」
千花
「あれはどちらかと言うと特殊でしょ!あそこまで凄いのは「特殊ですまなかったな」え?」
真与
「ああ!御剣君にモモ先輩じゃないですか。こんな所では珍しいですね」
百代
「ああ、今日はな。彰人からの提案でな、このまま持ち帰りと言うわけだ。それよりも委員長よ、別に私らは普通の付き合いだぞ、な彰人?」
彰人
「それはどうかと思うが……まあそれはそれだ、おっと俺らの番だぞ百代。」
百代
「もう、照れてくぁいい奴だ」
羽黒
「超羨ましいんですけど~なんかさ、モモ先輩と並んでいてなんつぅ~の見合うっていうか、合っていると言うか」
千花
「お似合いなのよね、あの二人って。モモ先輩が惚れこんでいるのも分かるし、それに御剣君はあのモモ先輩を女として守ろうという心があるしね」
真与
「何はともわれ、お二人はお似合いと言うことですね」
千花
「真与が純情よね」
後ろで色々と言われているが百代はそれを聞きながら上機嫌だし、俺は恥ずかしいしで俺らはそのまま出て行った。
彰人
「さすがにさっきのは恥ずかしいな。人からああも賞賛されるとな、どうも歯がゆい」
百代
「私は非常に機嫌がいいのだがな。あう言う風に言ってくれると言うことは客観的にもそう見えて内面でもそうと言えているなんて、彰人!私らは凄い夫婦だな」
彰人
「カップルね、まだ夫婦になれる年齢じゃないからね、俺が」
百代
「早く彰人が私にプロポーズしてくれないかなぁ~」
彰人
「はいはい、そのうちしてあげるからねっと着いたぞ百代。まあ誰もいないだろうけどな」
百代
「いやぁ~絶対あのロボットいるかもしれないぞ!まああいつのことだ邪魔をしないだろうけどな~」
百代の言うとおりクッキーは俺らが着た瞬簡にまるで保護者の如く消えていった。あいつは本当にロボットか?
百代
「彰人~それじゃあ私にポテトをくれ!」
彰人
「自分でたべような」
Side 一子
今日は彰人はなんでもお姉さまとデートらしく居ない、けどそれはいつのも事なんだよね。
一子
「はぁ~けど、彰人は夏休み私の特訓するって言っていたけどお姉さまの相手は大丈夫なのかしら?まあ今までどおりのトレーニングならば大丈夫だろうけど……ん!この気は」
私は河川敷でいつもの通りのランニングが、この人にあった瞬間に変わった
釈迦堂
「おうおう、随分と面白い鍛え方になっているじゃねぇか、一子」
一子
「釈迦堂師範代?」
私は構えを解いた
釈迦堂
「元だ、しかしおうおう、殺気の理解を出来るようになったとはあの蛇野郎は凄いな、そうおもわねぇか、一子?」
一子
「彰人をそういうのはやめて下さい、釈迦堂さん。それに蛇は無害ですよ、ほら」
私の周りにいる一匹の緑色の蛇、私はそれを撫でながら蛇は釈迦堂さんを睨んでいた
釈迦堂
「おうおう、怖い怖い。けど一子、お前その蛇がなついているのか?」
一子
「え、だってここに居るじゃないですか。こんなにも愛嬌のある子」
釈迦堂
「あはははは、そうかそうか。これは本当に面白いなぁ。それじゃあな一子」
一子
「え、あ、はい。失礼します」
私はなぜか拍子抜けしてしまった、それはなぜか釈迦動さんが今の私よりも弱く感じたからだ。
一子と離れた釈迦堂さん
釈迦堂
「ふ、一子め、あの顔だと俺の本気隠しているのを見抜いていそうだな。それにあの蛇を懐かせる事が出来るのは……俺のように落ちたモノ……いや、彰人のように極の武術を極めたモノにしかできないんだよ、あのジジイも百代も、そしてあの中国人も、蛇の殺気で反応しているからな、まあ百代は別か?あいつはなんか色々と違うからな……く、く、く。だがやはりお前はこっちの人間さ、憑き物は消えたようだが……まあ楽しみだな」
???
「おい、師匠!なにブツブツ言っているんだ?」
釈迦堂
「お前の対戦相手のことだよ」
???
「おお、それはおもしろうそうだな!」
釈迦堂
「ああ、そんな未来に俺は期待するとしようかぁ」
side out
俺らはワックをここで食べていちゃいちゃしていると時間がすぐに経ってしまったようですでにいつもの金曜集会の時間となったようだ、まあ理由はモロとまゆっちが来たからなのだが。
まゆっち
「あれは驚きモノを超えて硬直モノでしたね」
モロ
「入っていきなり、抱き合っているとかもうホラー映画よりも怖いよ。心臓に凄くわるいしね」
百代
「はむはむ」
彰人
「百代、耳を噛むのは辞めてくれ。くすぐったい」
モロ
「あんたらは人の話を少しはきけぇ!クッキーも教えてくれればよかったのに」
クッキー
「ごめんごめん、上の階での掃除に手間取っちゃってさ。はい、それよりも紅茶だよ。彰人のお土産の品だから美味しいはずだよ」
百代
「あ、この気は岳人だな」
彰人
「まて……一子も一緒だぞ」
百代
「は?彰人何を言って」
岳人
「うーっす、いつもの通りだな。まあ俺らのリーダーであるあのバカはいないけどな」
一子
「ああ、もう結構みんないる見たいね。それにどう、彰人!結構うまくなった?」
百代は俺の膝の上に居ながら驚愕していた……百代でさえも気を隠せるようになった一子、これはもう成長の紛れもない結果である
彰人
「ああ。いいかんじだ。だけどまだ甘いぞ、もう少し高めないとそれこそバレちまう。それと釈迦堂さんに会ったみたいだな一子」
一子
「あれ?なんで彰人分かるの?」
彰人
「なんとなくだ。まあ何もなければいいさ」
実際は一子の周りに配置してある蛇が今までに無いほどに警戒していたからこれぐらいだとたぶん師範代だろうけど、蛇が警戒していたから釈迦堂さんと俺が踏んだだけなんだかな。
百代
「ワン子。この姉を騙すとはやるなぁ~」
一子
「お姉さまもだませた、バンザーイ!」
百代
「彰人~♪、これはこれでなんだか寂しいな。うれしいんだけどな」
彰人
「泣くのは後でしなさい。けど兄弟はどうしたんだ?京とどうせいちゃついているだろうけど」
岳人
「今現在、イチャついている奴が言う言葉じゃねぇよ」
彰人
「なんだ岳人?嫌味か?まったく痛くないぞ、それにもう来た様だぞ、この気は間違いなく京、兄弟、それにクリスだな。これで全員か」
京
「夫と登場です~」
大和
「夫ではなく彼氏だ」
クリス
「頼むから、私の入る前にそんなノロケをしないでくれないか?完全に入り難いのだが」
まゆっち
「あ。これで全員揃いましたね」
彰人
「兄弟、それじゃあ金曜集会を始めるか?」
大和
「そうだな、それで今日はって言ってもキャップがいないんだよな!これはどうする?」
モロ
「と、言うよりも確実に嵐だったよね?」
百代
「ああ、そのことなのだが私も夏休みはたぶん出れないと思うぞ。すまないな……ジジイからの呼び出しでな、私は明日から中国の山に入ることになったのだ」
全員-彰人
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
モロ
「だから今日はそんなに甘えているのかって!そういうことじゃないでしょう!てか彰人は知っていたの?」
百代
「いや、今初めて言ったぞ」
彰人
「そこは俺と百代の仲なのでカバーが出来た。ああ、そう言うのなら俺と一子もちょっと出るのが……難しいかもしれないな」
大和
「それはなんでだ?」
彰人
「こいつの将来を、決めに行くんだよ」
一子
「あはは、ごめんね皆。だけど私はお姉さまと違ってこの国にはいるから大丈夫だよ……ね、彰人?」
彰人
「ああ、出来る限りそうする気だ」
大和
「そうか、わかった。ワン子も頑張れよ」
一子
「うん!」
彰人
「それじゃあ今日の飯はキャップが居ないので……コンビニで誰か買いに行くかじゃんけんだ!」
モロ
「結局、そうなるのね。けど人数を考えるとさすがに一人じゃ無理だよね」
岳人
「それじゃ、いこうぜ!最初はグっ!じゃんけん!」
じゃんけんの結果は、それは
百代
「なんで私が負けるんだ……彰人~」
一子
「まあまあお姉さま。それに私も負けちゃったし……それじゃあいってきま~す」
百代
「彰人~」
一子が腕を引きながら百代を連れて行くといった、今までに無い状況を俺らは見ていた。
彰人
「少し、リミッターを解除しすぎたかな」
大和
「依存になってきてないか?」
彰人
「さすが依存の彼女を持つ、彼氏」
京
「えへっ♪」
俺はそれに大和に耳打ちで……こう言った
彰人
「すまん、この集会の後お前一人で屋上に来てくれ」
大和
「……分かった」
俺はそう言うとそれっきり百代がもどるまで普通に居た。