真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第八十三話##

 

そして軽井沢についたのだが……なんだこの駅は

 

百代

「おお、彰人。これはなんだ?目の前にアウトレットがあるとは……正しくこれで金を稼ぐのだな!」

 

彰人

「そういう大人の事情を言わないの!それじゃあ、レオさん、乙女さん俺らは先に旅館で荷物置いてきちゃうので

 

レオ

「ああ、俺らは先にこのアウトレットを見ているからもしかしたらまた会うかもな。それじゃあな彰人君」

 

そしてレオさん達は先にアウトレットの方に向かってしまった。俺らはそこから少し離れた今回の泊まる旅館に先に荷物を置きに行くことにした。そして移動はバスでと言うことで現在バスの中

 

百代

「しかし、本当にこんなに早くお前と旅行が出来るとはな。まあ明日には帰るのだがな、それにしても軽井沢か、私は初めてだな」

 

彰人

「俺も初めてだからね。それにしてもここは緑が多くていいな。降りて思ったんだがやはりここら一体は涼しくていいな」

 

俺がそう言うと隣に座ってる百代がさらに俺に接近した、てか普通に抱きついた

 

百代

「私は少し寒くなってしまった。彰人よ、暖めてくれ」

 

俺はそのまま腰に手を置いて

 

彰人

「はいはい、それじゃあ俺の腕の中でずっと暖まっていなさい百代」

 

百代

「う~ん、彰人の匂い♪」

 

そんな事をしているとバスが目的地の目の前に到着。ちなみに百代は少し膨れていたがまあそこは俺が撫でてどうにか納めてもらった。そして俺らは旅館の中に入った。ちなみに旅館名は『すずかり』。旅館と言っていたが、普通に中はホテルみたいに和風と言うよりも洋風のイメージだ。俺らは先にロビーに向かった。そして受付嬢が挨拶をした

 

受付嬢

「ようこそ、すずかりへ。ご予約の方でしょうか?」

 

百代

「ああ、御剣だが」

 

そして受付嬢が確認すると

 

受付嬢

「はい、御剣様。大人二名ですね、チェックインにはまだ早いのですが……荷物の方で」

 

百代

「ああ、それで頼む」

 

ちなみになんで今回のこの旅館の予約を御剣で予約したのかは、百代が決めた。理由は非常に簡単で、俺がどの道川神院に婿養子として入るのでそれだと自分は御剣の性を名乗れないと言うことで今回は御剣となった。そして俺らはそのまま荷物を預けてアウトレットの方に向かった。

 

百代

「いやぁ~しかしいいな~」

 

彰人

「ナニガだ?」

 

百代

「さっきの聞いたか?私が御剣だが。と言ったのを」

 

彰人

「ああ、聞いていたよ。てか普通に隣に居たんだからそりゃ聴こえるでしょ。まあ確かにお前から俺の性が出るとなんだか夫婦みたいでよかったけどな」

 

俺はそう言うと百代は、そのまま真っ赤になった顔を俺の腕で隠しながらそのままバスに乗った。そして座るとまた俺の腕に抱きつく

 

彰人

「なに、真っ赤にしているんだよ?百代~」

 

俺はちょっと苛めながら百代を遊んでいた。

 

百代

「う、うれしかっただけだ////」

 

彰人

「可愛いやつだな!」

 

そしてバスがアウトレットに到着。そして俺らは買い物を始めた、俺の現在の私服は軽いシャツにジーパン。百代も似たようなものだ、もちろんあの可愛いリスのプリントをした奴だ。

 

彰人

「そう思えばお前の夏服って結構そのプリント多いよな。リス」

 

百代

「ああ、これは結構私のお気に入りでな。色違いで後五枚はあるぞ」

 

彰人

「俺の場合は無地が多いからな。ここでなんか買っとこう……明日で軽井沢銀座に行くとすればやはりここでなにか買っておきたいな。百代はなにか見たいところとかあったらすぐに言えよ」

 

百代

「分かっているさ。もちろんな」

 

このとき俺は知らなかった、百代がまさかあんな事を考えているなんて。

 

そして俺らは服やを結構見ていたとき、不意に俺の腕の力が強まり、そして俺は百代を見た

 

彰人

「どうかしたか?」

 

百代

「ああ、どうかしたぞ。見たいところがあるのだがついて来てくれるか?」

 

彰人

「もちろん、ついていってやるよ」

 

そして俺がそう言うと百代がなぜか笑い

 

百代

「それじゃあ、ここなのだが」

 

と、指を指された先にあったのは……ランジェリーショップ……ようは下着屋だ。しかも結構ピンクピンクしている、店の

 

彰人

「すまん百代、俺は急にトイレに「逃がさない!」く、離せ!さすがにあの中は無理だ」

 

百代

「何を言う。自分の女が自分の好みの下着を着けているほうが魅力だろう?てか最近着たままとかスルじゃないか!!」

 

彰人

「大きな声でそういう事を言うな!確かにそのほうが俺も燃え……ゴホンゴホン。さすがに気まずい」

 

百代

「さっき、どこにでも着いていくと言っただろう?」

 

彰人

「ぐ、だがしかしな」

 

俺は渋るが、しかし次の言葉で俺は撃沈した。それは百代が急に顔を近づけて

 

百代

「それに、最近小さくなってきたんだが……これはお前のせいだと思うぞ(ボソ)」

 

彰人

「な……」

 

百代

「それじゃあ、行こうな」

 

そして俺は無力にもそのままランジェリーショップに足を入れる事をなった。

 

そして目の間に広がるのは……下着、下着、下着の数々。客をみると確かに若干の男性もいるようだが……やはりきまずくて死にそうだ。

 

彰人

「やはり、外に」

 

百代

「……そんなにやだか?」

 

なんだと……あの百代が上目遣いとは、今日ほど俺の身長を恨んだことは無いぞ

 

彰人

「い、いや……居てやるからそういう顔をするな」

 

百代

「やった♪」

 

これこそ正に惚れた弱みであろう。しかしこれで終わったと言うわけではない、次の試練がすぐに出てきた。それは

 

百代

「これのほうがいいか?それともこっちか?」

 

そう言って見せて来るのは……紐だった、俺はため息をつきながら、それをそのまま棚に戻した。

 

百代

「なんだ?不満だったか?あれほど際どいのは「際どいと言うかこれは下着じゃなく紐だろうが」なんだ、大丈夫だぞ、着る訳でなくお前を誘惑する時のようだ」

 

彰人

「尚更問題だな……てか本当にこれを買いにきたのか」

 

百代

「いや、普通のだ。それじゃあこっちか」

 

そして行くのは、さらに奥の方だ。そして思ったのだが、百代の胸は普通の女性よりも大きいのはすでに分かってたので普通に数が少ないと思ったのだが……

 

百代

「う~んやはりアウトレット、私のサイズでもOKだな。それに最近さらに大きくなってきているし、これはこれで大変だな」

 

そういう百代の顔がちょいと調子に乗っているような感じだったので

 

彰人

「そうだな、それじゃあ少しは自重して週二ぐらいで「私が悪かった」わかればいい」

 

百代

「しかし、どれにするか迷うな。さすがにここまであるとは……彰人、好きな下着の色はなんだ?」

 

彰人

「どストレートにこの彼女は何を聴いてきているんだか……」

 

そして俺はさすがに言葉にするのは、他の客の前なので恥ずかしく指をさした……その色は

 

百代

「……黒とは、確かに初めての時も黒だったが、これがいいのか彰人は?」

 

彰人

「てか、お前さんのを選んで、それは見るとなるとな~黒だろ。まあ私的のはこれでもいいのだが」

 

そして俺が指すのは隣の普通の水色のブラジャー

 

百代

「普通だな。彰人の事だからもっとSMチックなモノかと」

 

彰人

「俺をなんだと思ってやがる」

 

百代

「私の彼氏で……この私を屈服させないと気がすまない鬼畜彼氏?」

 

彰人

「本当に自重するぞ「ごめん!」まったく」

 

そして百代は俺がさした黒、そして水色を両方買ってそして俺の視線の地獄を後にした。それから俺らは少し歩いた、このアウトレットは西、東と別れているので、さっきまで居た西から今度は東に移った。今度は俺の時計などだ

 

百代

「いまどき、時計か。携帯があるから十分だろう?」

 

彰人

「俺の携帯って、液晶だけだから意外と見ないんだよ。だからこういう所で一個はちゃんと欲しいんだよ」

 

百代

「だけど確か中学の時もっていただろう?」

 

彰人

「紛争地域でどっかやっちまったんだよな(あの時は…俺も完全に蛇の鎖を解いていたから)気付かなくてな」

 

百代

「そうなのか……ならば私が選んでやる」

 

そして俺らは時計屋、名前はシーショックだ。そして俺らはショーケースの中のモノを見ていると百代が俺の腕を引っ張った。

 

彰人

「どうかしたのか?」

 

百代

「ああ、お前はソーラーとか、電波とか居るのか?」

 

彰人

「そうだな、その両方あるのがいいな。」

 

そして百代は指をさした。

 

百代

「この黒なんてどうだ?」

 

彰人

「お、いい感じだな、しかしお前にしてはいいのを見つけたな」

 

その時計は黒だが少しメタリックの出来で時計は針のスタイルのものだった。

 

百代

「む、私だってモノを選ぶ目はあるぞ」

 

彰人

「本音は?」

 

百代

「実は、私がかっこいいと思ったものでな、これの色違いで赤が横にあるだろう?それがかっこ良くてな。それを見ていたら隣にそれの黒があったというわけだ」

 

彰人

「自分が欲しかったモデルかよ」

 

百代

「そう言いながら、その手に持っているのは」

 

彰人

「店員さん、これください」

 

百代

「頼むのか!まあうれしいがな!!」

 

そして俺らはそのまま時計屋を出た。

 


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