真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第七十五話##

 

さて、後半戦のスタートなのだが、なんだこれは?さっき発表されたのは間違いなくトーナメント表。しかも今回は

 

大和

「ビーチバレー?」

 

彰人

「……間違いなく鉄爺の趣味だろうな。これに関しては」

 

真与

「それでは直江君、御剣君、選抜選手を決めちゃってください」

 

大和

「委員長いいのか、俺らで」

 

真与

「はい♪」

 

彰人

「それじゃあ、クリスと」

 

大和

「京だな。この場合は、二人ともやってくれるか?」

 

クリス

「承知だ」

 

「大和のご指名ならもう百万力だよ!いくよクリス」

 

クリス

「あ、ああ!!」

 

そして二人はビーチバレーの登録に向かったちなみに他のクラスを見ると中々だったりするのがS組だろうな、あの不死川とあずみ。さらに一年のあの弓道部、さらに三年F組でも弓道部の部長など意外とここは力を入れているようだ。

 

そして結果は俺らが

 

「く、く、く。私は大和に勝利をささげる女戦士」

 

彰人

「と、言う感じで一位か。さすがは兄弟」

 

大和

「なにがさすがなのかは後で話してくれるか兄弟、まあそれにしても二人ともご苦労だった。しかしまさか一位とは。俺らでもここまでいい成果がでるとは思わなかったぞ」

 

そして次の競技は

 

彰人

「なんだ、この益荒男ってのは。普通の意味でとるなと雄々しい強い男と言う意味になるが、たぶん違うだろうな」

 

俺はそう思っていると放送からこの競技についての説明が入った。

 

鉄心

「これは、今回が初めてとなる競技じゃ。これは名の通り益荒男を決める戦いじゃ、ルールは簡単じゃ、各クラスの男子の代表を決める、そしてそれを他クラスの女子がある意味で攻めるのじゃ。理性を削ると言うなのは」

 

ようは、たぶん男として反応したら負けなのだろう。

 

鉄心

「そして反応が起きるとその代表は最初につけたセンサーによりその分だけの電撃を喰らうのじゃ。ちなみに“一応”死にはせんぞ。それでは各クラスで代表者を決めよ、そしてクラスの組み合わせは後で発表するぞい」

 

そして俺らの作戦会議となった。

 

モロ

「うわぁあ、僕はパスだよ、こんなのやったら死んじゃう」

 

立花

「猿とか論外だからね、瞬殺でしょうし」

 

ヨンパチ

「うぉぉぉお、その意見に反対できない俺がいる!」

 

岳人

「そうなると、キャップが適任かもな。性にまだ目覚めていないこの希少種だしな。どうだキャップ」

 

キャップ

「パスだ!他のクラスの女子に囲まれても気持ち悪いだけだ」

 

忠勝

「右に同じく、絶対やだ」

 

彰人

「そうか、そうなる兄弟ぐらいか、適任は……」

 

真与

「御剣君はどうなんでしょうか、モモ先輩以外なら大丈夫ではないのですか?」

 

彰人

「痛いところをつくね、けど俺も百代と一戦した後と言うわけでもないしな、こういうときはいつも京のあの色気ありありの攻撃を耐えている兄弟の方が適任だろう、どうだ兄弟?」

 

大和

「ああ、自信はあるぞ。それに俺が拘束されてもそっちの指示は兄弟に任せられるから安心だろう。それじゃあ俺が代表ってわけで」

 

ヨンパチ

「もしこれで一瞬だったらその瞬間、十字架につるしたまま燃やしてやるからな」

 

大和

「大丈夫だよ、兄弟の見立てに間違いはそんなに無いから」

 

そして兄弟は相手さきに行った。その相手先とは……2-Sだ。

 

―――その頃の2-Sは

 

小雪

「う~ん、益荒男ねぇ~まずはトーマは除外っと。」

 

冬馬

「はいそうですね、一瞬でしょうから。それではどうしましょうか、どうですか英雄?」

 

英雄

「ふむ、しかし友の頼みでもこれは辞退させてもらおう。磔にされるなど、我のプライドが許されん」

 

不死川

「もっともらしいのう~」

 

「なら、俺が行こう」

 

不死川

「お主はロリでは一瞬であろうが!」

 

「確かに普通の女に反応しなくてもロリには効果があるが、しかし俺には秘策がある。それを使えばいい。シンプルだが効果は覿面だ」

 

不死川

「軍師として葵君、どう思う?」

 

冬馬

「準が秘策があるのなら、私はそれを信じますよ」

 

そして勝負が始まった、ちなみに俺らの対戦相手は準だ。

 

彰人

「あ~あ、よりにもよってうちのクラスにくるのか準」

 

「ふん、彰人だろうが。今の俺は止められないぜ」

 

ヨンパチ

「へっお前がロリなのはもう常識だからな、よし委員長を」

 

立花

「真与、井上君の前でこのキャンディーなめてきてくれる」

 

真与

「え、なめればいいんですか?」

 

そしてなめ始めるが

 

立花

「な、なんで反応しないの!?」

 

モロ

「う、うわぁっ!目を閉じてるよ。これじゃあむりだぁ」

 

「俺はいま、闇の中にいる。これならば俺の煩悩も消えるであろう」

 

岳人

「ただの目くらましだろうが!しかしどうするんだよ、軍師彰人。ここはお前が頼りだ」

 

彰人

「はぁ~、それじゃあ準には悪いけど電撃を受けてもらおうっと。京、これを言ってくれるか?」

 

そして俺はあるものを京に渡した、そして京は合点がいったようで。

 

妹ボイス

「にいさま~、にいさま~」

 

「!!な、なんだこの甘い妹ボイスは、こんな声で一緒にお風呂など言われてしまったら、ジャブジャブ、そしてにいさまのこれはなんですかといわれて、しまうぅぅぅ~」

 

妹ボイス

「にいさまの……大きいのですね」

 

「もっと上の展開だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

そしてたぶん雷ぐらいの電撃が、この場をつつんで、準はあっけなく担架に運ばれていった、そして俺らの益荒男は終了したそんな時にあるものがこの地に来たようだったので。

 

彰人

「すまん、委員長。俺トイレで少し離れる」

 

真与

「あ、はい。ご苦労様です」

 

そして俺はすぐにトイレに行くフリをして、どっかの海岸に行った、そしてそこに居たのは

 

釈迦堂

「あ、ああ。そうだ、今から来てくれ」

 

そうあの釈迦堂師範代だった。俺はすぐにその場にかけた、もちろん気を殺して

 

釈迦堂

「へっ、相変わらずいい面だな、彰人」

 

彰人

「お久しぶりですね、釈迦堂師範代」

 

釈迦堂

「元な、元。今じゃあただのぷー野郎だがな。それでっと、そう言うことか、彰人」

 

彰人

「アナタには聞きたい事もありますからね、おとなしく捕まって欲しいものですよ。さすがに今回は師範代を二人も伸ばしていますからね、逃がしませんよ」

 

釈迦堂

「おっと、こりゃあまずいっと。彰人が本気になれば俺なんて二秒も持たないからな、しょうがない「おい、師匠来てやったぞ」お、ちょうどいい、これ着てくれ、すぐにな」

 

彰人

「させるか!」

 

俺は蛇を出して、その後ろから接近してくる二人を拘束しようとするが

 

釈迦堂

「おっと!そういかないぜぇ、彰人。こいつらは俺の今の教え子なんでな、そう簡単にやられては困るんだよ」

 

彰人

「あなた、まさか!?」

 

釈迦堂

「そのまさかだったらどうする?え、神代の後継者さんよ」

 

彰人

「蛇、解放。そういうことならば今回は本当に逃がせませんよ、釈迦堂さん」

 

ツイン

「お、おい師匠。なんどよこの気は?あたいらなんて簡単にこえているじゃねぇか?」

 

お姉さん

「まさか、あたしらにこれと戦えって言うんじゃないだろうね」

 

そして二人はそばにあった着ぐるみを着てもうすでにスタンバイだった。

 

釈迦堂

「あほか、こいつに勝てる奴なんて世界にはいねぇよ、お前らはあっちの学生を相手して来い。俺はこいつとちょいと遊んでいるからな」

 

彰人

「遊ぶ暇があると思って?」

 

釈迦堂

「それじゃあ、いきな。俺は久しぶりの本気いくぜぇぇぇ!!」

 

そして二人は消えて、俺は目の前の殺気を全力であてる釈迦堂さんの顔を見る。すでに蛇を解放している、ならば。

 

彰人

「イケ、蛇。貴様の本気をみせてやれ」

 

釈迦堂

「へっ、まだ俺ぐらいじゃあ、本体とも当たれないってかよ!だけどな、いい相手だぜ、この蛇」

 

蛇の尻尾に釈迦堂さんは足で答えていた。しかも普通にやはりこの人と、この黒は相性が良すぎる、そのせいで蛇のダメージもあまりないようだ。俺はすぐに蛇をこちらに戻して

 

彰人

「スネーク」

 

釈迦堂

「おっと、その技はまずいってな」

 

彰人

「バイト!!」

 

俺の攻撃に釈迦堂さんは必死に逃げた、俺が当てたのは岩のようだった。

 

釈迦堂

「おいおい、岩をも溶かすってかよお前の技は、まあよくもこうも膨れ上がったなお前のその黒さも。へへ、どうだい完全なる黒は?」

 

彰人

「完全な黒はあなただ、俺はそこまでおちていない」

 

釈迦堂

「はははははは、そりゃあ傑作だぜぇ、お前さん、あの紛争地域でなにをしてそしてなにを行ったのか?忘れたとは言わせないぜ?」

 

彰人

「な、なぜそのことを?」

 

釈迦堂

「へへ、お前さんが兵隊を全滅、しかも殺さずに完全なる鎮圧をしたのを俺がしらないわけねぇだろうが、その力を見せてくれよ、純粋な悪って奴をな!」

 

彰人

「く、ならば「まつのじゃ!」…ん!鉄爺」

 

釈迦堂

「ちっ、思わぬじゃまか、まあいい、どうせそろそろ撤退の時間だからな」

 

そして釈迦堂さんは消えていった

 

彰人

「く、待て!「もうよいのだ、彰人よ」け、けど鉄爺」

 

鉄心

「それはルーにまかせるのじゃ。さすがに使いすぎじゃぞい、この気配は百代たちも感じておる、さすがにあまり良くないものじゃ。だから早く」

 

彰人

「あ、ごめん。すぐに、蛇、ありがとう」

 

鉄心

「まさか、釈迦堂の奴がここに戻ってきているとは、彰人よ、後で報告を」

 

彰人

「あ、了解、けどいいの?」

 

鉄心

「今は、体育祭じゃぞ。はよいかんか」

 

そして俺は疑問が残りながらもクラスの場所に戻っていった。

 


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