真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第七十話##

 

Side 大和

 

すでに時は昼の時間、岳人は開幕と同時にダッシュをして、そしてモロも一緒に消えて言った。しかしそこには異変があった

 

一子

「あれ、彰人は?」

 

最近、授業も起きている一子なのだが相も変わらずご飯をほお張っていると、いつもの二人、もとい今日はラジオがあるから一人がいない。いつもならラジオを聴きながら彼女のご飯を評価しているはずの兄弟。しかし居ない理由はすぐにわかった。

 

百代

『お~い、今日も始めるぞ、LOVEかわかみ。』

 

いつもと違いあの井上が最初ではないが、たぶん放送部からのそういう指示だと俺はさいしょ思っていたが

 

百代

『みんなも不思議に思ったと思うが、なぜ私が今回のタイトルコールをしたかというとだな、なんと今日ハゲは休みなのだ』

 

なるほど、今日は姉さん一人でラジオということだろう、しかし俺の考えはそれを一瞬で打ち消した、それは

 

百代

『と、いうわけでだ。急遽、今回のもう一人のパーソナリティを連れて来た、自己紹介を頼むぞ』

 

彰人

『どうも、始めまして。今回の井上準の変わりに来ました御剣彰人です。最初に一言、鉄爺俺はゲストじゃないぞ、ちゃんと放送部と百代に頼まれて来たんだからな』

 

大和

「はぐっ!」

 

俺は吹き出しそうになった

 

「大和大丈夫、はい、麻婆豆腐」

 

大和

「マーボーは飲み物ではありません。ワン子すまんがお茶くれ」

 

一子

「あ、はい。それにしても今日のラジオのゲストは彰人とはお姉さま大喜びね」

 

クリス

「と、いうよりもこれはたぶん」

 

大和

「兄弟の策略だろうな…確実に。確かに学長はゲストでは呼ぶなと言っていたが、まさかのパーソナリティとは考えたな兄弟、そして姉さん」

 

百代

『と、いうわけで今日は私と彰人とでお送りするLOVEかわかみ、始るぞぉ』

 

そしてラジオがスタートしたようだ。今日はなんか波乱ような感じがする、今日のゲストはかわいそうだ

 

彰人

『それでは早速、今日のゲストを「ちょっとまて、彰人」ん、なんだ百代?』

 

百代

『二人っきりのこの密室なのに、すぐに第三者を呼ぶのか!?』

 

彰人

『いやいやいやいや、普通に放送部もいるからね。それに俺は俺以外にお前のあんな姿を見せる気はない。だから我慢、OK?』

 

百代

『は~い、それでは今日はお前が引いてみてはどうだ、彰人』

 

彰人

『それはいいな、それじゃあ俺が引いてみようかな』

 

そして放送から紙のガサゴソと音がなる。そして引いたようで

 

彰人

『えっとそれでは……兄弟、あ、もとい、二年F組直江大和君、直江大和君、君のを俺が引いたので放送室に来てください。ちなみに京は連れてくるなよ』

 

あの野郎……

 

大和

「あとで覚えてやがれぇぇぇ!」

 

そして俺は廊下をかけていった。

 

Side out

 

そして俺らは大和が来るまで俺らは普通にご飯を食べていた、てか普通に食べさせてもらっていた

 

彰人

「これちゃんと、スイッチ切っているだろうな?」

 

百代

「もちろんだ、こっちのスイッチはこっちで切れるんだ。あっちにそれはないのだ、それよりもあ~ん」

 

彰人

「あ~ん。それにしても兄弟、遅い「来たぞぉぉぉぉぉぉぉ」……お、来たか」

 

百代

「もう少し、遅くてもよかったぞ弟」

 

大和

「普通に変な事をいうな、兄弟!」

 

彰人

「いやぁ、最近のお二人さんは…まあそれぐらいにしてやろう。それではスイッチをオンにしてくれ。始めるぞ」

 

大和

「あとで覚えてやがれ……」

 

そういう兄弟はそのままヘッドホンをつけた

 

彰人

「それでは、ゲストさんの到着だ。直江大和君です」

 

大和

「どうも直江大和です。ちなみにこの二人は現在、一つの箸で弁当を食べています」

 

百代

「おい、弟。私のセリフを取るな」

 

彰人

「まて、百代。普通に言おうとしているのかお前は……まあいい。それで百代、これからどうすればいいんだ?」

 

百代

「まずは、お便りだろう…それではいくぞ、ペンネームを、ラジオっぽいぞ。「百代」う、わかったわかった、ペンネーム、お姉さんから」

 

彰人

「すまないが、一人こころ辺りがある」

 

大和

「兄弟、俺もだ」

 

ちなみにその頃の二年F組の教室では

 

真与

「ちーちゃん、わ、私のお便りが呼ばれてしまいしました」

 

千花

「ま、真与なんだ。あれ」

 

以上。

 

大和

「まあ、いいや。それで姉さんなんて書いてあるの?」

 

百代

「よし、読むぞ。私はとあるクラスの委員長をしているのですが、そのこの前のお話なんですが、私と同じクラスの生徒の男子がエッチィ本を読んでいて、やはり私のような大人の誘惑がこの教育の現場にはよくないのでしょうか?だ、そうだ……あの馬鹿どもホント、しょうがないな」

 

彰人

「まぁ、と言っても男子がエロ本を持つな言うことが無理だろうな。これはある意味一種の人生の通過点だしな」

 

大和

「兄弟も通過したのか?」

 

彰人

「ここでは兄弟ではなく、彰人とかでお願いしたいね、大和。あ、もちろん持っていたが」

 

大和

「持っていたが?」

 

彰人

「俺の隣に居る人に一瞬で燃やされた」

 

百代

「ああ、懐かしいなお前が中学二年生のときか。しかしあの時は私もまだ幼稚だったな」

 

彰人・大和

「「あの時は?」」

 

百代

「うるさいぞ。それにしても最近では見ないな、彰人の部屋。どこに隠しているのやら」

 

彰人

「いると、思う?」

 

大和

「いらないだろうな、確実に。っとそれよりもお二人さん、このお便りの解決法はどうするよ?」

 

彰人

「まあ簡単に言うと、それも一種の人生の通過点だ。まあ高校生で通るものではないな、てか普通に学校に来るときに買いに行くとかアホだろ。と、言うことで心配は要らないとおもう、このお姉さんもそういうことだ気にするな、以上」

 

百代

「それでは次にいくぞ、というよりもなんか今日はラジオっぽいな~」

 

大和

「そりゃ、ここに姉さんのコントローラーがいればこうなるよ。それで次はなに」

 

百代が引いた手紙を俺がそのまま受け取り読み始める

 

彰人

「どれどれ、ペンネームおじさんからです。ここの人たちは隠す気がないらしいな、それでは…最近、タチが悪く……スネークバイト!!」

 

大和

「ヒゲも深刻なんだな。それじゃあ次」

 

そして俺はラジオを終えた。

 

そして今日も放課後となる。俺らは一直線で帰る事にした、いやそうするしかなかった。理由は

 

百代

「彰人~今日は修行が朝だけでもう終わりだろう~どっか寄っていかないか?」

 

彰人

「あのね百代。今日は俺が食事当番なの、まあ自主ではあるが。まあお前も料理練習しているんだから協力するの」

 

百代

「うぅぅ、待てよ…もしかて彰人、このままスーパーに行くのか?」

 

彰人

「そりゃ、そうだ。それ以外に食材を買えるか?まあここ川神なら色々あるけどさ、今回はシチューにする予定なんだよ」

 

百代

「おお、彰人特製シチューか。それはいい、しかし…ふふふ、彰人。放課後に一緒にスーパーでお買い物だなんて、まるで同棲しているカップルだな」

 

彰人

「まあ、同じ家には住んでいるからな。それにしてもこんな姿を見られれば」

 

百代

「見られれば?」

 

彰人

「新婚だろう?どっちかと言うと」

 

百代

「うっ////卑怯だぞ、彰人」

 

彰人

「はいはい、かわいいな百代は。それじゃあ入るぞ」

 

そして俺らはスーパーに入る、そして意外と川神も狭いとおもった、それは目の前に岳人のお母さんが居るからだ

 

麗子

「あら、彰人ちゃんに百代ちゃんかい。相変わらず仲いいわね、結婚式は呼んで頂戴ね」

 

彰人・百代

「「はい、必ず」」

 

麗子

「あはは、岳人ももう少し彰人ちゃんみたいにいい男だったらよかったのにね、それじゃあね」

 

そしてあの豪快なお母さんはスーパーの外に出ていった。そして俺は必要なものを見ていると、そこに百代がいつものお気に入りの飲み物を持って登場

 

百代

「おい、彰人これは買ってもいいか?」

 

彰人

「ピーチジュースね。二本までだからな、それじゃああとはあれを買って「あれ、御剣君ですか?」うん?あ、ああ委員長さんか。こんちわ」

 

百代

「お、委員長か。学校ぶりだな」

 

真与

「はい、お二人ともこんにちわです」

 

彰人

「ああ、買い物か、委員長?」

 

真与

「はい、それにしてもお二人ともどうかしたのですか?」

 

百代

「ああ、今日は二人で夕食の献立を買いにきたのだ」

 

彰人

「いやいやいや、作るのは俺だから」

 

真与

「本当に御剣君とモモ先輩は仲がいいですね。さすがは夫婦さんです、それでは私はこっちなので失礼します」

 

そしてカートを引く委員長は意外とお姉さんオーラが出ていた

 

彰人

「はぁ~俺らもいくぞ、百代」

 

百代

「は~い、ア・ナ・タ」

 

そして俺らは買い物を済ませるのであった

 


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