そして昼になった、ちなみに今日は俺はパンだ。そしてそれを理解し
大和
「なるほど、今日はラジオの日か。しかしあのラジオって確かゴールデンウィーク後の特別編だよな、今日?」
彰人
「ああ、なんでも今日もあのハゲ……じゃなかった、準の携帯からの相談室だっけそれをやるんだろ」
そして放送が始まった。
準
「さ~て、今日も始まりましたLOVEかわかみ、パーソナルティを勤めています、井上準ことロリコン、ってこの台本逆やないかいっ!」
百代
「あはは、放送部の台本ですら遊ばれているなはげ。ああ、私は彰人の嫁こと川神百代だ。」
準
「って!!モモ先輩のはいつもと変わりないじゃないですか!?』
百代
「理解ある放送部だな、おい。って今日はノロケばっかしているわけではないぞ。ラジオだ、そうだラジオなんだ……それじゃあ今回はスペシャルだぞ、それじゃあ今回もハゲの携帯で“おにいちゃん電話だよ、お兄ちゃん”相変わらず酷い!」
準
「はいはい、それでは行きますよもしも~し」
一年生女子
『もしもし、じ、実は最近気になる人が入るんですが』
準
「お、これは純情だ、それでどういしたのだい?」
一年生女子
『ですが、その人には彼女さんがいて、しかもバカップルなんです……その二人が』
準
「これは辛いですね、ってまてよバカップル?まさか」
一年生女子
『その人、二年なんですけどですが。三年の先輩の人から勝ったあのときから一目ぼれで。これどうしたらいいでしょうか?』
準
「おっとおかしいぞ、これは俺も一人浮かんで、ってモモ先輩。あのうラジオ中なんで携帯っひ!ご、ごめんなさい」
そんな放送聞こえていると俺の携帯がなった、そしてディスプレイに書いてあるのは
彰人
「あれ、百代からだ……どうかしたのだろうか?」
と、ワザとらしくぼけていると兄弟からは臥床されてしまいてか俺のクラスの全員が臥床していた。そして俺が出ると
百代
『彰人、どういうことか説明してほいいのだが』
なんだか中将みたいな話し方になっているぞ、おい
彰人
「い、いや、そ、そのだな。お、俺に言われてもこれは」
百代
『ほう、関係無いと、おいちょっとハゲ、そして放送部』
そして携帯とラジオの放送からも同じ声が聞こえてくる。
ハゲ
『は、はいなんでしょうか?』
百代
『私はすこし出てくる、いいよな?な?』
ハゲ
『どうぞ、ごゆるりと』
彰人
「お、おい準!薄情「あ~き~と~」く、ここはまずい一時撤退だ」
大和
「じゃーなー」
そして俺は廊下に出たが
百代
「彰人!!そこにいろよ~私はお話がしたいだけだなんだ」
彰人
「そんな殺気だっていいながらだと説得力の欠片もない」
百代
「ならば、ベルレフォーって違った。川神流……」
彰人
「ここで使う気かよ!?」
百代
「お前がいけないんだぁぁぁぁ」
彰人
「俺がなにをしたぁぁぁぁ」
そして俺らは追いかけっこが始まった。
Side 大和
兄弟が消えてからの放送だ。
準
「う~ん、そうかだけど相手が悪いな、さっきの放送聞いたろ?」
一年生
『はい』
準
「確かしに好きになってしまったのはしょうがないと思う。だがその二人を邪魔しちゃいけないぞ、正に馬に蹴られてしまうのだから」
一年生
『そうですね……はい!ありがとうございました。失礼します、そうですよね……やっぱしあの後ろによく居るあのショートの人には勝てないかな』
準
「え、いまなんて“ブツッ”あ、切れちゃった。しかしモモ先輩がいないと好調に『待て!彰人!!』え?」
放送からさらい聴こえてくるのは姉さんの声そして
彰人
『まて、ここでそれを使うな!そして、あ、ごめんなさい、それは辞めろぉぉぉぉ!!』
百代
『まてぇぇぇぇ』
まさか、と思い俺はすぐに廊下を見た。そしたら姉さんは未だにインカムをつけたまま出てきているようだ。そして俺は廊下を駆け抜けていく兄弟に姉さんを指差しながら顔とアピールすると
彰人
『百代、お前インカムインカム!』
百代
『そんなの今は関係ない。兎に角つかまれぇ!そんなに年下の方がいいのか、私は駄目なのか?答えろ彰人』
彰人
『いやいやいや、俺はお前一筋だから』
百代
『なら、なんだあの電話は、あてつけか?川神流奥義、か~わ~か~み~波!!』
彰人
「ホントに打つのかァァァァァあぁぁぎゃぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁァアァァァァァァァァァァァァァっ!」
放送からではなく、普通に屋上のほうから聞こえた。そしてチャイムがなった。これで昼は終了のようでそしてそれと同時にキャップが帰ってきた
キャップ
「なあ大和、なんで彰人はモモ先輩に正座させられていたんだ?」
大和
「昼寝してたんだな。まあ気にするな痴話喧嘩ってやつだろうから」
そして宇佐美先生が来た、しかもげんなり顔で
宇佐美
「はぁ、なんだあの放送は。まあいいえっと御剣はいないなやはり。それじゃあ授業を始めるぞ」
そして何も無かったように授業が始まり、そして彰人は帰りのHRで帰ってきた、ちなみに制服がボロボロだったのは言うまでも無く、そして放課後である。
Side out
俺はすぐに準の下ようは2-Sに行くことにした、ちなみに制服はすぐに鉄爺が用意していてくれた
彰人
「準いるか、準~」
準
「うおっ、大丈夫かお前?」
冬馬
「お疲れさまです、御剣君。よく生きていましたね、ユキが心配していましたよ」
小雪
「おお、生きてる生きてるわ~い。彰人、はいマシュマロ」
そしてユッキーから俺はマシュマロを貰った。
彰人
「ああ、ありがとうってそうじゃなくて。準すまないが確認なんだ、ホントにあの電話の子は俺らの事を言っていたのか?」
準
「いや、それがな……なんでも俺の聞いた限りだとショート子がその相手らしいんだ。たぶんな、それで俺も聞きなおそうと思ったんだが切れちまってな……それでどうかしたのか?」
彰人
「百代が怒って、口を聞いてくれなくなってしまってな。どうにかして潔白を証明しないといけないと思ってな。俺にとっては死活問題なんだ……はあ~」
冬馬
「ですから放課後なのにあなたは一人なんですね。いつもお二人居ますし」
小雪
「けらけらっと今回は笑えないよ僕でも~」
準
「あのユキですら笑わない状況!そうだな、御剣確かめてみるかと、いいたいいだが」
彰人
「分かってる、そっちからのかけ直しはご法度なんだろ。それぐらいラジオを聴けばわかる。そうなったらシラミつぶしか……気が散ってなにもできそうに無いがな……はぁ~行って来るか」
準
「なんだか、すまないな。もし情報が入ったらって携帯あるか?」
彰人
「ああ、あるぞ。買ったばっかだ」
小雪
「おう、IT革命!ユキのもの交換する交換する!!」
彰人
「押すな、今送っているからな。葵君も」
冬馬
「もちろん貰いますよ。それで今度は今度お茶でもどうです、御剣君?」
彰人
「あははすまん。すぐに確認しないといけないんでな」
そして俺は廊下に出た。
Side 準
御剣はそのまま廊下に出てしまったがあの慌てようはマジのようだ。これは本当に申し訳な事をしたなと現在も思う
小雪
「あれ、モモ先輩だ。お~い」
百代
「はぁ、はぁ、お、ユキか。すまんがここに彰人は来てないか?」
なんともバットタイミングでのモモ先輩の登場
小雪
「どうかしたの?そんなに慌てて?」
百代
「そ、それが昼のことなんだが、勘違いではぁ~だったんだ」
そして俺らはモモ先輩の話を聞くことにした、それは帰りのことらしい。あのあとモモ先輩は機嫌など最低に悪い状態で一人で帰っていると、仲見世通りの和菓子前に川神学園の生徒がいた。そしてこんな会話を聞いたらしい。
一年生
「はぁ~やっぱし駄目かな~」
友達
「しょうがいって、だってあんたが好きな人ってあの直江っていうあの先輩でしょ。あんたが賭博場で三年の人を倒しているところをみたのって」
一年生
「うん、だけどその人凄くかおも広くてね、すぐに部活の先輩からもあの人ねって言われてさ。それでちょっと見てみたんだけどあのショートの人と凄くなかよくてなんか先輩は恥ずかしがっていたけど満更でも無さそうだったし」
友達
「けど、あんたは良くやったと思うよ。放送部のあの相談室に連絡するぐらいの勇気があったんだから」
おい、待てよ
百代
「ま、まってくれ、そ、それは!?」
一年生
「わ、モモ先輩だ」
友達
「お、お姉さま!?」
そして話を戻す、そして聞いたらどうもその一年生があのラジオでの電話の子だったらしい。そして話を戻すと
準
「なるほど、バカップルってのは直江と椎名のことで」
冬馬
「三年生に勝ったのは、賭場場での勝負での勝ち。あの剣道部の決闘ではないと言うこと、それでは簡単に言えば」
小雪
「モモ先輩の勘違いだ!」
準
「こらユキ、ホントの事を「うぅぅ」え、せ、先輩?」
百代
「そ、そうだよな……勝手の勘違いで、私は私は!」
冬馬
「差し支えなければなんて言ってしまったんです?」
百代
「お前のことなんか知るか、嫌いだ、馬鹿、だ……」
準
「なるほど、それは聞くだろうな、うんどうしたんだユキ、校庭なんか見て?」
小雪
「ねぇ、あれって彰人だよね。なにしてるんだろう?」
そしてそこには部活動中の男子、そして女子に話しかけている御剣の姿だった、そして礼をして次の部活、そして次の部活と、聞いている…これは
準
「若、あれっていったいなんだと思う?」
冬馬
「そうですねぇ、確実に聞き込みでしょう。しかも一人一人に」
百代
「なんで、そんな事を。家に帰ればわ、私は」
小雪
「モモ先輩、彰人はねさっきここに来たんだよ。しかも汗びっしょりで今の百代さんぐらいに。それでね色々聞いてきたんだよ……」
準
「まあモモ先輩の言葉が「準」うん、若?」
冬馬
「もうモモ先輩は行きましたよ。それにしても純情ですね彼らは」
準
「若……」
冬馬
「さて、我々も行きましょうか?」
小雪
「レッツゴー!」
そして俺らは帰るのであった。