真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第六話##

そして、放課後になった。大部分のファミリーは同じクラスのため、一緒に校門に出るが、百代が居るため、校門の前で待った。てか他は先に行ってしまった。たぶん気を利かせたのだろう。そして百代が来た・・・・・・鉄爺を連れて。

 

百代

「おお、彰人。すまない、掃除で少し遅くなった。」

 

彰人

「掃除って・・・・・・」

 

鉄心

「まったく、いきなり学長室に来て、暴れおって」

 

百代

「ジジイ、お前が彰人に言ったらしいじゃないか。まったくこんな美少女に会わせないなんて、とうとう頭が狂ったか」

 

彰人

「まあまあ、それで鉄爺、俺の部屋はそのまんま?」

 

鉄心

「もちろんじゃ、大体はそのままで、逆に古いものだらけだと思うぞい。あとは何処かの孫娘が、たまに入って寝ていたぐら“ボガ!”うう、痛いぞい」

 

百代

「うるさい。彰人、さ、こんなジジイほっといて、行くぞ」

 

彰人

「あはは、それじゃ、今日は料理場貸して下さいね。」

 

鉄心

「うむ。それではのう」

 

そして百代はこっちに来て、腕に絡んできた。

 

百代

「さ、行くぞ」

 

彰人

「ああ、行こう」

 

そして、二人は寄り添うように、帰っていった。そしてそれを見ていた二人の影がいた。

 

鉄心

「うむうむ。ひ孫も早く見れるかもしれんな」

 

ルー

「ええ、これで少しは百代の戦う厄介な衝動の収まるでしょう」

 

鉄心

「それに、もしものことがあれば彰人が止めるであろう」

 

そういうと二人は学園に消えた。さてここから、バカップルのお話。帰りの土手でのこと、結局ファミリーの待っててくれてたらしく、橋の所で合流しました。

 

岳人

「まったく、待っていてみれば」

 

一子

「べったりね、お姉さま」

 

百代

「ああ、これはすごくいい♪」

 

腕にべったりくっ付いているため、すごく胸に当てる・・・・・・ヘヴンだ。

 

キャップ

「しかしよ、ずりぃよな、旅なんてよ。」

 

大和

「キャップもよくどっかに行くだろうが」

 

彰人

「中々の物だったが、・・・・・・」

 

俺は不意に隣の百代を見た。

 

彰人

「ま、大変だったよ」

 

モロ

「けど、これで修行は終わったの?」

 

彰人

「ん?どうだろう。俺はただ単にいろんな所を回っただけだしな」

 

百代

「そうだ、彰人。どこにいったんだ?たしかお前の親の所に・・・」

 

彰人

「ああ行った。そしたら紛争してて、墓参りどころじゃなくて、全員制圧して、ちゃんと墓参りした」

 

モロ

「どこの世界に、墓参りのために紛争を終わらせる奴がいるんだよ!!」

 

大和

「ま、彰人だから」

 

岳人

「まったく、俺様の肉体美ぐらいすごいことしやがって」

 

一子

「すごいわ、さすがお姉さまの彼氏、そして私の師匠」

 

キャップ

「なんだ、なんだ。そのおもしろそうな状況は!」

 

彰人

「おいおい」

 

こんな会話が続いたときに自転車来た。あれはたしか本屋の店長

 

店長

「おい、バキャヤロー共、って、なんでい、なんでい。彰人が帰ってきたらしいじゃねえか」

 

彰人

「久しぶりです。」

 

店長

「おうおう、随分と背が伸びたじゃねえか。おいバンダナ、今日もバイトは休んでいいからな。それじゃあなバキャヤロー共」

 

そして、店長さんは消えた。

 

一子

「そう思えば、彰人、結構背伸びたわね。」

 

そうなのか、確かに今だとキャップぐらいかな。

 

 

 

そして、川神院に着いた。俺を見るなり、握手を求める人、奇怪な顔をする人、多種多様だった。そして俺の引越しが始まった。集まったのは、まずファミリー、京も直ぐに来てくれた。後、ルー師範代と俺がしらない修行僧や門下生だった。

 

ルー

「いいかい、これから引越しの手伝いをするからネ」

 

彰人

「それじゃ、簡単だけど模様替えしようか。まず、この机を・・・」

 

引越しは順調に進んだ。

 

百代

「なあ、彰人。この刀はなんだすごい気なんだが。私ですら触るのがやっととはどういう代物だ?」

 

彰人

「ああ、それね、俺の愛刀。名は御霊・フツノ」

 

百代

「ふーん。それでこれは何処に?」

 

彰人

「それじゃベットの横に置いといて」

 

百代

「わかった。しっかしよくもまあいろんなもんを」

 

彰人

「まあね。それでさ百代」

 

百代

「ん?」

 

彰人

「飯が終わったら、俺の部屋に来てくれ」

 

百代

「う、うん/////」

 

「そこのオシドリ夫婦さん。これはどこに」

 

さっきまで二人だけだったはずなのに、なぜか部屋には京がいた

 

彰人

「あ、あ、そ、それね。それはそこに」

 

俺があたふたしたせいでこんな一言が

 

「しょうもない。ま、よかったね」

 

京はそういうとドアを開けた。そしたら他の男子のファミリーが雪崩れ込んできた。

 

百代

「おい、貴様ら」

 

百代がキレたな。ま、俺の少し怒っているが

 

岳人

「い、いやこれは。そのキャ、キャップが」

 

キャップ

「ア、ひでぇぞ。軍師大和がこれなら大丈夫っていうから」

 

大和

「おい、そんなこと言うな」

 

モロ

「そろ~り、そろ~り」

 

岳人

「おい、モロてめぇ。こういう時だけ逃げんな」

 

モロ

「う、うわぁ岳人。はなして」

 

百代

「そうかそうか、そんなにお前らは死にたいか。なら来い!」

 

四人

「「「「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」」

 

四人は百代に連れられていった。

 

一子

「あれ、みんなは?」

 

「お星様になったよ」

 

一子

「アウ?」

 

それから、一時間。引越しも終了し、お仕置きも終了したらしく、みんなボロボロになって帰ってきた。

 

彰人

「人の恋路を邪魔するからだ」

 

「大和、大丈夫。今から私が看病してあげるから、二人で、ベットの上で」

 

大和

「すまん。突っ込む気力も無い」

 

「つ、突っ込む!?」

 

モロ

「あはは、死ななかっただけラッキーかな」

 

岳人

「いや、あれは一回死んでると思うぞ」

 

キャップ

「さ、飯にしようぜ」

 

キャップは脅威の回復の速さでメンタル面を回復させていた。そして久々の俺の料理をみんなおいしく食べた。そして、みんな帰っていった、その時の一言ずつ俺に言った。

 

キャップ

「さすがだ、彰人の飯うまっかたぞ。じゃ明日な」

 

モロ

「そのがんばって」

 

大和

「兄さん・・・くっ。」

 

岳人

「ま、がんばれ」

 

そして極めつけは

 

「大人の階段上る~♪~♪」

 

彰人

「ええい、早く帰りやがれ!!」

 

そして、全員去った後、一子はお風呂に行った。そして百代は今現在俺の部屋に居る。

 

百代

「しかし、相変わらずだな。この殺風景の部屋は」

 

彰人

「ま、世界回っていたからね」

 

そして俺は百代の前で座って

 

彰人

「さ、おいで」

 

百代

「うん。これを待っていた」

 

そして一年ぶりの抱き合い座り(命名)を俺らはした。

 

彰人

「ああ、暖かい。久々の感覚だ」

 

百代

「そうだぞ、まったくこの美少女がどんだけ待ったか。彰人、キス」

 

彰人

「まったくこの甘えん坊が」

 

そしてキスをする俺の相当だが。

 

百代

「まったく、あの時別れた時の告白は私の一世一代のがんばりだぞ」

 

彰人

「ああ、そのあと、俺も再会した時どうしようかと思った。だけどなにも変わらないな」

 

百代

「そうだな、私は今お前とこうしているのが一番だ、今は戦いなんてどうでもいい」

 

そういうと、俺の正面を向き、俺に抱きついてきた。俺の抱きしめ返したがその時、

 

“ガラガラ”

 

一子

「ね、彰人。お風呂あい・・た・・・わ」

 

そして、今日何度目かの沈黙。

 

一子

「し、失礼しました」

 

敬礼して出て行った。

 

百代

「妹にはすこし刺激が強かったかみたいだな。それで彰人、そのなんなら、わ、私が体を洗ってあげるが?」

 

彰人

「いや、洗いっこだ。百代の女癖を治さないと、なんでも大和に聞いた所酷くなったみやいだな、それならこれを機に俺に染めないと」

 

百代

「え、あ、彰人!?」

 

なんか、俺も大胆になったな。そして二人で入りました。(内容はご自由に考えてください)

 

そして、出てみたら案外時間も経っていた。そして俺らは久しぶりに他愛も無い話をしていた。だいたいはキスだったが。そして寝る時

 

百代

「一緒に寝る」

 

との百代の一言の撃沈。そして、俺らは熱い夜を過ごした。・・・・・・結論、俺、武でも百代よりも強いけど、こっちでも百代よりも強かった。

 

 

ちなみに、あの後の一子

 

一子

「すごく、アダルトの感じが・・・」

 

と、さっきの事を布団にもぐって、考えていたみたいだが

 

「Z~Z~Z」

 

いつもまにか寝ていた。


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