真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第五十五話##

 

そしてクリスがクジを引いた、そして出てきたのは

 

百代

「これか、これは両方互角だろうな。絵を描くだ」

 

そしてキャップはあらかじめ用意していた絵の具を出してた。

 

キャップ

「一応、絵の具や色鉛筆、クレヨンは一通り用意してあるからな。好きなものを使ってくれ」

 

そして俺は絵のお題を言う。

 

彰人

「お題は、まゆっちだ」

 

そして急に言われたからかビックリした様子だった。

 

まゆっち

「え、え、わ、私ですか!!」

 

百代

「ああ、他のメンバーだと大和のほうが長い付き合いのためどうしてもうまくなるからな。だからまゆまゆだ」

 

キャップ

「おもしろそうだから俺もやってみよ」

 

そして、大和もクリスもまゆっちを見始めていた。

 

まゆっち

「えっと、どのようなポーズを。私的には刀を構えた姿など」

 

クリス

「いや、普通にしていてくれ」

 

その言葉にまゆっち撃沈。しかし大和は

 

大和

「……」

 

黙々と書いていた。集中しているようだ、しかし大丈夫だろうか、一応見てはいるがなんせ

 

百代

「彰人~、今日のキスがまだだ!」

 

左腕に引っ付いて離れようとしない猫の相手もしていうるわけであるから、こっちもこっちで大変である。それから三十分。

 

大和

「よし、完成だ。(ちょいと思考が鈍ってきたか?)」

 

クリス

「わたしも出来たぞ」

 

両者が出来たようだ、そして最初はクリスからのものだった。

 

クリス

「一応、絵は下手ではないからな。」

 

そして見せるものは

 

岳人

「お、これは中々じゃねぇか」

 

モロ

「確かにうまいかもね」

 

確かにうまい。普通に書いたにしてはうまい。

 

まゆっち

「こんな美人に書いていただいてありがとうございます」

 

クリス

「そ、そんな美人なんて」

 

そして次は大和のものだ、それは

 

まゆっち

「この絵のわたし、みんなに囲まれてうれしそう。クリスさん、すみませんが」

 

クリス

「ああ、審査員がそう言うのなら」

 

百代

「第二回戦、勝者大和!!」

 

そう思えばキャップがいないな、と思っていると。

 

キャップ

「俺も暇で書いてみた、どうよ」

 

クリス

「な、なんだと!!」

 

大和

「写真、いや違う。絵!?」

 

そこには写真と言っても分からないであろうぐらいに再現されていたまゆっちの絵だった。てかキャップお前って凄すぎだろう。俺は感心しながらその絵を見ていた。

 

そして次に移った、次は大和が引く番だ。

 

大和

「今度こそ、頭脳系を」

 

百代

「しかし弟は少し芸人っぽいところがあるからな」

 

そして引いた、そのクジに俺は一瞬落胆した、それは

 

百代

「お、これか!流石だぞ、弟」

 

なぜか百代が喜んでいた、俺はそれを見ると

 

彰人

「な!?」

 

俺は驚くしかなかった、それは

 

百代

「さて、ここにありますわ何処かのお菓子、ポッケー。そしてそれを彰人、くわえてくれ」

 

俺はそしてポッケーのチョコレートのほうをくわえて、待っていると

 

百代

「そしてこれを徐々に食べていく。そして食べて行き、その時間を計る、それではそれを実践してみる、ちなみにキスまでいってしまった場合はそれを秒数に入れる。キャップ、数えてくれ」

 

キャップ

「しょうがねぇな。用意」

 

おい、ちょっと待て、それって。

 

キャップ

「ドン!!」

 

そして百代が徐々にこちらに来て、てか迅速に俺に近づき俺がポッケーを折れずに

 

百代

「れろ、ちゅぱ」

 

この音が何か分かるか、猛禽類にエサをやらないとこうなるのだ、諸君覚えていてくれ。そして

 

百代

「うん、満足だ」

 

キャップ

「えっとタイムは二分三十秒だ。それじゃあ、ってあれ、どうかしたのかお前ら」

 

えっと現在の状況を確認する、京は一子の目を隠す係りをしながらも俺達をガン見、モロと岳人は口アングリ。ちなみにまゆっちとクリスは顔を赤らめて顔を伏せていた、ちなみにキャップはストップウォッチを見たいたため知らず、そして兄弟から。

 

大和

「兄弟、ちゃんとしといてくれよ。」

 

彰人

「すまん、まさか百代がこんな事を考えているとは。だがお前もこんなクジを引くなよ。※印でこう書いてあるぞ、ちなみに相手を選ぶのは俺たちだとよ。それから百代」

 

百代

「ふにゃに?……私はすでに満足だ、彰人、さっさと終わらせて、続きがしたい」

 

彰人

「…えっとそれじゃあ、そこで私にしないと殺すぞと視線を送っている京に決定」

 

大和

「きょ、兄弟!!」

 

「うん、これは正当な結果だよ。」

 

大和

「う、裏切り者!!」

 

百代

「さあ、大和くわえろ。それではキャップ」

 

キャップ

「OKだぜ」

 

「これでさっきみたいな、感じになったら責任物だもんね。」

 

クネクネしているがなんか大和はすでに負けたような感じになっている。

 

百代

「それでは用意、はじめ」

 

キャップ

「一」

 

そして驚愕的な速さで京は食べていき、すぐに大和は折った。タイムは

 

キャップ

「一秒だな」

 

百代

「ほい、弟のタイムは一秒だな。」

 

大和

「てか、なんだあの速さ。尋常じゃなかったぞ!」

 

クリス

「く、く、く。これも貰ったぞ大和、たった一秒か、楽勝だな」

 

百代

「それはどうかな、お前の相手は」

 

岳人

「この俺様だ!!さぁクリス」

 

そして何故か

 

モロ

「なんで脱ぐのさ!!ホントにただの変態だから!」

 

クリス

「う、う……うむ、い、いくぞ」

 

そして岳人がくわえているポッケーにクリスが

 

クリス

「やはり、無理だぁぁぁぁぁ!!」

 

そして岳人は吹き飛んで、川に落ちた。

 

岳人

「なぜだぁぁぁぁぁ」

 

そして見事に落ちがついたが。

 

百代

「しかし、クリスお前はゼロだからな。ポッケーもくわえていないもんな」

 

クリス

「くぅぅ」

 

凄く悔しそうにしていた、さて俺も反撃と行きますか。

 

彰人

「それじゃあちょっと休憩を挟むぞ。時間的には十五分くらいだ、丁度いい時間だからなだからな、いいな」

 

クリス

「了解です」

 

大和

「了解(助かるぜ、兄弟)」

 

そして俺は百代の首根っこを掴み。

 

百代

「あ、あれれ、どうかしたのか彰人?」

 

彰人

「いや~ちょいとさっきのキスはちょいと調子に乗りすぎじゃないか、百代?」

 

百代

「あ、い、いや。その、だって彰人が今日の分のキスをしてくれないから。それにだってだって途中で舌を入れてきても別に拒なかったじゃないか…」

 

彰人

「ふーん、それで。さて、百代丁度いいところに鎖があるじゃないか、どうだ俺らもチェーンデスマッチでもしようか?」

 

俺は蛇を百代に絡めて百代の頭を撫でていた。

 

百代

「……うぅ、えっとそれは何処で?」

 

彰人

「そうだな、ちょうどいい所に森がある。」

 

俺はそして百代の首に鎖をつける、ようはリード。

 

モロ・大和

「「あ……」」

 

「こ、これがご主人様プレイ!」

 

一子

「え、なにそれなにそれ!?けどああ言うのよく彰人の部屋に入ると、落ちているし、見るよ…」

 

一子の一言に岳人が復活し

 

岳人

「俺様復活「即時退却!!」ごふぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

そして俺は百代の鎖を引きながら森に入っていった。

 

百代

「あ、彰人、あ、い、いえ、ご、ご主人様。や、やめて…彰人ぉぉぉぉぉ」

 

彰人

「ふ、ふ、ふ。」

 

そして俺は森に入って行った。

 

Side 大和

 

さて兄弟が姉さんを調教しに行ってしまったが、たぶん俺のためだろうな。現在はまだ大丈夫だがもう少しで倒れそうだった。

 

モロ

「大和、大丈夫?」

 

大和

「ああ、大丈夫だ。それにしても兄弟遅いな」

 

「あれは時間がかかると思うよ。だって調教でしょ」

 

モロ・大和

「「……」」

 

一子

「ちょうきょう?それってなに、特訓?」

 

「少し、あっちに行こうね」

 

一子

「??」

 

そして京はワン子を連れて行きキャップは、なんか暇なのか岳人で釣りをしていた。そして兄弟が…笑顔で帰ってきた。そして姉さんは

 

百代

「あうぅぅ、こ、ごめんさないご主人様、あ、彰人様、じゃなくて彰人」

 

彰人

「まあ、あとでな。もう少し、お楽しみはまっていろ」

 

百代

「は~い♪」

 

すでに主従関係だった、一体なにがあったのかは俺が知りたいと思っていたがそれはやめよう。世間には知らなくていいことがある。

 

Side out

 

さて百代とのお楽しみを終えて今日も元気に後半戦にいこうとしている。

 

彰人

「お、お前らそろそろいいか、こっちは大丈夫だが」

 

クリス

「ああ」

 

大和

「大丈夫だ」

 

彰人

「百代、クジ箱」

 

百代

「はい、ご主人様♪、じゃなかった、彰人。これだな、ほれ今度はクリスだな。」

 

クリス

「あ、ああ」

 

そしてクリスが取って渡したのクジの中身は

 

百代

「これか、それでは今度のお題は、百人一首だ」

 

三回戦にして大和の得意な百人一首。たしか俺の記憶では大和の奴は全ての詩を知っているはずだし、しかしクリスの顔を見るとあっちもあっちで日本好きらしいからもしかしたらもしかするかもしれん。

 

キャップ

「それじゃあ、これを並べるぞ」

 

そして河川に百人一首を並べた、さてこれより兄弟とクリスの第三戦の開始だ。

 


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