真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第四十六話##

 

結局、集合は島津寮の前で時間は十時となった。そして現在俺らは向かっているのだが。

 

彰人

「百代、これはどういうことだ?」

 

一子

「私も起きてビックリしたは・・・」

 

そおう、現在百代は、普通にラフの服装、いつもと変わらない服装だが。

 

彰人

「どうしてポニーテールなんだ?昨日の夜は普通だっただろうが?」

 

百代

「イメチャンだ。どうだ似合うか彰人?」

 

彰人

「ああ、似合っているぞ。しかしそれは普通夏になったらするもんだろう」

 

百代

「あ、そうだな。」

 

そしていつものように髪を降ろした。しかし・・・似合っていたな。そして島津寮に到着。

 

大和

「あ、彰人たちか。おはよう」

 

彰人

「ああ、おはようさん。そっちは全員いるのか?」

 

モロ

「あはは、それが・・・・」

 

「・・・まだ岳人が来てない」

 

彰人

「・・・置いてくか、目の前だぞ家。」

 

大和

「賛成したいが一応時間的には後三分ある、それまでは待ってやろう」

 

キャップ

「まったく、一番遠いモロでさえもう居るのに。目の前だろうが集合場所」

 

一子

「絶対寝てるわよ」

 

まゆっち

「あれ、確か朝私見ましたよ」

 

松風

「おう、オラも見たぞ。なんか走っていたぞ」

 

彰人

「だったら何処に?てかまゆっち」

 

まゆっち

「は、はい?何か?」

 

彰人

「帯刀はちゃんと許可書が見えるようにしなさい。警察に職質なんていやだからな」

 

まゆっち

「あ、そうですね。すいません」

 

クリス

「流石は彰人殿。刀の使い方をよく分かっている・・・」

 

大和

「そろそろ時間だぞ・・・」

 

そしてその時、こんな声が寮の隣の家から聞こえた。

 

麗子

「岳人!!今日はなんかあるんじゃないの?寮の前にみんないるわよ!!」

 

岳人

「う、うわぁぁぁぁ。そうだ俺様としたことが!!」

 

大和

「なるほど」

 

彰人

「あのバカ」

 

大和・彰人

「「二度寝してやがったな・・・」」

 

「置いていこうか」

 

一子

「賛成」

 

岳人

「ちょっとまてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

キャップ

「おうおう、やっと来たぜ」

 

大和

「遅いぞ、岳人」

 

岳人

「いや~俺様としたことか、二度寝をしてしまった。悪い悪い」

 

一子

「憂さ晴らしよ、妹キック」

 

そして岳人の腹に一発。

 

岳人

「ぐ、グハッ」

 

百代

「さらに姉パンチ」

 

そして今度は顔面に一発。そして最後は

 

彰人

「夫アッパー!!」

 

岳人

「が、ガクシ・・・」

 

そして岳人は倒れた、まあ普通だよなだがこれからが普通じゃない。

 

まゆっち

「あわわわわわわわわ、岳人さんこれじゃあどうするんですか?」

 

モロ

「ああ、別に気にしなくても大丈夫だよ。」

 

大和

「それでは・・・おい岳人、綺麗なお姉さんがいるぞ!!」

 

岳人

「俺様復活!!大和何処にいる?」

 

モロ

「ほらね」

 

松風

「すげぇ、俺の存在ぐらいすげぇ!!」

 

「一応、それぐらいの常識はあったんだ」

 

キャップ

「さて、それでは新生風間ファミリー出動だ!」

 

こうして俺らは、最初に商店街へと向かった。

 

そして最初に来た場所は・・・

 

キャップ

「よし、まずここからだろう。ウニクロ」

 

大和

「一応説明すると川神のメジャーでお手頃価格の服が揃っている店だな」

 

百代

「よし、それでは各自、彰人に似合いそうな服を探し出せ!!私も動くし、彰人も自分の好みのものがあれば見とけよ」

 

彰人

「あ、ああ。それじゃすまんがよろしく頼む」

 

そして俺らは各自散開した。俺は最初、半そでのシャツ。しかし俺は微妙だな・・・を、このパーカーいいかも、まだ春だしな。そして俺は一着を取り見ているとクラスメイトにあった。

 

真与

「あ、御剣君です。どうも」

 

彰人

「あ、委員長。こんにちは」

 

真与

「はい、こんにちはです。あのうモモ先輩はいないんですか?」

 

彰人

「俺の近くに百代が居るみたいな言い方ですね・・・まあ、ほらそこ」

 

そして俺は百代と京がなんか言いあっている所を指差した。

 

真与

「あ、なるほどです。だけど意外でした」

 

彰人

「意外、何が?」

 

真与

「なんていうか御剣君って服一杯あるようなイメージでしたから、こんなところで会うのも意外で」

 

彰人

「そうか、俺的には服に興味がないせいで百代のデートに困るぐらいだぞ」

 

真与

「あはは、それじゃ妹達が待っているので」

 

彰人

「おお、じゃあな」

 

そして委員長と別れ、俺はまた服選びに没頭した。

 

~十五分後~

 

そして俺らは集まり俺のファッションショーになった。

 

一子

「それじゃあ、まず私からね」

 

受け取り着替えて出てきた、しかしこれは

 

彰人

「俺はまだ社会人じゃないぞ、一子」

 

そうスーツだ、しかも普通すぎるほどのオーソドックスの・・・

 

一子

「あれ、可笑しいわね。私は確かに私服を・・・」

 

大和

「はいはい、それでは次は」

 

まゆっち

「は、はいっ!!」

 

クリス

「私とまゆっちで考えたコーディネートだ」

 

そして俺は更衣室に入り全員を前にした。その格好とは。

 

「・・・普通・・・」

 

大和

「うん、確かに普通だな。ジーパンにイラスト入りのシャツ。しかし彰人だからか普通に似合う。これはキャップも同じだよね」

 

キャップ

「あ、んなもん知らん。俺はやっぱヒーローみたいな服装だろう」

 

百代

「うん、これは普通として保留。次」

 

「・・・一応選んだ、そして大和のも選んでみた。」

 

彰人

「あはは、それじゃあ兄弟も着替えたら?」

 

大和

「く、そ、そうする」

 

そして俺は着替えた・・・てかこれ

 

彰人

「なあ京。なぜにこれなんだ、制服に近いだろ。それにパーカーの上にパーカー・・・」

 

大和

「てか、この服。俺の制服の下に着る服だろうが京!!」

 

「あは♪お似合いだよ、大和。それから好き」

 

大和

「似合うのは、一応これでも選んだからな、それからお友達で」

 

百代

「・・・だ、ダブルパーカー・・・・・・次」

 

モロ

「うん、僕も選んだけど。地味かな?」

 

そして俺は着替えて兄弟は普通の私服に戻った。

 

百代

「これは・・・」

 

大和

「すげぇ、一番おしゃれだ、今までの中で」

 

現在の服装。ジーパンだがダメージ、さらに半そでの黒いシャツ、それに上着のような物で赤いジャケット。しかも薄いため腕まくりも可能。

 

彰人

「これはいいのか?百代、どうだ?」

 

百代

「ああ、モロロしては上出来だ。保留!!次」

 

岳人

「よし、彰人。俺様のセンスを見てみろ」

 

そして堂々と渡してきたがすぐに百代から。

 

百代

「次!!」

 

岳人

「あ、あれぇ?なんで?」

 

百代

「お前みたいにタンクトップだなんて、私が認めん。」

 

大和

「それじゃあ、俺か。まあキャップがどんなんか楽しみだが。俺は、これだ」

 

そして俺は着替え始めた、しかしこれなんかてか、完全に。

 

彰人

「よく見つけたな、兄弟」

 

大和

「いや~年月がたっても変わらないね、その姿」

 

その姿とは、俺が昔、そう小学生のころしていた服装に似ていた。そうだな簡単な説明だと。

 

一子

「あ、お姉さまの制服の姿にそっくり。ズボンはジーパンだけど、上着の羽織り方とか下のシャツが黒、それに上着の色が白。」

 

クリス

「なるほど、モモ先輩の制服の姿は彰人殿を真似たのですね?」

 

百代

「く、弟のくせに恥ずかしい事を///////」

 

彰人

「まあまあ。まあこの服装も懐かしいしな。」

 

キャップ

「よし、次は俺だな。俺からはこれだ!!」

 

そして俺は着替えたが・・・これは

 

モロ

「これは」

 

一子

「・・・ちょっと」

 

松風

「まんまお前じゃねえかよ!!」

 

まゆっち

「こら松風!」

 

そう俺は今現在そこで腕組をしている奴と同じくバンダナまで一緒の格好。

 

キャップ

「ええ、似合うだろう、これ」

 

彰人

「これはキャップの服装だから」

 

百代

「却下だ。後は私のか。まあこれだ」

 

そして百代が差し出したのは。

 

大和

「すげぇ、これ姉さんが考えたの?」

 

百代

「いや、京の力も借りてここまで出来た。」

 

一子

「彰人、かっこいいわよ」

 

そう俺の服装は全体的に黒。しかし所々に金が入っている、しかもジーパンも黒。いままで青の物ばっかだったが。それに赤のネクタイって

 

彰人

「どうだ?」

 

「10点」

 

京はいつもの10点札を出していて、モロは拍手、クリスとまゆっちはじっと見ていた。岳人は現在も自分を見ていた・・・バカが。

 

大和

「それで兄弟どれにすることにしたんだ・・・まあ結果は見え見えだが」

 

彰人

「そうだな、やはり百代のだろう」

 

「でしょうね・・・」

 

全員一致で決定、しかし

 

彰人

「あ、それと大和のもだ」

 

百代

「え!?」

 

大和

「了解だ、兄弟」

 

そして俺は百代と一緒にレジに並びに行った。

 

まだ買い物は始まったばかり。

 


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