真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

44 / 138
##第四十四話##

そして夜になった、俺は現在屋上に居る、京も一緒だ。

 

彰人

「なるほど、数は四、いや、五か」

 

「よく分かるね、裸眼で。私でも車のタイヤぐらいしか見えないよ・・・」

 

彰人

「普通、それが見れれば、十分だろ」

 

そして俺の携帯が鳴った、まあ百代のだが。

 

大和

「姉さんが気で確認してくれた、数は五。全員拡散して窓を割りにいったらしい、ひとりは現在「ああ、確認している、車の横だな」・・・さすがは兄弟」

 

彰人

「それじゃあ、俺は勝手にやるとしよう、じゃあな」

 

大和

「ああ、お互いにな。」

 

そして電話が切れる。

 

「そう思えば、彰人の任務って何?大和にも聞かずにおわってたみたいだけど・・・」

 

彰人

「あ、俺の任務か、俺は遊撃なんだ。好き勝手にやってろ。そう言う事さ」

 

「・・・ふ~ん・・・」

 

―――四階

 

ボブ

「フンフンフーン♪、今から窓をブレイク♪」

 

百代

「ブレイクするのはお前なんだがな」

 

ボブ

「ん!?ミ~タ~ナ~、パンチを食らえ」

 

百代

「拳と言うのはこう言うことだ」

 

ボブ

「ぐ、グバッ!!」

 

百代

「・・・余りにも弱すぎる。だけどこれで彰人に甘えさせてもらえる♪」

 

モロ

「いないのに、なんでこんなに甘い雰囲気があるんだ・・・」

 

 

―――――三階

 

報告、岳人が倒すが、まゆっちの力が一瞬垣間見れた。

 

 

―――――二階

 

キャップのライダーキックで相手の戦意損失、結果一子は納得せず。

 

 

―――――一階

 

クリスが大和の策を無視し、逃走。

 

 

――――屋上

 

俺は学校中に蛇を使い、様子を見ていた。あ、そろそろ出てくるな、逃走兵士。

 

彰人

「それじゃ、京。後はよろしく」

 

「うん、大和の命令、実行開始」

 

そして俺は飛び降りて、校庭をダッシュ。そして校門の前に居た、一人の黒人が俺を見て。

 

マーフィー

「グヘヘヘ。オ前、何者?食ベテイイ?」

 

彰人

「その前に、車から離れていいのか?」

 

そして直ぐにパンクする音が聴こえた、さすが京。こんなに暗いのに正確だな。

 

マーフィー

「ア、 車ガ!!」

 

そして、俺に突っ込んできた、普通にこいつラグビー選手か?

 

彰人

「まったく、逃走しないのはいい心がけだが・・・甘いな、それでは俺の指一本で封じれる。」

 

そして俺は相手の頭を人差し指で押さえ、そして。

 

彰人

「安心しろ。気絶するだけだ」

 

そして首に一撃加え、この変な黒人を黙らせた、そしてさっきの逃走犯が来た。

 

ゆとり1

「て、てめぇ。どけ、どかないと、切り刻むぞ!!」

 

そしてナイフを出したが。

 

彰人

「ほう、お前は何で切り刻むんだ?」

 

ゆとり1

「だ、だから、このナイフでって!!俺のナイフが細切れだ!!」

 

彰人

「さて、どうするのかな、少年?」

 

ゆとり1

「こういう時は、逃げるが勝ちだ!」

 

そしてさっき来た方向に帰っていったが、そこには丁度一子が来たため。

 

彰人

「一子、そいつ犯人だから、吹き飛ばして良いぞ」

 

一子

「ホント、ワァーイ。それじゃあ、エイ」

 

ゆとり1

「ぐ、グワァァァァァァアァァアッァァァァ!!」

 

そして吹き飛んで、気絶したようだ。そして岳人が降りてきたらゾロゾロと降りてきた。しかし大和とクリスは言い合いをしていた。

 

キャップ

「あんまり、刺激の無い、あっけない依頼だったな。」

 

彰人

「ま、これで犯人逮捕なんだからいいじゃんよ」

 

ゆとり2

「許してください、僕達可愛そうな子なんです」

 

キャップ

「嫌だね、そんなに情けないと、眉毛全部剃っちまうぞ。」

 

そして連絡を聞いた、ルー師範代が来た。

 

百代

「ルー師範代、これで全員のようです」

 

ちなみに俺の腕に抱きついている状態で報告しています、はい。

 

ルー

「ウン、確かに受け取ったネ。それじゃあ武器はちゃんと返しといてネ。」

 

そして、車もろとも犯人は捕まって行った。さて

 

キャップ

「それじゃあ、帰りますかね、俺達」

 

一子

「そうね、案外もういい時間だし。」

 

そして俺は百代の携帯を開けて確認しる

 

彰人

「ホントだ、すでに十時過ぎか・・・あ、そうだ百代携帯サンキュー」

 

百代

「ああ、それにしても彰人は一体どこに居たんだ。私が確認した時は何故か屋上に居ただろう、なのにどうやって下に?」

 

そして俺はキャップを指した。

 

キャップ

「は、俺!?」

 

大和

「なるほどね、普通に飛び降りる人が他にも居たってだけか・・・」

 

一同

「あ~」

 

百代

「それしても相手、今回も弱かったな~」

 

モロ

「モモ先輩が強すぎるだけだと思うけど」

 

岳人

「俺様もそう思うぜ、な、まゆっち?」

 

まゆっち

「は、はい!!岳人さんだけで瞬殺でした」

 

彰人

「ま、バットを真っ二つにしちゃうのが無意識なのは、怖かったがな」

 

まゆっち

「は、はいーーーーーーー!?」

 

彰人

「あははは、それよりも大和、どうだった?」

 

大和

「保険をかけといて正解だったよ・・・」

 

クリス

「なんだ、その言い方は。確かに逃がしはしたが、それでも」

 

そしてまたもや言い合いだ。

 

百代

「これはこれで面白いな、彰人♪」

 

彰人

「そうだな、百代。」

 

「・・・しょうもない・・・」

 

 

 

―――――五月一日。

 

キャップ

「行くぞ、野郎ども。学び舎に出動だ」

 

「案外ギリギリだけどね・・・」

 

そう、俺らは普通にギリギリだった、まあ歩いても間に合うのだが。

 

モロ

「だけど彰人達が居たのは驚きだよね、いつもの時間ならもう学校に居ると思うよ。この時間」

 

百代

「いや~昨日激し「少し黙りなさい」・・・はい・・・」

 

彰人

「なんでも無い。ただ寝坊しただけだ」

 

岳人・大和・京・モロ

「「「「ジトー」」」」

 

俺をそんな風に見るな。

 

キャップ

「そう思えば今日は金曜集会だな。」

 

クリス

「?」

 

大和

「そうか、クリスとまゆっちは初めてだから、ワン子、放課後案内頼むぞ。」

 

一子

「了解」

 

キャップ

「新・風間ファミリーでの初めての集会だな。ま、その前にバイトだけど」

 

彰人

「丁度いいか、まゆっち」

 

まゆっち

「は、はい!?なんでしょうか彰人さん!!」

 

彰人

「そんなに驚かなくても・・・刀、持ってくからな。」

 

まゆっち

「は、はい・・・」

 

百代

「なんだ、あれを取り出すのか彰人。しかし、あれはクリス達には」

 

彰人

「安心してよ、そこら辺は、俺の蛇でどうにかするから」

 

そして俺は蛇を左腕に出現させた。てか巻きついている、しかも百代が引いてる。

 

百代

「あ、彰人~」

 

彰人

「はいはい、消しますから。そう泣きそうな顔をしない」

 

そして消した、そして抱きついてきた。

そして俺らは学校に向かった。

 

そして時間が経ち、今日も昼は百代と食べた、しかしその時変な事をまたもや聞いた。

 

彰人

「どうかしたのか?」

 

忠勝

「ああ、てめぇには耳入れとけよ。最近この川神で板垣三姉妹ってのが強いらしいぜ、そんで荒らしているらしい」

 

彰人

「しかし、ただのチンピラだろう?」

 

忠勝

「だから勘違いするんじゃねぇよ。耳に入れとけばいいんだよ」

 

やはり、ツンデレだな。

 

彰人

「了解だ。」

 

さて、既に放課後なのだか、まだ時間があった、百代はまた挑戦者のため早々に帰ってしまい、現在帰っているのは俺と大和だけだった。

 

大和

「今日も一日、おわったな」

 

彰人

「そうだな、しかしあの歴史教師は絶対来るところ間違えただろ」

 

大和

「確かに言えているな、しかしこんなに気持ちがいいとお昼寝しそうだな」

 

彰人

「え!?」

 

大和

「いや、既にそこで寝っ転がっているし・・・」

 

彰人

「そういうわけだ、お休み。」

 

大和

「そんなに寝てないのか、授業中とか案外寝ていただろ?」

 

彰人

「疲れは取れないよ、そんなんじゃ。それに精力もつかん、フワァ~。どうせ、まだ秘密基地に行くには時間があるし。」

 

大和

「・・・俺は戻るよ、それじゃ秘密基地で」

 

彰人

「ああ、それから百代がいたら、刀を取る際、俺は本気を出すから、って言っといてくれ」

 

大和

「了解した。」

 

そして、俺はお昼寝を始めた・・・

 

・・・そして次に目覚めた時には、見知らぬ天井ではなく、見知らぬ人が隣で寝ていました。

 

彰人

「え、え~と」

 

この人一体、誰?

 

???

「やぁ、君が気持ちよさそうに寝てから私も一緒に寝ちゃった」

 

彰人

「え、えっとどなた?」

 

???

「あ、そうかごめんね、私、板垣辰子。君は」

 

彰人

「あ、ああ。御剣彰人だ。それにしても寝てたって」

 

辰子

「うん、私、家族の次に寝るのが好きでね」

 

そういうこの人、しかし俺は見抜いていた・・・この人百代より少しだけ弱いだけだ。しかし板垣、板垣はどっかで聞いたな・・・って時間は!!

 

彰人

「すいません、今時間って分かりますか?」

 

辰子

「ウン・・・グゥー。あ、ごめんごめんえっとね、もう直ぐ六時かな」

 

彰人

「げっ、案外寝てたな、それじゃあ失礼します、板垣さん」

 

辰子

「あ、いいよ辰子って呼び捨てで、同い年だと思うから、それじゃあね、彰人君」

 

そしてまた、この人は寝始めてしまった、俺も直ぐに院に戻ることにした。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。