真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第四十二話##

俺らが学校に到着したら、廊下でなんか騒ぎがあった。てか、なんだこのガムテープ?

 

大和

「なんかあったのクマちゃん?」

 

犬飼

「あ、彰人君に大和君おはよう、なんでも今度はこの硝子が割れたみたいだよ」

 

大和

「なにまたか、いい度胸しているな」

 

彰人

「ああ、まったくだな。鉄爺も許さないだろうな。」

 

犬飼

「うん。さすがに学長、怒っているんじゃないかな。モグ、んーケーキおいしい」

 

大和

「朝からガトーショコラかよ、すげぇなクマちゃん。」

 

彰人

「まず、朝からケーキってことに突っ込みを入れろよ、大和」

 

犬飼

「クーベルチュールがたっぷりと使われていて最高なんだ。」

 

大和

「ちょっと味見を・・・をこれはかなりいけるな」

 

彰人

「それでは俺も・・・おお、これ蜂蜜だな。」

 

犬飼

「おお、凄いね彰人君、一口で隠し味が分かるなんて。これは登戸の住宅街にあるから見つけるの大変だったよ」

 

大和

「割と距離あるのに、さすがだぜ」

 

犬飼

「はい、お裾分け。それにしても彰人君の舌は凄いね。」

 

大和

「サンキュウー」

 

彰人

「まあこれでも料理はする方だから。それにしてサンキュー。」

 

そして教室に入ると。俺らの物を見て目を輝いている犬が居た。

 

一子

「お、なんかおいしそうね」

 

大和

「クマちゃんからのお裾分けだ、少し食べるか?」

 

一子

「え、いいの。やったー」

 

大和

「クリスもどうだ?」

 

クリス

「まったく、朝から教室でケーキなど、非常識に思え」

 

一子

「これ、おいしいわね。まぐまぐ」

 

クリス

「・・・・・まぁしかし違反ではないか・・・・だったら自分も食べさせて」

 

大和

「なんか、ブツブツ言っているうちに、うちの犬が全部食べてしまったぞ」

 

クリス

「なんだと・・・クッ」

 

いやいや、そんない悔しがらなくても。そして俺は優雅に一人で食べ始めたら。

 

一子・クリス

「「ジー」」

 

彰人

「わかった、わかった、クリスお前にはやろう、しかし一子。お前はさっき貰っただろうが、少しは自重しろ。」

 

クリス

「う、す、すまない彰人殿。それでは一口、あーん」

 

え、こ、これは。

 

大和

「あはは、頑張れ兄弟。ちなみに姉さんには言わないであげるから」

 

彰人

「クリス、普通にフォークがあるからそれで食べてくれ」

 

クリス

「あ/////す、すまない、彰人殿」

 

彰人

「まあ流石はマルに溺愛されているだけあるから、そうだろうけどさ。さすがに今のは無いぞ」

 

クリス

「く、恥ずかしい//////」

 

赤面していた、ま、しょうがないだろう。ちなみにこの後の話をちょっと話そう、少し時間が経ち。

 

百代

「あ~き~と~」

 

彰人

「わっ、百代どうしたんだ、っとその前にその気を溜めている右手はなんだ」

 

百代

「自分の胸に聞けぇぇぇ!!!」

 

彰人

「嘘だぁぁぁぁぁぁ」

 

これが一時間目の休み時間でした。

 

「・・・しょうもない・・・」

 

―――昼休み

 

昼は初めての食堂を使った、理由は昨日お互いに頑張り・・・・・・なんでもない、忘れなさい。色々あり、飯が作られていないため百代とともに食堂に行った。

 

彰人

「いや、だからその話は、ちゃんと俺は考慮してだな」

 

百代

「しかし、話だと、その・・・アーンまで行ったって・・・」

 

彰人

「誰が?」

 

百代

「岳人が・・・」

 

彰人

「百代、急用が出来た、すまないがここで「嫌だ」・・・うっ」

 

百代

「そのなんだ、やはりここは私にアーンをしてからだろ、な?」

 

そして川神学園のあたらしい伝説が出来た・・・『アーンで完食させれば天下無双』

 

彰人

「なんか、グッと疲れたぞ百代」

 

百代

「♪~♪」

 

いや、あのそんな笑顔だと何も言えないんですけど。そして俺らは教室が違うので別れた、その際も大変だっただけ言っておこう。しかし教室に戻ると、そこには大和の周りを囲んでいるクラスメート達だった。

 

彰人

「あれ、どうかしたのか、クマちゃん?」

 

犬飼

「ああ、彰人君かい、実はね」

 

そして大和が葵君に勝ってきたことを聞いた、ほう、一人でも勝てるとわな流石は兄弟。兄弟としてうれしいな。

 

彰人

「勝ったらしいな、兄弟」

 

大和

「ああ、今回は勝てたよ兄弟。だけど今度はもっと大きいもので勝ちたいな。」

 

彰人

「ま、頑張りな。俺はちょいと吹き飛ばす相手が居るからな。」

 

そして俺が岳人を睨むと、全員が岳人に注目した。

 

モロ

「う、うわっ!何みんなしてって彰人?」

 

彰人

「安心しろモロ、お前には用はない、しかしそこのバカには用がある。」

 

「岳人何したんだろう?」

 

大和

「どうせろくなことじゃないだろうさ」

 

岳人

「あ、あれ~俺様なにかしましたか、彰人?」

 

知らばくれるか、この筋肉バカ。

 

キャップ

「相変わらず彰人の怒りは怖いな~」

 

彰人

「ほう、それではお前は百代になにも言っていないのか?」

 

岳人

「は、は、お、俺様がケーキの事なんて言うかよ」

 

大和

「墓穴ほったな、岳人。南無阿見陀仏」

 

岳人

「は!しまった!!」

 

彰人

「そうかやはりお前だったか・・・覚悟はいいか岳人」

 

岳人

「ここは逃げるがよし、俺様は逃げる!!」

 

そして廊下に逃げようとするが、俺は地面を触り、蛇を使った。

 

彰人

「蛇、行け!!蛇鱗縄」

 

そして岳人が蛇に巻かれてしまった。足から腕まで完全封じ。これは百代とか鉄爺ぐらいなら気だけで消せるが、他の奴はこれを消すのに一苦労するらしい・・・マルにそう言われたからな。

 

岳人

「なんだ、こりゃ、自由がきかねえ!!だ、誰か助けてくれ」

 

その時、誰も人は目を合わせない、これは自分が可愛いからだ・・・・そう思いたい、なんだかみんな引いているし・・・

 

彰人

「安心しろ岳人、窓から落とすだけだ」

 

そして岳人を引きずりながら、窓を開けて。

 

岳人

「う、嘘だろ。おい、彰人!!」

 

彰人

「安心しろ、本気だ!!」

 

そして落とした、そして全員驚愕した。

 

「ホントに落としちゃった。」

 

一子

「ギョえ~大丈夫なの」

 

キャップ

「み、見ろよあれ」

 

そしてキャップの言葉に全員が反応、そのわけはなんと岳人はギリギリのところで窓掴んでこっちに戻ってきた。もちろん俺が落とす瞬間に蛇を戻したから自由が利いて結果、ギリギリの所で手摺に捕まれた様だ。

 

岳人

「俺様は、原作とは違うのだよ原作とは!!」

 

しかし、俺はそんなことをもろともせずに

 

彰人

「バカが、俺は原作にいない!!」

 

岳人

「しまったぁぁぁぁ!!」

 

そしておもいっきし廊下側に蹴って、その後岳人をリンチしていた。

 

――――そして放課後

 

Side キャップ

 

さて、今日はなんか依頼があるみたいだから開き教室にきたけど、案外いるな~

 

キャップ

「よぉ、ハゲ。葵の奴、悔しがっていたか?」

 

「それどころか惚れこんでいたよ、ライバルってな」

 

キャップ

「なんかあいつ予想のつかないリアクションしるよな」

 

「風間程ではないと思うぞ」

 

そしてルー先生と、あの歴史の先生が来た。

 

ルー

「うむ、今日は六人かネ?」

 

歴史教師

「案件は一つだ、の」

 

ルー

「それでは競りを始めるヨ」

 

歴史教師

「それではマロが案件を読み上げるでおじゃる」

 

ルー

「お願いします、綾小路先生」

 

歴史教師

「ガラス割れ 己の道も また割れる」

 

ルー

「頼み料は上食券200枚だ」

 

キャップ

「なかなかの大きな依頼みたいだじゃねぇか」

 

「ユキの暇つぶしのためだ。190枚!」

 

骨法部主将

「YEHA、180マ~イ」

 

弓道部主将

「170枚にて候」

 

「165枚」

 

弓道部主将

「140枚にて候!」

 

骨法部主将

「120枚、WOW!」

 

歴史教師

「120枚・・・・・・他はいないでおじゃるか?」

 

骨法部主将

「アイムウィナー!ジャストトゥイット!」

 

キャップ

「90枚」

 

骨法部主将

「パードン」

 

キャップ

「90枚だ。」

 

ルー

「90枚、他に居なければ風間が落札ネ」

 

歴史教師

「詳しい話をするでおじゃる、他の者はたし去りゃ!」

 

「やれやれ。相場を無視しないで欲しいものだね」

 

side out

 

Side 忠勝

 

たくっ、親父の奴俺にこんな事までやらせやがって余計に時間くっちまったじゃねえか。ん!?あれは

 

忠勝

「島津じゃねぇか?」

 

おいおい、彰人が言ってあるはずだろうが。まあいいかここは素通りすれば

 

岳人

「お、ゲンじゃねぇか?」

 

忠勝

「島津、なんでお前がこんな所うろいついてやがる」

 

岳人

「なんか耳にしていねぇか、この街の異変とか」

 

やはり、彰人のおかげかあの薬の事までは知らないらしいな。

 

忠勝

「質問の意味が分からなねぇな、帰―れお前は」

 

岳人

「ちっ、そうかよ。彰人にも言われているし、ただ昨日そんな事を耳にしただけだよ。そろそろ帰るとするぜ。・・・しっかし見た感じ普通だな」

 

ちっ、ちゃんと彰人の警告はあったのかよ、このバカ。

 

忠勝

「そう思っているうちに、とっとと立ち去りな。喧嘩になっても手は貸さねーからな」

 

岳人

「口の悪い奴だな。」

 

うっせいよ、しかしなんであいつがここの治安なんて?まあいいか俺の次の仕事しないとな。

 

Side out

 


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