真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第四十一話##

ゆとり1

「じゃあ、ユウの奴の野郎、薬マジでやってたのか」

 

ゆとり2

「最近、親不幸どおりでよく薬売ってるって話だよ」

 

ゆとり1

「なんかキめてる奴増えているよな」

 

ゆとり2

「どかっと売ってる人がいるらしいよ」

 

ゆとり1

「よく知らないけど、そういうのは、取り仕切る怖い大人がいるんじゃね?」

 

ゆとり2

「うん。だからいつか売ってる人、シメられると、思うよ」

 

ゆとり1

「怖ぇーけどキョーミあるな、薬試してぇ」

 

ゆとり2

「今の話聞いていて・・・・・・ケージ君勇気あるよ、ハンパねぇ」

 

ゆとり1

「ま、今は窓割りゲームがあるから、退屈しねぇけどな」

 

そして、その少年達はレジへと消えていった、さらに岳人達も結局、駅前でナンパをすることにしたらしい。

 

百代

「いや、しかし、岳人の、あれはアウトだろう。私なら一瞬だがな」

 

彰人

「・・・・・」

 

それにしてもあんな中学生が、たぶん例の忠勝の件についてだろうが・・・・・・それにしても最後の窓割りゲームって、まさか「・・と」、いや模索は仲間の危機にしか「彰人!!」

 

彰人

「え!?ああ、すまん百代、どうかしたか?」

 

百代

「まったく、私が声をかけているのに、無視はないだろう。それに難しい顔してるぞ。私とのデートなんだから、笑顔でいろ、それか私にだけイヤラシイ目で見ていろ」

 

彰人

「ああ、すまないな。それにしてもこれはデートなのか?まあ、いいか。それにしてもモロも大変だな、岳人のナンパなんて、100%無理だろう、良くて、宗教の勧誘だろうに」

 

百代

「あはは、言えてるなそれ。・・・・・しかし」

 

そして百代は俺を見ながらジト目をした。

 

彰人

「ああ、だうかしたか?服の事ならしょうがないだろう、これしか外着が無いんだから。」

 

百代

「いや、それは別にいい、今度ファミリーでお前の服選びをするから。」

 

彰人

「それじゃあ、どうかしたか?」

 

百代

「ああ、さっき岳人がナンパして、失敗していたウエイトレスの姉ちゃんが、ずっと彰人のことを見ているのが気に食わないだけだ」

 

いやいやそんなに、ってホントに俺のこと見てるよ。

 

彰人

「いやいや、もしかしたら百代かもしれんぞ、お前は有名人だし。「ジトーーーーーー」う、そろそろまた、ぶらりと行くか?」

 

百代

「ああ、そうしよう」

 

そして俺らも、すぐにレジで会計をすませて出てきた。もちろん俺もちだ。そして店をでて俺らが恋人つなぎをしながら、商店街に戻り、と、そのとき、物凄い足音が聞こえた、その正体は

 

一子

「いたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

一子だった、しかもブルマで、そして滅茶苦茶早く。

 

百代

「どうかしたか?かわいい妹よ」

 

彰人

「一応、昼飯は外で食べると言ってあるが?」

 

一子

「そ、それが、挑戦者なのよ、挑戦者。私が相手したいのに、爺ちゃん、彰人か、モモを連れてきてくれって言うから、急いで来たわ」

 

百代

「あの、ジジイ。私の祝福の時間を」

 

彰人

「はぁ~、わかった。行くぞ百代」

 

百代

「ええ~!!行くのか彰人。確かに勝負も良いが、今は彰人との」

 

彰人

「ああ、俺も今はお前の方が良いが、しかしこれを使って、鉄爺に金貰う。せっかくのデートの賠償金でな・・・ク、ク、ク。」

 

一子

「おお、彰人が・・・・・怒ってる・・・・・ガタガタガタ」

 

そして俺らは、ダッシュをして、わずか二分で到着。

 

一子

「じ、じいちゃん、つ、連れてきたよ。」

 

鉄心

「うむ、ご苦労であったって!!なんじゃこの気は・・・・・彰人?」

 

そして俺は、ちょいと本気の状態で、鉄爺を睨んで

 

彰人

「俺らのデートを邪魔した、挑戦者は何処にいるのかな鉄爺?」

 

そして鉄爺は無言で、指でそのモノ達を指した、しかしなんでそんなに震えているんだろう?

 

忍者1

「俺たちは落ち葉隠れの忍者だ。ここに武神として名を馳せている川神鉄心に挑戦をしようとした所、川神百代か、御剣彰人を倒してから申し込むように言われた。だから・・・え!?」

 

そして片方の忍者が俺が接近していくごとに黙り始めた。

 

忍者2

「おい、ナノレト・・・な、なんだ、この殺気は!!」

 

彰人

「お前ら、俺がその御剣彰人だ。それでは勝負をハジメルトシヨウカ?」

 

忍者1

「く、くそ。いくぞサズケ。忍法、影分身」

 

そして俺の周りにその忍者が数人出てきたが。

 

彰人

「ウザイ」

 

そして俺は気ですべて吹き飛ばした。

 

忍者2

「なんだと、ナノレトの影分身が、一瞬で。こ、こいつ、ば、化け物か!」

 

百代

「私の彼氏を化け物とは・・・・・私ですら殺意が芽生えてくるな。」

 

一子

「ガクガクガク、ブルブルブル」

 

彰人

「お前ら、小便はすませたか?神のお祈りは?部屋の隅でガタガタ振るえて命乞いする準備はOK?」

 

忍者1・2

「「ひ、ヒッ!」」

 

彰人

「なんで、よりにもよって祝日に来るんだよ、このKY忍者共。貴様らにはこれがいいだろう。行くぞ!!」

 

と、構えた瞬間に相手を見たら既に鉄爺が間に入り相手を見ていた。

 

鉄心

「うむ、すでに失神しておる。この勝負彰人の勝ちじゃ。まあそんなきつい殺気など浴びていればこうなるだろうぞ。ワシも震えておるしのう・・・・・・そのなんだ、すまんのうデート中に」

 

そして、あえて構えなおし

 

彰人

「そう思えば、鉄爺にも言ってなかったね。」

 

鉄心

「へ?」

 

彰人

「勝手にこんなシステムなんか作ちゃって。お仕置きでもしようか?」

 

そして蛇の出したらが直ぐに引っ込めて

 

彰人

「それじゃ、鉄爺。後はヨロシク。俺たちはデートの続きしてるから、もし挑戦者が来たら・・・・・・命が無いと思ってって挑戦者に言ってね♪」

 

俺は最大の笑顔でそう言い、百代の手を掴んで仲見世どおりにでた。

彰人達が消えた後の事。

 

鉄心

「さすがにデート中は不味かったかのう。」

 

一子

「あんな、彰人見たこと無い」

 

ルー

「あれはあれで、凄いネ。こっちも怖かったシ」

 

鉄心

「うむ、最近彰人怖いのう」

 

一子

「爺ちゃん、それ絶対に彰人は悪くないと思うよ。彰人だってお姉さまのデートは楽しみだろうし。」

 

ルー

「そうだろうネ。それでは鉄心様も」

 

鉄心

「うむ、気をつける事にしよう。それに修行僧に悪影響だしのう。いつもは隠しておるからのう。あの気」

 

ルー

「はい、いつもは気を自分自身で潰していますから、彰人は。」

 

以上、川神院からでした。

 

百代

「ふう、彰人の怒りっぷりにも私は惚れ直したぞ。それにしてもあれだけの殺気で失神って最近の挑戦者は弱いな~私なら丁度いいぐらいだ」

 

彰人

「しょうがないだろう、大体強い奴らは、忙しいだろうし、それに未だに見つかってないしね四天王。」

 

百代

「まったくだ、しかしここからどうするんだ、彰人。時間的にはまだ二時だし。」

 

彰人

「そうだな、どうするからな~」

 

と、俺らが思っていたときに、なぜか不審な気を感じた。

 

彰人

「ん!?」

 

百代

「どうかしたか、彰人?」

 

百代は感じていない、気のせいか。そして俺らはデート、楽しんだ。

 

Side ???

 

???

「流石だな、楽しみだ。あはははははは」

 

その男はどこに消えて行った。

 

Side out

 

 

―――四月三十日。

 

さて、今日も大和達と合流した。

 

大和

「お、兄弟に姉さんだ、おはよう」

 

彰人

「うーい、おはようさん」

 

「いいな、モモ先輩彼氏の腕に抱きついて登校。」

 

百代

「そうだろう、いいだろう。」

 

モロ

「最近、凄くなってきたね、二人とも」

 

一子

「朝なんて、キスしてたわ。しかもずっと・・・・・・」

 

岳人

「お前、見たのか?邪魔したのか?」

 

一子

「うんうん、ただ彰人の部屋の前に、現在キス中っていう張り紙があったから」

 

彰人

「なんて事をするんだ百代!!」

 

百代

「なんだ、知らなかったのか。昨日一緒に寝る際に付けといた。これで邪魔する者はいないぞ」

 

いやいや、そんなに胸張って言うことじゃありませんよ。

 

キャップ

「そう思えば、今日はモモ先輩のファンいないなぁ~。やっぱあの昼の放送が聞いているだろうな。」

 

彰人

「あはは、もし居ても、こうして」

 

と、俺は百代のけしからん胸を持ち。

 

百代

「あ・・・////」

 

彰人

「見せ付けてやる!!」

 

大和

「おいおい、朝から凄いな兄弟」

 

クリス

「破廉恥なのはいけないぞ////」

 

百代

「あ、彰人~」

 

あれれ、甘くなってきてるぞ、声が。

 

岳人

「おいおい、あのモモ先輩が、とろとろだぞ。どんな調教しているんだよ彰人」

 

大和

「あれ、この風景どっかで・・・・・・あ、うちの両親だ」

 

彰人

「はいはい、後でね、百代。チュッ」

 

百代

「チュ。わかった、彰人」

 

モロ

「おかしい、なんか彰人に歯止めが無くなってる・・・」

 

大和

「ああ、これぞ真のバカップルだ。」

 

そして俺らはファミリー全員で登校した。

 


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