真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第三十四話##

さて、俺らは現在、橋を渡っていた。

 

彰人

「さて、どこ行く、百代。今日は賭けで勝ったからどこか行こうぜ?」

 

百代

「そうだな、彰人が賭けをしていたことは驚きだが、そうだ、商店街でぶらぶらなんてどうだ。今なら私が腕にずっと抱き着いているぞ」

 

彰人

「ああ、それはすばらしいな。それじゃ行きますか。てか商店街って・・・・・・あ、買うモノが俺あるし丁度いいか」

 

百代

「うん?彰人が買うもの、なんだそれは?」

 

彰人

「なに、勉強道具の・・・・・・なんで百代は耳を塞いでいるんだ。はは、相変わらずの勉強嫌いだな」

 

現在も、耳を塞いで、アーアーと、言っている百代。なんともかわいいな。

 

百代

「まったく、それよりもデートだ、で・え・と」

 

そして腕を引っ張る百代に俺は笑顔で居た。

さて、ここは商店街なのだが、なんとも、まずは俺の文房具を。

 

百代

「お、彰人。あれはモロが言っていたゲームだな。」

 

まあ、最初ッからこうなるのはわかっていましたよ、不満があるか?否、断じて否!!

 

彰人

「てか、百代って昔から、ゲームは格ゲーだけだろ。俺も今度モロからモンキーハンター借りるけどさ。」

 

百代

「ふ、ふ、ふ。彰人、甘いぞ、最近の私は可憐にレーシングもするんだ。」

 

と、百代が行ったとき、俺は不意に思った。

 

彰人

「なあ、そう思えば俺、バイト探さないとな。それと免許・・・・・・」

 

百代

「はぁ?免許?バイトは私と一緒のでいいと思うが・・・・・・免許って免許か?」

 

彰人

「ああ、免許。まあバイクだがな。それと百代、バイトは一緒でって何するんだ?」

 

百代

「あ、そう思えば言っていなかったな。実わなこの前のようにお金を借りて、そして返せなくなると決まって、土木あたりに日当たりでバイトするんだ。」

 

なるほど、この前のあのお金はそういう事か。

 

彰人

「ああ、それじゃあ今度でも紹介してくれ。」

 

百代

「ああ、分かった。それと携帯だな、彰人。」

 

彰人

「え・・・・・・さすがにそれは鉄爺に悪いような。まあ買わないといけないのはわかっているのだが」

 

百代

「う~~~~~~早くお前と、恋人同士の会話を携帯でしたいぞ。」

 

彰人

「いやいや、普通に俺の部屋にいるじゃん、最近。てか既に住んでいるじゃないですか、あなたは」

 

そんな感じで俺の目的地に到着。そして買い物が終わり、店を出るとそこには

 

小雪

「おお、モモさんに彰人だ、お~い」

 

そこには元気一杯の、ユッキーと、そして

 

「ユキ、あれはデート中なんだぞ、これでは俺らは馬に蹴られてしまいそうだ。」

 

坊さん、いや準がそこには居た。

 

百代

「おお、あそこに居るのは、小雪に、ハゲじゃないか。どうかしたのか?ちなみに私達はデートだ」

 

彰人

「よ、二人とも。お前らも買い物か?」

 

小雪

「おお、さすが彰人、察しがいい。うん今日はトーマが居ないから、ジュンで我慢」

 

「ああ、いいな。幼児の後姿。」

 

なぜか、幼稚園児の列を見て和んでいた、準であった。

 

百代

「はぁ~、このハゲはほっといて、小雪どうだ、一緒にどうだ買い物?」

 

小雪

「ふふ、いいよモモさん。僕はジュンと一緒にお買い物するから、それに二人の邪魔はしないよ、それじゃあね、ケタケタケタケタケタ」

 

そして二人は消えていった。

 

百代

「あいつも随分元気なったものだな、あれではうちの妹と大差ないな。」

 

彰人

「ああ、そうだな。さて、それでは俺らも帰りますかね。」

 

百代

「ああ、それじゃ、レッツゴー♪」

 

そして俺の腕に抱きつき百代であった。

 

 

さて、今日も、朝が来た、すでに一子は出ていた、俺らは朝食を取り、通学路を歩いていた、そして前方にいつもの面子が目に付いた。今日はまゆっちも一緒のようだ。

 

クリス

「今日も、朝の残りのお稲荷さんが・・・・・・」

 

クリスがはしゃいでいた、まあこれは良いのだが

 

大和

「おお、まさしく海外に行った時の日本人の如く、無防備だな」

 

クリス

「直江大和、お前は一体何を言っているんだ?」

 

そして、キャップがすかさず

 

キャップ

「お、うまそう、お貰い(パクッ)・・・・・お、うまい」

 

クリス

「あ、私の、お稲荷さんを!」

 

そして次に岳人も手を伸ばし、

 

岳人

「お、うまそうだな、俺様も食べてやる。(ほい)」

 

クリス

「く、何をする!!」

 

そして、後ろに立った岳人を、蹴った。おお飛んでる、飛んでる、そして京に行き。

 

「ナイスな、ジャーマンキック・・・・・・ここは空中コンボを決めておく」

 

そして飛んでいる岳人にさらに追撃、てかよくお稲荷さんを持ったままで居られるな岳人。そして俺の彼女も

 

百代

「おお、ここにおいしそうな、お稲荷さんが「こらっ」あ・・・・・・」

 

流石にそれは俺が阻止をした。

 

クリス

「!!いつの間に後ろに、私が気付かないとは」

 

大和

「お、姉さんに彰人、おはよう。」

 

彰人

「ああ、おはようさん。しかしクリス、朝から災難だな。」

 

クリス

「お、これは彰人殿にモモ先輩、おはようございます」

 

百代

「う~、おはようさん。もういい、京で我慢する」

 

そして、京に完全にセクハラになるだろう事を普通に、往来でしていた。

 

「ああ、大和~この人、エロい事してくる」

 

百代

「ああ、エロいぞ。彰人に調教されて、既に私は彰人無しでは生きていけない体にされてしまった」

 

まゆっち

「チョウキョウ??」

 

あ~あ、まゆっちはよく分かっていないらしいが、他は、てか特に岳人と大和に

 

大和

「まあ、流石は兄弟って所か。ああ、まあ気にしないがな」

 

そしてどんどん俺から離れていく、そして岳人は俺の肩を掴み。

 

岳人

「やっぱ、年上だよな、彰人!!やはり、縄なのか、それともろうそくっ!グベェ!!」

 

うるさいので一発決めといた、まったく、俺はただ可愛がっているだけだ。

 

クリス

「うぅ~それよりも私のおいなりさん・・・・・・」

 

「おいなりさんとか、エロス発言自重してよ」

 

大和

「お前が自重しろ。」

 

百代

「このファミリー大丈夫か?」

 

キャップ

「モモ先輩たちが来てから、こうなったけどな」

 

そして、モロとも合流した。

 

モロ

「あ、皆おはよう。」

 

大和

「お、おはようさん」

 

彰人

「お、やっとここで良識のある奴が来た。」

 

そしてモロといううちのファミリーで、唯一一般人のモロが来てくれたおかげで、さっきの話題は終了した。

 

モロ

「あれ、クリスどうかしたのか?」

 

クリス

「ああ、それが・・・・・・(説明中)」

 

モロ

「あはは、それは災難だったね。だけど僕なんか、この前の時なんて、おでん買ってきて・・・・・・残っていたのは皿だけだったよ。まだ二つ残ったのはいいほうだよ」

 

クリス

「やはり、飢えた若者も前に無闇に出さない方がいいようだな。勉強になったありがとう」

 

モロ

「あはは、お役に立てたなら良かったよ」

 

大和

「なんだ、まだ食べ物事でグダグダ言っているのかクリス?」

 

クリス

「誰が、食べ物でグダグダと「ちょっと待った。」うん?」

 

大和

「お前には丁度いい、奴がいる。」

 

そして、犬笛を出した、て、おいおい

 

彰人

「おい、大和。呼ぶ気か?」

 

大和

「ああ、クリスには一番ふさわしい人物だろうからな」

 

そして犬笛を吹く。

 

クリス

「なに、大和は同心(昔の警察)だったのか?」

 

いやいや、そんなのはこのご時世に既にいませんが、と、急に足音が聞こえ始めた。てかすげぇな、あいつ

 

大和

「違うぞ、これは犬笛だ」

 

そして一子、到着。

 

一子

「みんな~おはよう、そんで誰が呼んだの?」

 

クリス

「正しく、犬というわけだな。」

 

モロ

「うわっ、普通に認めちゃったよ、この怪奇現象」

 

彰人

「まぁ、ここには色々、普通じゃないやつ多いしな。それにクリスは見て認めるタイプだろうからな」

 

大和

「おい、ワン子、クリスが勝負したいって」

 

クリス

「お、おい、貴様。私はそんなことは」

 

一子

「なんだ、クリも体力がありあまっているみたいじゃない」

 

クリス

「違うぞ、私と犬を一緒にするな」

 

一子

「ふ~ん、言い訳するのはお国技?」

 

いやいや、そんな簡単な挑発に

 

クリス

「ふん、何で勝負するんだ?」

 

彰人

「なんとも、見たもの同士だな、まあ、仲は良くなりそうだな」

 

まゆっち

「あ、あのう。そのう」

 

百代

「うん、どうかしたか、まゆまゆ?」

 

まゆっち

「あ、そ、その、あ、あの」

 

百代

「なんだ、彰人がかっこいいからって告白は私が受け付けないぞ」

 

彰人

「いやいや、違うだろう。それでどうかしたか、まゆっち?」

 

まゆっち

「はい、あのこれは聞いていいのかは分からないのですが・・・・・・その」

 

彰人

「フツノの事か?」

 

まゆっち

「!!」

 

彰人

「なに、安心しろ。あれはお前の親父さんにも見せる約束だから。」

 

まゆっち

「そ、そうでしたか。す、すいません」

 

百代

「うん?フツノ・・・・・・ってあの刀か。」

 

彰人

「ああ、流石は剣聖の娘だな。」

 

岳人

「今日も、俺様のために晴れていやがる。」

 

「しかし、午後から雨」

 

そんな感じで俺らは、色々談笑していると、商店街のおっさんが通った。

 

おやじ

「お、なんでい、なんでい今日も一緒で・・・・・・って!!増えてるじゃねえか馬鹿野郎。いつまで仲良くしているなと、思っていたらまさか増えるとわな」

 

そしておやじはチャリをこぎながら消えていった。そして橋を歩いていると変な二人組みがいた。

 


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