真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第二十九話##

さて、結局、デートっぽくない、デートを終えて、現在、午後の修行に励んでいる。まあただ単に、百代は俺に攻撃をして、俺が命懸けで、避けているだけだが。

 

百代

「やはり、お前との組み手が一番いい。私がこうして本気で攻撃しているのに、お前は顔を変えずに避け続けている。そらそらそらそらそらそら」

 

彰人

「ちょ、それは。まあいいか、せやせやせやせやせやせや」

 

俺は彼女の攻撃を凌ぐ、2009の春。

 

Side 大和

 

さて、今日は今日で、映画を見たわけなんだが、あまり面白くなかったな。まあ話題のストックにはなったかな。すでに時間も夕暮れ時でもある、そして俺の部屋に戻ると。

 

大和

「ただいま~」

 

「あなた、お布団の用意が出来ていますよ」

 

なぜか、京がいました。

 

大和

「離婚しよう、もう終わりだ俺たち。」

 

「お、おままごと中に、容赦ないリアリズミが・・・・・・」

 

そして、落ち込む京、そこに現れたのは、キャップ

 

キャップ

「あ、丁度良かった。今、電話しようとしていたんだ。」

 

そして、俺を部屋から出して。

 

キャップ

「バイト疲れで爆睡から覚めたら・・・・・・あんな光景が」

 

そして、キャップが台所の方に指を指した。

 

大和

「?なによ」

 

「あ、直江先輩、お、おかえりなさい。今日は私が、皆さんのご飯、作りますから」

 

俺は訳がわからず、近くに居た、クリスに聞いた。

 

大和

「どうなっているんだ、クリス?」

 

クリス

「・・・・・・本人に聞けばいいだろう」

 

やはり。まだ怒っているようだ。

 

「焼肉のお礼だって、料理得意らしいよ。」

 

大和

「おお。それはわざわざ有難う!!」

 

「あ、いいんです、いいんです。お礼にぜひ食べてほしいんです!!」

 

一年生の瞳には、決意の炎が宿っていた。

 

キャップ

「なにやら、気合入ってるだろう、こりゃあ楽しみだ」

 

確かに、気合は入ってそうだ。

 

キャップ

「それに食材も見る限り、豪華じゃね」

 

「これから、モモ先輩たちを、ケータイで呼ぶところ。」

 

キャップ

「じゃあ、俺はモロ行くから、大和は岳人な」

 

大和

「あいよ。だけどあの二人なら一緒に居そうだが」

 

・・・・・・・・・・大串スグルの部屋――。

 

スグル

「げっ、早くもこの作画崩れ始めているぞ、この新番アニメ」

 

モロ

「三話までの作監さん、あきらかに違うねこれ」

 

スグル

「うー。今期ははずれが多いな~、時間も被るし。その点オータムは違うな。流石、滋賀アニだな」

 

モロ

「あれ、キャップから電話だ。なんだろう」

 

スグル

「お、それはオータムのOPか、フフやるなモロ」

 

・・・・・・・・・・・・・・

 

キャップ

「モロ晩飯来れるってさ、スグルとアニメ見ていた」

 

大和

「アニメじゃ、岳人とは別行動が。電話電話」

 

そして、電話をかけると

 

岳人

「おいおい、今女とやっているんだから、電話かけるなよ」

 

そして、俺は電話を切り。

 

大和

「(プツッ)岳人電話にでないや」

 

直ぐに岳人から電話が掛かってきた。

 

岳人

「冗談だよ、直ぐに切るとか結構Sだな。お前」

 

大和

「女子高生の飯が食えるぞ、夕飯食いに来い」

 

岳人

「マジで!?イェェェェェイ。これで女の手料理食べたことのない奴より俺の方がモテているぜ。って、それまさか、京の激辛殺人料理じゃないだろうな」

 

大和

「寮の一年生の女の子が焼肉のお礼だってさ」

 

岳人

「・・・・・・なんだ後輩かよ」

 

あ、そう思えば岳人は年上派だったな。

 

大和

「で、来る?来ない?」

 

岳人

「日課の一人Hして、イッてから行くぜ」

 

馬鹿な奴なので即行に切った。

 

大和

「(プツッ)岳人来るってさ」

 

「声大きいから聞こえていたよ、セクハラだよ、あの男」

 

そして、次に続いた。

 

「それで、大和は日課なのかな・・・きゃっ恥ずかしい」

 

大和

「お前も、セクハラだよ。同じように聞かれたらどうするんだよ」

 

「お望みなら、詳細に言うよ。えっとまず枕を大和に見立てて・・・・・・」

 

なんてことをこの子は白昼堂々というのかね。

 

大和

「ごほん、それで川神シスターズ、またはうちのオシドリ夫婦は来れそう?」

 

さすがに、さっきの話題は俺も精神がもちそうにないため話をに変えた。

 

「モモ先輩は、彰人に抱きついてくるって」

 

大和

「ああ、なんでだろう、容易に彰人が道行く人に睨まれるのが浮かんでくるな。」

 

「あ、ワン子はウサギ飛びしながら来るって」

 

大和

「普通に、ここに来れないのか、あの川神院に住んでいる者たちは」

 

「あ、それと、彰人からの伝言、大和、なぜ、うちの嫁と妹は普通に歩かないんだ、お前の教育か!!、だって」

 

俺は、兄弟に臥床しながら、来るのをまった。されど、先から視線が気になる。

 

クリス

「・・・・・・ジロジロ」

 

未だに視線を感じる、2009春。

 

「大和、さっきからクリスに睨まれているね」

 

大和

「実は、今日の朝うっかり、着替えシーンに出くわしてだな」

 

「・・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

そして、それを聞いた京は完全なOrzの形になり

 

「・・・・・・寝取られ・・・た」

 

なんと、大げさな

 

大和

「一瞬下着を見ただけであってだな」

 

クリス

「んっ!!」

 

「視姦寝取られされた、これは地雷ゲームの予感」

 

それは、どういう日本語だよ。

 

大和

「だから、俺は偶然クリスの下着姿を見てしまったわけで」

 

クリス

「見た見た、うるさいぞ!!」

 

そして、盛大に蹴りを喰らった。

 

大和

「ぐ、ぐはっ。す、すまん」

 

クリス

「まったく、直江大和、お前という男は。何故に彰人殿と兄弟とも言われているのに・・・・・・」

 

いや、兄弟を天秤にかけられても、と、そこに京が間に入った。

 

「一撃は、乙女の怒りでわかるけど・・・・・・もう一発入れるなら、私が相手する」

 

クリス

「べ、別に京と、揉めるつもりはまったくない。」

 

あ、あれ、なぜにこうなる?

 

大和

「いいって京・・・・・・ギクシャクしてるなー、良くないぞ」

 

キャップ

「今の流れはお前のせいじゃね?ってか、クリスは昼なに食ったんだ」

 

クリス

「INARI寿司だ!!!!!!!!」

 

声高らかに、テンションを上げて言ってきた。

 

クリス

「朝食べたら、おいしくて、昼も、おいしくいただいたんだ」

 

どうやら、日本の文化に色々と触れているらしい。

 

大和

「しかし、手馴れているな、あの包丁さばき」

 

キャップ

「なんか楽しみで、ついなんかしたくなるよな~」

 

なにもするなよ、と思いながら、他の連中を待ち始めた。

 

Side out

 

 

さて、さっき電話があったため、俺は午後の練習を終えて、現在、百代と一子を連れて、島津寮に向かっている。しかし、一子よウサギ飛びどうかと、さすがに人の目が、あれ、なんだろう。またか、みたいな感じの目を向けているここの人たちが居た。まあそれはいいのだが、それよりもその後、なぜか俺を見て、睨んだりするのをやめてほしい。まあしょうがないか。

 

百代

「はぁ、今日も彰人に一撃も入れられなかったな。まあ本気で戦いたいが残しておきたいというジレンマにおそわれるな、まったく。」

 

一子

「あれ、だけどお姉さま、確か爺ちゃんに、」

 

百代

「ああ、なんでも橘天衣を、破ったものが北にいるらしくてな」

 

彰人

「え、橘?あの四天王の一人の?」

 

百代

「ああ、なんでもそうらしい。詳細は不明だがな。」

 

彰人

「それじゃあ、お前にも負けて、その誰かに負けたと言うことは橘は?」

 

百代

「ああ、ジジイが言っていたよ、剥奪だそうだ、まあそいつが倒しがいがあればいいがな」

 

一子

「ホントそうね、まあ、また一瞬だったりして・・・・・・」

 

百代

「そしたら、彰人に甘えて発散する。なあ彰人?」

 

彰人

「はぁ~、それにしても四天王に勝つ奴か、百代ぐらい強い奴じゃなくていいから、俺も戦いたいな。まあ朝の鉄爺の戦いで、まあまあスッキリはしたんだがな」

 

一子

「ええええええ、見たかったな~。彰人と爺ちゃんの試合。」

 

しかし百代は強~い力で、俺の腕を締めてきた、しかも上目で・・・・・・これは可愛すぎる。

 

一子

「??どうして、お姉さまと彰人、睨めっこしてるの?」

 

一子の言葉に俺は

 

彰人・百代

「「いや、なんでもないよ」」

 

見事に被ってしまった。

 

一子

「?~?」

 

百代

「まあ、それよりも焼肉のお礼とは、粋なことをするな、その後輩は」

 

彰人

「ああ、そうだな」

 

確か、そのブツブツ独り言を言っていた子だよな、まあ隙がまったく無かったのだがな。

 

そして、俺らは島津寮の前に来た。

 


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