真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第二十四話##

 

轟音とともに、二階に行って見ると、そこには一応、全員服は着ていたのだが、

 

彰人

「一体、なにがあったんだ、百代?」

 

そう、なぜか女子の風呂場が無くなっていた。そしてそこに管理人である、麗子さんが来た。

 

麗子

「まったく、人が記憶を思い出すところで泣いているのに、ってこれはどうしたんだい?」

 

一子

「記憶を戻す?」

 

大和

「韓流ドラマだろ」

 

いや、いや、冷静にそこを指摘するな。まあ、いきなりこうなればな、ってまさか

 

彰人

「おい、百代。もしかして壊「して無いからな、私はどちらかというと」」

 

クリス

「私を助けてくださいました」

 

クリスがそう言うが。

 

麗子

「それで、一体なにがあったんだい?」

 

百代

「えーと、だな簡潔にしか述べられないから、簡潔に言う」

 

なんて、説明の仕方だよ。

 

百代

「お風呂に入った、そしてら変な音がした、そして爆発した。」

 

なんだそりゃ、ん、ちょっと待てよ。

 

彰人

「すまん、入るぞ」

 

そして、奥に入り、ようやくそのわけが分かった。

 

彰人

「おいおい、麗子さんこれ、錆びて腐ってるよ、それで、この官が爆発したんだろ、ただでさえここは温泉ひいているんだから」

 

そして、そこにさらに大和も来て

 

大和

「てか、これでよく無事だったな。この配線とか剥きでてるし、それにこれは、なんだ?」

 

彰人

「ああ、たぶんだが、これは浴槽?」

 

そう、なぜかそこには、百代のたぶん体の後のようなモノがついた、岩があった。

 

麗子

「そうなのかい、そりゃ、今回はごめんねぇ」

 

百代

「いいさ、私は無傷だし、それにクリスも無事、さらに言うならばけが人はゼロ、丁度ワン子は出ていたしな」

 

麗子

「ホントに、申し訳ないねぇ、これはやっぱ伸ばしに伸ばしたリホームが原因かねぇ」

 

そして、そのままこちらにお辞儀をして

 

麗子

「今回は、どうもね、もしかしたらけが人を出しちゃうところだったのに」

 

クリス

「いや、私は大丈夫だ、それに今回はモモ先輩に感謝しないといけない、ありがとう」

 

百代

「気にするな、きにするな。それに麗子さんも、別に今回は無傷だったし、それにお礼なら「百代」う、わかった、彰人」

 

麗子

「ホント、すまないね、一応そっちには連絡しとくから。それじゃ、今回の事で女子の方のお風呂はピッカピカにするから、工事が終わるまでは男子のお風呂になるね」

 

そして、なぜか落胆する、大和。あ、そうか、京か。

 

一子

「それじゃ、私は京に言ってくるわね」

 

彰人

「ああ、それが終わったら帰るぞ。」

 

一子

「は~い」

 

クリス

「それでは私は、上の一年生に言ってくる」

 

そう言うと、直ぐに一子が戻ってきた。

 

彰人

「お、早かったな。それで京の反応は」

 

一子

「え、え~と。混浴?」

 

大和

「入るのは、別だぁぁぁぁぁぁぁ~」

 

なんとも、ドンマイだ我が兄弟。

 

百代

「それじゃ、帰るぞ。ワン子、彰人」

 

彰人

「ああ、それじゃあな」

 

大和

「ああ、じゃあな。」

 

麗子

「ほんとにありがとねぇ」

 

そして、俺らは帰りだした。

 

一子

「ホント、いきなりビックリしたわ」

 

彰人

「それは俺のセリフだよ、人が大富豪しているときに、いきなりのあの爆発音だぞ。まったく一瞬だが、百代を心配してしまった。」

 

百代

「一瞬じゃなく、普通に心配しろよ」

 

そして、俺の頬を抓る

 

彰人

「いひゃい、いひゃい」

 

一子

「あはは、たしかに私は出た後だったから被害は無かったけど」

 

百代

「私は普通に、重傷でもおかしくなかったんだぞ」

 

彰人

「だろうな、クリスを庇い、さらには浴槽をもろに受けただろ、まったく無茶ばかりしやがって、お前に瞬間回復がなきゃ、普通に怒鳴って抱きしめていたよ」

 

百代

「う~、こういう時だけ、この私の必殺技を恨むぞ」

 

なんとも、百代は唸っている、そこに一子が

 

一子

「それじゃ、私は少し走ってくるから、二人は戻っていて」

 

そして、走り出す、一子。まったく元気だな、普通風呂入ったら眠くなるだろうに。

 

彰人

「はぁ~、ホントどうするんだ、百代」

 

百代

「う、今の妹を見ていても、やはり」

 

彰人

「見込みなしか。俺でもわかるがな、確かに努力ならばあいつは既に神だ、しかし、それでも」

 

百代

「才能の差か、川神院の師範代、これはそういうものだからな、これはどうしてもやれない」

 

彰人

「しょうがないさ、それにそろそろだろ、決めさせるか、諦めさせるか。」

 

百代

「ああ、それはジジイと話して、一学期が丁度終わった時に、私が決めることにした」

 

その時の百代の顔は、悲しそうであるが既に、川神院の跡取りの顔だった。

 

彰人

「そうか」

 

俺は短く言うと、百代の肩を抱いた。こんなことしか出来ないからな、俺は川神流じゃない、俺はその“資格”はないから。

 

百代

「よし、辛気臭いのはこれでお終いだ。」

 

そして、まあ空元気だろうが百代はそう言う。

 

彰人

「あ、そうだ。百代、お前今日、クリスを守るといういい事をしたから、俺からなんかしてやろうか?」

 

百代

「ほ、ホントか!」

 

なんともホントに元気になる百代。まったくこの彼女は、彼氏をなんだと思っている。

 

百代

「それじゃ、戻ったら、お風呂に入ろうな、しかも今回はすべてお前が私を洗うんだ。」

 

はい、なんて言いましたこの子。

 

彰人

「待て、百代。お風呂は既に入っただろうが」

 

百代

「関係なしだ、それになんかしてくれるのだろう」

 

彰人

「はぁ~、分かった、俺の負けだ。だけどなんで俺が洗うんだ、洗いっこならよくするだろうが?」

 

そう言うと、百代は指を立てて、ち、ち、ち。と指を動かし。

 

百代

「違うぞ、私はただ、彰人を見ているだけだぞ。そして彰人はただ私を洗うだけだぞ、もちろん体の隅々に髪もな」

 

女の髪は命ではないのか?しかしそれが要望ならばしょうがない。

 

彰人

「そんなもんかね」

 

百代

「そんな、もんだ。それに寝るのも一緒だからな」

 

彰人

「なにを当たり前のことを、それにこんなことがなくても、寝るだろうが」

 

百代

「♪~♪」

 

その質問に答えるように、腕にしがみ付いている、百代。そして、帰り、今日も終了。

 

 

Side まゆっち

 

まゆっち

「今日は、楽しかったですね。」

 

松風

「だけど、未だに仲間に入れない、これもまた結果だ」

 

まゆっち

「うわ~~~~~~~~~ん」

 

今日も、一人で完結する、黛の娘でした。

 

Side out

 

 

さて、今日も始まってしまった、この日曜日。てか久々の日本の日曜日だ、しかしやることが・・・・・・あ、今日から普通に川神院で鍛錬でもするか。しかし

 

百代

「ふー、ふー、うー、彰人~~」

 

なんですか、この人は、なんでこんなにも無防備なんですか、完全に狙っているんですか。

 

百代

「チラっ」

 

て、おいおい。

 

彰人

「百代、起きてるだろうが」

 

百代

「う~、なんだよう。普通、こんな美人が無防備で寝ていたら、襲えよ~」

 

彰人

「なにを、朝からいいますか」

 

百代

「なら、夜なら?」

 

彰人

「も~も~よ~」

 

そして、俺らは起きた、しかし時刻は、まだ六時前であった、これなら少しは鍛錬できるかな。

 

百代

「あれ、ホントに起きてしまうのか、まだ早いぞ?」

 

彰人

「ああ、ちょっと鍛錬してくる。ま、寝ていたいなら寝とけ。」

 

百代

「う~、寝ろよ~」

 

そして、抱きしめてくる、百代。しょうがないな

 

彰人

「はいはい、それじゃ、これで、チュッ。んじゃ寝てろ。」

 

百代

「あ、う、うん。そうしとく////////」

 

うんうん、素直に赤い顔を見て、役得役得。さてそれではいっちょやりますか。そして俺は川神院の中心で、本気になった。

 

彰人

「はぁーーーーーーーーーっ!」

 

最初に、右、次に左、さらに上に上がり。

 

「この一撃だ!!」

 

そして、“右腕”を振り落とした。そしてそこにはなにもなくなった。そう、物もそして酸素すら、そしてその場は無となった。それは俺の腕なのかそれとも既に俺の腕じゃないのかわからない、しかしこの腕は一事で言えば、危険すぎるな、やはり、それにこれを人に向けたらどうなるか・・・・・・考えたくないな、

 

「それじゃ、次はこの左腕か。それじゃ蛇、出て来い」

 

そして、俺の左腕は、いや体全体に巻きつく蛇、お前も大変だよな、そんなに鎖に巻かれてさ、しかし

 

彰人

「さすがに、見るなら普通に見てくれ、鉄爺」

 

そして、そこから鉄爺が現れた。

 

鉄心

「ほ、ほ、ほ。相変わらず、凄いのう、それにその右腕」

 

彰人

「うん、これが俺の奥義だよ」

 

鉄心

「そうか、しかし彰人よ、あの刀はなんなのじゃ?百代は触れたのじゃが、ルーや一子は触れるものじゃないのじゃろう。」

 

彰人

「ああ、そうだよ。あの刀は・・・・・・フツノ」

 

この言葉を言ってから、鉄爺はいつも開けない目を開けて。

 

鉄心

「それが彼の神殺しの刀。」

 

彰人

「ああ、その通りだよ。鉄爺、これは俺しか持てないよ、だって俺が“持つわけじゃないんだから”」

 

鉄心

「そうか、そうか。それでは彰人、一勝負はどうじゃ?」

 

この老人は、まったく

 

彰人

「いいよ、久々に本気でいくから、これも暴れさせるよ」

 

そして、俺は左腕を挙げて、そしてその腕で相手を指差し、

 

「行くよ、鉄爺」

 

そして、開幕を告げた、震度5ぐらいの勝負を。

 


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