真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第二十三話##

 

島津寮に入ると、居たのは京だけだった。

 

百代

「ほら、肉を持ってきたぞ」

 

「うん、承る」

 

そして、俺らが持ってきた肉を冷蔵庫に入れ、キャップが来た。

 

キャップ

「やっと来たかよ、俺を腹ペコで殺す気か」

 

なんともキャップらしい回答だ、それじゃ

 

彰人

「それじゃ、大和を呼んで来るから、炭火の用意よろしくな」

 

百代

「お、それならば、私も行くぞ。それじゃ京はクリスを」

 

と、その時クリスは降りてきた。

 

クリス

「下から声がしたので来たのだが」

 

うむ、なんともグットタイミング。

 

彰人

「それじゃ、百代行くよ」

 

百代

「ああ」

 

そして俺は大和の部屋の前に来たら百代がいきなり

 

百代

「ふははは、いきなりのお姉さんの登場だ、大和。エロ本とか読んでないだろうな」

 

なんとも、この彼女、プライバシーの欠片も無いようだ。そして俺の続けて入り

 

大和

「姉さん、普通ノックぐらいしなさい。これは常識だぞ」

 

なんとも弟に怒られている百代が居た、しかしこの前に来た時から不思議だが、なんであの“愛”と書いてある兜があるんだろう。あ、そうか直江だからか、まったく大和め。

 

百代

「なんだよ、読んでないのかよ。しかし大和、あのティッシュとか「こら、百代」ん、彰人?」

 

大和

「兄弟、助けるのが遅いぞ」

 

彰人

「はぁ~、百代ダメだろ、ノックぐらいはしなさい、そしてそれを言っているそばからタンスを」

 

百代

「ご開帳♪・・・・・・あれ、エロ本がないぞ、大和」

 

大和・彰人

「人の話を聞こうか百代(姉さん)」

 

百代

「え、あ、すまん」

 

彰人

「すまんな、大和。これの契約のせいだと思ってくれ」

 

そして、大和が

 

大和

「俺はなんであの時、うんと、頷いてしまったんだ」

 

過去を嘆いていました。まあしょうがないか。

 

彰人

「それじゃ、俺らが来たから」

 

大和

「ああ、飯なんだろ。俺も死にそうだった」

 

百代

「そうか、そうか。それならレッツゴウ♪」

 

そして、この室内でも俺の腕に抱きつく、百代。そしてそれを後ろからヤレヤレ顔で見る大和。そして食堂に行ってみると。

 

一子

「まだ、まだ?」

 

なんとも犬の如く、尻尾があれば間違いなく、振っていそうな一子。そして

 

キャップ

「お前らが焼くとてきとうだから、俺が焼く。見よ、このバイトで学んだテクを」

 

そして、鍋奉行もとい、焼き奉行のキャップが仕切るなか、歓迎会が始まった。その時

 

キャップ

「そうだ、二階に居る、あの一年生も呼んであげようぜ。クリス、すまんが」

 

クリス

「ああ、行って来よう」

 

そして、クリスが一年を迎えに行ったが、なんだろう。男子異様に少ない。

 

彰人

「あれ、モロと岳人は?」

 

俺の質問に大和は微妙な顔をして

 

大和

「ああ、モロはおじいさんのお世話、岳人は・・・・・・・魍魎の匣?だったかな」

 

百代

「なんだ、そのネーミングセンスの無さは」

 

大和

「いや、俺に言われてもわからない。」

 

なんとも岳人も変な道だけは行かないでくれよ。そして、クリスが戻って来た。刀を持った女の子を連れてきて。

 

「え、あ、あの、しょ、招待いた、いただきあ、ありがとうございます。」

 

キャップ

「(お、なんかこいつも中々おもしろうだな。っと肉肉。)」

 

なんとも、緊張している子がって、目、怖っ!・・・・・・しかし一年にしてはいいプロポーション。しかし百代の方が、

 

百代

「あ~き~と~」

 

あ、あれ?

 

彰人

「いひゃい、いひゃい。ふひまへん、すひません」

 

だって、これは男なのだからしょうがないだろう。

 

一子

「ねぇ~もういい?」

 

キャップ

「おう、いいぞ。ほら、食うがいい」

 

一子

「うまうま」

 

クリス

「まさしく、犬だな。まったく。」

 

「やっぱ、このチリソースはいい飲み物だ」

 

そして、京は京でごくごく激辛ソースを飲んでいた。大和はちゃんと安全に肉を食べていた。

 

彰人

「しかし、ここで焼肉とは新鮮だな」

 

百代

「そうだな、しかしクリスの箸の使い方は見事だな」

 

クリス

「はい、ここに来るまでに一生懸命頑張りましたから。それにここのお肉おいしいです」

 

キャップ

「そうだろう、さすが俺、一年もうまいだろ」

 

「はい、これまいうーですね」

 

大和

「な、この肉って」

 

「あ、あれ~。まいうーがスルーされました。」

 

松風

「がんばれ~まゆっち」

 

なんだろう、あの一年生、なんかブツブツ言っているが

 

一子

「お肉~、お肉~」

 

キャップ

「さわしぃ、やっちゃな~。京、なんか代わりのもん頼む」

 

「うん、それらなこのキャベツを」

 

一子

「それ、塩かけ過ぎ、塩分の取り過ぎは体に良くないんだから」

 

「もう、しょうがないな~」

 

そして、ちゃんと塩を落とすところはやさしい。しかし

 

「なら、おねだりしてみなさい」

 

なんてこと言うんですか、しかしさらに

 

一子

「私の口にキャベツを捻じ込んでください」

 

なんかすでに調教が完了しているんだが、

 

大和

「おい、お宅らの妹さん調教されているが」

 

百代

「なら、彰人は私を調教してくれ」

 

彰人

「すまん、兄弟。こっちにも火の粉が出てきた」

 

大和

「ここのメンバーは普通な奴がいないのか・・・・・・」

 

そしてご飯が炊けたようで

 

「あ、ご飯出来たみたいね」

 

一子

「すいませ~ん、ご飯持ってきちゃってください」

 

「ホントにお客さんみたいだね」

 

そして、一子に大盛りのご飯を渡した。

 

クリス

「自分もくれるだろうか」

 

やはり、日本が大好きなためかここでご飯を求めるとは、しかし

 

「それなら、白いのをいっぱいくださいと言ってみなさい」

 

なんで、この人はクリスまでこのフリを渡すんだ

 

クリス

「白いのをいっぱいください?」

 

てか、この子、

 

「ホント、ワン子といいクリスといいピィアだね」

 

ホント俺もそう思うよ。

 

大和

「お前が、黒々とし過ぎなんだよ」

 

「うん、大和のせいでね」

 

彰人

「きょ兄弟?」

 

百代

「意外だな~、弟」

 

大和

「そこで、俺を生暖かい目で見るな、そこの夫婦」

 

彰人

「ま、そういうことにしておこう、京俺にもご飯くれ」

 

そう言うと、なぜかすでに百代がご飯を用意していてくれた。

 

百代

「ふ、ふ、ふ。これこそ、彰人の嫁である私の務めだ!!!」

 

いやいや、なぜに!マークが三つも、まあしかし悪くないな。

 

「いいな~、チラ、チラ。」

 

大和

「そこで、露骨に俺を見るな、京」

 

一子

「ね~、そろそろ、変わろうか?」

 

キャップ

「いい、いい。俺が焼いてるから」

 

クリス

「ホント、犬だな。」

 

キャップ

「ほら、肉焼けたぞ」

 

一子

「先鋒なら、お任せあれー」

 

クリス

「む、抜け駆けは軍法違反だぞ!」

 

いやいや、くりすさん、軍法ってここには・・・・・・まあ、戦場か。

 

百代

「ほい、彰人。あ~ん」

 

彰人

「あ~ん、それで大和、お前さんの親父殿は元気か?」

 

大和

「ああ、なんでも今、丁度いい調子らしい」

 

「いい加減突っ込みすらいれなくなったね、大和」

 

彰人

「あ、そうそう、百代の方は?」

 

百代

「ああ、未だに、旅してるよ、まったくいつになるやら、どの道川神院を継ぐのは私だしな。それに既にお前がいるから、跡継ぎの心配は無いな、と手紙が来た。頑張らないとな、彰人」

 

あははは、すでに出来ていてもおかしくないがな。

 

大和

「すでに、未来まで大変とは、同情はしておくよ」

 

一子

「やっぱ。川神市の工業地帯と焼肉は合うわ。」

 

クリス

「お前は何を言っているだ?」

 

そんなこんなで、歓迎パーティーは終わった。そして、他の女子連中は風呂に行ってしまった。そして俺と大和、キャップは夜からバイトのようで早々に消えてしまった、そして今やっているのは

 

クッキー

「これで、どうだ!」

 

大和

「ふ、ふ、ふ。そこはジョーカーだ」

 

クッキー

「な、なんだって」

 

そう、大富豪をしながら、暇を潰していた。

 

彰人

「それじゃ、スペ3で」

 

大和

「う、きょ兄弟。それは」

 

彰人

「それじゃ、俺は六の革命で、お終いだ」

 

クッキー

「うわ、また彰人の勝ちか、大和のと同じくらいの頭が回るんだね。それなら」

 

クッキー2

「この私と、チェスでもどうかな?」

 

なんで、変形するんだよ、とその時

 

“ドガァァァァァァァァァァァァァァァァン”

 

いきなりの爆音に、ビックリした、そしていきなりドアが開いて

 

一子

「大和、彰人、大変、大変。女子風呂が爆発したわ!!」

 

なんとも、管理人さん呼んだ方がいいかな、それよりも百代は・・・・・・まあ無事かな。しかし心配なので俺と大和は、そのまま女子風呂に向かった。


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