真剣で最強が恋をした   作:ブラックサレナ

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##第二十一話##

Side 大和

 

さて、今日は確か、朝十時に河川敷って

 

大和

「なんで、お前が俺のところで、寝ているんだ!!」

 

そう、なぜか、京が俺の布団の中にいた。

 

「既成事実、ぽっ」

 

大和

「何が既成事実だ!!」

 

「く、く、く。それはどうでしょう」

 

ならば、

 

大和

「そうだったとしたら、お前はこんな朝は元気じゃない」

 

「え!?」

 

大和

「散々の誘惑が溜まりに溜まり、お前はこんな元気じゃないだろう」

 

その言葉に、京の顔は真っ赤になり、

 

「具体的には」

 

そう来ましたか、

 

大和

「いいから、出ろ」

 

そして、俺の部屋から出した。

 

「朝から、生殺し~」

 

朝から大変だな、俺。

 

Side out

 

ふわ~、今日も良い朝だな。しかし

 

百代

「ふにゃ~、彰人~」

 

なんとも朝から刺激が強いことで、いかんだろ、無意識にして俺に抱きついているのは。しかしそろそろ起きないと不味いな、それでは

 

彰人

「お~い、起きろ百代」

 

百代

「う~ん、いいじゃないか~」

 

彰人

「そうか、朝のキスはなs「おはよう、彰人」うんうん、素直でよろしい」

 

なんとも出来た彼女、え、誰が調教教官だって、俺はただ百代を俺の物にシタダケダヨ。

 

百代

「う~、彰人。起きたぞ、だから」

 

彰人

「おっとそうだった、百代おはよう」

 

そして、やさしいキスをする。

 

彰人

「それじゃ、着替えるか」

 

百代

「なんだったら「さ、どこだったけ?」う~無視するな~」

 

そして、頬を抓られる俺。そこに一子登場。

 

一子

「やっぱりお姉さま、彰人の所に居た。お姉さま、彰人、そろそろ朝食ですよ、だから早くきてね」

 

なんともよく出来た妹だな、まあ知力は皆無だが

 

彰人

「ああ、すまない。今すぐ行くよ。ほら百代」

 

百代

「うん、ああ」

 

そして、なぜか俺のクローゼットにある百代の服。ホントなぜ?まあ俺の服はあまり無いからいいが。

そして、俺らは朝食となった。

 

 

Side まゆっち

 

まゆっち

「拝啓、父上・・・・・・・かしこ」

 

松風

「まあ、なんでこんなことしてるんだろう」

 

まゆっち

「お友達がまだいないからです~」

 

松風

「ファイトだぜ、今日こそ、あの風間グループに入れてもらうんだろう?」

 

まゆっち

「そ、そうですが」

 

松風

「入れてYO、YOU言っちゃいなよ」

 

今日も、友達100人計画を頑張っている、剣聖の娘でした。

 

Side out

 

 

さて、朝から程よく、時間が経ち、現在野球をしている、俺ら。キャップはクリスを勧誘に行った。

 

ちなみに打者は

 

岳人

「よーし、一発決めてやる(←打者)」

 

「内野ゴロはアウトだから(←投手)」

 

岳人

「ゴロなんて、論外。狙うなら場外だ!」

 

百代

「しかし、京は中々の球投げるぞ(←捕手)」

 

「それでは外野の皆さん、よろしく」

 

一子

「まっかせなさい(←レフト)」

 

大和

「ああ。(←ライト)」

 

彰人

「まあ、どうにかする(←センター)」

 

そして、第一球。なんともゆるいボール、あれではホントに

 

「イケメンには打てないボール」

 

なんてことを言うと

 

岳人

「マジで!(スル)」

 

そして、百代のもとに

 

「ワンストライク」

 

なんとも

 

岳人

「ち、真面目にやれよ京」

 

まあ、確かにそうなんだが、なぜだろう岳人がバカなだけのように思う。

 

「やだよ、そんなの」

 

と、その時

 

大和

「京、ちゃんとやってやれ」

 

「承りました」

 

なんともさすが大和LOVEだな。

 

岳人

「ああもうねぇ、絶てぇ打つ」

 

そして、第二球

 

“カキーン”

 

「あれ?打たれた」

 

岳人

「よっしゃぁー、この高さなら場外だろ」

 

なんともしかし、確かにあの高さならホームランだろうが、あれ取りに行くの面倒だな、なら。

 

百代

「甘いな、岳人。センターには私の夫がいるんだぞ。」

 

岳人

「へ?」

 

そして、俺は飛んだ。そして

 

大和

「ナイスキャッチだ、彰人(←一歩も動いていない)」

 

一子

「さすがね、彰人(←俺と同じく空中にいる)」

 

「はい、ワンアウト」

 

岳人

「卑怯だぞ、なんなんだよ、あれは!」

 

百代

「さすが、私の夫」

 

大和

「だが、ワンアウトだぞ。」

 

岳人

「あ、今の言葉、カチンと来た、大和、ちょっと変われ、お前打者な。」

 

そして、その頃キャップ達は

 

キャップ

「どうだ、クリス?」

 

クリス

「ああ、楽しいそうだ。いつもああなのか?」

 

キャップ

「まあ、今回は野球だな、だけど季節やその時々でかわるな」

 

クリス

「そうなのか、実に楽しそうだ」

 

キャップ

「なら、一緒に遊ぶか?」

 

クリス

「いいのか?」

 

キャップ

「ああ、昨日にそういう事は話しているから」

 

そして、今回の勧誘は成功のようだ。

 

「クリス、入るって」

 

一子

「あら、随分あっさりね」

 

そして、クリスが俺らのもとに来た。そしてうちの犬がこう言った。

 

一子

「クリ、このグループだと私が先輩だぞー」

 

バカが・・・・しかし

 

クリス

「む、犬か」

 

この反応、さすが中将殿の娘、そして百代からの提案

 

百代

「ならば、今日は島津寮でプチ宴だな、川神院から肉持っていくからな、その後私と彰人のノロケを「百代」う~、いいじゃないか」

 

なんとも、隙あらばノロケって、ほら見てみろ岳人とか俺を羨ましそうに見ているじゃないか。

 

クリス

「こんなに早く友達が出来るとは、うれしいな」

 

モロ

「それじゃ、野球の続きでもやる、僕ファーストね。さすがに運動もしないと」

 

そして、野球再開。

 

彰人

「それじゃ、俺打者で」

 

俺がそう言うと、誰も投手がいなくなり

 

大和

「ま、彰人は打者は無しで」

 

この一言が俺の心にクリーンヒット。

 

クリス

「それでは私が打者だ」

 

一子

「それなら、私が投手よ」

 

そして、なぜかまたセンターの俺、なんでだよ・・・・・・・

そして、第一球。

 

一子

「いっけぇー、川神流、パ・リーグ一号!!」

 

クリス

「なんのっ!」

 

そして、大きくボールは中に浮き。

 

百代

「アウトだな」

 

なんと捕手の百代がキャッチ、ようはただ単に上がっただけのようだ。

 

一子

「クリも大したこと無いのね」

 

クリス

「なんだと、犬。それならば今度は交換だ」

 

なんとも両者、同じ性格なのか、なんとも負けず嫌いなのか。

 

大和

「なんだ、かんだで、どうにかなりそうだな」

 

大和がこんなことをいうが。

 

「油断大敵だよ、ちなみに私は夜が油断だらけ」

 

大和

「誰も聞いてないから」

 

さすが、兄弟。キラーパスもスルーとは、

 

彰人

「しかし岳人、お前また筋力だけ上がったか?」

 

岳人

「なんだ、彰人。筋力だけって、これでも俺様、もてるように」

 

「なっていればよかったね」

 

岳人

「なんでだ、なんで、俺様のかっこよさが分からない」

 

と、言って泣き崩れる、セカンド。その時

 

クリス

「あ、しまった」

 

なんか打たれたらしいな、しかし、あの距離なら。

 

「残念でした。」

 

まあこうだろうな。最近京は接近戦もできるようになったとか百代に聞いたな、大和襲われないようにな。


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